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エルカーサリバーとは日本競走馬である。1993年京都金杯日経新春杯など、中央競馬重賞4勝を記録した。馬名の由来はスペイン語で家の「El Casa」に英語で川の「River」[1]主戦騎手山田泰誠

エルカーサリバー
品種 サラブレッド
性別
毛色 鹿毛
生誕 1989年4月7日(30歳)
死没 不明
登録日 1991年5月16日
抹消日 1994年9月15日
バンブーアトラス
アマゾンレッド
母の父 カウアイキング
生国 日本の旗 日本北海道浦河町
生産 猿橋義昭
馬主 (株)クレアール
調教師 田中良平栗東
競走成績
生涯成績 25戦6勝
獲得賞金 2億8750万円
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目次

戦績編集

1991年7月札幌競馬場でデビュー。初勝利を同年12月阪神競馬場にて挙げる。

1992年アーリントンカップで重賞初勝利を上げると以後は牝馬クラシック戦線に加わるも春2冠(桜花賞優駿牝馬)は共に5着。秋に入りローズステークスをレコードタイム[2]で優勝し2つ目の重賞タイトルを手にしたが、エリザベス女王杯[3]は1番人気ながら6着に終わり牝馬3冠は無冠に終わった。

古馬となった1993年以降はそれまでの牝馬限定路線から一転し全て牡馬と混じりレースに出走。京都金杯を牝馬としては10年ぶり、日経新春杯を牝馬としては28年ぶりに制するなどの成績を残した[4]

大阪杯4着後は安田記念宝塚記念を視野に調整がなされていたが、その矢先に脚部の故障を発症し戦線を離脱。故障は軽度のもので半年後に復帰となるも、その後は精彩を欠く内容が続き、勝ち星を上げることなく1994年9月に現役引退となった。

繁殖成績編集

引退後は北海道タイヘイ牧場にて繁殖牝馬として繋養されたが中央競馬で勝利を挙げた産駒はなく、青森県の大前典男牧場に繋養先を移したものの、2008年10月に用途変更となっている。重賞レースを勝っているにもかかわらず功労馬繋養展示事業の対象馬になっておらず、その後の消息は分かっていない。

競走成績編集

年月日 競馬場 競走名 頭数 枠番 馬番 オッズ
(人気)
着順 騎手 斤量 距離(馬場) タイム
(上り3F)
タイム差 勝ち馬/(2着馬)
1991 7. 13 札幌 新馬 6 2 2 8.3 (3人) 6着 武豊 53 ダ1000m(良) 1:02.8 (37.3) 1.5 ハグロビュウティ
7. 27 札幌 新馬 11 8 10 16.2 (6人) 3着 河内洋 53 芝1200m(稍) 1:13.3 (37.5) 0.1 サクラミサキオー
8. 17 函館 未勝利 7 6 6 3.7 (3人) 2着 河内洋 53 芝1200m(良) 1:12.8 (37.3) 0.1 フィッツバルディ
12. 1 阪神 未勝利 11 6 7 4.5 (2人) 1着 岡部幸雄 53 芝1400m(良) 1:25.1 (36.9) -0.1 (トキオカルメン)
12. 14 阪神 千両賞 16 1 1 81.7 (14人) 6着 安田隆行 53 芝1600m(良) 1:38.5 (36.3) 0.6 マイネルロゼッタ
1992 1. 5 京都 福寿草特別 16 1 2 18.9 (8人) 2着 山田泰誠 53 芝2000m(良) 2:03.8 (36.1) 0.1 ジョージティムス
2. 1 京都 つばき賞 10 1 1 4.1 (3人) 1着 山田泰誠 53 芝2000m(良) 2:04.6 (36.6) -0.4 (サークルワンダー)
3. 8 阪神 アーリントンC GIII 14 8 14 6.2 (2人) 1着 山田泰誠 53 芝1600m(良) 1:37.5 (37.3) -0.2 (テイエムチカラ)
4. 12 阪神 桜花賞 GI 18 8 18 11.3 (4人) 5着 山田泰誠 55 芝1600m(良) 1:38.4 (39.3) 0.9 ニシノフラワー
5. 24 東京 優駿牝馬 GI 18 8 17 21.6 (9人) 5着 柴田政人 55 芝2400m(良) 2:29.3 (36.1) 0.4 アドラーブル
10. 4 阪神 サファイヤS GIII 14 3 4 14.9 (6人) 6着 山田泰誠 54 芝2000m(良) 2:06.6 (37.6) 1.9 サンエイサンキュー
10. 25 京都 ローズS GII 13 1 1 11.4 (4人) 1着 柴田政人 55 芝2000m(良) 2:00.2 (35.1) -0.3 (サンエイサンキュー)
11. 15 京都 エリザベス女王杯 GI 18 3 6 3.3 (1人) 6着 柴田政人 55 芝2400m(良) 2:28.0 (34.8) 0.9 タケノベルベット
12. 20 阪神 阪神牝馬特別 GII 16 8 15 3.8 (1人) 2着 山田泰誠 55 芝2000m(稍) 2:06.2 (38.1) 0.0 ユーセイフェアリー
1993 1. 5 京都 京都金杯 GIII 16 8 15 4.3 (1人) 1着 山田泰誠 55 芝2000m(良) 2:01.4 (35.2) -0.1 エイシンテネシー
1. 24 京都 日経新春杯 GII 12 1 1 12.2 (6人) 1着 山田泰誠 55 芝2200m(良) 2:14.0 (35.0) -0.1 ナイスネイチャ
3. 14 中山 中山記念 GII 14 6 9 2.5 (1人) 3着 岡部幸雄 55 芝1800m(良) 1:47.3 (35.0) 0.3 ムービースター
4. 4 阪神 大阪杯 GII 16 1 1 6.7 (3人) 4着 山田泰誠 55 芝2000m(良) 2:04.5 (37.9) 1.2 メジロマックイーン
11. 21 京都 マイルCS GI 15 4 6 52.7 (14人) 12着 山田泰誠 55 芝1600m(不) 1:36.6 (36.9) 0.9 シンコウラブリイ
12. 26 中山 有馬記念 GI 14 1 1 73.2 (14人) 12着 蛯名正義 55 芝2500m(良) 2:33.1 (36.4) 2.2 トウカイテイオー
1994 1. 23 阪神 日経新春杯 GII 16 4 7 33.5 (12人) 6着 南井克巳 56 芝2500m(良) 2:36.8 (38.0) 1.3 ムッシュシェクル
3. 6 中京 マイラーズC GII 11 8 11 51.9 (8人) 7着 山田泰誠 56 芝1700m(良) 1:42.0 (36.1) 1.4 ノースフライト
4. 3 阪神 大阪杯 GII 14 4 6 32.9 (7人) 5着 山田泰誠 56 芝2000m(良) 2:02.0 (35.5) 0.8 ネーハイシーザー
5. 14 阪神 京阪杯 GIII 14 7 12 18.1 (5人) 12着 山田泰誠 56 芝2000m(良) 2:00.9 (37.0) 2.0 ネーハイシーザー
7. 10 中京 高松宮杯 GII 13 4 4 76.7 (9人) 7着 上村洋行 56 芝2000m(良) 2:01.9 (36.9) 1.2 ナイスネイチャ

