矢野健太郎 (数学者)

日本の数学者

矢野 健太郎(やの けんたろう、1912年(明治45年)3月1日 - 1993年(平成5年)12月25日)は、日本数学者東京工業大学名誉教授。専門は微分幾何学従三位勲二等瑞宝章。数学教育、一般への啓蒙についても精力的に活動し、この方面に関する著作も多い。

矢野 健太郎
(やの けんたろう)
生誕 1912年3月1日
日本の旗 日本
死没 (1993-12-25) 1993年12月25日(81歳没)
研究分野 微分幾何学
研究機関 東京大学
東京工業大学
プリンストン高等研究所
新潟大学
サザンプトン大学
リバプール大学
アバディーン大学
香港大学
ワシントン大学
カルフォルニア大学
イリノイ大学
ミシガン大学
出身校 東京大学
主な受賞歴 勲二等瑞宝章
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来歴編集

彫刻家の子として当時の東京府東京市に生まれた。市立東京二中旧制東京高校東京帝国大学理学部数学科を卒業後、同大学助教授、東京工業大学教授、旧制武蔵高等学校教授などを務めた。1950年〜1952年にはプリンストン高等研究所に滞在。

人物編集

数学者として編集

小学生のときにアインシュタインの訪日と相対性理論に関するニュースを聞く。旧制高校在籍中に、相対性理論を理解するには微分幾何学、特にその中のリーマン幾何学を良く理解していなければならないと、当時東大助教授だった理論物理学者の山内恭彦に言われ[1][2]東京帝国大学では幾何学を専攻、1934年(昭和9年)に卒業して大学院に進む。同時に東京物理学校の講師に就任。その当時グレゴリオ・リッチ (Curbustro Gregorio Ricci) 、レビ・チビタ (Tullio Levi-Civita) などの絶対微分学が確立されつつある時代で、いち早くその重要性に着目した。またおなじころ、発展中であった、エリ・カルタンの接続の概念に注目し、カルタンの下での研究を志し、1936年(昭和11年)にパリ大学へ留学した。

パリ大学で提出した射影接続空間に関する論文により理学博士の学位を得る。1941年 東京大学 、理学博士 論文は仏文である。「共形接続空間の理論について(仏文)」。[3] 高校生のときから相対性理論に興味を持っていたこともあり、統一場理論に関する論文も発表している。以後精力的に論文を発表していく。第二次大戦の影響で研究はややその速度を緩めるが、終戦後は堰を切ったようにますます論文の数は増えていった。プリンストン高等研究所ではサロモン・ボホナー (en:Salomon Bochner) のもとで大域微分幾何学の研究を主に行い、ボホナーとの共著も出版されている。

当時、同じくプリンストン高等研究所にいたアインシュタインと親交を深める。矢野の夫人とアインシュタインが腕を組んでいる写真は矢野家の家宝とのことである。その当時のことを記した『アインシュタイン伝』[4]は代表作である。

以後も、世界中を飛び回り、客員教授や講演で活躍した。晩年になっても研究生活は継続し、共著や単独で多数の論文を発表した。

教育者として編集

矢野は多数の書物を執筆しており、その多くはいまでも広く読まれている。『数学通論』、『教養の数学』のような専門書、教科書から、『数学の楽しさ』、『数学物語』、『ゆかいな数学者たち』のような啓蒙書、エッセイ集、『解法のテクニック』などの大学受験参考書まで質的にも幅広い。遠山啓と共に雑誌『数学セミナー』の創刊に寄与し、多くの記事を執筆している[要出典]。またNHKのテレビ番組「暮らしの数学」のレギュラーも勤めた。

戦後しばらくし、岩波書店〈岩波全書〉で初学者向けの「数学入門シリーズ」が企画されたとき、矢野は『初等解析幾何学』と『代数入門』を執筆した。矢野の執筆した学生向けの入門書、参考書は、多くの大学・専門学校でテキストとして採用された。

日本の代表的な経済学者の一人の安井琢磨は、矢野との対談を含んだ自著のあとがきに、「卓越した数学者であるとともにすぐれた教育者」と矢野を紹介していた。

矢野の自宅の書斎には机が二つあり、片方は数学用、もう片方は本の執筆など数学研究以外の仕事のために使い分けていたとのことである[要出典]

