麒麟がくる

日本のテレビドラマ番組、2020年放送のNHK大河ドラマ

麒麟がくる』(きりんがくる)は、2020年令和2年)1月19日[1]から放送されているNHK大河ドラマ第59作[2]

麒麟がくる
ジャンル テレビドラマ
脚本 池端俊策
前川洋一
岩本真耶
演出 大原拓
一色隆司
佐々木善春
深川貴志
出演者 長谷川博己
(以下五十音順)
浅利陽介
石川さゆり
伊藤英明
伊吹吾郎
上杉祥三
岡村隆史
尾野真千子
尾美としのり
風間俊介
片岡愛之助
門脇麦
川口春奈
木村文乃
木村了
国広富之
堺正章
佐々木蔵之介
染谷将太
高橋克典
滝藤賢一
谷原章介
檀れい
徳重聡
西村まさ彦
眞島秀和
南果歩
向井理
村田雄浩
本木雅弘
山路和弘
吉田鋼太郎
ナレーター 市川海老蔵
時代設定 戦国時代1540年代) - 安土桃山時代
プロデューサー 落合将(制作統括
藤並英樹(制作統括)
中野亮平
佐々木享
制作 日本放送協会
放送
映像形式 文字多重放送
番組連動データ放送
音声形式 ステレオ2音声
副音声による解説放送
放送国・地域 日本の旗 日本
放送期間 2020年1月19日 - [1]
放送時間 日曜 20:00 - 20:45
放送枠 大河ドラマ
放送分 45分
回数 44
NHK大河ドラマ『麒麟がくる』

特記事項:
初回は30分拡大(20:00 - 21:15)。
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制作

2018年4月19日の制作発表で池端俊策脚本明智光秀の生涯を描き、主人公の明智光秀役には長谷川博己が起用されることが公表された[2]。長谷川の主演は池端のリクエストによるもので、同放送局のドラマ『夏目漱石の妻』(2016年)に続く組み合わせである[3]。また、長谷川は2018年度後期放送の連続テレビ小説まんぷく』出演に続けてのオファー受諾であった[3]。タイトルは仁政を行うの元に現れるとされる伝説の動物「麒麟」が由来となっており、モチーフとしての麒麟が何者で、如何にして何れの英雄の前に現れるのかを問うていく物語となるという[2]

4Kでフル撮影し、最新の研究成果も踏まえ従来と異なる新たな解釈で戦国時代の物語を紡ぎ[3]、光秀の謎に満ちた生い立ちにもスポットを当て、英傑たちの父親の時代をも描き斎藤道三足利義昭織田信長徳川家康らの蠢動から活躍を見せてゆく群像劇として制作するとしている[2]2019年6月3日にクランクイン[4]

当初、濃姫役には沢尻エリカがキャスティングされていたが[5]、配役の変更措置が執られて11月21日に川口春奈が濃姫を演じることが発表された[6]。沢尻の出演したシーンは全て撮り直しとなり、NHKは初回の放送日を当初予定の2020年1月5日から1月19日に変更することを発表した[1]。例年は前年12月中には行われている報道陣向けの初回完成試写会は放送開始3日前の1月16日に行われた[7]

東京オリンピックパラリンピック開催期間中の計5週分は放送を休止し、放送回数は例年より少ない全44回となる[8]

登場人物

明智家

明智十兵衛光秀 (あけち じゅうべえ みつひで)
演:長谷川博己
本作の主人公
明智光安(あけち みつやす)[9]
演:西村まさ彦
光秀の叔父。美濃明智庄の領主。
牧(まき)[9]
演:石川さゆり
光秀の母。
藤田伝吾(ふじた でんご)[10]
演:徳重聡
明智家の家臣。
与八(よはち)
演:鈴木信二
明智家の家臣。
佐助(さすけ)
演:植木祥平
明智家の家臣。
常(つね)
演:生越千晴
明智家の下女。
木助(きすけ)
演:水野智則
明智家の家人。

諸国の武家

斎藤家・土岐家

斎藤利政(さいとう としまさ)[9]
演:本木雅弘
斎藤家当主。美濃国守護代稲葉山城主。通称は山城守(やましろのかみ)。
帰蝶(きちょう)[6]
演:川口春奈
利政の娘、高政の異母妹。
斎藤高政(さいとう たかまさ)[9]
演:伊藤英明
利政の嫡男、帰蝶の異母兄。光秀とは学友。
小見の方(おみのかた)
演:片岡京子
利政の正室。光秀の叔母。
稲葉良通(いなば よしみち)[10]
演:村田雄浩
斎藤家家臣。
長井秀元(ながい ひでもと)
演:春田純一
斎藤家家臣。
深芳野(みよしの)[10]
演:南果歩
斎藤孫四郎(さいとう まごしろう)
演:長谷川純
斎藤喜平次(さいとう きへいじ)
演:犬飼直紀
土岐頼芸(とき よりのり)[9]
演:尾美としのり
土岐頼純(とき よりずみ)
演:矢野聖人
日運
演:有福正志

