土屋隆夫
日本の小説家・推理作家
人物
編集長野県北佐久郡立科町芦田出身[2]。慶長年間から芦田宿に続く旧家の出であり、祖先は江戸時代を通して本陣と問屋をつとめ、隆夫の実家はその下屋敷であった[3]。
中央大学専門部法律学科卒業[4][2]。卒業後は化粧品会社、映画配給会社宣伝部に勤務した[2]。第二次大戦後、郷里の長野県に戻り、小劇場の支配人を勤めたのち立科町立中学校の教諭となる[2]。
推理小説を執筆する以前には、演劇に傾倒した。真山青果の戯曲を暗誦するまで読み込み、自身も戯曲を執筆した。松竹歌舞伎研究会が主催した新歌舞伎脚本の募集に「彩管武士道」を応募し二席入選を果たしている。ただし、この作品は実際の上演には至らなかった[5]。
江戸川乱歩の評論「一人の芭蕉の問題」を読んだことがきっかけで推理小説の執筆を志した[6]。
文学への関心が高く、デビュー以来論理的な謎解きと文学性の融合を目指した作品を書き続けた。また、「芥川龍之介の推理」や「泥の文学碑」、「川端康成氏の遺書」など、実在する文学者・文学作品を題材にした作品もある。
複数の作品に登場する探偵として、東京地検の検事・千草泰輔がおり、「千草検事シリーズ」となっている。千草の周囲を固める登場人物として、警視庁捜査一課の刑事・野本利三郎、同じく捜査一課の大川警部、千草付きの検察事務官・山岸がいる。
創元推理文庫で『土屋隆夫推理小説集成』全8巻が刊行された。
2011年11月14日、心不全のため長野県佐久市で死去。94歳没[1]。
経歴
編集著書
編集小説
編集千草検事シリーズ
編集- 短編が併録されているのは光文社文庫【新装版】のみ
- 影の告発(1963年 ポケット文春 / 1975年12月 講談社文庫 / 1977年2月 角川文庫 / 1981年6月 講談社文庫【新装版】 / 1986年4月 光文社文庫 / 1995年11月 双葉文庫【日本推理作家協会賞受賞作全集 16】)
- 【増補】影の告発(2002年3月 光文社文庫【新装版】)
- 収録作品:影の告発 / 寒い夫婦(短編) / 美の犯罪(短編)
- 【増補】影の告発(2002年3月 光文社文庫【新装版】)
- 赤の組曲(1966年 ポケット文春 / 1976年 講談社文庫 / 1978年4月 角川文庫 / 1982年11月 講談社文庫【新装版】 / 1987年4月 光文社文庫)
- 【増補】赤の組曲(2002年11月 光文社文庫【新装版】)
- 収録作品:赤の組曲 / 夜の判決(短編) / 縄の証言(短編) / 芥川龍之介の推理(短編)
- 【増補】赤の組曲(2002年11月 光文社文庫【新装版】)
- 針の誘い(1970年10月 双葉新書 / 1976年 講談社文庫 / 1977年6月 角川文庫 / 1986年10月 光文社文庫 / 1996年10月 角川文庫【改版】)
- 【増補】針の誘い(2002年7月 光文社文庫【新装版】)
- 収録作品:針の誘い / 淫らな証人(短編) / 加えて、消した(短編) / わがままな死体(短編)
- 【増補】針の誘い(2002年7月 光文社文庫【新装版】)
- 盲目の鴉(1980年9月 光文社カッパ・ノベルス / 1984年10月 光文社文庫 / 2003年3月 光文社文庫【新装版】)
- 不安な産声(1989年10月 光文社 / 1991年10月 光文社カッパ・ノベルス / 1994年10月 光文社文庫)
- 【増補】不安な産声(2003年5月 光文社文庫【新装版】)
- 収録作品:不安な産声 / 花心夫婦心中(短編)
- 【増補】不安な産声(2003年5月 光文社文庫【新装版】)
シリーズ外作品
編集長編
編集- 短編が併録されているのは光文社文庫【新装版】のみ