その他編集

ある時、外国の数学者との場で「矢野」という名前の意味について話題になった時、矢=Vector、野=Fieldで、矢野=ベクトル場であると説明したが、ベクトル場(Vector Field)は微分幾何学で用いる基本的な概念であり、うまくできすぎているため即座には信じてもらえなかった。さらに「では小林昭七はどういう意味か」と問われて「小林=Littlewood」と答えたが、これも当時リトルウッドという有名な数学者がいたため信じてもらえなかった。居合わせたのが欧米人のみであったために、冗談と思われたのである。そこに、たまたま部屋へ入ってきた陳省身に確認してもらい、ようやく信じてもらえた。[1]

ヴァイオリンをたしなんだことでも知られている。

著作編集

単著編集

  • 『數學物語』小山書店〈少年少女世界文庫 第13編〉、1936年11月。 
    • 『数学物語』小山書店〈梟文庫 5〉、1949年。 
    • 『数学物語』角川書店角川文庫〉、1961年。 
    • 『数学物語』(新装版)角川学芸出版角川ソフィア文庫〉、2008年4月。ISBN 978-4-04-311802-1http://www.kadokawagakugei.com/detail.php?p_cd=200708000449 
  • 『初等リーマン幾何学』考へ方研究社、1942年。 
    • 『リーマン幾何学入門』森北出版〈数学ライブラリー 20〉、1971年。ISBN 4-627-00200-9 
  • 『角の三等分』創元社〈科学の泉 2〉、1943年。 
  • 『数の生ひ立ち』学習社〈学習社文庫〉、1947年。 
    • 『数の生いたち』(新訂)学習社、1953年。 
    • 『数の生いたち』(新版)岩崎書店〈学生の数学文庫 12〉、1957年。 
  • 『解析幾何学』東海書房、1947年。 
  • 『接続の幾何学』河出書房〈数学集書 2〉、1947年。 
    • 『接続の幾何学』(再版)河出書房〈数学集書 第2〉、1948年。 
  • 『図形の生い立ち』学習社〈学習社文庫〉、1948年。 
  • 『幾何学ノート 現代空間論序説』逍遥書院、1948年。 
  • 『微分方程式通論』東海書房〈東海数学叢書 第5〉、1948年。 
  • 『微分幾何学』朝倉書店〈数学全書 第10巻〉、1949年。 
  • 『数学風景』文藝春秋新社、1949年。 
  • 『初等解析幾何学』岩波書店〈岩波全書 第113〉、1950年。 
    • 『初等解析幾何学』(改訂版)岩波書店〈岩波全書〉、1970年。 
  • 『図形のふしぎ』中央公論社、1951年。 
  • 『食後の数学』読売新聞社、1953年。 
  • 『数学の話』岩波書店〈学生の数学文庫 第2〉、1953年。 
  • 『数学物語』生活百科刊行会、1954年。 
  • 『右と左 数学えとせとら』朝日新聞社〈朝日文化手帖〉、1954年。 
  • 『代数入門』岩波書店〈岩波全書〉、1955年。 
  • 『数学オンジエア 大人のための数学物語』生活百科刊行会、1955年。 
  • 『数学・ポ・プーリ』河出書房〈河出新書〉、1956年。 
  • 『微分積分学』裳華房、1956年3月。 
  • 『たのしく読もう考えよう さんすう教室 1~6年生』駒宮録郎ほか絵、実業之日本社、1956年。 
  • 『現代数学読本』日本評論新社、1957年。 
  • 『微分方程式 大学演習』裳華房、1957年。 
  • 『おもしろい形』野々口重絵、岩崎書店〈小学生の算数全集 4〉、1958年。 
  • 『代数学と幾何学』裳華房、1958年3月。 
  • 『数学さ・え・ら』日本評論新社、1958年。 
  • 『エレガントな解答』法政大学出版局、1958年。 
  • 『重要問題解法の手びき 数学1 代数篇』科学新興社、1958年。 
    • 『基本問題解法の手びき 数学1 代数』科学新興社、1959年。 
  • 『重要問題解法の手びき 数学1 幾何編』科学新興社、1958年。 
    • 『基本問題解法の手びき 数学1 幾何』科学新興社、1959年。 
  • 『重要問題解法の手びき 数学2』科学新興社、1958年。 
  • 『重要問題解法の手びき 数学3』科学新興社、1958年。 
  • 『わかる数の生いたち』岩崎書店〈中学生の数学教室 10〉、1959年。 
  • 『微分方程式』裳華房、1959年3月。 
  • 『教養の数学』裳華房、1960年。 
    • 『教養の数学』(改訂版)裳華房、1968年。 
  • 『数学むだばなし』新潮社、1960年。 
  • 『解析幾何学』朝倉書店〈朝倉数学講座 第3〉、1961年。 
    • 『解析幾何学』(復刊)朝倉書店〈朝倉数学講座 2〉、2004年3月。ISBN 4-254-11672-1 
  • 『数学うらばなし』有紀書房、1961年。 
  • 黒田孝郎ほか編 編 『微分と積分』共立出版〈市民の数学 第5〉、1961年。 
  • 『解析幾何学演習』朝倉書店〈朝倉数学講座 第4〉、1961年。 
  • 『数学通論』裳華房、1962年。 
