2000年のNBAドラフトは、2000年度のNBAドラフト。2000年6月28日、アメリカ合衆国ミネソタ州ミネアポリスターゲット・センターで開催された。

2000年のNBAドラフト
概要
開催日 June 28, 2000
時間7:30 pm (EDT)
会場ターゲット・センター
ミネソタ州ミネアポリス
中継(米)ESPN
1位指名選手ケニオン・マーティン,(ニュージャージー・ネッツ)
NBAドラフト

オールNBAチーム入りをしたことのある選手がマイケル・レッドのみであり、史上最悪の不作ドラフトと評されることもある。[1]

ドラフト指名 編集

PG ポイントガード SG シューティングガード SF スモールフォワード PF パワーフォワード C センター
* バスケットボール殿堂入り
^ 現役プレーヤー
S NBAオールスター
A オールNBAチーム
R NBAオールルーキーチーム
D NBAオールディフェンシブチーム
C NBAチャンピオン
F ファイナルMVP
# NBAでのプレー経験なし
M シーズンMVP

1巡目 編集

指名順 選手名 経歴 国籍 指名チーム 出身校など
太字はこの年のルーキー・オブ・ザ・イヤーに選出された選手
1 ケニオン・マーティン (PF)   アメリカ合衆国 ニュージャージー・ネッツ シンシナティ大学
2 ストロマイル・スウィフト (PF/C)   アメリカ合衆国 バンクーバー・グリズリーズ LSU
3 ダリアス・マイルズ (SF/SG)   アメリカ合衆国 ロサンゼルス・クリッパーズ East St. Louis HS
(イリノイ州イースト・セントルイス)
4 マーカス・ファイザー (PF)   アメリカ合衆国 シカゴ・ブルズ アイオワ州立大学
5 マイク・ミラー (SF/SG)   アメリカ合衆国 オーランド・マジック フロリダ大学
6 ダーマー・ジョンソン (SG/SF)   アメリカ合衆国 アトランタ・ホークス シンシナティ大学
7 クリス・ミーム (C/PF)   アメリカ合衆国 シカゴ・ブルズ (ジャマール・クロフォード 及び金銭と交換でキャブスにトレード) テキサス大学
8 ジャマール・クロフォード (SG)   アメリカ合衆国 クリーブランド・キャバリアーズ (金銭と共に、クリス・ミームと交換で ブルズにトレード) ミシガン大学
9 ジョエル・プリジビラ (C)   アメリカ合衆国 ヒューストン・ロケッツ (ジェイソン・コリアー 及び将来のドラフト1巡目指名権と交換でバックスにトレード) ミネソタ大学
10 キーオン・ドゥーリング (SG)   アメリカ合衆国 オーランド・マジック (ナゲッツの指名権。将来のドラフト1巡目指名権と交換でコーリー・マゲッティ, デレック・ストロング及び金銭と交換でクリッパーズにトレード) ミズーリ大学
11 ジェローム・モイソ (PF)   フランス ボストン・セルティックス UCLA
12 イータン・トーマス (PF/C)   アメリカ合衆国 ダラス・マーベリックス シラキュース大学
13 コートニー・アレクサンダー (SG)   アメリカ合衆国 オーランド・マジック (将来のドラフト1巡目指名権及び金銭と交換でマーベリックスにトレード) カリフォルニア州立大学フレズノ校
14 マティーン・クリーブス (PG)   アメリカ合衆国 デトロイト・ピストンズ ミシガン州立大学
15 ジェイソン・コリアー (C)   アメリカ合衆国 ミルウォーキー・バックス (ジョエル・プリジビラと交換で、将来のドラフト1巡目指名権と共にロケッツにトレード) ジョージア工科大学
16 ヒド・ターコルー (SF)   トルコ サクラメント・キングス エフェス・ピルゼン S.K. (トルコ)
17 デズモンド・メイソン (SF/SG)   アメリカ合衆国 シアトル・スーパーソニックス オクラホマ州立大学
18 クエンティン・リチャードソン (SF/SG)   アメリカ合衆国 ロサンゼルス・クリッパーズ (ラプターズからホークスシクサーズニックスを経由して) デポール大学
19 ジャマール・マグロア (C)   カナダ シャーロット・ホーネッツ ケンタッキー大学
20 スピーディ・クラクストン (PG)   アメリカ合衆国 フィラデルフィア・セブンティシクサーズ ホフストラ大学
21 モリス・ピーターソン (SF/SG)   アメリカ合衆国 トロント・ラプターズ (元はウルブズの指名権) ミシガン州立大学
22 ドネル・ハーヴェイ (SF)   アメリカ合衆国 ニューヨーク・ニックス ( エリック・ストリックランド及びピート・ミカエルとの交換でジョン・ウォーレスと共にマーベリックスにトレード) フロリダ大学
23 デショーン・スティーブンソン (SG)   アメリカ合衆国 ユタ・ジャズ (元はヒートの指名権) ワシントン・ユニオンハイスクール (カリフォルニア州フレズノ)
24 ダリボル・バガリッチ (C)   クロアチア シカゴ・ブルズ (元はスパーズの指名権) ベンストン・ザグレブ (クロアチア)
25 ジェイク・サカリディス (C)   ギリシャ フェニックス・サンズ AEKアテネBC (ギリシャ)
26 ママドゥ・ヌジャイ (C)   セネガル デンバー・ナゲッツ (元はジャズの指名権) オーバーン大学
27 プリモス・ブレゼッチ (C)   スロベニア インディアナ・ペイサーズ ユニオン・オリンピア (スロベニア)
28 エリック・バークリー (PG)   アメリカ合衆国 ポートランド・トレイルブレイザーズ セントジョンズ大学
29 マーク・マドセン (PF)   アメリカ合衆国 ロサンゼルス・レイカーズ スタンフォード大学

