ゆりかもめ (企業)
日本の東京都江東区に本社を置く鉄道事業および軌道事業を営む企業
株式会社ゆりかもめ(英: Yurikamome Inc.)は、東京都内で鉄道事業および軌道事業(新交通システム)を営む株式会社。東京臨海ホールディングスの子会社で、東京都も出資する第三セクター方式の企業である。
![]() ゆりかもめ本社 | |
種類 | 株式会社 |
---|---|
市場情報 | 非上場 |
本社所在地 |
![]() 〒135-0063 東京都江東区有明三丁目13番1号 北緯35度37分33.59秒 東経139度47分47.82秒 / 北緯35.6259972度 東経139.7966167度座標: 北緯35度37分33.59秒 東経139度47分47.82秒 / 北緯35.6259972度 東経139.7966167度 |
設立 |
1988年(昭和63年)4月25日[1] (東京臨海新交通株式会社) |
業種 | 陸運業 |
法人番号 |
9010601021591 ![]() |
事業内容 | 鉄道・軌道事業(新交通システム) |
代表者 | 代表取締役社長 櫻井 務 |
資本金 |
137億56百万円 (2019年3月31日現在[2]) |
発行済株式総数 |
27万5020株 (2019年3月31日現在[2]) |
売上高 |
112億3307万2000円 (2019年3月期[2]) |
営業利益 |
32億3255万2000円 (2019年3月期[2]) |
純利益 |
20億1345万3000円 (2019年3月期[2]) |
純資産 |
251億4091万7000円 (2019年3月31日現在[2]) |
総資産 |
465億9036万円 (2019年3月31日現在[2]) |
従業員数 | 205人(2019年度定数[3]) |
決算期 | 3月31日 |
主要株主 |
東京臨海ホールディングス 99.90% 東京都 0.10% (2019年3月31日現在[4]) |
外部リンク | https://www.yurikamome.co.jp/ |
1988年(昭和63年)設立時の商号は東京臨海新交通株式会社だったが、1998年(平成10年)4月1日に運営路線の愛称名を商号とした。運営路線の詳細については、正式名称である「ゆりかもめ東京臨海新交通臨海線」の項を参照されたい。
歴史編集
路線編集
- 東京臨海新交通臨海線 新橋 (U-01) - 豊洲 (U-16) (14.7 km)
車両編集
側方案内式の新交通システム車両で、軽量ステンレス製車体。編成番号の19・20・29・30・49・50は欠番。ゴムタイヤを履いている。電気方式は三相交流600V。ATO、ATCなどの保安装置のバックアップにより無人運転されるが、荒天時や研修の時期に有人運転される場合もある。なお、7000系の4次車以降は1-3次車と制御方式が異なり7200系として区別されるが、外観に大きな違いはない。ただし7200系のうち2005年製のものはカラーリングが異なるなど、製造年度による細かな違いがある。
現有車両編集
- 7300系 - 6両編成18本(108両)を導入し[6][7][8]、7000系を置き換えた。2014年1月18日に営業運転を開始した[7]。
- 7500系 - 7200系置き換えのために2018年から2020年にかけて導入される予定[9]。2018年11月11日に営業運転を開始した[10]。
過去の車両編集
運賃編集
大人普通旅客運賃(小児半額・ICカードの場合は1円未満切り捨て、切符購入の場合は10円未満切り上げ)。2019年10月1日改定[12]。
キロ程 | 運賃(円) | |
---|---|---|
ICカード | 切符購入 | |
初乗り2km | 189 | 190 |
3 - 5 | 251 | 260 |
6 - 8 | 325 | 330 |
9 - 15 | 388 | 390 |
企画乗車券編集
マスコットキャラクター「ゆりも」編集
ゆりもは、株式会社ゆりかもめが東京臨海新交通臨海線の開業10周年及び2006年の有明駅 - 豊洲駅間開業を記念して2005年に登場させたキャラクターである。
路線愛称の由来になった東京都の都鳥「ユリカモメ」をモチーフに、胸にゆりかもめのシンボルマークが描かれている。
脚注編集
- ^ a b c d e f g h i j 曽根悟(監修)『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄』30号 モノレール・新交通システム・鋼索鉄道、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集)、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2011年10月16日、23頁。
- ^ a b c d e f g 第31期決算公告
- ^ 会社概要 - ゆりかもめ
- ^ 国土交通省鉄道局監修『鉄道要覧』令和元年度版、電気車研究会・鉄道図書刊行会
- ^ 『鉄道ジャーナル』第32巻第7号、鉄道ジャーナル社、1998年7月、 98-99頁。
- ^ “ゆりかもめ新型車両デビュー! (PDF)”. ゆりかもめ (2013年3月15日). 2013年3月19日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2015年11月27日閲覧。
- ^ a b ゆりかもめ、新型車両7300系の営業運転開始…両開きドアとロングシート採用 - レスポンス、2014年1月19日
- ^ 新交通ゆりかもめ向け全自動無人運転車両(AGT)48両発注 2020年に向けて導入 - 三菱重工
- ^ ゆりかもめ は新型車両を導入します (PDF) - ゆりかもめ、2018年3月29日閲覧。
- ^ ゆりかもめ新型車両7500系デビュー! (PDF) - ゆりかもめ、2018年11月12日閲覧。
- ^ ゆりかもめ7200系車両の引退について - ゆりかもめ、2020年10月15日閲覧。
- ^ 消費税率引き上げに伴う運賃改定についてのお知らせ (PDF) - ゆりかもめ、2019年9月6日
外部リンク編集
- 新交通ゆりかもめ
- 東京臨海ホールディングス
- ゆりかもめ公式お知らせ (@yurikamome_info) - Twitter