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ライネル・アレキサンダー・ロサリオRainel Alexander Rosario , 1989年3月29日 - )は、ドミニカ共和国サントドミンゴ出身のプロ野球選手外野手)。右投右打。メキシカンリーグサルティーヨ・サラペメーカーズ所属。

ライネル・ロサリオ
Rainel Rosario
サルティーヨ・サラペメーカーズ #69
Rosario 150829.JPG
広島時代(2015年8月29日 阪神鳴尾浜球場にて)
基本情報
国籍 ドミニカ共和国の旗 ドミニカ共和国
出身地 サントドミンゴ
生年月日 (1989-03-29) 1989年3月29日(30歳)
身長
体重
6' 1" =約185.4 cm
190 lb =約86.2 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 一塁手外野手
プロ入り 2014年
初出場 NPB / 2014年4月23日
最終出場 NPB / 2015年10月3日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

経歴編集

2006年から2012年までセントルイス・カージナルス傘下のマイナーでプレーし、2013年から母国ドミニカにあるカープアカデミーに所属。同年に広島東洋カープに練習生として入団。カープアカデミー出身の野手としては2004年エスターリン・フランコ以来9年ぶりに秋季キャンプに参加した[1]。11月6日の紅白戦では白組の4番に座り、中村恭平池ノ内亮介から本塁打を放った。

広島時代編集

2014年2月1日に秋季キャンプで実力が評価され、広島に支配下登録での入団が発表された[2]。開幕はすでに一軍にキラ・カアイフエブラッド・エルドレッドブライアン・バリントンキャム・ミコライオがいたため[3]、外国人枠の関係から二軍スタートとなったが、4月23日に死球による負傷で登録を抹消されたキラに代わって一軍昇格[4]。同日の対東京ヤクルトスワローズ戦にスタメンで初出場し、翌24日の試合で古野正人から来日初安打を記録した。翌25日の試合では杉内俊哉から来日初本塁打を記録。5月1日の対阪神タイガース戦では本塁打を含む4打数4安打2打点と活躍するも、死球で離脱していたキラの一軍昇格に伴い、試合後二軍降格を通告された。しかし降格後二軍では打率.301と好調を維持し、5月24日にザック・フィリップスに代わって再度一軍昇格を果たしたが[5]、6月3日に今度は故障や夫人の出産などで離脱していたミコライオの昇格で二軍降格となる。6月12日の3度目の一軍昇格を果たし、同日の対埼玉西武ライオンズ戦で来日後初めて1番に起用された。6月22日の対北海道日本ハムファイターズ戦では、延長10回に増井浩俊から、左翼席後方へ初のサヨナラ打となる特大の7号3点本塁打を放った[6]。9月2日の対読売ジャイアンツ戦(長野オリンピックスタジアム)では初回先頭打者本塁打に始まり、NPB史上63人目(67度目)のサイクル安打を達成した[7]。最終的に規定打席には届かなかったものの、打率.336、本塁打14、打点49の成績を残した。

2015年はキャンプ中に盲腸となり、開幕二軍スタートとなった。そして、ヘスス・グスマンの負傷により4月5日に一軍登録される。その後は5度の登録、抹消を繰り返した。最終的に42試合出場で打率.258、2本塁打、12打点と前年から成績を落とした[8]。4年契約の2年目だったが、本人のモチベーションの問題や球団が新たに外野手のジェイソン・プライディを獲得したことから、ロサリオと翌シーズンの契約を結ばない方針であることが11月22日に報道され[8][9]、12月2日に自由契約となったことが公示された[10]。12月12日にボストン・レッドソックスとマイナー契約を結んだ[11]

広島退団後編集

2017年3月30日にメキシカンリーグサルティーヨ・サラペメーカーズと契約した[11]。打率.331、26本塁打、104打点の成績で本塁打王を獲得、打点は2位と結果を残した[12]

プレースタイル・人物編集

広島への入団時に「打撃のパワーが強み。持っているものを全て見せたい」と発言している[13]。一方で外野の守備には難があり、広島でエルドレッドやキラと外国人枠を争っていた2014年は、打撃が好調にもかかわらず守備の問題を考慮されて他の外国人と入れ替えで2軍に降格することもあった[14]

