七瀬りりこ
七瀬 りりこ(ななせ りりこ、1988年[1]8月7日[2] - )は、日本の女優・歌手。元宝塚歌劇団宙組の娘役[3]。
ななせ りりこ 七瀬 りりこ | |
---|---|
生年月日 | 1988年8月7日(36歳) |
出身地 | 日本 兵庫県 |
身長 | 159cm |
職業 | 女優・歌手 |
ジャンル | 舞台 |
活動期間 | 2007年 - |
活動内容 |
2007年:宝塚歌劇団入団、宙組配属 2011年:宝塚歌劇団退団、芸能活動再開 |
事務所 | フリー |
公式サイト | 七瀬りりこオフィシャルサイト |
備考 | |
宝塚歌劇団卒業生 |
来歴
編集2007年、音楽学校卒業後、宝塚歌劇団に93期生として入団[3]。入団時の成績は21番[3]。星組公演「さくら/シークレット・ハンター」で初舞台[1]。その後、宙組に配属[3]。
2009年、大空祐飛・野々すみ花トップコンビ大劇場お披露目となる「カサブランカ」で、初のエトワールに抜擢[4][1]。
2011年8月7日、「美しき生涯/ルナロッサ」東京公演千秋楽をもって、宝塚歌劇団を退団[3]。退団公演では自身2度目となるエトワールを務めた[1]。
退団後は舞台を中心に活動し、近年ではテレビ東京系「THEカラオケ★バトル」に宝塚OGとして初めて出演し、優勝を果たした[4]。
宝塚歌劇団時代の主な舞台
編集初舞台
編集宙組時代
編集- 2007年6 - 9月、『バレンシアの熱い花』『宙 FANTASISTA!』
- 2008年2 - 5月、『黎明(れいめい)の風』『Passion 愛の旅』
- 2008年7月、『殉情(じゅんじょう)』(バウホール)
- 2008年9 - 12月、『Paradise Prince(パラダイス プリンス)』『ダンシング・フォー・ユー』
- 2009年2 - 3月、『逆転裁判 -蘇る真実-』(バウホール・日本青年館)
- 2009年4 - 7月、『薔薇に降る雨』『Amour それは…』
- 2009年8 - 9月、『逆転裁判2 -蘇る真実、再び…-』(バウホール・赤坂ACTシアター)
- 2009年11 - 2010年2月、『カサブランカ』 - 新人公演:宝石商(本役:天輝トニカ) 初エトワール[1]
- 2010年3 - 4月、『シャングリラ-水之城-』(ドラマシティ・日本青年館)
- 2010年5 - 8月、『TRAFALGAR(トラファルガー)』『ファンキー・サンシャイン』
- 2010年11 - 2011年1月、『誰がために鐘は鳴る』 - 新人公演:ロジータ(本役:花音舞)
- 2011年3月、『記者と皇帝』(日本青年館・バウホール) - デボラ・ドリトル
- 2011年5 - 8月、『美しき生涯』 - 新人公演:加藤清正の妻(本役:風莉じん)『ルナロッサ』 退団公演、エトワール[1]
出演イベント
編集- 2007年9月、『TAKARAZUKA SKY STAGE5th Anniversary Special』[注釈 1]
- 2009年12月、タカラヅカスペシャル2009『WAY TO GLORY』[注釈 1]
- 2010年12月、タカラヅカスペシャル2010『FOREVER TAKARAZUKA』[注釈 1]
- 2011年6月、第2回『マグノリア・コンサート・ドゥ・タカラヅカ』
宝塚歌劇団退団後の主な活動
編集この節に雑多な内容が羅列されています。 |
舞台
編集- 2013年2 - 3月、ミュージカル『アンナ・カレーニナ』(ル テアトル銀座 by PARCO、他)
- 2013年5 - 6月、ミュージカル『マイ・フェア・レディ』(日生劇場)
- 2013年10月、ミュージカル『エニシング・ゴーズ』(帝国劇場・梅田芸術劇場)
- 2013年12月、ミュージカル『スクルージ 〜クリスマス・キャロル〜』(赤坂ACTシアター・神奈川芸術劇場)
- 2014年4 - 5月、ロードウェイ・ミュージカル『アダムス・ファミリー』(青山劇場[5]、他)
- 2014年9 - 10月、ミュージカル『オン・ザ・タウン』(青山劇場・オリックス劇場)[6]
- 2015年6 - 8月、ミュージカル『エリザベート』(帝国劇場)
- 2015年12月、ミュージカル『スクルージ』(赤坂ACTシアター) - メアリ
- 2016年3 - 4月、ミュージカル『ジキル&ハイド』(東京国際フォーラム、他)
- 2016年5月、ミュージカル『ブルックリン』(六行会ホール) - パラダイス
- 2016年6 - 10月、ミュージカル『エリザベート』(帝国劇場、他)
- 2016年12月 - 2017年1月 - 『エリザベート TAKARAZUKA20周年 スペシャル・ガラ・コンサート』(梅田芸術劇場、他) - ヴィンディッシュ嬢
- 2017年3月、『石川禅 3rd ソロコンサート』(よみうり大手町ホール)[7]
- 2017年5 - 7月、ミュージカル『グレート・ギャツビー』(日生劇場、他) - ヒルダ
- 2017年12月 - 2018年1月、ミュージカル『ドッグファイト』(サンケイホールブリーゼ)[8] - ルーストゥーベアーズ
- 2018年3 - 4月、ミュージカル『ジキル&ハイド』(愛知県芸術劇場、他)
- 2018年7 - 10月、ミュージカル『ナイツテイル-騎士物語-』(帝国劇場、他)[9] - 三人の王妃
- 2019年4月、ミュージカル『舞台に立ちたい』[10](シアター風姿花伝) - いづみ
