ANA Cargo

日本の航空貨物事業会社

株式会社 ANA Cargo(エイエヌエイ・カーゴ) は、日本航空貨物事業会社である。貨物航空機全日本空輸エアージャパン日本貨物航空が運航しており、貨物航空会社ではない。
貨物航空機は、主に全日本空輸が運航している。成田-ソウル線はエアージャパンによる運航でコードシェア運航を実施、成田-那覇間の一部は日本貨物航空 (NCA) の貨物機(ボーイング747)をチャーターしていた。

株式会社 ANA Cargo
ANA Cargo Inc.
Ana cargo logo.svg
ANA Cargo が保有する貨物機
ANA Cargo が保有する貨物機
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
105-7190
東京都港区東新橋1丁目5番2号
汐留シティセンター
設立 2013年平成25年)10月1日
法人番号 4010801015407 ウィキデータを編集
事業内容 航空貨物事業
代表者 外山 俊明 (代表取締役社長
資本金 1億円
純利益 5億1500万円(2020年03月31日時点)[1]
純資産 53億1800万円(2020年03月31日時点)[1]
総資産 95億5600万円(2020年03月31日時点)[1]
従業員数 約900名
主要株主 ANAホールディングス (100%)
外部リンク http://www.anacargo.jp/
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沿革編集

2013年10月1日全日本空輸 (ANA) のANA貨物事業室と、ANAロジスティクサービス株式会社の業務を統合する目的で設立された[2]2014年4月1日から営業開始した[3]

保有機材編集

ANA Cargo 保有機材 767-300Fと767-300BCFは、ANAの中近距離国際線などを運航するエアージャパンのパイロットが担当し、777FはANAのパイロットが担当する[4]

2018年3月23日ANAホールディングスはアジア・中国と北米間の航空貨物需要逼迫により2019年度から2機導入で運用予定(発注はANAホールディングス)を発表[5]。初号機(JA771F)は同年12月5日に引き渡された。日本着は翌年5月24日夜で、羽田空港に到着[4]。2号機(JA772F)は6月11日に米シアトルで受領し、翌12日に羽田に到着した[6]。初号機と2号機は、北米に生息する青い翼の鳥・アオカケスから「BLUE JAY(ブルージェイ)」と愛称を命名し、貨物ドア近くの機体左側後部にデザインした[6]2019年7月2日初号機就航[6]。この777F初号機が日本の航空会社で初導入[6]

塗装はそれぞれの機体で少しずつ異なり、多様である。

就航地編集

主に、ボーイング767-300の貨物型機(12機)により運航しているが、一部路線では、旅客機(ボーイング777-300、ボーイング787)を貨物スペースのみ深夜定期運用(ベリー便)している。

那覇空港を深夜時間帯のハブ空港としており[7]東京/羽田東京/成田名古屋/北九州大阪/関西の国内空港と、アジアソウル/仁川上海/浦東広州青島大連天津厦門台北/桃園バンコク/スワンナプームシンガポール[8][9]の海外空港を結んでいる。

また、国内貨物定期便として、東京/羽田、大阪/関西、札幌/新千歳佐賀の4地点に運航していて[7][10]、2018年6月4日から九州エリアの半導体や自動車産業などの製造業が集積し、貨物需要が増加している北九州へ就航した[11][12]

2019年からボーイング 777 Freighterを使用し7月2日から成田-上海、10月27日から成田-シカゴに就航し[13]、2019年後半から顕在化したチャイナリスク(米中摩擦香港デモなど)の影響で2020年夏ダイヤから運休を計画していた[14]がその後世界的に流行した新型肺炎の影響で旅客便運休、減便によるベリーカーゴスペース不足に対応し臨時便需要が発生している。また、運航委託しているエアージャパン乗務員の乗務渡航制限により沖縄ハブは一時運休の扱いとなっている[15]。同年6月10日から成田-フランクフルト間の貨物臨時便の運航を777Fにより開始、同年10月25日から航空貨物の往来は活発で需要が旺盛なことから週2便で定期便化予定[16]

脚注編集

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c 株式会社ANA Cargo 第49期決算公告
  2. ^ 貨物事業会社「株式会社ANA Cargo」が始動します 全日本空輸株式会社 2013年12月24日付
  3. ^ 新たな事業会社ANA Cargo、2014年4月から営業開始 FlyTeam 2013年12月24日付
  4. ^ a b ANA 777F貨物機が羽田到着 7月就航 Aviation Wire エアライン, ボーイング, 機体 2019年5月25日 2019年7月3日閲覧
  5. ^ ボ-イング777F型機の導入を決定ANA HOLDINGS NEWS 第17‐028号 2018年3月23日
  6. ^ a b c d ANA カーゴ、777F就航 日本初導入、大型貨物も輸送可に Aviation Wire エアライン, ボーイング, 機体 2019年7月2日 2019年7月3日閲覧
  7. ^ a b フレイター便時刻表 ANA Cargo
  8. ^ 沖縄貨物ハブおよび貨物便ネットワークの拡充について(5月14日?) ANA Cargo 2014年4月30日付
  9. ^ ANA、沖縄―シンガポール便就航 国際貨物事業 琉球新報 2014年5月15日付
  10. ^ ANA、航空貨物事業会社「ANAカーゴ」を新設…羽田・成田からの貨物便ネットワークを拡充 レスポンス 2013年12月25日付
  11. ^ 2018年度夏ダイヤにおける貨物便路線変更について(3月25日~)
  12. ^ ANA Cargo、6月に北九州路線を開設 関西/北九州/那覇線で片道週5便
  13. ^ 大型貨物専用機ボーイング777F型が就航!
  14. ^ 2020年度 ANAグループ国際線航空輸送事業計画を策定
  15. ^ 新型コロナウイルス影響に伴う国際線貨物便の路線・便数計画の一部変更について(3/30)
  16. ^ ANAカーゴ、フランクフルト線定期便に コロナ後初

関連項目編集

外部リンク編集