    • 『数学通論』(改訂版)裳華房、1978年2月。 
  • 黒田孝郎ほか編 編 『数学の歩み』共立出版〈市民の数学 第1〉、1962年。 
  • 『暮しの数学』日本放送出版協会、1962年。 
  • 『数の世界』藤田正純ほか絵、小学館〈科学図説シリーズ 9〉、1963年。 
  • 『数学のすすめ 現代人の数学入門』河出書房新社〈Kawade Paperbacks〉、1963年。 
  • 『数学メランジュ』有紀書房、1963年。 
  • 黒田孝郎ほか編 編 『入門新しい数学』共立出版〈市民の数学 8〉、1963年。 
  • 『相対性理論』福原満洲雄監修、至文堂〈近代数学新書〉、1963年。 
  • 『怠け者の算数』同盟通信社、1963年。 
  • 『数学の考え方』講談社〈講談社現代新書〉、1964年。 
  • 『初等微分方程式』日本評論社、1964年。 
  • 『新・数学むだばなし』新潮社、1964年。 
  • 『空飛ぶ数学者』ダイヤモンド社、1965年。 
  • 『お母さまのさんすう』暮しの手帖社、1965年。 
    • 『お母さまのさんすう』暮しの手帖社、1984年4月。 
  • 『解法のテクニック 数学1』科学新興社、1965年4月。 
    • 『解法のテクニック 数学1』(改訂版)科学新興社、1975年11月。 
    • 『解法のテクニック 数学1』(3訂版)科学新興社、1977年。 
    • 『解法のテクニック 数学1 新課程』科学新興社、1982年。 
    • 『解法のテクニック 数学1』(改訂版)科学新興社、1985年。ISBN 4-7596-0009-4 
    • 『解法のテクニック 数学I』(3訂版)科学新興社、1992年1月。ISBN 4-7596-0014-0 
  • 『解法のテクニック 数学2B』科学新興社、1965年7月。 
    • 『解法のテクニック 数学2B』(改訂版)科学新興社、1977年1月。 
  • 『集合』共立出版〈新しい数学へのアプローチ 1〉、1966年。 
  • 『新しい数学』岩波書店〈岩波新書〉、1966年。 
  • 『数学の考え方・学び方』ダイヤモンド社、1966年。 
  • 『数学ノートブック』新潮社、1966年。 
  • 『集合と論理 数学用語考現学』日本評論社、1966年。 
  • 『数学をきずいた人々』講談社〈講談社現代新書〉、1966年。 
  • 『数の世界』藤田正純絵、小学館〈学習科学図鑑シリーズ 9〉、1967年。 
  • 『基本問題解法の手びき 数学1 新制度』(改訂新版)科学新興社、1967年4月。 
  • 『基本問題解法の手びき 数学2B 新制度』(改訂新版)科学新興社、1967年4月。 
  • 『基本問題解法の手びき 数学3 新制度』科学新興社、1967年3月。 
  • 『数学へのすすめ』講談社〈講談社現代新書〉、1968年。 
  • 『アインシュタイン伝』新潮社新潮選書〉、1968年。 新版1983年
  • 『接続の幾何学』森北出版〈数学ライブラリー 4〉、1968年。 
  • 『数学入門』森北出版〈数学ライブラリー 教養篇 1〉、1968年。 
  • 『微分方程式通論』日新出版、1969年。 
    • 『微分方程式通論』(4版)日新出版〈実用数学全書〉、1986年4月。ISBN 4-8173-0061-2 
  • 『平面解析幾何学』裳華房〈基礎数学選書 2〉、1969年11月。ISBN 978-4-7853-1102-5http://www.shokabo.co.jp/mybooks/ISBN978-4-7853-1102-5.htm  - オンデマンド印刷による復刊。
  • 『確率のはなし』講談社講談社現代新書〉、1969年。 
  • 『数学ずいひつ』新潮社、1969年。 
  • 『立体解析幾何学』裳華房〈基礎数学選書 4〉、1970年3月。ISBN 978-4-7853-1104-9http://www.shokabo.co.jp/mybooks/ISBN978-4-7853-1104-9.htm  - オンデマンド印刷による復刊。
  • 『これからの数学』田代三善絵、ポプラ社〈ポプラ・ブックス 14〉、1971年。 
  • 『数学の発想』講談社〈講談社現代新書〉、1971年。 
  • 『新数学入門』新潮社〈新潮選書〉、1971年。 
  • 『数の世界』日本経済新聞社、1971年。 
  • 『幾何学の歴史』日本放送出版協会〈NHKブックス〉、1972年。 
  • 『数学の散歩道』新潮社、1972年。 
  • 『数学あらべすく 31のたのしい問題』読売新聞社、1975年。 
  • 『数学の雑記帳』新潮社、1975年。 
  • 『数学のたのしさ』新潮社〈新潮文庫〉、1976年。 
  • 『幾何の発想 ギリシア』朝日出版社〈エピステーメー叢書〉、1976年。 
    • 『幾何の発想』講談社〈講談社学術文庫〉、1990年6月。ISBN 4-06-158929-6 
  • 『解法の手びき 数学1 新課程』(改訂版)科学新興社、1977年1月。 
    • 『解法の手びき 数学1 新課程』科学新興社、1982年。 
