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鳳駅

日本の大阪府堺市西区にある西日本旅客鉄道の駅

鳳駅(おおとりえき)は、大阪府堺市西区鳳東町一丁にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)阪和線である。

鳳駅
鳳駅01.jpg
東口(2005年10月10日)
おおとり
Ōtori
所在地 堺市西区鳳東町一丁125
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
電報略号 オト
駅構造 地上駅橋上駅
ホーム 3面5線
乗車人員
-統計年度-
18,669人/日(降車客含まず)
-2017年-
開業年月日 1929年昭和4年)7月18日[1]
乗入路線 2 路線
所属路線 R 阪和線
駅番号 JR-R33
キロ程 15.1km(天王寺起点)
JR-R32 津久野 (1.4km)
(1.2km) 富木 JR-R34
所属路線 阪和線支線(羽衣線)
キロ程 0.0km(鳳起点)
(1.7km) 東羽衣
備考 直営駅管理駅
みどりの窓口
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概要編集

堺市西区の中心駅で、吹田総合車両所日根野支所鳳派出所(2012年5月31日までは日根野電車区鳳派出所、その前は車両基地としての鳳電車区であった)および乗務員区所としての鳳電車区も併設されており、阪和線における拠点駅の一つである。鳳派出所は現在でも留置線として使用され、夜間滞泊運用があるため、当駅が始発・終点となる列車が終日設定されている。2011年3月11日までの日中には当駅が始発・終点となる列車はなく早朝・朝ラッシュ時、および夜間にのみ設定されていた。

当駅は阪和線の本線と、東羽衣駅への阪和線支線との分岐駅となっている。この支線も正式には阪和線の一部であるため、線路名称上では当駅は阪和線単独駅である。駅番号については本線部のみが対象となっており、JR-R33が付与されている。しかし、路線案内上では本線部分のみを「阪和線」、東羽衣支線を「羽衣線」と表記している。以下では本項でもこの形式に従う。

当駅で最高速度が切り替わる。天王寺駅から当駅までの制限速度が95 km/h、当駅から和歌山方面が120 km/hである。[要出典]

歴史編集

駅構造編集

単式ホーム1面1線と島式ホーム2面4線、計3面5線のホームを持つ地上駅で、橋上駅舎を有する。出入口は東口・西口の2か所がある。有効長は、本線部は8両編成分、羽衣線5番のりばは4両編成分。くろしお号の一部の電車が停車していた頃は9両編成も含まれていたが、9号車天王寺寄りと、1号車和歌山寄りには扉はなく、有効長内に客用扉が収まっていたため、扉カットは実施しなかった。改札口は1ヶ所のみ。駅コンコースは自由通路を兼ね、東口・西口ともにエレベーターを設置。東羽衣方面のホームはややカーブしており、かつて6番のりばだった部分は線路が撤去され柵で仕切られた。なお、5番のりばの天王寺寄りには、本線への渡り線と安全側線が設置されていたが、4両化工事に伴い安全側線が撤去された。

駅舎のバリアフリー対応は2008年3月竣工。エレベーターが各ホームに1機ずつ。エスカレーターは、和歌山・関西空港方面(1番のりば・2番のりば)ホームおよび天王寺・大阪方面(3番のりば・4番のりば)ホームに上りと下りの2本ずつ、羽衣線ホームは上り1本のみ。

2013年9月に阪和線の運行管理システムが更新されたのに伴い、ホームやコンコースに設置されている電光掲示板の表示が一新された。

駅長が配置された直営駅であり、管理駅として百舌鳥駅上野芝駅津久野駅富木駅東羽衣駅の5駅を管轄している。みどりの券売機・定期券自動発行機が設置されている。ICカード「ICOCA」を利用することができる(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)。駅構内には、コンビニエンスストアのセブンイレブンハート・イン、うどん店の「麺家」、紀陽銀行ATMなどがある。

