スカイウォーカー・サウンド

ルーカスフィルム > スカイウォーカー・サウンド

スカイウォーカー・サウンドは、アメリカの映像製作会社であるルーカスフィルムの音響効果、音響編集、サウンドデザイン、サウンドミキシング、音楽録音部門である。1975年に設立され、主要施設はカリフォルニア州ニカシオ近郊のルーカスバレーにあるジョージ・ルーカススカイウォーカーランチにある。

スカイウォーカー・サウンド
Skywalker Sound
種類
事業部制
業種 音響効果音声編集リマスタリング
設立 1975年9月7日 (48年前) (1975-09-07)
創業者 ジョージ・ルーカス
本社 スカイウォーカー・ランチ
主要人物
Josh Lowden(スカイウォーカー・サウンド ジェネラルマネージャー)
レスリー・アン・ジョーンズ
従業員数
160
親会社 ルーカスフィルム
ウォルト・ディズニー・カンパニー
ウェブサイト www.skysound.com

歴史 編集

カリフォルニア州サンアンセルモでスプロケット・システムとして設立された。

スプロケット・システムは、サンアンセルモにあるため、時折、地元の人たちと接触することがあった。例えば、ケントフィールドに住むパット・ウェルシュは、カメラ店で買い物をしているときに「発見」され、その後『E.T.』の声を担当することになった。また、『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』の録音では、ハリソン・フォードが駐車場でブルウィップの練習をしている姿が目撃された。

1982年1月の大洪水でサンアンセルモから移転したスプロケット・システムは、スカイウォーカー・ランチに移転した後、1987年に社名をスカイウォーカー・サウンドに改称した。

スカイウォーカー・サウンドのサウンドデザイナーとリレコーディングミキサーは、1977年の『スター・ウォーズ』以来、毎年アカデミー賞の音響賞と音響編集賞を受賞またはノミネートしており、スカイウォーカー・サウンドは、これまでにアカデミー賞で15回受賞し、62回ノミネートされている。

ミキシングステージ、エディトリアルサービス、スコアリングステージはすべて中央の「テックビルディング」にあり、ダイニングエリアやリビングルームはその周辺にあるが、メインの作業エリアとは別になっている。

2012年、ウォルト・ディズニー・カンパニーがルーカスフィルム買収の一環として、スカイウォーカー・サウンドを買収した。

主なスタッフ 編集

主な作品 編集

洋画
邦画
テレビゲーム

日本 編集

2003年、「踊る大捜査線 BAYSIDE SHAKEDOWN 2」の音響制作をきっかけに、フジテレビとの提携、同社とProduction I.Gによる合弁の有限責任事業組合FILM LLPと、スカイ・ウォーカー・ランチ間(日米間)に大容量の専用ネットワーク(スカイ・リンク)が確立されており、日米間での並行作業を可能にしている。

関連項目 編集

  • 亀山千広 - スカイウォーカーサウンドと初めて本格的に作品制作を行ったプロデューサー。
  • 関口大輔 - スカイウォーカーサウンドを日本に紹介し、現場での実作業を行ったプロデューサー。
  • 日向大介
  • 映画の達人 - フジテレビの映画情報番組。番組内でスカイウォーカーサウンドを詳しく解説している。

脚注 編集

  1. ^ インクレディブル・ハルク』、『マイティ・ソー』、『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』、『スパイダーマン 3部作』を除く。
  2. ^ アイアンマン3』はノンクレジットで制作をしていた。

外部リンク 編集