  • 『解法の手びき数学2B 新課程』(改訂版)科学新興社、1977年。 
  • 『解法の手びき数学3 新課程』科学新興社、1975年1月。 
  • 『1次変換』共立出版〈数学ワンポイント双書 6〉、1977年1月。 
  • 『微分積分学』(改訂版)裳華房、1977年2月。ISBN 4-7853-1024-3 
  • 『数学への招待』新潮社〈新潮文庫〉、1977年4月。ISBN 4-10-121902-8 
  • 『ベクトル解析』秀潤社〈使える数学シリーズ 3〉、1977年6月。 
  • 『数学者の手帖』新潮社、1977年10月。 
  • 『数学プロムナード』学生社〈科学随筆文庫 4〉、1977年11月。 
  • 『現代幾何の発想』朝日出版社〈エピステーメー叢書〉、1978年1月。 
  • 『アインシュタインの不思議な世界』日本放送出版協会NHKブックスジュニア〉、1978年。 
  • 『人類の知的遺産68 アインシュタイン』講談社、1978年10月。 
    • 『アインシュタイン』講談社学術文庫、1991年10月。ISBN 4-06-158991-1 改訂版
  • 『数学切りぬき帳』新潮社、1978年12月。 
  • 『図形と式 解析幾何入門』講談社〈リフレッシュ数学 2〉、1979年11月。 
  • 『数学質問箱 なぜだろう?そこが知りたい!』講談社〈ブルーバックス〉、1979年12月。 
  • 『数学のおくりもの』旺文社文庫、1980年2月。 
  • 『すばらしい数学者たち』新潮文庫、1980年4月。ISBN 4-10-121903-6http://www.shinchosha.co.jp/book/121903/ 改版2008年7月
  • 『数学おぼえ書き』新潮社、1980年7月。 
  • 『ゆかいな数学者たち』新潮文庫、1981年12月。ISBN 4-10-121904-4 
  • 『幾何の有名な定理』共立出版〈数学ワンポイント双書 36〉、1981年12月。ISBN 4-320-01076-0 
  • 『数学おしゃべり帳』新潮社、1982年9月。 
  • 『一幾何学者の回想』 上、日本評論社〈数セミ・ブックス 1〉、1982年12月。 
  • 『一幾何学者の回想』 下、日本評論社〈数セミ・ブックス 2〉、1982年12月。 
  • 『数学ふしぎ・ふしぎ』新潮文庫、1983年10月。ISBN 4-10-121905-2 
  • 『解法のテクニック 代数・幾何 新課程』科学新興社、1983年。 
    • 『解法のテクニック 代数・幾何』(改訂版)科学新興社、1985年。ISBN 4-7596-0010-8 
    • 『解法のテクニック 代数・幾何』(3訂版)科学新興社、1991年11月。ISBN 4-7596-0015-9 
  • 『解法のテクニック 基礎解析 新課程』科学振興社、1983年。 
    • 『解法のテクニック 基礎解析』(改訂版)科学新興社、1985年。ISBN 4-7596-0011-6 
    • 『解法のテクニック 基礎解析』(3訂版)科学新興社、1991年11月。ISBN 4-7596-0016-7 
  • 『解法のテクニック 微分・積分 新課程』科学新興社、1983年。ISBN 4-7596-0004-3 
    • 『解法のテクニック 微分・積分』(改訂版)科学新興社、1986年12月。ISBN 4-7596-0012-4 
    • 『解法のテクニック 微分・積分』(3訂版)科学新興社、1992年1月。ISBN 4-7596-0017-5 
  • 『解法の手びき 基礎解析 新課程』科学新興社、1983年。 
    • 『解法の手びき 基礎解析』(改訂版)科学新興社、1985年。ISBN 4-7596-0037-X 
  • 『解法の手びき 代数・幾何 新課程』科学新興社、1983年。 
    • 『解法の手びき 代数・幾何』(改訂版)科学新興社、1985年。ISBN 4-7596-0036-1 
  • 『解法の手びき 新課程 微分・積分』科学新興社、1983年。ISBN 4-7596-0023-X 
  • 『解法の手びき 確率・統計 新課程』科学新興社、1984年11月。ISBN 4-7596-0030-2 
  • 『おかしなおかしな数学者たち』新潮社〈新潮文庫〉、1984年6月。ISBN 4-10-121906-0 
  • 『数学史』茂木勇増補(改訂版)、科学新興新社〈モノグラフ 25〉、1989年9月。ISBN 4-89428-187-2 
  • 『解法へのパスポート 確率・統計 新課程』科学新興社〈基礎をかためるシリーズ〉、1986年12月。ISBN 4-7596-0047-7 
  • 『解法のテクニック 確率・統計』(改訂版)科学新興社、1986年12月。ISBN 4-7596-0013-2 
    • 『解法のテクニック 確率・統計』(3訂版)科学新興社、1992年1月。ISBN 4-7596-0018-3 
  • 『線形代数』日本評論社〈日評数学選書〉、2001年9月。ISBN 4-535-60131-3 1972-74年に「数学セミナー」に連載

