北佐久郡

日本の長野県の郡
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長野県北佐久郡の範囲(1.軽井沢町 2.御代田町 3.立科町)

北佐久郡(きたさくぐん)は、長野県

人口42,279人、面積281.69km²、人口密度150人/km²。(2016年10月1日、推計人口

以下の3町を含む。

目次

郡域

 
北佐久郡役所

1879年明治12年)に行政区画として発足した当時の郡域は、上記3町のほか、以下の区域にあたる。

  • 小諸市の大部分(滋野甲を除く)
  • 佐久市の一部(志賀、新子田、猿久保、根々井、横和、三河田、今井、鳴瀬、甲、矢島、布施、協和、春日より北西)
  • 東御市の一部(概ね千曲川以南)

歴史

郡発足までの沿革

知行 村数 村名
幕府領 幕府領(御影代官所) 1町
27村
御影新田、○前田原村、横根村、池田新田、○広戸村、草越村、面替村、並木新田、○久能村、梨沢村、発地村、馬取萱村、油井村、借宿村、成沢新田、○安原村、○香坂新田村、児玉村、○茂沢村、○軽井沢村、○沓掛村、○香坂村、○追分村、○新子田村、●○志賀村、○和田村、○今岡村、○落合村、峠町[2]
幕府領(中之条代官所) 9村 下曽根村、前山山新田、○沓沢新田村、○入布施村、○五郎兵衛新田村、○春日村、○小平村[3]、○春日新村、○牧布施村
旗本領 13村 ○上塚原村、●○岩尾村、○市村新田、○大和田村、○今井村、○平塚村、比田井村、天神林村、片倉村、高呂村、大谷地新田、入片倉村、岩下村
幕府領(御影代官所)・旗本領 2村 ○下塚原村、市左衛門新田
幕府領(中之条代官所)・旗本領 1村 三ツ井村
藩領 信濃小諸藩 2町
41村
○小諸城下[4]、○諸村、○馬瀬口村、○塩野村、○塩名田村、○望月新田、塩沢村、細谷村、羽毛山村、島川原村、布下村、○菱野村、○森山村、○加増村、○西原村、滝原村、○平原村[5]、○山浦村、○御馬寄村、○桑山村、○蓬田村、牛鹿村、○八幡村、○望月町、○茂田井村、○芦田村、○山部村、○藤沢村、○姥ヶ懐新田、○宇山村、○下之城村、○大日向村、○印内村、後平村、大久保村、観音寺新田、赤岩新田、八重原村、○柏木村、塩沢新田[6]、中尾新田[7]、細谷新田[8]、八満村[9]
信濃岩村田藩 1町
13村
○赤岩村、長土呂村、市村、中地村、猿久保村、三河田村、矢島村、中居村、○岩村田町、○小田井村、○下平尾村、○横和村、○抜井村、○式部村
岩村田藩・小諸藩 1村 ○耳取村
幕府領・藩領 旗本領・小諸藩 1村 根々井塚原村
旗本領・岩村田藩 1村 ○上平尾村
  • 幕末(4町107村)
    • 並木新田が児玉村に合併。
    • 下曽根村が廃村(のちの市田村域とされる)。
  • 慶応4年2月17日1868年3月10日) - 幕府領が名古屋藩の管轄となる。
  • 明治2年2月30日1869年4月11日) - 幕府領が伊那県の管轄となる。
  • 明治3年9月17日1870年10月11日) - 伊那県の管轄区域が中野県の管轄となる。
  • 明治4年
  • 明治5年(1872年) - 峠町が軽井沢村に合併。(3町107村)
  • 明治6年(1873年) - 軽井沢村の一部が分立して峠町となる。(4町107村)
  • 明治8年(1875年)から明治9年(1876年)にかけて下記の町村の統合が行われる。カッコ内は日付。特記以外は明治8年(日付不明)。(4町66村)
    • 小諸町 ← 小諸城下(明治9年7月18日
    • 長倉村 ← 油井村、借宿村、成沢新田、沓掛村(明治9年8月2日
    • 豊昇村 ← 久能村、梨沢村
    • 鳴瀬村 ← 落合村、岩尾村、大和田村
    • 塚原村 ← 上塚原村、下塚原村、赤岩新田、中地村、根々井塚原村、赤岩村(明治9年)
    • 御代田村 ← 前田原村、池田新田、児玉村、小田井村
    • 菱平村 ← 菱野村、後平村(明治9年)
    • 布施村 ← 前山山新田、牧布施村、沓沢新田村、入布施村、中居村、抜井村、式部村
    • 協和村 ← 小平村、比田井村、天神林村、片倉村、高呂村、大谷地新田、三ツ井村(明治9年)
    • 桐原村 ← 細谷村、細谷新田村(明治9年)
    • 市田村 ← 市村新田、市村(明治9年5月)
    • 大井村 ← 宇山村、山部村(明治9年)
    • 香坂新田村が香坂村に、春日新村・入片倉村・岩下村が春日村に、姥ヶ懐新田・中尾新田が芦田村に、観音寺新田が茂田井村に、塩沢新田が塩沢村にそれぞれ合併。
    • 馬取萱村が発地村に合併。(明治9年8月2日)
    • 市左衛門新田が塩名田村に合併。(明治9年5月30日
    • 望月新田が望月町に合併。(明治9年)

