ジジ・ぶぅ1956年10月21日 - )は、日本お笑い芸人俳優

ジジ・ぶぅ
2008年
本名 勝俣 喜明(かつまた よしあき)
生年月日 (1956-10-21) 1956年10月21日(67歳)
出身地 神奈川県小田原市
身長 173cm
言語 日本語
コンビ名 猫ジジ
芸風 漫談
事務所 WAHAHA本舗
過去の代表番組 美少女戦麗舞パンシャーヌ 奥様はスーパーヒロイン!
神さまぁ〜ず
公式サイト 公式プロフィール
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神奈川県小田原市出身[1]WAHAHA本舗所属。身長173cm、体重75kg。

来歴・人物 編集

かつては劇団で役者として活動、未来劇場に4年間、スーパー・エキセントリック・シアター(SET)に2年間、ページワンに3年間それぞれ在籍。『ママとあそぼう!ピンポンパン』(フジテレビ系)にて『虫歯仮面』、『ライオンのいただきます』にてライオンちゃんのそれぞれのスーツアクターの着ぐるみで出演していたこともあった[1]

1999年にお笑いコンビ『フロントページ』(松竹芸能に在籍していたコンビ『フロントページ』とは別)を結成。フロントページは2004年4月に解散。その同じ年の11月にWAHAHA商店に入る。商店入りした時に芸名は喰始が付け、当初はロバート・デ・ニーロ高木ブーを意識したという『勝俣・じじ・ブー』(ロバート・デ・ニーロとは「・」(中黒)が2つ入ることのみ共通)、その後『じじ・ブー』→『ジジ・ぶぅ』となる[2]

同じWAHAHA本舗所属の猫ひろしの付き人をしていたことがあり、その時の給料は猫の小遣いから支払われていた。その猫とは『猫ジジ』というコンビを組んで、これまで各ライブ出演やM-1グランプリ出場などで活動している。M-1には、この他にも2009年には女優の白川和子とコンビ『50・60これからだ』を組んで出場した[3]

実年齢とはかけ離れた老け顔が特徴。白髪まじりで、芸名通り老人然とした風貌であるが、本人曰く「若手芸人」。テレビ出演は少なく、もっぱら舞台が多い。また俳優活動も継続している。趣味は料理。アルバイトもしているが年齢もあって長続きせず、苦労している様子がブログでたびたび記されている。「マンション購入の順番待ち」から「遺体清掃員」、「バキュームカー洗浄」まで、50年間で様々なバイトを経験した[4][5]。また、実家からは芝居を始めたことで勘当されて追い出され、後にホームレス生活を経験[1]、当時公園で暮らしていた時に自分がいつも残飯漁りをしていたゴミ籠を公園のカラスに荒らされているのに怒り投石して捕まえ、毛をむしって茹でて食べたこともあった(本人曰く「すごく不味かった」とのこと)[1]

とんねるずのバラエティー番組内企画でワハハ本舗全員で出演した折に石橋貴明と話したいのか視線を送り続けていたら、石橋に「この人は街で出会ったら決して目を合わせちゃいけない人だ…」と評されたことがある。

芸風 編集

漫談では、これまでに「金が無い」ことや、中年の悲哀をネタにしたものなどを演じて来ている。出囃子に、橋幸夫の『あの娘と僕~スイム・スイム・スイム~』を使うことがある。なお、ネタでは「ホームレスから芸人になった」(上述の通り)ことを話すことがある。

『猫ジジ』では、相方の猫の芸風に合わせる形が多い(「ラッセーラー、ラッセーラー!」に対し「リストラー、リストラー!」、「ポーツマス[要曖昧さ回避]!ポーツマス!」に対し「ホームレス!ホームレス!」など)。衣装も猫の「猫魂」に対し「爺塊」(じじいかたまり)と書かれたTシャツを着ている。

出演 編集

テレビ 編集

ドラマ 編集

CM 編集

映画 編集

オリジナルビデオ 編集

  • 女子高生のはらわた(2012年)

脚注 編集

  1. ^ a b c d 元ホームレス芸人「ジジ・ぶぅ」の人生 カラスを食べた、酒に溺れた仲間の死から再生 人気芸人が直撃”. デイリースポーツ (2022年7月26日). 2022年8月8日閲覧。
  2. ^ 『別冊 喰始のショービジネスの作り方』(2006年3月1日分参照)より。
  3. ^ 『別冊 喰始のショービジネスの作り方』(2009年4月20日分参照)より。
  4. ^ "シニア再就職のリアル(1)「バイト人生50年」俳優が見た壮絶現場「1体1万円でホルマリンの臭いが染みついて」". Asagei Biz. 徳間書店. 11 February 2023. 2023年2月11日閲覧
  5. ^ "シニア再就職のリアル(2)「バイト人生50年」俳優が見た壮絶現場「バキューム洗いは1台1万5000円」". Asagei Biz. 徳間書店. 11 February 2023. 2023年2月11日閲覧

外部リンク 編集