- 天狗の面(1958年 浪速書房 / 1961年 雄山閣出版 / 1975年 角川文庫 / 1989年6月 光文社文庫)
- 【増補】天狗の面(2002年5月 光文社文庫【新装版】)
- 収録作品:天狗の面 / 「罪ふかき死」の構図(短編) / 青い帽子の物語(短編) / 愛する(短編) / 死者は訴えない(短編) / 影に追われる男(短編) / 恐ろしき文集(短編) / 貞操実験(短編)
- 【増補】天狗の面(2002年5月 光文社文庫【新装版】)
- 天国は遠すぎる(1959年 浪速書房 / 1963年 浪速書房ナニワ・ブックス / 1975年 角川文庫 / 1983年3月 角川文庫【新装版】 / 1987年12月 広済堂文庫 / 1991年11月 光文社文庫)
- 【増補】天国は遠すぎる(2002年9月 光文社文庫【新装版】)
- 収録作品:天国は遠すぎる / 二枚の百円札(短編) / 孤独な殺人者(短編) / 奇妙な再会(短編) / 肌の告白(短編)
- 【増補】天国は遠すぎる(2002年9月 光文社文庫【新装版】)
- 危険な童話(1961年 桃源社 / 1963年 桃源社ポピュラー・ブックス / 1975年10月 角川文庫 / 1988年3月 光文社文庫)
- 【増補】危険な童話(2002年4月 光文社文庫【新装版】)
- 収録作品:危険な童話 / 判事よ自らを裁け(短編) / 変てこな葬列(短編) / 情事の背景(短編)
- 【増補】危険な童話(2002年4月 光文社文庫【新装版】)
- 妻に捧げる犯罪(1972年4月 光文社カッパ・ノベルス / 1981年5月 角川文庫 / 1988年10月 光文社文庫)
- 【増補】妻に捧げる犯罪(2003年1月 光文社文庫【新装版】)
- 収録作品:妻に捧げる犯罪 / 盲目物語(短編) / 媚薬の旅(短編) / しつこい自殺者(短編) / 気まぐれな死体(短編) / 異説・軽井沢心中(短編)
- 【増補】妻に捧げる犯罪(2003年1月 光文社文庫【新装版】)
- 華やかな喪服(1996年6月 光文社 / 1998年3月 光文社カッパ・ノベルス / 2000年9月 光文社文庫 / 2004年11月 埼玉福祉会・大活字本シリーズ【上・中・下】)
- ミレイの囚人(1999年6月 光文社 / 2000年12月 光文社文庫)
- 聖悪女(2002年3月 東京創元社 / 2004年10月 光文社文庫)
- 物狂い(2004年4月 光文社 / 2006年9月 光文社文庫)
- 人形が死んだ夜(2007年11月 光文社 / 2010年5月 光文社文庫)
- 【限定セット】人形が死んだ夜+天狗の面(2007年11月 光文社)
短編集
編集- 肌の告白(1959年6月 浪速書房)
- 収録作品:青い帽子の物語 / 重たい影 / 傷だらけの街 / 奇妙な再会 / 孤独な殺人者 / 肌の告白
- 変てこな葬列(1961年9月 桃源社)
- 収録作品:判事よ自らを裁け / 愛する / 二枚の百円札 / どこまでも―闇 / ゆがんだ絵 / 変てこな葬列
- 【再編集】変てこな葬列(1985年10月 広済堂文庫)
- 収録作品:奇妙な再会 / 変てこな葬列 / 肌の告白 / 加えて、消した / 死者は訴えない / ねじれた部屋
- 【再編集】変てこな葬列(1985年10月 広済堂文庫)
- 収録作品:判事よ自らを裁け / 愛する / 二枚の百円札 / どこまでも―闇 / ゆがんだ絵 / 変てこな葬列
- 粋理学入門(1962年 桃源社ポピュラー・ブックス / 1972年7月 角川文庫)
- 【改題】小説離婚学入門(1990年12月 光文社文庫)