郡発足以降の沿革

  • 明治12年(1879年
    • 1月4日 - 郡区町村編制法の長野県での施行により、佐久郡のうち4町66村の区域に行政区画としての北佐久郡が発足。郡役所を岩村田町に設置。初代郡長は鳥居善処
    • 大井村が分割されて宇山村・山部村となる。(4町67村)
  • 明治13年(1880年) - 市田村の一部が分立して市村新田となる。(4町68村)
  • 明治15年(1882年) - 市村新田が改称して常田村となる。
  • 明治22年(1889年4月1日 - 町村制の施行により、以下の町村が発足。特記以外は現・佐久市。(2町26村)
    • 岩村田町 ← 岩村田町、長土呂村、猿久保村
    • 小諸町(単独町制、現・小諸市)
    • 東長倉村 ← 長倉村[沓掛・塩沢新田・借宿]、軽井沢村、峠町(現・軽井沢町)
    • 西長倉村 ← 追分村、発地村、長倉村[成沢新田・油井](現・軽井沢町)
    • 伍賀村 ← 草越村、豊昇村、広戸村、面替村(現・御代田町)、茂沢村(現・御代田町、軽井沢町)
    • 平根村 ← 上平尾村、下平尾村、横根村
    • 三井村 ← 香坂村、安原村、新子田村
    • 志賀村(単独村制)
    • 高瀬村 ← 三河田村、横和村、今井村、鳴瀬村
    • 中佐都村 ← 塚原村、平塚村、常田村
    • 中津村 ← 塩名田村、御馬寄村
    • 三岡村 ← 耳取村、市村、森山村(現・小諸市)
    • 南大井村 ← 御影新田村、平原村、和田村(現・小諸市)
    • 御代田村(単独村制、現・御代田町、佐久市)
    • 小沼村 ← 馬瀬口村(現・御代田町)、塩野村(現・御代田町、小諸市)
    • 北大井村 ← 柏木村、加増村、八満村(現・小諸市)
    • 大里村 ← 諸村、菱平村、西原村、滝原村(現・小諸市)
    • 川辺村 ← 山浦村、大久保村(現・小諸市)
    • 五郎兵衛新田村(単独村制)
    • 南御牧村 ← 八幡村、蓬田村、桑山村、矢島村
    • 布施村(単独村制)
    • 春日村(単独村制)
    • 協和村(単独村制)
    • 本牧村 ← 望月町、茂田井村、印内村
    • 芦田村(単独村制、現・立科町)
    • 横鳥村 ← 牛鹿村、宇山村、山部村(現・立科町)
    • 三都和村 ← 藤沢村、桐原村、塩沢村(現・立科町)
    • 北御牧村 ← 八重原村、羽毛山村、布下村、島川原村、大日向村、下之城村(現・東御市)
  • 明治24年(1891年)4月1日 - 郡制を施行。
  • 大正12年(1923年
    • 4月1日 - 郡会が廃止。郡役所は存続。
    • 8月1日 - 東長倉村が町制施行・改称して軽井沢町となる。(3町25村)
  • 大正15年(1926年7月1日 - 郡役所が廃止。以降は地域区分名称となる。
  • 昭和17年(1942年5月8日 - 西長倉村が軽井沢町に編入。(3町24村)
  • 昭和29年(1954年