- 2019年6 - 8月、ミュージカル『エリザベート』(帝国劇場、他)
- 2019年12月、ミュージカル『スクルージ』(日生劇場)[11] - メアリ
- 2020年1月、田代万里生 10thアニバーサリー・コンサート『Simpatia』(東京オペラシティ)
- 2020年8月、『ナイツテイル in シンフォニックコンサート』(東京芸術劇場、他) - 三人の王妃
- 2021年1 - 2月、ミュージカル・ゴシック『ポーの一族』(梅田芸術劇場、他) - レダ
- 2021年6月、ミュージカル『From Broadway with Love ~ブロードウェイより愛をこめて~』(CBGKシブゲキ!!) - 主演[12]:マーゴ・コリンズ
- 2021年9 - 11月、ミュージカル『ナイツテイル-騎士物語-』(梅田芸術劇場、他)[13] - 三人の王妃
- 2022年2月、J'S STUDIO produce Vol.2『To a new tomorrow〜8000メートルの愛〜』(ラドンナ原宿) - ヒロイン:樋口杏子
- 2022年2月、『ジャズ&宝塚/ボーカルフェスティバル』 (兵庫県立芸術文化センター)
- 2024年9月、『ココロノカケラ』(博品館劇場)[14]
声優
編集脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ a b c d e f g 七瀬りりこPROFILE 七瀬りりこ profile site。
- ^ a b c d e 『宝塚おとめ』(2011年度)阪急コミュニケーションズ、2011年4月27日、140頁。ISBN 978-4-484-11505-4。
- ^ a b c d e 100年史(人物) 2014, p. 119.
- ^ a b c 「七瀬りりこ」さん宝塚歌劇団第93期生 まいぷれ。
- ^ “ブロード・ウェイミュージカル「アダムス・ファミリー」 | 青山劇場・青山円形劇場”. 2019年1月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年4月12日閲覧。
- ^ ミュージカル『オン・ザ・タウン』公式サイト - ウェイバックマシン(2014年8月12日アーカイブ分)
- ^ ミュージカルナンバーから意外な楽曲まで!「石川禅ソロコンサート」第3弾開催(ステージナタリー、2017年1月13日)
- ^ 屋良朝幸主演、ミュージカル「ドッグファイト」再び!新キャストに矢田悠祐ら(ステージナタリー、2017年6月26日)
- ^ “帝国劇場 ミュージカル『ナイツ・テイルー騎士物語ー』”. www.tohostage.com. 2018年6月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年4月12日閲覧。
- ^ 女優3人描くコメディ、ミュージカル座「舞台に立ちたい」月星花空4チームで(ステージナタリー、2019年3月19日)
- ^ “スクルージ ~クリスマス・キャロル~”. 【公式】ホリプロステージ|チケット情報・販売・購入・予約. 2019年4月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年4月12日閲覧。
- ^ 七瀬りりこ・清水美也子が大女優に、ミュージカル「From Broadway with Love」(ステージナタリー、2021年3月11日)
- ^ “ミュージカル『ナイツ・テイルー騎士物語ー』”. www.tohostage.com. 2021年4月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年4月12日閲覧。
- ^ “T1projectのミュージカル「ココロノカケラ」に長江崚行・貴城けいら”. ステージナタリー. ナターシャ (2024年6月27日). 2024年6月28日閲覧。
- ^ 元宝塚の歌姫も参加!新感覚リズムミュージカル「レジェンヌ」配信開始(GAME Watch、2017年8月31日)
- ^ 『レジェンヌ』FIRST LIVEで“本職プロパフォーマー”による圧巻のステージをリポート!公演後のキャスト陣インタビューも!(ファミ通App、2017年12月26日)
- ^ 七瀬りりこ [@nanaririchan080] (2020年11月16日). "「東京スター銀行」様のCM". X(旧Twitter)より2022年6月19日閲覧。
- ^ nanaririchan080の2022年10月28日のツイート、2022年10月31日閲覧。
参考文献
編集- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3。
- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(人物編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14601-0。
外部リンク
編集- 七瀬りりこオフィシャルサイト
- 七瀬りりこ - Ameba Blog
- 七瀬りりこ (@nanaririchan080) - X(旧Twitter)
- 七瀬りりこ (@ririkonanase) - Instagram
- 七瀬りりこ - YouTubeチャンネル