- 収録作品:離婚学入門 / 経営学入門 / 軽罪学入門 / 再婚学入門 / 密室学入門 / 粋理学入門 / 報道学入門(文庫版のみ) / 媚薬学入門(文庫版のみ)
- 【改題】小説離婚学入門(1990年12月 光文社文庫)
- 穴の牙(1968年 三一書房 / 1976年 角川文庫 / 1990年2月 光文社文庫)
- 収録作品:穴の設計書 / 穴の周辺 / 穴の上下 / 穴を埋める / 穴の眠り / 穴の勝敗 / 穴の終曲
- 芥川龍之介の推理(1971年10月 講談社 / 1978年7月 角川文庫)
- 収録作品:芥川龍之介の推理 / 縄の証言 / 三幕の喜劇 / 夜の判決 / 沈黙協定 / 正当防衛 / 加えて、消した
- 地図にない道(1972年2月 双葉社)
- 収録作品:地図にない道 / 淫らな骨 / 死者は訴えない / 死の接点 / ねじれた部屋
- 【再編集】地図にない道(1986年2月 広済堂文庫)
- 収録作品:地図にない道 / 情事の背景 / 淫らな証人 / 小さな鬼たち / 媚薬の旅 / 縄の証言
- 【再編集】地図にない道(1986年2月 広済堂文庫)
- 収録作品:地図にない道 / 淫らな骨 / 死者は訴えない / 死の接点 / ねじれた部屋
- 別冊幻影城 土屋隆夫(1975年7月 絃映社) - 長短編併録
- 収録作品:天国は遠すぎる(長編) / 天狗の面(長編) / 「罪ふかき死」の構図 / 青い帽子の物語 / 重たい影
- 気まぐれな死体(1975年10月 立風書房)
- 【改題】異説・軽井沢心中(1978年10月 角川文庫)
- 収録作品:淫らな証人 / 黒い虹 / 午前十時の女 / 媚薬の旅 / しつこい自殺者 / 風にヒラヒラ物語 / Xの被害者 / 異説・軽井沢心中 / 気まぐれな死体
- 【改題】異説・軽井沢心中(1978年10月 角川文庫)
- 判事よ自らを裁け(1976年 角川文庫)
- 収録作品:判事よ自らを裁け / 奇妙な再会 / 孤独な殺人者 / ねじれた部屋 / 地図にない道
- 地獄から来た天使(1976年11月 角川文庫)
- 収録作品:氷の椅子 / 潜在証拠 / 絆 / 老後の楽しみ / 私は今日消えてゆく / わがままな死体 / 地獄から来た天使
- 傷だらけの街(1977年10月 角川文庫)
- 収録作品:傷だらけの街 / 変てこな葬列 / 推理の花道 / どこまでも―闇 / ゆがんだ絵 / 愛する / 重たい影
- 青い帽子の物語(1978年12月 角川文庫)
- 収録作品:「罪ふかき死」の構図 / 青い帽子の物語 / 死者は訴えない / 情事の背景 / 寒い夫婦 / 死の接点 / 淫らな骨
- 美の犯罪(1979年7月 角川文庫)
- 収録作品:美の犯罪 / 殺人ラッキー賞 / 外道の言葉 / 三通の遺書 / 心の影 / 天国問答 / 女の穴 / 肌の告白
- 泥の文学碑(1981年4月 広済堂 / 1982年4月 広済堂ブルーブックス / 1983年4月 角川文庫)
- 収録作品:空中階段 / 愛する / 氷の椅子 / 虚実の夜 / 盲目物語 / 泥の文学碑 / 川端康成氏の遺書
- 奇妙な招待状(1981年7月 廣済堂出版 / 1982年9月 広済堂ブルーブックス)
- 収録作品:夢の足跡 / りんご裁判 / 奇妙な招待状 / ある偶然 / 小さな鬼たち / 狂った季節 / 暗い部屋 / 穴の穴 / マリアの丘
- 七歳の告白(1983年9月 角川文庫)
- 収録作品:七歳の告白 / 夢の足跡 / 二枚の百円札 / 白樺タクシーの男 / 奇妙な招待状 / いじめられた女 / 小さな鬼たち / 狂った季節 / 暗い部屋 / マリアの丘
- 九十九点の犯罪―あなたも探偵士になれる(1985年3月 光文社文庫)