    • 2月1日 - 小諸町・北大井村・大里村・川辺村が合併し、改めて小諸町が発足。(3町21村)
    • 4月1日(3町18村)
      • 小諸町・三岡村・南大井村が合併して小諸市が発足し、郡より離脱。
      • 本牧村が町制施行して本牧町となる。
    • 12月20日 - 岩村田町・平根村・高瀬村・中佐都村が合併して浅間町が発足。(3町15村)
  • 昭和30年(1955年
    • 1月15日 - 中津村・五郎兵衛新田村・南御牧村が合併して浅科村が発足。(3町13村)
    • 2月1日 - 三井村・志賀村が合併して東村が発足。(3町12村)
    • 4月1日 - 芦田村・横鳥村・三都和村が合併して立科村が発足。(3町10村)
  • 昭和31年(1956年
    • 7月1日 - 立科村の一部(芦田および池の平の一部)が諏訪郡茅野町に編入。
    • 9月30日 - 御代田村・小沼村・伍賀村が合併して御代田町が発足。(4町7村)
  • 昭和32年(1957年)2月1日 - 御代田町の一部(茂沢)が軽井沢町、一部(西屋敷・荒田・小田井下宿)が浅間町、一部(乗瀬・水出)が小諸市に編入。
  • 昭和33年(1958年10月1日 - 立科村が町制施行して立科町となる。(5町6村)
  • 昭和34年(1959年
    • 4月1日 - 軽井沢町の一部(西鰍沢)が御代田町に編入。
    • 8月1日 - 本牧町・布施村・春日村・協和村が合併して望月町が発足。(5町3村)
  • 昭和35年(1960年4月15日 - 望月町の一部(茂田井の一部)が立科町に編入。
  • 昭和36年(1961年)4月1日 - 浅間町・東村が南佐久郡野沢町中込町と合併して佐久市が発足し、郡より離脱。(4町2村)
  • 平成16年(2004年)4月1日 - 北御牧村が小県郡東部町と合併して東御市が発足し、郡より離脱。(4町1村)
  • 平成17年(2005年)4月1日 - 望月町・浅科村が佐久市・南佐久郡臼田町と合併し、改めて佐久市が発足、郡より離脱。(3町)

変遷表

行政

  • 歴代郡長
氏名 就任年月日 退任年月日 備考
1 鳥居善処 明治12年(1879年)1月4日
大正15年(1926年)6月30日 郡役所廃止により、廃官

脚注

  1. ^ 領主から年貢免除の特権を与えられた土地。
  2. ^ 無高のため記載なし。
  3. ^ 小平村新田・○小平村に分かれて記載。
  4. ^ ○小諸本町、○小諸町ノ内・与良松井、市町の3つに分かれて記載。
  5. ^ ○平原村・御影村に分かれて記載。
  6. ^ 「旧高旧領取調帳」には記載なし。塩沢村のうち。
  7. ^ 「旧高旧領取調帳」には記載なし。芦田村のうち。
  8. ^ 「旧高旧領取調帳」には記載なし。細谷村のうち。
  9. ^ 「旧高旧領取調帳」には記載なし。平原村のうち。

参考文献

「長野県公式」に記載されているが「旧高旧領」に記載されていない村は枝郷とみなし、本項では割愛した。

関連項目

先代:
佐久郡
行政区の変遷
1879年 -
次代:
(現存)