性格は非常に陽気である。チームメイトからは、「パッと見て顔が『おさむ』っぽい」という理由で広島時代の打撃コーチの石井琢朗に名付けられたあだ名[15]おさむ」と呼ばれ、自らも同じ「おさむ」である林修の「今でしょ!」を持ちネタにし、チームメイトを爆笑させている。

18歳年上の妻をもつ。日本食を苦にしておらず、好きな寿司のネタはエビとのこと[16]

デビッド・オルティーズと親交があり、打撃指導を受けたことがある[17]

詳細情報編集

年度別打撃成績編集

















































O
P
S
2014 広島 69 264 238 32 80 13 2 14 139 49 1 2 0 2 23 0 1 58 8 .336 .394 .584 .978
2015 42 136 124 9 32 5 0 2 43 12 1 1 0 0 11 0 1 23 1 .258 .324 .347 .670
NPB:2年 111 400 362 41 112 18 2 16 182 61 2 3 0 2 34 0 2 81 9 .309 .370 .503 .875
  • 2018年度シーズン終了時

年度別守備成績編集



外野












2014 広島 65 82 3 4 1 .955
2015 33 38 3 3 0 .932
NPB 98 120 6 7 1 .947
  • 2018年度シーズン終了時

表彰編集

  • 月間MVP:1回 (野手部門:2014年9月)

記録編集

その他の記録
  • サイクル安打:2014年9月2日、対読売ジャイアンツ18回戦(長野オリンピックスタジアム)※NPB史上63人目(67度目)
    • 逆ナチュラルサイクル安打:※NPB史上2人目
    • 初回先頭打者本塁打を含む:※NPB史上3人目

背番号編集

  • 143(2013年)
  • 69 (2014年 - )

脚注編集

  1. ^ ドミニカ出身ロサリオ秋季Cに大抜てき
  2. ^ ライネル・ロサリオ選手、選手契約締結!
  3. ^ 広島2014年開幕登録一覧 日刊スポーツ 2014年3月26日掲載
  4. ^ 死球受けた広島キラ 登録を抹消
  5. ^ 広島ロサリオ1軍昇格 起爆剤期待日刊スポーツ 2014年5月24日掲載
  6. ^ ロサリオ初サヨナラ弾!夫人へ「あなたのために打ちました」スポニチ 2014年6月23日掲載
  7. ^ 広島 ロサリオ 6年ぶり史上63人目のサイクル安打!広島では6人目スポニチ2014年9月2日配信
  8. ^ a b “ロサリオ退団 4年契約2年目も…”. デイリースポーツ. (2015年11月22日). http://www.daily.co.jp/baseball/carp/2015/11/22/0008586808.shtml 2015年11月22日閲覧。 
  9. ^ “広島ロサリオ退団、今季42試合…来季契約せず”. 日刊スポーツ. (2015年11月22日). http://www.nikkansports.com/baseball/news/1569436.html 2015年11月22日閲覧。 
  10. ^ 2015年度 自由契約選手日本野球機構オフィシャルサイト
  11. ^ a b MLB公式プロフィール参照。2018年6月27日閲覧。
  12. ^ 元広島ロサリオ、マイナーリーグで本塁打王に「日本の野球から多くを学んだ」ベースボールチャンネル
  13. ^ 広島 ロサリオ外野手と4年契約「打撃のパワーが強み」スポニチ 2014年1月31日掲載
  14. ^ “広島 最大の悩みは“誤算”の6外国人”. デイリースポーツ. (2014年6月6日). http://www.daily.co.jp/opinion-d/2014/06/06/0007025542.shtml 2015年1月30日閲覧。 
  15. ^ 【広島】ロサリオ、来日1号!キラ代役初昇格から2日「ベリーハッピー」
  16. ^ 奥さんは17歳年上!広島の秘密兵器ロサリオ 来日1号スポニチ 2014年4月26日掲載
  17. ^ 【広島】ロサリオ大喜びオルティスMVP日刊スポーツ 2013年10月31日掲載

関連項目編集

外部リンク編集