チタ国際空港

カダラ空港から転送)

チタ国際空港(旧: カダラ空港)ロシア語: Международный аэропорт Чита英語: Chita-Kadala International Airport)は、ロシア連邦ザバイカリエ地方チタにある空港である。市中心部から約10km離れている。Wikipedia中国語版によると、1950年代には、朝鮮民主主義人民共和国の順安空港(現: 平壌順安国際空港)とカダラ空港(現: チタ国際空港)との間に内モンゴル自治区ハイラル経由の国際路線があったとの記載があるが、現在は停止している[1]

チタ国際空港
Международный аэропорт Чита
Chita-Kadala International Airport
9703 chita airport.jpg
IATA: HTA - ICAO: UIAA
概要
国・地域 ロシアの旗 ロシア
所在地 ザバイカリエ地方チタ
種類 民間
標高 692 m (2270 ft)
座標 北緯52度1分36秒 東経113度18分18秒 / 北緯52.02667度 東経113.30500度 / 52.02667; 113.30500座標: 北緯52度1分36秒 東経113度18分18秒 / 北緯52.02667度 東経113.30500度 / 52.02667; 113.30500
公式サイト http://www.aerochita.ru/ (ロシア語)
地図
ロシア国内での空港位置
ロシア国内での空港位置
HTA
ロシア国内での空港位置
ロシア国内での空港位置
HTA
ロシア国内での空港位置
滑走路
方向 ILS 長さ×幅 (m) 表面
11/29 YES 2,800×56 舗装
リスト
空港の一覧
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チタ国際空港正面

就航航空会社と就航都市編集

航空会社就航地
  アエロフロート・ロシア航空サラトフ航空 モスクワ/シェレメーチエヴォイルクーツク
  S7航空グローバス航空モスクワ/ドモジェドヴォノヴォシビルスク
  ウラジオストク航空 モスクワ/シェレメーチエヴォ
  アク・バルス・アエロ クラスノヤルスク
  アンガラ航空 キャライルクーツクノヴォシビルスク
  イル・アエロ ブラゴヴェシチェンスクイルクーツクハバロフスク
  ウラル航空 エカテリンブルクモスクワ/ドモジェドヴォ
  ヤクーツク航空 ヤクーツク
  ノルドスター航空 ウラン・ウデ
  中国国際航空 北京/首都ハイラル経由[2])、ハイラル
  海南航空 満州里

出入国管理の手続き編集

チタ国際空港は、名前の響きとは合致せず、とても小さな地方都市のとても小さな地方空港であるため、空港設備が全てこぢんまりとしている。出入国管理施設もとても小さく、警備は厳しい。警備が厳しい理由の一つに、国際線が中華人民共和国内モンゴル自治区ハイラル満州里からの便しかなく、通常、ここで国境を越える人は、地元の人が殆どなため、それ以外の人々、即ち、外国人に対しての出入国手続きがかなり慎重になっていると思われるため。中国のフルンボイル・ハイラル空港満州里西郊空港側でも同様の理由で厳しい警備となっている。尚、出入国手続き書類などは、全てロシア語で、出入国審査官とのコミュニケーションは、英語でのコミュニケーションはほぼ期待できない。

歴史編集

  • 1930年 - 開業。
  • 公式サイト(ロシア語)の表記によると、空港名が「カダラ空港」から「チタ国際空港」に変更されている[3]

アクセス編集

タクシー編集

バス編集

  • 12番・14番・40番バスが市内と結んでいる。

脚注編集

外部リンク編集