2巡目 編集

指名順 選手名 経歴 国籍 指名チーム 出身校など
30 マルコ・ヤリッチ (PG)   ユーゴスラビア ロサンゼルス・クリッパーズ フォルティトゥード・ボローニャ (イタリア)
31 ダン・ランギ (PF)   アメリカ合衆国 ダラス・マーベリックス (ブルズの指名権。エドアルド・ナヘラ及び将来のドラフト2巡目指名権と交換でロケッツにトレード) ヴァンタービルト大学
32 A・J・ガイトン (PG)   アメリカ合衆国 シカゴ・ブルズ (元はウォリアーズの指名権) インディアナ大学
33 ジェイク・ヴォスクール (C)   アメリカ合衆国 シカゴ・ブルズ (グリズリーズからロケッツを経由して) コネチカット大学
34 カリッド・エル=アミン (PG)   アメリカ合衆国 シカゴ・ブルズ (元はアトランタ・ホークスの指名権) コネチカット大学
35 マイク・スミス (F)   アメリカ合衆国 ワシントン・ウィザーズ ルイジアナ大学モンロー校
36 スマイラ・サマキ (C)   マリ ニュージャージー・ネッツ シンシナティ・スタッフ (IBL)
37 エディー・ハウス (SG)   アメリカ合衆国 マイアミ・ヒート (キャブスからナゲッツを経由し) アリゾナ州立大学
38 エドアルド・ナヘラ (SF)   メキシコ ヒューストン・ロケッツ (ダン・ランギと交換で、将来のドラフト2巡目指名権と交換でマーベリックスにトレード) オクラホマ大学
39 レイヴァー・ポステル (SG)   アメリカ合衆国 ニューヨーク・ニックス (元はボストン・セルティックスの指名権) セントジョンズ大学
40 ハンノ・モットーラ (SF/PF)   フィンランド アトランタ・ホークス (元ナゲッツの指名権) ユタ大学
41 クリス・キャラウェル (SG)   アメリカ合衆国 サンアントニオ・スパーズ (元はマジックの指名権) デューク大学
42 オルミデ・オイデジ (PF)   ナイジェリア シアトル・スーパーソニックス ヴュルツブルク (ドイツ)
43 マイケル・レッド (SG)   アメリカ合衆国 ミルウォーキー・バックス オハイオ州立大学
44 ブライアン・カーディナル (PF)   アメリカ合衆国 デトロイト・ピストンズ パデュー大学
45 ジャバリ・スミス (C)   アメリカ合衆国 サクラメント・キングス LSU
46 デアンドレ・ヒュレット (G)   アメリカ合衆国 トロント・ラプターズ College of the Sequoias
47 ヨシップ・セサル (G)   クロアチア シアトル・スーパーソニックス (2つの将来のドラフト2巡目指名権と交換でセルティックスにトレード) シボナ・ザグレブ (クロアチア)
48 マーク・キャラハー (PG)   アメリカ合衆国 フィラデルフィア・セブンティシクサーズ テンプル大学
49 ジェイソン・ハート (PG)   アメリカ合衆国 ミルウォーキー・バックス (元はシャーロット・ホーネッツの指名権) シラキュース大学
50 カニエル・ディケンズ (F)   アメリカ合衆国 ユタ・ジャズ (元はニックスの指名権) アイダホ大学
51 イゴール・ラコセビッチ (G)   ユーゴスラビア ミネソタ・ティンバーウルブズ レッドスター・ベオグラード (ユーゴスラビア)
52 アーネスト・ブラウン (C)   アメリカ合衆国 マイアミ・ヒート インディアンヒルズ CC
53 ダン・マクリントック (C)   アメリカ合衆国 デンバー・ナゲッツ (元はフェニックス・サンズの指名権) ノーザンアリゾナ大学
54 コーリー・ハイタワー (G)   アメリカ合衆国 サンアントニオ・スパーズ (将来のドラフト2巡目指名権2つと引き換えにレイカーズにトレード) インディアンヒルズ CC
55 クリス・ポーター (F)   アメリカ合衆国 ゴールデンステート・ウォリアーズ (元はジャズの指名権) オーバーン大学
56 ジャッキー・ウォールズ (G)   アメリカ合衆国 インディアナ・ペイサーズ コロラド大学
57 スクーニー・ペン (G)   アメリカ合衆国 アトランタ・ホークス オハイオ州立大学
58 ピート・ミッケル (F)   アメリカ合衆国 ダラス・マーベリックス (レイカーズの指名権、ジョン・ウォーレスドネル・ハーヴェイと交換でエリック・ストリックランドと共にニックスにトレード) シンシナティ大学

ドラフト外入団の主な選手 編集

脚注 編集

  1. ^ Washam, Ken. “The Top 5 Worst NBA Drafts of All Time” (英語). Bleacher Report. 2023年3月2日閲覧。