亀井光代
日本の女優
亀井 光代(かめい みつよ、1943年〈昭和18年〉12月8日[1][2][3] ‐ )は、日本の女優。本名は同じ[3]。
かめい みつよ 亀井 光代 | |
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本名 | 亀井 光代 |
生年月日 | 1943年12月8日(80歳) |
出生地 | ,関東州(現•中国大連市)生まれ(長崎県育ち) |
職業 | 女優 |
ジャンル | テレビ・映画 |
主な作品 | |
テレビドラマ 連続テレビ小説『たまゆら』(1965年) |
人物
編集1945年8月18日に長崎県の大村に引き揚げるが、採鉱技師の父親の仕事の関係で、小学校を北海道から九州まで10回変わる[3]。小学校時代は、1年生から4年生まで北海道で過し、小学5年生から再び長崎に戻るが、中学3年から高校卒業まで寄宿舎生活を送る[4]。
1962年、長崎純心女子高校を卒業と同時に、NHKの演劇養成所に入り[3]、1963年、NHKのテレビドラマ『父の恋人』でデビュー[1]。その後も、NHK連続テレビ小説『たまゆら』にレギュラー出演するなど、テレビドラマで活躍した[1]。『たまゆら』では、笠智衆と加藤道子の三女役を演じ、素直な演技が好評となる[3]。映画では、『俺たちの恋』や市川雷蔵の遺作となった『博徒一代 血祭り不動』などで清楚な娘を演じた[3]。
花登筐脚本の『細うで繁盛記』や『どてらい男』に出演したことが縁で、花登が主宰していた劇団喜劇に1974年より4年間所属していた[5][3]。1990年代前半にはホリプロに所属していた[2]。
出演作品
編集テレビドラマ
編集- 父の恋人(1963年、NHK)※デビュー作
- ポプラの歌(1963年、NHK)
- 菊の香(1964年、NHK)
- 郷野の鐘(1964年、NET)
- 踊り子(1964年、NET)
- NHK朝の連続テレビ小説 たまゆら(1965年‐1966年、NHK) - 直木かよ子
- テレビ指定席 「親をさがしに」(1966年、NHK) - 康子[6]
- NHK劇場「望郷」(1966年、NHK) - 佐千子[7]
- 挽歌(1966年、TBS)
- 記念樹第5話「消え行く歌」(1966年、TBS)
- 青い山脈 第11回「友情の花束」(1966年、日本テレビ)
- 何処へ 第7回、第13回(1966年‐1967年、日本テレビ) - 生徒の姉
- 新吾十番勝負(1967年、TBS / 松竹テレビ室)
- 第21話「無敵道場破り」- 梨花
- 第34話「地獄の剣光」- 子春
- ザ・ガードマン 第129話「勲章は高くつく」(1967年、TBS・大映テレビ室)
- 二十四の瞳(1967年‐1968年、毎日放送・宝塚映画) - 主演・大石久子
- 待っていた用心棒 第16話「刺客の条件」(1968年、NET)
- 大奥(1968年、フジテレビ)
- 進め!青春(1968年、日本テレビ) - 河野真知子
- 鬼平犯科帳(松本幸四郎版)第1話「血頭の丹兵衛」(1969年、NET / 東宝)- 志乃
- 右門捕物帖 第8話「謎の闇男」(1969年、日本テレビ / 東宝)
- 水戸黄門 (TBS・C.A.L)
- 雪国(1970年、NHK)
- 細うで繁盛記(1970年、日本テレビ)
- 蒼ざめた午後(1971年、東海テレビ)
- 飛び出せ!青春 第20話(1972年、日本テレビ) - 宇野の妻
- どてらい男(1973年、フジテレビ)
- 眠狂四郎 第10話「荒野に女郎花が咲く」(1972年、関西テレビ)
- 子連れ狼(1973年、日本テレビ)第1部
