TOKYO!』は、フランス日本ドイツ韓国合作による2008年オムニバス映画。

TOKYO!
TOKYO!
監督 ミシェル・ゴンドリー
レオス・カラックス
ポン・ジュノ
脚本 ミシェル・ゴンドリー
ガブリエル・ベル英語版
レオス・カラックス
ポン・ジュノ
製作 定井勇二
根岸洋之
堀越謙三
製作総指揮 澤田正道
吉武美知子
出演者 藤谷文子
ドゥニ・ラヴァン
香川照之
音楽 エティエンヌ・シャリー
イ・ビョンウほか
主題歌 HASYMO
Tokyo Town Pages
撮影 猪本雅三
福本淳
撮影監督
キャロリーヌ・シャンプティエ
編集 ネリー・ケティエほか
配給 日本の旗 ビターズ・エンド
公開 日本の旗 2008年8月16日
上映時間 110分
製作国 フランスの旗 フランス
日本の旗 日本
ドイツの旗 ドイツ
大韓民国の旗 韓国
言語 日本語
フランス語
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第61回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門へ出品された。

制作プロダクション 編集

制作プロダクション 編集

インテリア・デザイン 編集

メルド 編集

シェイキング東京 編集

  • オフスクリーン
  • ビターズ・エンド

スタッフ 編集

インテリア・デザイン 編集

メルド 編集

シェイキング東京 編集

主題歌 編集

HASYMOTokyo Town Pages

キャスト 編集

インテリア・デザイン 編集

メルド 編集

シェイキング東京 編集

ストーリー 編集

インテリア・デザイン 編集

売れない映画監督の彼氏・アキラと共にマイカーで上京し、友人・アケミのアパートへ転がり込んだヒロコ。愛車は駐車違反で持って行かれ、仕事も住まいも見つからず、アキラのみバイトの面接に合格して働き始め、次第にアケミにも疎まれ始めるヒロコだったが、ある日とんでもない珍事に巻き込まれ、図らずも自分の存在価値を見つける。

メルド 編集

メルド(フランス語で「」)という名の謎の怪人。彼は東京都内のあちこちのマンホールから現れては走り回り、通行人にぶつかって倒したり、持ち物を奪って食べる等の奇行を繰り返し、「マンホールの怪人」と恐れられていた。彼の住む下水道の奥の地下深くには、旧日本軍戦車の残骸や、手榴弾が残されていた。やがて手榴弾をいくつも持ち出し、渋谷の街に次々と投げ、爆発させるメルド。警察は地下に乗り込んで、遂に彼を逮捕する。そして、不条理なテロ事件の裁判が始まる。

シェイキング東京 編集

一軒家に独り暮らしの引きこもり男。父親からの仕送りの現金書留で生活し、自宅に来るピザや宅配便の配達人とは決して目を合わせず、テレビも見ずに読書三昧。そんな生活を10年も続けていた。ある日、女性ピザ配達人のガーターソックスが目に入り、思わず顔を上げて目を合わせてしまう引きこもり男。しかしそこに地震が起こり気絶して倒れてしまう配達人。どうしたらよいか戸惑い、右往左往する男だったが、彼女の手足には押しボタンのイラストがいくつか描かれており、なぜか「起動ボタン」のイラストを押すと目が覚めた。その後、彼女がピザ屋を辞めたことを知った男は、会いたさが募り、遂に玄関の外へと踏み出す。そこは、誰もが引きこもりになってしまった東京だった。

日本国内の上映館 編集

シネマライズシネ・リーブル池袋ほか。

映像商品 編集

  • 2008年8月6日バップより、メイキング映像等を収めた「Pieces of TOKYO! 〜映画『TOKYO!』 サブテキストDVD〜」が発売された。品番:VPBF-13126、税込定価1,800円。

音楽商品 編集

  • 2008年8月6日、バップよりオリジナル・サウンドトラック盤CDが発売された。品番:VPCD-81606、税込定価2,500円。

出版物 編集

備考・トリヴィア 編集

  • 第1部「インテリア・デザイン」では、短時間ではあるが、銀座の中銀カプセルタワービルが登場する。ヒロコの部屋探しのシーンで、外観だけでなく内部も登場。
  • 第2部「メルド」では、日本での上映でも、怪人メルドの男性器が無修正で映っている。東京芸術大学#横浜キャンパスが利用され、旧富士銀行横浜支店の建物が刑務所として撮影された。

脚注 編集

外部リンク 編集