- 収録作品:夫か妻か / 開いて、跳んだ / 九十九点の犯罪 / 見えない手 / 民主主義殺人事件 / わがままな死体 / Xの被害者
- 最後の密室(1985年4月 広済堂文庫)
- 収録作品:沈黙協定 / 気まぐれな死体 / 心の影 / 死の接点 / 孤独な殺人者 / 最後の密室
- しつこい自殺者(1986年6月 広済堂文庫)
- 収録作品:しつこい自殺者 / 正当防衛 / 風にヒラヒラ物語 / 氷の椅子 / 三幕の喜劇 / 離婚学入門 / 推理の花道
- 夜の判決(1987年1月 広済堂文庫)
- 収録作品:悪の素顔 / 愛する / 夜の判決 / 傷だらけの街 / 総合手配 / 判事よ自らを裁け
- 沈黙の罠(1988年1月 天山文庫)
- 収録作品:くじ運の悪い男 / 穴の設計書 / 淫らな骨 / 私は今日消えてゆく / 絆 / 異説・軽井沢心中 / 芥川龍之介の推理
- 動機と機会(1988年8月 天山文庫)
- 収録作品:動機と機会 / ゆがんだ絵 / 午前十時の女 / 寒い夫婦 / 地獄から来た天使 / 天国問答
- 虚実の夜(1990年3月 天山文庫)
- 収録作品:虚実の夜 / 空中階段 / 泥の文学碑 / 奇妙な招待状 / 青い帽子の物語 / 狂った季節 / 夢の足跡
- 死者は訴えない(1991年4月 光文社文庫)
- 収録作品:判事よ自らを裁け / 死者は訴えない / 奇妙な再会 / 縄の証言 / 愛する / 美の犯罪
- 深夜の法廷(1993年9月 光文社 / 1996年10月 光文社文庫)
- 収録作品:深夜の法廷 / 半分になった男
- 孤独な殺人者(1994年6月 光文社文庫)
- 収録作品:淫らな骨 / 加えて、消した / 情事の背景 / 淫らな証人 / 正当防衛 / 孤独な殺人者 / ゆがんだ絵 / 肌の告白
- 寒い夫婦(1995年2月 光文社文庫)
- 収録作品:気まぐれな死体 / 氷の椅子 / 老後の楽しみ / 地図にない道 / 暗い部屋 / 寒い夫婦 / 狂った季節 / 推理の花道
- ねじれた部屋(1995年6月 光文社文庫)
- 収録作品:しつこい自殺者 / 泥の文学碑 / 夜の判決 / 天国問答 / 空中階段 / 夜行列車 / ねじれた部屋 / 「罪ふかき死」の構図
- 媚薬の旅(1996年1月 光文社文庫)
- 収録作品:芥川龍之介の推理 / 風にヒラヒラ物語 / 盲目物語 / 死の接点 / 小さな鬼たち / 二枚の百円札 / 傷だらけの街 / 媚薬の旅
- 私は今日消えて行く(1996年11月 出版芸術社)
- 収録作品:奇妙な招待状 / 絆 / 地獄から来た天使 / 九十九点の犯罪 / 見えない手 / 民主主義殺人事件 / りんご裁判 / 心の影 / 夢の足跡 / 私は今日消えて行く / 殺人のお知らせ / 女の鎖 / 魔笛
- 午前十時の女(1997年3月 光文社文庫)
- 収録作品:異説・軽井沢心中 / 沈黙協定 / 虚実の夜 / 青い帽子の物語 / 七歳の告白 / 動機と機会 / 変てこな葬列 / 午前十時の女
土屋隆夫推理小説集成
編集全て創元推理文庫より発売。刊行当時の全長編と、セレクトされた短編を収録している。
- 天狗の面 / 天国は遠すぎる(2001年3月)
- 危険な童話 / 影の告発(2000年9月)
- 赤の組曲 / 針の誘い(2001年6月)
- 妻に捧げる犯罪 / 盲目の鴉(2000年12月)
- 不安な産声 / 華やかな喪服(2001年9月)
- ミレイの囚人 / あなたも探偵士になれる(2002年8月)
- 収録作品:ミレイの囚人 / 夫か妻か / 開いて、跳んだ / 九十九点の犯罪 / 見えない手 / 民主主義殺人事件 / わがままな死体 / Xの被害者 / 地獄から来た天使 / 奇妙な招待状 / 私は今日消えて行く
