上川郡 (十勝国)

日本の北海道の十勝総合振興局にある郡
北海道十勝国上川郡の位置(1.新得町 2.清水町 薄緑:後に他郡から編入した区域)

上川郡(かみかわぐん)は、北海道十勝国十勝総合振興局の郡。

人口15,903人、面積1,466.08km²、人口密度10.8人/km²。(2017年3月31日、住民基本台帳人口)

以下の2町を含む。

目次

郡域編集

1879年明治12年)に行政区画として発足した当時の郡域は、概ね上記2町から清水町の一部(美蔓・羽帯・旭山・御影)を除き、河西郡芽室町の一部(上芽室の一部)を加えた区域にあたる。

郡名は十勝川の上流部にあたることから命名。西に隣接する石狩国上川郡とは大雪山系で隔てられている。

歴史編集

郡発足までの沿革編集

江戸時代の上川郡域は、松前藩によって開かれたトカチ場所に含まれた。江戸時代後期、上川郡域は東蝦夷地に属していた。国防のため寛政11年上川郡域は天領とされた。文政4年には一旦松前藩領に復したものの、安政2年再び天領となり仙台藩が警固をおこなった。安政4年上川郡域にも跨る十勝岳が噴火(安政噴火)している。安政6年、6藩分領により仙台藩が上川郡域を拝領。戊辰戦争箱館戦争)終結直後の1869年大宝律令国郡里制を踏襲して上川郡が置かれた。郡名の決める際に松浦武四郎は当郡を「十勝郡」と命名し、開拓使公文録でも「十勝郡」であったが、その後現在の上川郡に変更されている。変更の経緯は明らかになっていない。十勝国では、他にも現在の中川郡十勝郡で郡名が変更されている。

郡発足以降の沿革編集

 
北海道一・二級町村制施行時の上川郡の町村(15.人舞村 16.屈足村 左黄:清水町 青:区域が発足時と同じ町村)

参考文献編集

  • 角川日本地名大辞典 1 北海道
  • 内務省衛生局保健衛生調査室編『各地方ニ於ケル「マラリア」ニ関スル概況』1919年(大正8年)発行(2008年1月21日現在、国立国会図書館の『近代デジタルライブラリー』で閲覧可能)

関連項目編集