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白浜駅

日本の和歌山県西牟婁郡白浜町にある西日本旅客鉄道の駅

白浜駅(しらはまえき)は、和歌山県西牟婁郡白浜町堅田にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)紀勢本線(きのくに線)のである。事務管コードは▲622064[2]

白浜駅*
駅正面
駅正面
しらはま
Shirahama
紀伊富田 (2.9km)
(4.3km) 朝来
所在地 和歌山県西牟婁郡白浜町堅田1475
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
所属路線 W 紀勢本線(きのくに線)
キロ程 275.4km(亀山起点)
新宮から95.2km
電報略号 シラ
駅構造 地上駅
ホーム 2面4線
乗車人員
-統計年度-
744人/日(降車客含まず)
-2017年-
開業年月日 1933年昭和8年)12月20日[1]
備考 直営駅
窓口営業時間6:10~20:00
みどりの窓口
(自動券売機 有)
* 1965年に白浜口駅から改称。
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目次

概要編集

日本三古湯のひとつである白浜温泉の玄関口。特急「くろしお」の全列車が停車し、さらにそのうちおよそ半数が当駅で新大阪・京都方面へ折り返す。

コンコース・待合室・こ線橋など駅構内は、社員による季節ごとの装飾を施している。このほか、白浜町内の白良浜が、アメリカ合衆国ハワイ州ワイキキビーチ友好姉妹浜提携をしていることもあり、夏季(6月1日から8月31日)には白浜町の観光業界全体での取り組みとして、駅係員・駅レンタカー社員・キヨスク店員がアロハシャツを着用するなどの試みが実施されており[3]北陸本線加賀温泉駅と姉妹駅提携がされている。

歴史編集

1933年(昭和8年)12月、国有鉄道紀勢西線の紀伊田辺駅から紀伊富田駅までの開通と共に紀勢西線の白浜口駅(しらはまぐちえき)として開業し、1965年(昭和40年)3月1日に現在の白浜に改称された。この日には同線の紀伊椿駅(現・椿駅)および紀伊湯浅駅(現・湯浅駅)、阪和線の金岡駅(現・堺市駅)がそれぞれ改称されている。

沿革編集

駅構造編集

 
プラットホーム
 
待合室

地上駅単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線に加えて、単式ホームの朝来駅側に切欠きの0番のりばが設けられ、合わせて2面4線の構造となる。跨線橋にはエスカレーターが設置されており新宮側に1番と2番・3番をつなぐ車いす専用スロープがある(専用通路の利用は駅係員の介助が必要)。

以前は切欠きホーム部分が1番のりば・単式ホーム本線部分が2番のりば、島式ホームに3番・4番のりばといった番号の割り振りがされていたが、旅客に混乱を招く事態がしばしば起きたことから、2008年3月15日のダイヤ改正で、切欠き部分の呼称が0番のりばに変更された。またそれに伴って以前の2番・3番・4番のりばが、それぞれ1番・2番・3番のりばとなった他、ホームがゆるやかなカーブ状であるので列車入線時は係員が乗客の安全確保と万一の転落事故防止のため、到着・出発監視を行っている。

単式ホームに接して建てられた駅舎は1984年昭和59年)に改築・竣工したもので、近代的な建築である。駅舎内には待合所の他にキヨスク、有料の携帯電話自動充電器や観光案内所もある。直営駅みどりの窓口設置駅。発売窓口2ヶ所、改札内に精算用の窓口1ヶ所、自動券売機が2台設置されているが、みどりの券売機および自動改札機は設置されていない。トイレは、設置されている。

かつては、白浜町内の旅館・ホテルの宿泊手配などの旅行業のほか、アドベンチャーワールド白浜エネルギーランド入園券および明光バスフリー乗車券の発売受託も行っていたが、現在は駅レンタカーレンタサイクル業務のみ行っている。

自動体外式除細動器 (AED) が設置されている。「こども110番の駅」にも指定されている[6]

直営駅であり、紀伊田辺駅管理駅)傘下の地区駅として地区駅長が配置されている。かつては管理駅でありながら、被管理駅を持たない単独駅であった。しかし、旧新宮鉄道部の管轄エリア見直しにより2008年11月1日付で紀伊富田・椿・紀伊日置・周参見の各駅が当駅の管轄になった。その後管轄駅エリアの再見直しにより2012年6月1日付けをもって紀伊田辺駅の管理エリアと統合された[4]。隣接する駅には無人駅が多数点在することから、単独駅時代から新宮方面への列車が遅れた場合は無人駅である紀伊富田・椿・紀伊日置・江住・見老津の各駅と簡易委託駅の周参見駅へ運行状況の一斉放送なども行っているほか、和歌山方面への列車が当駅を延発した場合は紀伊田辺駅へ連絡し接続列車の出発を遅らせる措置をとっている。