- 粋理学入門 / 判事よ自らを裁け(2002年3月)
- 収録作品:「罪ふかき死」の構図 / 青い帽子の物語 / 推理の花道 / 離婚学入門 / 経営学入門―トリック社興亡史 / 軽罪学入門―くさい男 / 再婚学入門―天女 / 密室学入門―最後の密室 / 粋理学入門―妻盗人 / 報道学入門―川端康成氏の遺書 / 媚薬学入門―夜の魔術師 / ささやかな復讐 / 狂った季節 / 愛する / 死神 / 殺人のお知らせ / 傷だらけの街 / 死者は訴えない / 小さな鬼たち / 三通の遺書 / 二枚の百円札 / 暗い部屋 / 奇妙な再会 / 判事よ自らを裁け
- 穴の牙 / 深夜の法廷(2003年3月)
- 収録作品:穴の設計書 / 穴の周辺 / 穴の上下 / 穴を埋める / 穴の眠り / 穴の勝敗 / 穴の終曲 / 地図にない道 / 泣きぼくろの女 / 半分になった男 / 巻末エッセイ / 土屋隆夫年譜
その他
編集- 推理小説作法(1992年4月 光文社 / 1996年7月 創元ライブラリ)
映像化作品
編集映画
編集- 狙われた娘(1957年11月17日公開、配給:東宝、監督:丸林久信、主演:青山京子)
- 濡れた逢びき(1967年10月26日公開、配給:松竹、監督:前田陽一、主演:田辺昭知)
- 穴の牙(2003年8月16日公開、配給:1979スローラーナー、監督:鈴木清順、主演:藤田まこと) - 1979年に「日曜恐怖シリーズ」の一作として放送されたもの
テレビドラマ
編集- スリラー劇場
- 奇妙な再会(1959年8月12日、「夜のプリズム」第30回、主演:深見泰三)
- プリンススリラー劇場
- 離婚学入門(1961年8月3日-8月10日、全2話、主演:森雅之)
- 火曜サスペンス劇場
- 千草検事シリーズ(主演:北大路欣也)
- 針の誘い(1982年4月6日)
- 赤の組曲(1982年9月28日)
- 重たい影(1959年10月23日、主演:小池朝雄)
- 日立ファミリーステージ
- 判事よ自らを裁け(1961年10月10日、主演:佐分利信)
- 青い帽子の物語(1962年3月20日、主演:坂東蓑助)
- ザ・サスペンス
- 東芝土曜劇場
- スター推理劇場
- 離婚学入門(1968年4月25日、主演:西村晃)
- 日曜恐怖シリーズ
- 穴の牙(1979年9月23日、主演:藤田まこと)
- 金曜エンタテイメント
- 捜査検事・千草泰輔の事件ファイル 赤の組曲(2005年11月4日、主演:西村雅彦)
- ビゼーよかえれ(1971年8月9日-8月13日、全5話、主演:菅原謙次)
脚注
編集- ^ a b “土屋隆夫氏が死去 作家”. 日本経済新聞 (日本経済新聞社). (2011年11月14日) 2019年6月12日閲覧。
- ^ a b c d “土屋隆夫先生 生誕100周年” (PDF). 広報たてしな. 立科町 (2017年1月). 2021年5月30日閲覧。
- ^ 今井金吾『今昔中山道独案内』149ページ
- ^ 『著作権台帳』1997年版、第1巻41ページ
- ^ 東京創元社編集部 2014, p. 13.
- ^ 東京創元社編集部 2014, p. 14, 15.
- ^ 東京創元社編集部 2014, p. 11.
参考文献
編集- 権田萬治「殺人者へのレクイエム-土屋隆夫再論」(『土屋隆夫推理小説集成』第3巻「赤の組曲 / 針の誘い」(創元推理文庫、2001年)所収)
- 東京創元社編集部『私がデビューしたころ ミステリ作家51人の始まり』東京創元社、2014年。ISBN 978-4-488-02732-2。