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メギド72』(メギドナナジュウニ)は、メディア・ビジョンが開発しDeNAが運営・配信を行うスマートフォン用ゲームアプリ。2017年12月7日サービス開始。基本プレイ無料(アイテム課金制)。

メギド72
ジャンル フォトンドリヴン世界救済RPG
対応機種 iOS
Android
開発元 メディア・ビジョン
運営元 DeNA
プロデューサー 宮前公彦
ディレクター 宍倉紀春
人数 1人(オンライン専用)
運営開始日 2017年12月7日
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目次

概要編集

DeNAの新規オリジナルIPによるスマートデバイス向けRPG。

本作は、ハルマ(天使)が住まう「輝界:ハルマニア」と、ヴィータ(人間)が住まう「臨界:ヴァイガルド」、そしてメギド(悪魔)が住まう「宵界:メギドラル」を舞台に、世界の終末「ハルマゲドン」を食い止めるために少年たちが奔走するという内容である。

本作品は一般的な基本無料型アプリゲームにおいて常態化している、プレイアブルキャラクターのレアリティの撤廃[1]と「フォトン」と呼ばれるリソースの管理を主軸とした戦略性の高いバトルシステムをアピールポイントとしている[2]

システム編集

バトル編集

プレイヤーはメギドを編成し、バトルに臨む。

独自のシステムである「ドラフトフォトンシステム」は、バトル開始前に、フィールド内にあるフォトンを敵味方互いに1つずつ取得し、フィールド内のフォトンが分配しきるとバトルスタートとなる物である。

フォトンは、通常攻撃を行って覚醒ゲージを1つ分増やす「アタック」と、メギドの習得しているスキルを使う「スキル」、覚醒ゲージを2つ分増やす「チャージ」の3種類存在する。覚醒ゲージが最大になると、「アタック」フォトンをすべて消費する「奥義」と、「スキル」フォトンを1つ消費する「覚醒スキル」を使うことが出来る。

キャラクター育成編集

本作に登場するキャラクターは、レアリティによる能力差がなく、初期キャラクターを含め、すべてのメギドが最高のレアリティまで進化することができる。

メギドの強化には贈り物が使われる。

開発編集

本作はDeNAとメディア・ビジョンの完全オリジナルRPGとして企画され、ソロモンの指輪ゴエティアをモチーフとするアイデアはDeNA側の提案である[1]

本作のプロデューサーであるDeNAの宮前公彦は、「世の中のトレンドよりは、自分たちが楽しいと感じて作っているものを、皆さんにおもしろいと思ってもらえるように出す、ということを最優先に考えています。」とファミ通とのインタビューの中で述べており、同席したメディア・ビジョンのディレクター宍倉紀春も、ゲームの中でトレンドをいかにして構築するかを重要視していると話している。また、ディレクターになる前はシステム設計を担当していた宍倉は、「システム設計は固定概念との戦いだと、僕は強く感じています。」とも話している[2]

オープンβ編集

2016年の8月にオープンβテストが行われた時点の本作は、キャラクターが球のように描かれ、それが飛んでいく形で戦闘が表現されていた[2]。 テストに参加したプレイヤーからは「3Dだったらよかったのに」「面白いが既視感がある」といった指摘が寄せられたことから、3Dのゲームとして、一度作り直すことが決まった[2]

宍倉は物語に出てくるフォトンを生かしたいと考え、「ドラフトフォトンシステム」の導入を提案した[2]

正式リリース後の運営編集

本作の開発は、月々の運営で家庭用ゲームの品質を提供するという目標のもとで行われたが、2017年12月の正式リリース直後に不具合が発生し、翌月の2018年1月から2月にかけても不具合が多発し、開発スタッフは悪戦苦闘するはめになった[1]。 宍倉はファミ通とのインタビューの中で、「最近、ようやく慣れてきましたが、それまでは「仕事がたいへん」と、スタッフ全員が一度は泣いたくらい(笑)。」と振り返っている[1]

当初、ゲーム内のチュートリアルは最低限の内容だったが、システムの楽しさを理解する前にプレイを辞めてしまうユーザーが出てきたため、プレイヤーの誘導する仕組みの重要性に気づいた宮前は、スタッフと話し合い、情報をゲームの外へ積極的に発信するという方針へと切り替え、チュートリアルも本作の面白さを伝える内容に改良した[1]。その結果、本作は難易度を変えることなく、継続率の回復に成功した[1]

キャラクター設定編集

本作に登場するキャラクターは、メギドから人間へ転生した存在という設定があり、存在感を出すためにメギド体の姿はあえて人間体からかけ離れたデザインにされた[1][注 1]

音楽編集

当初はファンタジーRPGらしい楽曲が多かったため、宮前は作曲を担当した寄崎諒に対し、少しジャズ調の曲を入れてほしいと頼んだ[1]。 寄崎はそれを受け、アジトのBGMにコーラスを入れるなどして、おしゃれな曲調に仕上げた[1]

登場キャラクター編集

メインキャラクター編集

主人公
声 - 小野友樹
後に伝説のソロモン王となる少年。幻獣に襲われた刹那、遭遇した「メギド」たちによって間一髪救われる。突如輝きを取り戻した「ソロモンの指輪」は何を意味するのか?少年は「世界崩壊(ハルマゲドン)」の危機に立ち向かう長い戦いに身に投じる。
シバの女王
声 - 相坂優歌
ヴィータの姫。「シバの女王」としてヴァイガルドに駐留するハルマたちを束ねる存在。「世界崩壊(ハルマゲドン)」の予兆を目の当たりにし、自分の役目と責任を果たすため活動を続けている。少年と共に世界を救うことが出来るのか。

反響編集

本作はSNS等を通じて話題となり、プレイヤー同士のプレゼンが行われることもあった[4]。 宮前は4Gamer.netとのインタビューの中で、バトル重視のゲームとして作ったため、女性のファンがここまで増えるとは思っていなかったと述べており、特にサタナキアの人気が高いことに驚いたと話している[4]

脚注編集

注釈編集

  1. ^ たとえばマルバスは、自らがハルマではないかと主張したが故に追放されたという過去を持ち、かわいい美少女であることを自慢する一方、自らのメギド体の醜さを自覚しているという設定である[3]

出典編集

外部リンク編集