のりば編集

のりば 路線 行先 備考
0 W きのくに線 和歌山天王寺新大阪京都方面 当駅始発特急の一部のみ
1 一部3番のりば
串本紀伊勝浦新宮方面
2 串本・紀伊勝浦・新宮方面
3 和歌山・天王寺・新大阪・京都方面

上表の路線名は旅客案内上の名称(愛称)で表記している。なお、以下を含め特記なき場合は定期運転の列車について記述する。

0番のりばは串本側が行き止まりになった切欠ホームであるため、和歌山方面へ折り返す特急の一部のみが発着する。3番のりばも基本的に和歌山方面への折り返し特急専用として使われているが、1番のりばからの始発特急も設定されている。また、新宮方面のみ当駅で特急に追い抜かれる普通列車が1日1本設定されている。

新宮方面から和歌山方面へ向かう列車(特急含む)はすべて1番のりばを使用する。一方、和歌山方面から新宮方面への列車(特急含む)は、時間帯によって1番のりば・2番のりばの双方から発車し、行違いの有無はあまり関係ない。

ホームの先の新宮方には引上線があり、特急列車の増解結車両や臨時列車が待機することがある。ただし、夜間滞泊は設定されていない。当駅と紀伊田辺駅の間で回送列車が運行されている。

利用状況編集

近年の1日平均乗車人員は以下の通り[7]

年度 1日平均
乗車人員
1998年 1,345
1999年 1,313
2000年 1,245
2001年 1,191
2002年 1,066
2003年 1,070
2004年 959
2005年 901
2006年 897
2007年 906
2008年 900
2009年 843
2010年 850
2011年 792
2012年 764
2013年 759
2014年 742
2015年 800
2016年 726
2017年 744

駅周辺編集

白浜町の市街地からは約5kmほど離れており、駅の周辺には土産物屋などが若干あるのみとなるが、白浜温泉への玄関口として、駅前から白浜温泉・南紀白浜空港紀伊田辺駅南和歌山医療センター新庄総合公園椿温泉などへのバスが出ている。また、駅敷地には各社タクシー会社の乗り場や、送迎用車両の無料駐車スペースも設けられている。

駅の南西には、中国以外では世界最多の7頭のジャイアントパンダを飼育していることなどで知られる動物園・遊園地複合型施設であるアドベンチャーワールドと、南紀白浜空港(羽田空港への定期便が一日3便)があり、まっすぐ西へ行くと白浜温泉の温泉街がある。また、駅の周辺にはゴルフ場が点在している。堅田漁業協同組合が経営する「とれとれ市場南紀白浜」は、地元で水揚げされた魚などを売る観光のための市場である。

駅入口には、ジャイアントパンダのオブジェと「ようこそ白浜温泉へ」と書かれた暖簾がある。

 
駅舎(2011年4月10日撮影)
 
駅前にある土産物店店舗。道路を挟み駅ロータリーに面して立地。
 
パンダのオブジェ。正面出入口・新宮方に設置。

その他編集

  • 往復特急利用や当駅発着となる特別企画乗車券の利用で天王寺方面の往復の場合は、隣接する「白浜町営駐車場」の利用が48時間以内に限り無料となる「パークアンドライド」を実施している(当駅にて購入に限り他の駅や旅行会社での購入は除く)。なお、駐車スペースは10台分用意されている。
  • 2011年3月12日よりこれまで使用されていた列車接近自動放送が更新され、自動放送と列車接近メロディによるものに変わった。

隣の駅編集

※特急「くろしお」の隣の停車駅は、くろしお (列車)を参照。

西日本旅客鉄道
W きのくに線(紀勢本線)
紀伊富田駅 - 白浜駅 - 朝来駅

脚注編集

  1. ^ a b c d 曽根悟(監修)『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』25号 紀勢本線・参宮線・名松線、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集)、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年1月10日、19-21頁。
  2. ^ 日本国有鉄道旅客局(1984)『鉄道・航路旅客運賃・料金算出表 昭和59年4月20日現行』。
  3. ^ 2005年4月25日に発生したJR福知山線脱線事故により自粛していた時期がある。
  4. ^ a b 地区駅長制度:JR西が導入、来月から4駅 自治体、住民と連携 /和歌山 2012年5月22日配信
  5. ^ 和歌山県内の特急 「くろしお」号停車駅で、ICOCAがご利用できるようになります! 西日本旅客鉄道 ニュースリリース 2016年8月9日
  6. ^ こども110番の駅 実施駅 - JR西日本(2012年3月15日閲覧)
  7. ^ 『和歌山県統計年鑑』及び『和歌山県公共交通機関等資料集』
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関連項目編集

外部リンク編集