共著編集

  • 大阪帝国大学数学談話会編 編 『大阪帝国大学数学講演集 第8』岩波書店、1941年。 
  • 黒田孝郎 『青年技術者のための幾何学』大絋書院、1943年。 
  • 黒田孝郎 『幾何学』柏葉書院、1947年。 
  • 弥永昌吉 『数学とその生い立ち』中教出版〈新制大学一般教養数学篇 第3〉、1950年。 
  • 矢野健太郎ほか 『人間の知恵 現代科学を展開させた十の業績』中央公論社、1957年。 
  • 矢野健太郎ほか共著 著、矢野健太郎編 編 『解析学』森北出版〈大学課程数学〉、1958年。 
  • 石原繁 『ベクトル解析 大学演習』裳華房、1964年。 
  • 石原繁 『解析学概論』裳華房、1965年。 
  • 茂木勇 『教養の数学 大学演習』裳華房、1967年。 
  • 石原繁 『解析学概論 大学演習』裳華房、1967年。 
  • 武藤義夫 『テンソル解析』広川書店〈数学双書〉、1968年。 
  • 石原繁 『科学技術者のための基礎数学』裳華房、1968年。 
  • 茂木勇 『行動科学者のための基礎数学』裳華房、1971年。 
  • 石原繁 『線形代数』裳華房、1972年。 
  • 石原繁 『微分積分学』裳華房、1973年。 
  • 石原繁 『微分』裳華房〈演習数学選書〉、1974年。 
  • 吉沢保枝香川昇 『算数を強くする法 親が恥をかかないですむ本』三晃書房、1974年。 
  • 石原繁 『線形代数要論』裳華房、1976年。 
  • 石原繁 『積分』裳華房〈演習数学選書〉、1976年。 
  • 吉沢保枝 『頭の洗濯 数と図形のパズル』三晃書房、1976年。 
  • 石原繁 『線形代数概論』裳華房、1978年1月。 
  • 石原繁 『線形代数』裳華房〈演習数学選書〉、1979年5月。 
  • 田代嘉宏 『社会科学者のための基礎数学』裳華房、1979年12月。 
  • 石原繁 『基礎解析学』裳華房、1981年1月。ISBN 4-7853-1029-4 
  • 矢野健太郎ほか 『数学教育を見直す NHK「教師の時間」より』 中学校編、学校図書、1982年11月。 
  • 石原繁 『科学技術者のための基礎数学』(新版)裳華房、1982年11月。ISBN 4-7853-1035-9 
  • 石原繁 『基礎の数学』裳華房、1983年2月。ISBN 4-7853-1036-7 
  • 石原繁 『代数・幾何』裳華房、1983年4月。ISBN 4-7853-1037-5 
  • 石原繁 『微分積分』裳華房、1984年2月。ISBN 4-7853-1040-5 
  • 武藤徹 『微分方程式 立て方と解き方 大学教養』東京図書、1984年12月。ISBN 4-489-00125-8 
  • 竹内均畑正憲 『数学のたのしさ抄 地球を考える抄 天然記念物の動物たち抄』向学社〈向学社現代教養選書 5 随筆 1〉、1984年9月。ISBN 4-7952-6655-7 
  • 石原繁 『線形代数』裳華房、1990年7月。ISBN 4-7853-1062-6 
  • 石原繁 『微分方程式』裳華房〈基礎解析学コース〉、1994年11月。ISBN 4-7853-1086-3 
  • 石原繁 『複素解析』裳華房〈基礎解析学コース〉、1995年9月。ISBN 4-7853-1089-8 
  • 石原繁 『ベクトル解析』裳華房〈基礎解析学コース〉、1995年10月。ISBN 4-7853-1094-4 
  • 石原繁 『応用解析』裳華房〈基礎解析学コース〉、1996年9月。ISBN 4-7853-1097-9 

