この項目には、JIS X 0213:2004 および CJK統合漢字拡張B で規定されている文字、簡体字ハングルが含まれています詳細

酉部(ゆうぶ)は、漢字部首により分類したグループの一つ。

康熙字典 214 部首
邑部 酉部 釆部
1 丿 2
3
广
4
5
6
7
8
9
10 11 鹿
12 13 14 15
16 17

康熙字典214部首では164番目に置かれる(5画の18番目、酉集の18番目)。

概要編集

「酉」字は十二支の第10位()を表す。十干と組みあわせて六十干支を構成し、を記録する記号として用いられた。漢代以降はの記録にも使われ、方位では西では仲秋旧暦8月を表す。

説文解字』では「酉は就(成熟)の意味であり、八月にが成熟し、芳醇なを造ることができる」とし、酒つぼの形に象るとする。甲骨文を見ても、酒つぼの形に象っており、「酒」の本字と考えられる。

偏旁の意符としては発酵食品、調味料などに関することを示す。

酉部はこのような意符を構成要素に持つ漢字を収める。

また「醜」(鬼部に属する辞典もあり)のように声符となっているものもあり、声符兼意符の「酒」も水部(さんずい)ではなく、この部に収められている。

部首の通称編集

  • 日本:とりへん・さけのとり・ひよみのとり(「日読み(ひよみ)」とは十二支の別名。その獣がであることから「とり」)・こよみのとり(同左)・さけつくり
  • 中国:酉字旁
  • 韓国:닭유부(dak yu bu、とりの酉部)
  • 英米:Radical wine

部首字編集

例字編集

*印は拡張新字体

    • 2:、3:、5:、6:、7:、8:4)、9:、10:、11:*10)、12:*9)・𨣎、13:、17:13)