血統表編集

エルカーサリバー血統 (血統表の出典)[§ 1]
父系 リボー系
[§ 2]

バンブーアトラス
1979 鹿毛
父の父
*ジムフレンチ
Jim French
1968 鹿毛
Graustark Ribot
Flower Bowl
Dinner Partner Tom Fool
Bluehaze
父の母
バンブーシザラ
1969 鹿毛
*テスコボーイ Princely Gift
Suncourt
*シザラ Marsyas
Panagani

アマゾンレッド
1979 黒鹿毛
*カウアイキング
Kauai King
1963 黒鹿毛
Native Dancer Polynesian
Geisha
Sweep In Blenheim
Sweepesta
母の母
ロングレッド
1968 鹿毛
*ヒンドスタン Bois Roussel
Sonibai
ブルレット トビサクラ
シャインステーツ
母系(F-No.) カジョール系(FN:16-h) [§ 3]
5代内の近親交配 なし [§ 4]
出典
  1. ^ JBISサーチ エルカーサリバー 5代血統表2016年8月23日閲覧。
  2. ^ netkeiba.com エルカーサリバー 5代血統表2016年8月23日閲覧。
  3. ^ [5]JBISサーチ エルカーサリバー 5代血統表2016年8月23日閲覧。
  4. ^ JBISサーチ エルカーサリバー 5代血統表2016年8月23日閲覧。


脚注編集

  1. ^ 当時のスポーツ紙面では「エルカー絶好調」・「サリバー連勝」等正しく区切られずに見出しに名前が載ることがあった。
  2. ^ 当時京都競馬場外回り芝2000mは重賞競走のみで使用され、1993年のローズステークスを最後に施行されていない。
  3. ^ 当時は4歳牝馬限定で、京都競馬場2400mで施行。
  4. ^ その一方で鞍上の山田泰誠は、同馬の気性に手を焼いていた。レースでは山田以外の騎手が乗ることもあったが、調教は山田以外に乗れる人がいなかった。それは田中良平厩舎の所属ということ、また、気性の悪さから他の人が乗りたがらないということもあり、仕方なく山田が調教に跨ざるを得なかった。後年、取材に対し同馬を評して「一言で言えば、敵、でしょうか」と語っている。[要出典]
  5. ^ 『優駿』1993年3月号、日本中央競馬会、137頁

外部リンク編集