編著編集

  • 平野幸太郎 『積分学の演習』森北出版〈理論応用数学演習全書 第2〉、1957年。 
  • 『代数学と幾何学』青林書院〈大学教養演習講座 第1〉、1959年。 
  • 『微分積分学』青林書院〈大学教養演習講座 第2〉、1960年。 
  • 『解析学』青林書院〈大学教養演習講座 第3〉、1960年。 
  • 『演習微分・積分学』青林書院新社、1962年。 
  • 『数学1・2(代数)難問集』學生社、1962年6月。 
  • 『数学3難問集』學生社、1962年12月。 
  • 『実力がつく数学1問題集』績文堂、1963年3月。 
  • 吉田洋一・矢野健太郎共編 編 『私の数学勉強法』ダイヤモンド社、1965年。 
    • 吉田洋一・矢野健太郎共編 編 『私の数学勉強法』ダイヤモンド社〈サイエンスブックス〉、1982年3月。 
  • 遠山啓 『数学ティータイム』日本評論社、1965年。 
  • 遠山啓 『新・数学案内』ダイヤモンド社、1966年。 
  • 茂木勇石原繁編 編 『数学小辞典』共立出版、1968年。 
  • 石原繁船橋昭一石原育夫執筆 著、石原繁共編 編 『問題集微分積分』裳華房、2010年2月。ISBN 978-4-7853-1554-2 

監修編集

  • 『おはなしさんすう』 1ねん、よこたしょうじほか絵、実業之日本社、1964年。 
  • 『おはなしさんすう』 2ねん、よこたしょうじほか絵、実業之日本社、1964年。 
  • 『おはなしさんすう』 3ねん、よこたしょうじほか絵、実業之日本社、1964年。 
  • 『おはなしさんすう』 4ねん、よこたしょうじほか絵、実業之日本社、1964年。 
  • 『モノグラフ』シリーズ、科学新興社(1966年-1987年)、科学新興新社(1988年-)[5]
  • アイザック・アシモフ 『アシモフ選集』石川洋之介訳、共立出版〈数学編 第4〉、1969年。 
  • 『少年パズルマガジン』矢野健太郎指導、だざいまちこ絵、講談社〈マガジンシリーズ〉、1970年。 
  • アイザック・アシモフ 『アシモフ選集』矢野健太郎監修、 石川洋之介訳、共立出版〈数学編 第5〉、1970年。 
  • 『数とコンピューター』岡田要監修者、矢野健太郎監修指導、立風書房〈学習科学まんがシリーズ 14〉、1971年。 
  • 『旺文社中学数学事典』矢野健太郎ほか監修、旺文社、1971年。 
  • 『さんすうずかん』講談社〈幼稚園百科 24〉、1974年。 

翻訳編集

脚注編集

  1. ^ a b 矢野健太郎:『ゆかいな数学者たち』、新潮文庫、1981年
  2. ^ 1982年に徹子の部屋(テレビ番組)出演した際の発言
  3. ^ 博士論文データベース
  4. ^ 矢野健太郎:『アインシュタイン伝』、新潮選書、1968年、新潮文庫、1997年
  5. ^ モノグラフ”. CiNii Books. 国立情報学研究所. 2021年4月9日閲覧。

関連項目編集

外部リンク編集