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仙台シティラビット(せんだいシティラビット)は、東日本旅客鉄道(JR東日本)が仙台 - 福島間を東北本線経由で運行する快速列車愛称である。

仙台シティラビット
JRE-719 Sendaicityrabbit.jpg
仙台シティラビット (719系電車)
概要
種類 快速列車
現況 運行中
地域 宮城県福島県
運行開始 2000年
運営者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
路線
起点 仙台駅
終点 福島駅
運行間隔 3往復
使用路線 JR東日本:東北本線
車内サービス
クラス 普通車
座席 自由席
技術
車両 701系E721系
仙台車両センター
軌間 1,067 mm (3 ft 6 in)
電化 交流20,000V50Hz
運行速度 最高110 km/h (68 mph)
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東北本線の『宇都宮線』区間内で運転される快速「ラビット」に因んで命名されたが、地元では単に「ラビット」と呼ばれることが多く福島駅では「快速仙台方面ラビット号」と案内することもある。

概要編集

東北本線仙台 - 福島間で運行。所要時間は1時間12分 - 16分で普通列車より6 - 10分程度早いが、先行列車を追い越すことは無い。

国鉄分割民営化後の福島 - 仙台間では白石 - 仙台間に快速列車を設定したが、後に福島まで運転区間を延長。しかし1990年代になると高速バスの台頭により需要を奪われつつあったことから、仙台支社では対抗策として在来線での速達性を重視した本列車の運転を開始した。一方では沿線主要地域の生活輸送も兼ねた停車駅設定がなされ、現在まで何度か追加を実施した(停車駅一覧は後述)。

また2012年3月ダイヤ改正以前は土休日のみ運転する臨時列車が四半期単位で設定されており、事実上の定期列車と位置付けられていた[注 1]

歴史編集

  • 1989年 - 休日のみ1日1往復で仙台 - 白石間快速列車[注 2]として運転開始。
  • 1991年 - 福島まで運転区間を延長。
  • 1999年3月6日 - 宮城交通福島交通ジェイアールバス東北3社共同運行高速バスの運転開始に伴い土休日運転に変更。途中の停車駅は伊達、白石、大河原、岩沼の4駅で所要時間は70分。これに加えて在来線用往復割引切符大人1,800円の発売も開始した。
  • 2000年12月4日 - 若い女性を中心とした仙台へ向かう買い物客をターゲットとした高速バスとの競争が激化したために毎日運転となり、「仙台シティラビット」の愛称を付加。東福島への停車を開始。所要時間は64分で6分の短縮となっている。利用客も前年比3-4割増と好調に推移した。
  • 2002年12月1日 - 3往復に増発。増発分は桑折・藤田・槻木・名取にも停車。
  • 2003年6月1日 - 土休日に2往復増発[1]
  • 2003年10月 - 高速バスの競争が激化したため土休日に3往復増発。
  • 2004年3月 - 臨時列車の停車駅を白石・岩沼に限定。定期列車の船岡停車を開始。
  • 2005年12月10日 - 臨時列車の大河原停車を開始。
  • 2007年3月18日 - 臨時列車を1往復削減。
  • 2008年3月15日 - 臨時列車の名取停車を開始。
  • 2012年3月17日 - ダイヤ改正により定期列車3往復のみに削減。臨時列車は運転設定日数を大幅に削減して繁忙期のみとし、列車愛称を廃止した上での運転に変更。
  • 2016年3月26日 - ダイヤ改正により定期列車の南仙台・長町停車を開始[注 3]

停車駅編集

福島駅 - 東福島駅 - 伊達駅 - 桑折駅 - 藤田駅 - 白石駅 - 大河原駅 - 船岡駅 - 槻木駅 - 岩沼駅 - 名取駅 - 南仙台駅 - 長町駅 - 仙台駅

停車駅の変遷編集

駅名 福島駅 東福島駅 伊達駅 桑折駅 藤田駅 白石駅 大河原駅 船岡駅 槻木駅 岩沼駅 名取駅 南仙台駅 長町駅 仙台駅
運転開始時
2000年毎日運転化時
2002年定期3往復化時
定期2004年以降
定期2016年以降
臨時2004年以降
臨時2005年以降
臨時2008年以降
凡例
  • ●:停車、▲:一部列車停車、―:通過
備考
  • 定期列車
  • 1号 - 6号(2002年12月 - )
  • 臨時列車
  • 71 - 74号(2003年6月 - 2003年10月)
  • 71 - 76号(2003年10月 - 2007年3月)
  • 72 - 75号(2007年3月 - 2012年3月)

車両編集

E721系0番台
E721系1000番台
701系

2017年3月4日ダイヤ改正以降は仙台車両センター所属にする以下の3系列で組成される4両編成が充当される。

E721系0番台(1号・5号)
E721系1000番台(3号)
701系+E721系0番台(2号)
701系4両固定編成[注 4](4号・6号)

過去の車両編集

455・457系
417系(6号のみ)
719系[注 5]

脚注編集

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注釈編集

  1. ^ 同様の措置で運行された列車としてホリデー快速むさしの」がある。
  2. ^ 列車愛称はなし。
  3. ^ ただし仙台空港アクセス線からの快速は引き続き両駅通過。
  4. ^ 故障や検査入場による代走で他系列が投入される場合がある。
  5. ^ 455系・417系・719系では先頭に専用ヘッドマークを掲出するケースがあったが、2016年3月26日ダイヤ改正で廃止された。

出典編集

  1. ^ 「鉄道記録帳2003年6月」『RAIL FAN』第50巻第9号、鉄道友の会、2003年9月1日、 17頁。

関連項目編集