のりば編集

のりば 路線 方向 行先 備考
1・2 R 阪和線 下り 熊取関西空港和歌山方面
3・4 上り 天王寺大阪方面 一部1番のりば
5 羽衣線 東羽衣行き
  • 駅掲示時刻表の路線名は、和歌山方面・天王寺方面は「阪和線・関西空港線」、東羽衣方面は「羽衣線」となっている。
  • 朝4時台の天王寺方面行き普通電車は1番のりばを使用する。
  • 列車の運行障害時に折り返し運転が行えるように、2013年12月に列車折り返し設備が増設された[9]

ダイヤ編集

阪和線の下り本線は2番のりば、上り本線は4番のりばとなっている。1番のりばと3番のりばは待避列車の発着に使用されることが多いが、運用が固定されているわけではない。

当駅では、日中以外の時間帯に快速と普通の緩急接続が行われている。ラッシュ時には普通が上野芝駅で快速・特急の通過待ちを行い、追い抜いた快速列車が普通の接続待ちを行う設定がある。

下り和歌山・関西空港方面のラッシュ時に、先着した普通を2番のりばに入れて後続の快速が1番のりばから発車する設定や、普通電車で交互着発のために1番のりばを使用することがある。

天王寺方面から当駅止まりの電車はそのほとんどが1・2番のりばに到着するが、直接折り返して天王寺行きとなる電車は3番のりばに直接入る。この場合で当駅より先に向かう場合は、隣のホームに移動する必要がある。

日中11~15時台の天王寺駅発着の普通は当駅で折り返すため、この時間帯の当駅 - 熊取駅間の各駅は、日根野駅発着の区間快速が停車する。

利用状況編集

2017年(平成29年)度の1日平均乗車人員は18,669人である。阪和線・関西空港線の途中駅では三国ケ丘駅についで第2位の利用者数である。

概ね15,000人程度で横ばい傾向であったが、2008年3月にアリオ鳳が開業したことにより、2008年度の1日平均乗車人員は前年度より1,000人程度増加した。その後もアリオ鳳周辺のマンション開発等により増加傾向である。

大阪府統計年鑑[10]によると、1日の平均乗車人員は以下の通りである。

年度 1日平均
乗車人員
1989年(平成元年) 15,882
1990年(平成02年) 15,969
1991年(平成03年) 15,845
1992年(平成04年) 15,536
1993年(平成05年) 15,256
1994年(平成06年) 15,245
1995年(平成07年) 15,368
1996年(平成08年) 15,567
1997年(平成09年) 15,085
1998年(平成10年) 14,783
1999年(平成11年) 14,460
2000年(平成12年) 14,414
2001年(平成13年) 14,462
2002年(平成14年) 14,558
2003年(平成15年) 14,485
2004年(平成16年) 14,355
2005年(平成17年) 14,415
2006年(平成18年) 14,583
2007年(平成19年) 14,986
2008年(平成20年) 16,100
2009年(平成21年) 15,830
2010年(平成22年) 16,029
2011年(平成23年) 16,347
2012年(平成24年) 16,744
2013年(平成25年) 17,290
2014年(平成26年) 17,459
2015年(平成27年) 18,001
2016年(平成28年) 18,366
2017年(平成29年) 18,669

駅周辺編集

古くから大鳥大社鳥居前町として、明治以降は泉北郡の行政の中心地として熊野街道(小栗街道)に沿って発展してきた。現在も街の中心は駅に近い小栗街道沿いの鳳本通商店街(約70店舗)付近のエリアである。しかし、小栗街道はほとんどが旧来の狭い道で、路線バスは通っていない。小栗街道のバイパスとして大阪府道30号大阪和泉泉南線が東側を併走しているが、鳳駅は小栗街道の西側に位置しており、路線バスの乗り入れができない状態が長らく続いていた。

2008年3月に東急車輛製造大阪製作所跡地にアリオ鳳がオープンし、大阪和泉泉南線鳳駅下り交差点から鳳駅前を経由してアリオ鳳を結ぶ道路(鳳上線)を18m幅へ拡幅し、4400㎡の駅前広場を整備した上で、西区役所前から鳳駅前へバスターミナルを移転させる再開発事業が始まり、2019年9月23日より駅前(東口)に路線バスが乗り入れるようになった。