織田家

織田信秀(おだ のぶひで)[9]
演:高橋克典
尾張織田家当主。
織田信長(おだ のぶなが)[9]
演:染谷将太
土田御前(どだごぜん)[10]
演:檀れい
藤吉郎(とうきちろう)[10]
演:佐々木蔵之介
織田信勝(おだ のぶかつ)[11]
演:木村了
織田信康(おだ のぶやす)
演:清家利一
織田信光(おだ のぶみつ)
演:木下ほうか
平手政秀(ひらて まさひで)[9]
演:上杉祥三

室町幕府

三淵藤英(みつぶち ふじひで)[10]
演:谷原章介
室町幕府奉公衆
三上(みかみ)
演:本田大輔
室町幕府奉公衆。
足利義輝(あしかが よしてる)[12]
演:向井理
足利義昭(あしかが よしあき)[10]
演:滝藤賢一
細川藤孝 / 幽斎(ほそかわ ふじたか / ゆうさい)[10]
演:眞島秀和
細川晴元(ほそかわ はるもと)[13]
演:国広富之

三好家

松永久秀(まつなが ひさひで)[10]
演:吉田鋼太郎
三好家の重臣。
三好長慶(みよし ながよし)[14]
演:山路和弘

東海道の勢力

今川義元(いまがわ よしもと)[10]
演:片岡愛之助
太原雪斎(たいげん せっさい)[12]
演:伊吹吾郎
徳川家康(とくがわ いえやす)[12]
演:風間俊介 (幼少期:岩田琉聖[12]
松平広忠(まつだいら ひろただ)[15]
演:浅利陽介
於大の方(おだいのかた)
演:松本若菜
水野信元(みずの のぶもと)
演:横田栄司

その他の人々

菊丸(きくまる)[9]
演:岡村隆史
三河国出身の農民。
煕子(ひろこ)[10]
演:木村文乃
駒(こま)[9]
演:門脇麦
望月東庵の助手。戦災孤児。
望月東庵(もちづき とうあん)[9]
演:堺正章
京都の医師
牛蔵
演:綾田俊樹
京都の質屋。
竹造(たけぞう)
演:やべきょうすけ
堺の酒屋。
ミキ
演:安藤聖
竹造の妻。
ウメ
演:苑美
竹造の娘。
伊呂波太夫(いろはだゆう)[12]
演:尾野真千子
宗次郎(そうじろう)
演:大塚明夫
の鍛冶屋「辻屋」の主。
伊平次(いへいじ)
演:玉置玲央

スタッフ

麒麟がくる紀行

放送

放送時間

  • NHK BS4K:毎週日曜 9時 - 9時45分
  • NHK BSプレミアム:毎週日曜 18時 - 18時45分
  • 総合テレビ:毎週日曜 20時 - 20時45分
  • (再放送)総合テレビ:毎週土曜 13時5分 - 13時50分 / BS4K:毎週日曜 8時 - 8時45分

放送日程

  • 初回は30分拡大[17]
放送回 放送日 サブタイトル 演出 紀行 視聴率
01回 01月19日 光秀、西へ 大原拓 明智城跡岐阜県可児市 19.1%[18]
02回 1月26日 道三の罠
  • 視聴率は総合テレビでの放送分であり、ビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯・リアルタイム。

関連商品

サウンドトラック
  • 大河ドラマ 麒麟がくる オリジナル・サウンドトラック
公式ガイドブック
シナリオ本
  • NHK大河ドラマ「麒麟がくる」完全シナリオ集

ドラマの所縁のある地域の反応

2011年4月に光秀に加え細川幽斎細川忠興細川ガラシャのゆかりの地である、京都府亀岡市福知山市などの8市町、兵庫県2市や福井県1町で構成した光秀を主人公にした大河ドラマの誘致推進協議会を設立し、署名活動を行っていた。協議会の会長を務める、福知山市の大橋一夫市長は「ゆかりの地だけではなく、全国から光秀らを主役とする大河ドラマ実現を望む熱い思いが寄せられ、現在26万1745筆もの署名が集まっております。活動が8年目に入ったこのタイミングで大河ドラマが決定し、非常にうれしいニュースと喜ぶとともに、これまでの活動にご協力、ご尽力いただいた皆さまに改めて感謝を申し上げます」と喜びのコメントを発表した[19]。その後、誘致推進協議会は名称を「大河ドラマ『麒麟がくる』推進協議会」に変更し、亀岡・福知山両市長と京都府副知事がNHKを訪れて京都府内でのロケに向けての協力を行い、新しいロゴには光秀をはじめとする4人のイラストがあしらわれている[20][21]

また、光秀の出身地である岐阜県は県と光秀にゆかりがある岐阜市大垣市など8市町そして観光協会がドラマの推進協議会を2018年10月に設立し、岐阜市、恵那市可児市に大河ドラマ館の設置計画がある[22][23]

光秀の居城である、坂本城がある滋賀県大津市では県と市の関係者がNHKを訪れて、滋賀県内での撮影を求めた[24]

