石見簗瀬駅

日本の島根県邑智郡美郷町にある西日本旅客鉄道の駅

石見簗瀬駅(いわみやなぜえき)は、かつて島根県邑智郡美郷町簗瀬216番地に置かれていた[1]西日本旅客鉄道(JR西日本)三江線廃駅)である[2][3]

石見簗瀬駅
JRW iwami-yanaze sta.jpg
駅舎(2008年7月27日)
いわみやなぜ
Iwami-Yanaze
乙原 (2.9 km)
(2.3 km) 明塚
所在地 島根県邑智郡美郷町梁瀬216[1]
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
所属路線 F 三江線
キロ程 42.7 km(江津起点)
電報略号 ヤセ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線[2][3]
乗車人員
-統計年度-
5人/日(降車客含まず)
-2017年-
開業年月日 1935年昭和10年)12月2日[4]
廃止年月日 2018年平成30年)4月1日[5]
備考 無人駅[3]
路線廃止に伴う廃駅
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三江線の廃止に伴い、2018年(平成30年)4月1日に廃駅となった[5]

歴史編集

駅構造編集

地上駅。元は島式1面2線のホームを有する駅であったが、1999年(平成11年)3月に駅舎側の線路(かつての上り線)が撤去され、それ以降は単式1面1線の停留所構造となっていた[2][3]。しかし、構内踏切の跡は残っており、そこを通って構内の南側にある駅舎とホームの間を移動できた[2][3]。かつては駅員が常駐していたが、廃止時には浜田鉄道部が管理する無人駅となっており、自動券売機などは設置されなかった。

駅周辺編集

吾郷村の中心部にあり、そのため住宅がやや多い[2][3]

  • 吾郷郵便局
  • 美郷町スクールバス邑智循環線「簗瀬駅前」バス停 - 三江線の廃止に伴いバス路線再編が行われたため、2018年(平成30年)4月現在は、大和観光が運行する川本美郷線が乗り入れている。

地名の由来編集

川辺に(やな)を仕掛けて魚を捕るところだという。日本全国に散在し、東大寺文書には養和元年(1181年)に「伊賀国名張郡簗瀬庄」の地名が見える[7]

利用状況編集

近年の1日平均乗車人員は以下の通りである。なお、1994年度は66人、1984年度は103人だった。

乗車人員推移
年度 1日平均人数
1999 46
2000 42
2001 32
2002 20
2003 27
2004 18
2005 22
2006 21
2007 22
2008 19
2009 24
2010 16
2011 14
2012 8
2013 3
2014 7
2015 8
2016 8
2017 5

その他編集

  • 三江線活性化協議会により、石見神楽の演目名にちなんだ「岩戸」の愛称が付けられていた。駅近くに鎮座する天津神社が天津神を祀ることから、高天原神話の天岩戸を連想させている[2][3][8]
  • 2019年(令和元年)11月末日時点で、当駅の旧駅舎は老朽化に伴い取り壊されており、その跡地は更地となっている。

隣の駅編集

西日本旅客鉄道
F 三江線
乙原駅 - 石見簗瀬駅 - 明塚駅

脚注編集

[脚注の使い方]
  1. ^ a b 石見簗瀬駅”. JR西日本. 2016年3月6日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2019年7月12日閲覧。
  2. ^ a b c d e f 『山陰駅旅』今井出版、2015年10月1日、250頁。ISBN 978-4-906794-90-4
  3. ^ a b c d e f g 『週刊 JR全駅・全車両基地』59号 三次駅・備後落合駅・宇都井駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年10月6日、22頁。
  4. ^ a b c d e f 曽根悟(監修)『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』33号 木次線・堺線・芸備線・呉線・可部線・福塩線・三江線、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集)、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年3月7日、25頁。
  5. ^ a b 近年廃止された鉄軌道路線 (PDF)”. 国土交通省. 2019年6月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年6月2日閲覧。
  6. ^ 中国新聞、2015年9月29日
  7. ^ 『コンパクト版日本地名事典』、吉田茂樹著、新人物往来社、1991年
  8. ^ 三江線神楽愛称駅名・大型愛称駅名板・神楽演目解説 (PDF)”. ぶらり三江線WEB. 三江線活性化協議会. 2016年3月13日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2019年4月14日閲覧。

関連項目編集

外部リンク編集