公共施設編集

学校編集

商業施設編集

その他編集

バス編集

全便が南海バス〔括弧内は管轄する営業所名〕

  • 1番のりば
    • 1・6・7・8系統 西区役所前、霞ヶ丘、塩穴通、大仙中町経由 堺東駅前(・光明池)
3番のりば(8系統)と4番乗り場(6・7系統)は草部まで同一経路。
  • 4番のりば
    • 6系統 上、草部、菱木、一の坂、大森、栂・美木多駅、美木多経由 横山高校前(光明池)
    • 7系統 上、草部、菱木、一の坂、桃山台3丁経由 栂・美木多駅(光明池)
4番乗り場(6・7系統)は一の坂まで同一経路。
草部、福泉公民館前、福泉小学校前、万崎へは5番乗り場(70系統)も利用可能。
  • 5番のりば
    • 70系統 富木、草部、小阪、東山、深井駅経由 北野田駅前(東山)
M2系統と70系統には鳳駅前乗り継ぎによる割引制度が存在する。元々は浜寺公園駅前通り~旧:鳳駅前(現:西堺警察署前)~草部~東山車庫前~北野田駅前の系統で運行回数も多かった。しかし、1996年の西区役所(当時は西支所前)開設に伴う路線再編成で分割された。
現在は分割前に比べて減便されており、相互接続は考慮されていない。
M2系統は医療センター開業前は同停留所折返しの91系統(堺営業所担当)として運行されていた。91系統は70系統以上に本数が少なかった(末期は平日のみ1日4本)が、2015年のM2系統への変更で本数が増え、改善されている。
  • 堺市乗合タクシー
    • Gルート : 太平寺経由 栂・美木多駅前行き
    • Hルート : 菱木神社前経由 栂・美木多駅前行き
      • 何れもデマンド式であり、平日1日5往復の運行となっている。

隣の駅編集

西日本旅客鉄道
R 阪和線
関空快速・紀州路快速・快速・直通快速
三国ヶ丘駅 (JR-R29) - 鳳駅 (JR-R33) - 和泉府中駅 (JR-R37)
区間快速(当駅から富木方の各駅に停車)
三国ヶ丘駅 (JR-R29) - 鳳駅 (JR-R33) - 富木駅 (JR-R34)
普通
津久野駅 (JR-R32) - 鳳駅 (JR-R33) - 富木駅 (JR-R34)
羽衣線(阪和線支線)
鳳駅 - 東羽衣駅

脚注編集

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  1. ^ a b c d e 曽根悟(監修)『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』42号 阪和線・和歌山線・桜井線・湖西線・関西空港線、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集)、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年5月16日、12-13頁。
  2. ^ a b c 竹田辰男『阪和電気鉄道史』鉄道資料保存会、1989年、76頁。ISBN 978-4885400612
  3. ^ 竹田辰男『阪和電気鉄道史』鉄道資料保存会、1989年、101頁。ISBN 978-4885400612
  4. ^ 竹田辰男『阪和電気鉄道史』鉄道資料保存会、1989年、102頁。ISBN 978-4885400612
  5. ^ 鉄道ピクトリアル 2002年8月号 86頁
  6. ^ 「ICOCA」いよいよデビュー! 〜 平成15年11月1日(土)よりサービス開始いたします 〜インターネットアーカイブ) - 西日本旅客鉄道プレスリリース 2003年8月30日
  7. ^ 平成22年春ダイヤ改正について (PDF) - 西日本旅客鉄道プレスリリース 2009年12月18日(2018年7月16日閲覧;「II.在来線特急・急行」内「4.特急の停車駅を変更します」項より) ※ 現在はインターネットアーカイブ内に残存
  8. ^ 平成23年春ダイヤ改正について (PDF) - 西日本旅客鉄道・近畿統括本部プレスリリース 2010年12月17日(2018年7月16日閲覧;「2.各線区でご利用状況に合わせたダイヤに変更します。」の項目より) ※ 現在はインターネットアーカイブ内に残存
  9. ^ 2013年9月定例社長会見 - 西日本旅客鉄道プレスリリース(インターネット・アーカイブ)
  10. ^ 大阪府統計年鑑 - 大阪府

関連項目編集

外部リンク編集