パトリシア・プティボン
パトリシア・プティボン(Patricia Petibon、1970年2月27日 - )は、フランスのコロラトゥーラ・ソプラノ歌手。
パトリシア・プティボン Patricia Petibon | |
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パトリシア・プティボン(2009年) | |
基本情報 | |
生誕 |
1970年2月27日(54歳) フランス、モンタルジ |
学歴 | パリ国立高等音楽・舞踊学校 |
ジャンル | オペラ、歌曲 |
職業 | 歌手 |
担当楽器 | 歌(ソプラノ) |
公式サイト | Patricia Petibon - Site offciel |
経歴
編集モンタルジの生まれ。パリ国立高等音楽・舞踊学校で学び、1995年に一等賞で卒業する。
ウィリアム・クリスティ、ジョン・エリオット・ガーディナー、マルク・ミンコフスキ、ニコラウス・アーノンクールおよびウィーン・コンツェントゥス・ムジクス、ロバート・ウィルソン(en:Robert Wilson (director))らと仕事をする。これまでレコーディングした作曲家は、リュリ、シャルパンティエ、ラモー、ステファノ・ランディ(en:Stefano Landi)、フランソワ・クープラン、ヘンデル、グルック、モーツァルト、ハイドン、カルダーラ、レナード・バーンスタイン、バーバー、ドビュッシー、メユール、ヨンメッリ、オッフェンバック、ドリーブ、プーランク、ニコラ・ラコ・ドゥ・グランヴァル(fr:Nicolas Racot de Grandval)など。
作曲家のエリック・タンギー(fr:Éric Tanguy)と結婚し、一子がある。タンギーと別離後、2015年にフランスのジャズ・ヴァイオリン奏者であるディディエ・ロックウッドと再婚している。
ディスコグラフィ
編集ソロ
編集- Airs baroques français(パトリシア・プティボン/フランス・バロック・アリア、fr:Airs baroques français, 2001年) - パトリック・コーエン=アケナイン指揮、レ・フォリー・フランセーズ 。
- Les Fantaisies de Patricia Petibon(2004年)
- フレンチ・タッチ(2004年)
- Amour et Mascarade: Purcell et l'Italie
オペラ/オペレッタ/オラトリオ
編集- ヘンデル:『エイシスとガラテア』(1990年) - ウィリアム・クリスティ指揮、レザール・フロリサン。Damon役。
- メユール『ストラトニーチェ』、1996年) - ウィリアム・クリスティ指揮。ストラトニーチェ役。
- ランディ:『聖アレッシオ (1996年) - ウィリアム・クリスティ指揮。アレッシオ役。
- ラモー『イポリートとアリシー』、1997年) - ウィリアム・クリスティ指揮。巫女/羊飼いの女役。
- ドリーブ『ラクメ』、1998年) - ミシェル・プラッソン指揮、トゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団および合唱団。エレン役。
- カルダーラ:『キリストの受難』(1999年) - ファビオ・ビオンディ指揮、エウローパ・ガランテ。マグダラのマリア役。
- モーツァルト:『後宮からの逃走』(1999年) - ウィリアム・クリスティ指揮。ブロンデ役。
- マスネ『ウェルテル』(全曲)(1999年) - アントニオ・パッパーノ指揮。ソフィー役。
- ハイドン:『アルミーダ』(2000年) - ニコラウス・アーノンクール指揮。ゼルミーラ役。
- オッフェンバック『地獄のオルフェ』(2002年) - マルク・ミンコフスキ指揮。キューピッド役。
- シャルパンティエ:『オルフェウスの冥府下り』、2005年) - ウィリアム・クリスティ指揮。ダフネ役。
- ヨンメッリ『見捨てられたアルミーダ』、2005年) - クリストフ・ルセ指揮、レ・タラン・リリク。騎士ウバルド役。
- ハイドン:歌劇『騎士オルランド』(2006年) - ニコラウス・アーノンクール指揮。アンジェリカ役。
- オッフェンバック『ホフマン物語』、2006年) - オランピア役。
ミサ曲/合唱曲
編集- クープラン:『ルソン・ド・テネブレ』 (1997年)- ウィリアム・クリスティ指揮 レザール・フロリサン。
- モーツァルト:ミサ曲ハ短調(1999年) - ウィリアム・クリスティ指揮 レザール・フロリサン。
- オルフ:カルミナ・ブラーナ(2010年)- ダニエル・ハーディング指揮 バイエルン放送交響楽団 バイエルン放送合唱団。
- プーランク:『スターバト・マーテル』(2013年)- パーヴォ・ヤルヴィ指揮 パリ管弦楽団 パリ管弦楽団合唱団。
ゲスト参加
編集- American Boychoir - Fast Cats and Mysterious Cows ~ Songs from America(1999年)
- シャルパンティエ:ディヴェルテ(1999年) - ウィリアム・クリスティ指揮、レザール・フロリサン。
- Futuristiq, Demain c'est maintenant(2001年)
- Ophélie Gaillard - Cuvée 2000(2001年) - オフェリー・ガイヤール。
- George Frideric Handel - Arcadian Duets(2002年)
- 君のために歌おう(2004年) - フローラン・パニー。
- シャルパンティエ/ヴェルサイユの歓び(2005年) - ウィリアム・クリスティ指揮。
フィルモグラフィ
編集- プーランク『カルメル派修道女の対話』(1999年、テレビ) - コスタンス役。
- グルック『オルフェオとエウリディーチェ』(Orphée et Eurydice)、2000年、テレビ) - アモール役。
- モーツァルト:『後宮からの逃走』(2003年、テレビ) - ブロンデ役。
- ラモー『優雅なインドの国々』(2004年、DVD) - Zima役。
外部リンク
編集- 公式サイト(フランス語)
- Patricia Petibon Internet Movie Database
- forumopera.com - インタビュー(フランス語)
- Yahoo Group devoted to Patricia Petibon
- Patricia Petibon picture gallery - ウェイバックマシン(2006年5月5日アーカイブ分)(日本語)