井上 依吏子(いのうえ えりこ、1983年[1] 7月25日[2] - )は、日本女優。元宝塚歌劇団花組の娘役[3][2]

いのうえ えりこ
井上 依吏子
別名義 華月 由舞(旧芸名)
生年月日 (1983-07-25) 1983年7月25日(40歳)
出身地 日本の旗 日本 東京都世田谷区
身長 163cm
職業 女優
ジャンル 舞台ドラマ
活動期間 2003年 -
活動内容 2003年:宝塚歌劇団入団、花組配属
2011年:宝塚歌劇団退団、芸能活動再開
公式サイト 井上依吏子 公式プロフィール
備考
宝塚歌劇団卒業生
テンプレートを表示

東京都世田谷区[4]桐朋女子高等学校出身[4]。身長163cm[1]。愛称は「エイコ」、「ゆま」[4]。宝塚歌劇団時代の芸名は華月 由舞(はなづき ゆま)[3][4]

来歴

2001年、宝塚音楽学校入学[2]

2003年、宝塚歌劇団に89期生として入団[3][2]。入団時の成績は13番[3]月組公演「花の宝塚風土記シニョール ドン・ファン」で華月由舞として初舞台[2]。その後、花組に配属[3][2]

2011年9月11日、「ファントム」東京公演千秋楽をもって、宝塚歌劇団を退団[3][2]

退団後は井上依吏子と改名し、舞台を中心に活動を続けている[2]

宝塚歌劇団時代の主な舞台

初舞台

花組時代

  • 2004年1月、『飛翔無限』出語り『天使の季節』新人公演:スプマンテ『アプローズ・タカラヅカ!』
  • 2004年5月、『NAKED CITY』(バウホール日本青年館)ミニー
  • 2005年3月、『マラケシュ・紅の墓標』新人公演:サラ(本役:花野じゅりあ)『エンター・ザ・レビュー
  • 2005年8月、『マラケシュ・紅の墓標』アマン『エンター・ザ・レビュー』(博多座
  • 2005年11月、『落陽のパレルモ』新人公演:ベアトリチェ・ビアンカ・カヴァーレ(本役:華耀きらり)『ASIAN WINDS!
  • 2006年6月、『ファントム』団員女、新人公演:フルール(本役:花野じゅりあ)
  • 2006年11月、『MIND TRAVELLER-記憶の旅人-』(ドラマシティ・日本青年館)モニク
  • 2007年2月、『明智小五郎の事件簿-黒蜥蜴(トカゲ)』少年探偵団浮浪児(早水)、新人公演:サソリ(本役:鈴懸三由岐)『TUXEDO JAZZ(タキシード ジャズ)』
  • 2007年6月、『舞姫-MAIHIME-』(バウホール)マリィ
  • 2007年7月、『ハロー!ダンシング』(バウホール)
  • 2007年10月、『アデュー・マルセイユ』アネット、新人公演:ジャンヌ(本役:愛音羽麗)『ラブ・シンフォニー』
  • 2008年2月、『メランコリック・ジゴロ』アネット『ラブ・シンフォニーII』(中日劇場
  • 2008年3月、『舞姫-MAIHIME-』(日本青年館)マリィ
  • 2008年5月、『愛と死のアラビア』侍女サラーン、新人公演:ナイリ(本役:桜一花)『Red Hot Sea』
  • 2008年9月、『外伝 ベルサイユのばら-アラン編-』イザベラ『エンター・ザ・レビュー』(全国ツアー)
  • 2009年1月、『太王四神記』モラン、新人公演:パソン(本役:桜一花)
  • 2009年5月、『哀しみのコルドバ』エルビラ/ラウラ『Red Hot SeaII』(全国ツアー)
  • 2009年7月、『ME AND MY GIRL』(梅田芸術劇場)ランベスクイーン
  • 2009年9月、『外伝 ベルサイユのばら-アンドレ編-』メリー、新人公演:マロングラッセ(本役:邦なつき)『EXCITER!!
  • 2010年1月、『BUND/NEON 上海』(バウホール)孫香雪
  • 2010年3月、『虞美人』浩浩/玉華/秋蘭
  • 2010年7月、『麗しのサブリナ』ファニー『EXCITER!!』
  • 2010年11月、『メランコリック・ジゴロ』ティーナ『ラブ・シンフォニー』(全国ツアー)
  • 2011年2月、『愛のプレリュード』アーヤ・ファーマー『Le Paradis(ル パラディ)!!』
  • 2011年6月、『ファントム』フローラ 退団公演[3][2]

出演イベント

宝塚歌劇団退団後の主な活動

舞台

ドラマ

映画

  • 人を乗せる But Life Goes On(2017年、監督:神田裕司)
  • 翔んで埼玉(2019年) - A組担任 役

脚注

出典

  1. ^ a b 所属女優 capsule&people。
  2. ^ a b c d e f g h i 井上依吏子 公式プロフィール capsule&people。
  3. ^ a b c d e f g 100年史(人物) 2014, p. 115.
  4. ^ a b c d 『宝塚おとめ 2011年度版』 阪急コミュニケーションズ、2011年、23頁。ISBN 978-4-484-11505-4
  5. ^ 春野寿美礼イン・コンサート「I GOT MUSIC」('05年・昭和女子大学人見記念講堂) タカラヅカ・スカイ・ステージ。
  6. ^ 愛音羽麗ディナーショー「Prism」('08年・宝塚ホテル) タカラヅカ・スカイ・ステージ。

参考文献

  • 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3 
  • 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(人物編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14601-0 

外部リンク