- ぶらり信兵衛 道場破り 第9話「九年目の浮気」(1973年、フジテレビ)
- 楽屋のれん(1975年3月31日、フジテレビ) - 京子
- 影同心 第25話「相合傘の殺し節」(1975年、MBS / 東映) - おとせ
- 破れ傘刀舟悪人狩り 第64話「悪徳の勲章」(1975年、NET)中村志乃
- 夜明けの刑事 第48話「花の好きな女の秘密」(1975年、TBS)
- あかんたれ(1977年、東海テレビ)
- 新五捕物帳(1977年‐1982年、日本テレビ・ユニオン映画)
- 第37話「黒いかわら版」
- 第141話「闇に消えた男」 - お道
- Gメン'75(TBS)
- 第151話「覗き魔は猫背の男」(1978年)−土井佳子
- 第182話「赤ちゃん盗難事件」(1978年)−手塚(みきの母)
- 第196話「東京発ひかり157号のトリック」(1979年)−川端新子
- 同心部屋御用帳 江戸の旋風IV 第21話「女房の秘密」(1979年、フジテレビ) - おきよ
- 不毛地帯(1979年、毎日放送)
- 桃太郎侍(日本テレビ)
- 第125話「福の神だという女」(1979年)
- 第202話「大江戸翔んでる女たち」(1980年)
- 第239話「恋って奴ァむずかしい!」(1981年)
- 破れ新九郎 第15話「盗人宿の女」(1979年、ANB) - お駒
- ポーラテレビ小説・元気です!(1980年‐1981年、TBS) - いくの
- 鬼平犯科帳 第1シリーズ 第14話「むかしの男」(1980年、ANB) - 美雪
- 長七郎天下ご免! 第17話「かあちゃんに逢いたい!」(1980年、ANB) - お里
- 江戸の用心棒 第6話「胸さわぎ」(1981年、フジテレビ・東宝・映像京都) - 春乃
- 竜馬がゆく(1982年、東京12チャンネル)
- 外科医 城戸修平 第4話「燃えるささやき」(1983年、TBS)
- 気分は名探偵 第9話「圭介の仁義なき戦い」(1984年、日本テレビ)
- 新大江戸捜査網 第7話「鬼同心獄中の標的」(1984年、テレビ東京) - お房
- 金曜日には花を買って -Say it with Flowers-(1986年、TBS) - 水谷安代
- トップスチュワーデス物語(1990年、TBS)客室乗員部 片岡マネージャー
- 火曜サスペンス劇場(日本テレビ)
- 女監察医・室生亜季子14 震える海(1993年)
- 小京都ミステリー12 みちのく酒田殺人事件(1994年)
映画
編集- 俺たちの恋(1965年、松竹)
- 博徒一代 血祭り不動(1969年、大映) - お園
- 用心棒 兇状旅(1969年、大映)
- 秘録怪猫伝(1969年、大映) - 小夜
- 真田幸村の謀略(1979年、東映) - 阿茶局
- 巣立ちのとき 教育は死なず(1981年、共同映画全国系列会議)
バラエティー番組
編集脚注
編集- ^ a b c d e 『読売新聞』1966年11月15日付朝刊、10面、ラジオ・テレビ欄。
- ^ a b c 『日本タレント名鑑1993』VIPタイムズ社、1993年、455頁。
- ^ a b c d e f g h i 『日本映画人名事典』 女優編 上巻、キネマ旬報社、1995年、482頁。ISBN 4873761409。
- ^ 「亀井光代に十年ぶりの団らん 両親の上京で、水入らずの明るい生活」(『週刊TVガイド』1968年9月20日号、38‐39頁)
- ^ 『日本映画俳優全集・女優編』キネマ旬報社(1980年12月)、201頁
- ^ 『朝日新聞』1966年3月12日付朝刊9面、ラジオ・テレビ欄。
- ^ 『毎日新聞』1966年9月29日付朝刊8面、ラジオ・テレビ欄。