脚注

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  1. ^ a b c 初回放送日変更のお知らせ”. 麒麟がくる. 日本放送協会 (2019年11月26日). 2019年12月17日閲覧。
  2. ^ a b c d 長谷川博己さんが明智光秀役! 2020年大河ドラマ「麒麟がくる」”. NHKドラマトピックス. NHK (2018年4月19日). 2018年4月19日閲覧。
  3. ^ a b c 2020年大河ドラマは明智光秀「麒麟がくる」!主演は長谷川博己”. シネマトゥデイ. 株式会社シネマトゥデイ (2018年4月19日). 2018年4月19日閲覧。
  4. ^ “「麒麟がくる」クランクイン、長谷川博己「心が躍動しています」”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2019年6月4日). https://natalie.mu/eiga/news/334154 2019年6月4日閲覧。 
  5. ^ 2020年大河ドラマ「麒麟がくる」"美濃編"出演者発表”. NHK (2019年3月8日). 2019年3月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年12月26日閲覧。
  6. ^ a b 出演者変更のお知らせ|NHK 大河ドラマ『麒麟がくる』”. NHK (2019年11月21日). 2019年12月26日閲覧。
  7. ^ “長谷川博己 大河「麒麟がくる」ようやく完成に安ど「いろいろありまして」 放送わずか3日前にお披露目”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2020年10月16日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2020/01/16/kiji/20200116s00041000285000c.html 2020年1月16日閲覧。 
  8. ^ “NHK大河、五輪パラ期間中は休止 放送44回に”. 産経ニュース (産経デジタル). (2020年1月16日). https://www.sankei.com/entertainments/news/200116/ent2001160012-n1.html 2020年1月16日閲覧。 
  9. ^ a b c d e f g h i j k 《2020年大河ドラマ》“美濃編” の出演者を発表!”. 大河ドラマ 麒麟(きりん)がくる. NHK (2019年3月8日). 2019年3月8日閲覧。
  10. ^ a b c d e f g h i j k l m 《2020年大河ドラマ》“戦国武将&戦国の華” 出演者発表”. 大河ドラマ 麒麟(きりん)がくる. NHK (2019年6月17日). 2019年6月17日閲覧。
  11. ^ 織田信勝/木村了 | 登場人物 | 『麒麟がくる』” (日本語). NHK 大河ドラマ『麒麟がくる』. 2019年12月27日閲覧。
  12. ^ a b c d e 《2020年大河ドラマ》新たな出演者発表”. 大河ドラマ 麒麟(きりん)がくる. NHK (2019年8月7日). 2019年8月7日閲覧。
  13. ^ 細川晴元/国広富之 | 登場人物 | 『麒麟がくる』” (日本語). NHK 大河ドラマ『麒麟がくる』. 2019年12月27日閲覧。
  14. ^ 細川晴元/国広富之 | 登場人物 | 『麒麟がくる』” (日本語). NHK 大河ドラマ『麒麟がくる』. 2019年12月27日閲覧。
  15. ^ 松平広忠/浅利陽介 | 登場人物 | 『麒麟がくる』” (日本語). NHK 大河ドラマ『麒麟がくる』. 2019年12月27日閲覧。
  16. ^ “「麒麟がくる」大河紀行語りは桑子真帆アナが初担当「気合十分」”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2020年1月12日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2020/01/12/kiji/20200111s00041000366000c.html 2020年1月12日閲覧。 
  17. ^ 長谷川博己主演 来年大河『麒麟がくる』7年ぶり初回75分「世界観しっかり伝え じっくり堪能」”. Sponichi Annex (2019年9月24日). 2019年9月26日閲覧。
  18. ^ “「麒麟がくる」初回19.1%の好発進!「真田丸」以来4年ぶり初回19%超「いだてん」最終回から大幅増”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2020年1月20日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2020/01/20/kiji/20200119s00041000351000c.html 2020年1月20日閲覧。 
  19. ^ 明智光秀大河初主役 誘致活動8年目“悲願”地元喜び 誘致会長の福知山市長「非常にうれしい」スポーツニッポン 2018年4月19日
  20. ^ 「麒麟がくる」京都でロケを 府内首長らNHKにPR京都新聞 2018年6月20日
  21. ^ 光秀にガラシャ、幽斎もロゴに 大河「麒麟がくる」推進協京都新聞 2018年12月7日
  22. ^ “つかめ光秀大河ブーム 8市町と県などが推進協”. 岐阜新聞Web (岐阜新聞社). (2018年10月19日). オリジナルの2018年12月16日時点によるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20181216031700/https://www.gifu-np.co.jp/news/20181019/20181019-82930.html 2019年4月13日閲覧。 
  23. ^ “大河ドラマで誘客施策探る 推進協WG初会合”. 岐阜新聞Web (岐阜新聞社). (2018年11月28日). オリジナルの2018年12月16日時点によるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20181216031122/https://www.gifu-np.co.jp/news/20181128/20181128-93793.html 2019年4月13日閲覧。 
  24. ^ 大河「麒麟がくる」、滋賀で撮影を 県関係者らNHKに要望京都新聞 2018年5月10日

関連項目

外部リンク

NHK総合 大河ドラマ
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