鈴木 一功(すずき いっこう、1952年5月19日 - )は、日本俳優東京都三軒茶屋出身。ワンダー・プロダクション。現在は株レクラム舎所属。

すずき いっこう
鈴木 一功
生年月日 (1952-05-19) 1952年5月19日(71歳)
出身地 日本の旗 日本 東京都
身長 168㎝
職業 俳優
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来歴・人物 編集

中学卒業後、家業倒産の為、放浪生活を送る。

17歳で結婚。

18歳で原宿学校(東京映像芸儒学院)映画専門学校の俳優科に入る(同期には『竜二』を撮った金子正次がいた)。教えに来ていた蜷川幸雄に師事し、演劇集団『桜社』に参加。唐十郎の『盲導犬』、清水邦夫の『泣かないのか、泣かないのか1973年のために』に出演する。

1976年、仲間とレクラム舎を結成。『雨のワンマンカー』『人類館』『幻に心もそぞろ狂おしの我れら将門』で主演。一人芝居『ボクサー』『タバコの害について』『動物園物語」等をストリップ小屋やボクシングジムなどで上演。その企画力も注目される。西部邁原作『友情・ある半チョッパリとの45年』、さねとうあきら原作『べっかんこおに』を全国で公演中。国外での公演の企画も進んでいる。

1996年に公開された及川中監督の『日本製少年』で注目され、映画の世界にも進出。SABU三池崇史塚本晋也作品などに出演。テレビ、Vシネマにも多く出演し存在感を示している。

30代(1982年〜92年)の頃、フリーランスの編集者として『平凡パンチ』に在籍。同僚に現在映画を撮っている杉作J太郎などもいた。漫画家根本敬の担当編集者を経験している。根本敬の『少年』はその時代に生み出された作品である。他に、劇作(喜一朗のペンネームで『真夜中のキッチン』『カラザの楽園』『S町の物語』他を発表)ルポ、エッセー等の作品を発表している。2016年にibcパブリッシング『日本の銭湯ガイド』、新潮社『ファイティング40ママはチャンピオン』を出版。作家デビューする。『ファイティング40ママはチャンピオン』はNHKにより佐藤B作主演でラジオドラマとなる。本人も河童屋役で出演。現在東京工芸大学にて身体表現科の非常勤講師を勤める。東京新聞にて「私の東京物語」を連載。

出演 編集

舞台 編集

・雨のワンマンカー レクラム舎

・人類館 レクラム舎

・幻に心もそぞろ狂おしの我ら将門 レクラム舎

・あの愛の一群たち 木冬舎

・時の崖 レクラム舎

・タバコの害について レクラム舎

・ 真夜中のキッチン レクラム舎

・戯曲冒険小説 レクラム舎

・紙風船 木山事務所

・木の皿 加藤健一事務所

・時の物置 二兎舎

・梶山太郎の憂鬱と微笑 道学先生

・母(マタカ) オフイスコットーネ

・べっかんこ鬼 レクラム舎

  他多数

映画 編集

他多数

テレビドラマ 編集

Vシネマ 編集

  • 女釣り(1996年)
  • Another XX ダブルエックス 狂愛(1997年)
  • 悪銭狩り(2000年)
  • 捜査線 LINE OVER(2010年) - 高寺重雄(刑事 課長)
  • ギャングコネクション(2010年) - マルヤマ先生

CM 編集


外部リンク 編集