大町町
佐賀県杵島郡の町
大町町(おおまちちょう[1])は、佐賀県のほぼ中心に位置する町。杵島郡に属し、佐賀県において一番小さな町である。
おおまちちょう 大町町 | |||||
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国 | 日本 | ||||
地方 | 九州地方 | ||||
都道府県 | 佐賀県 | ||||
郡 | 杵島郡 | ||||
市町村コード | 41423-9 | ||||
法人番号 | 7000020414239 | ||||
面積 |
11.50km2 | ||||
総人口 |
5,909人 [編集] (推計人口、2024年10月1日) | ||||
人口密度 | 514人/km2 | ||||
隣接自治体 | 多久市、武雄市、杵島郡江北町、白石町 | ||||
町の木 | キンモクセイ | ||||
町の花 | 3色スミレ | ||||
大町町役場 | |||||
町長 | 水川一哉 | ||||
所在地 |
〒849-2101 佐賀県杵島郡大町町大字大町5017番地 北緯33度12分50秒 東経130度06分58秒 / 北緯33.21386度 東経130.11611度座標: 北緯33度12分50秒 東経130度06分58秒 / 北緯33.21386度 東経130.11611度 | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
ウィキプロジェクト |
地理
編集地形
編集佐賀市の西側約20 kmの内陸部に位置する。総面積が佐賀県下では最小で、東京都千代田区とほぼ同じである。
- 山:聖岳(416 m)
- 河川:六角川
- 湖沼:杉谷池、砥石川池、荒橋池、不動寺池
気候
編集気候は北部の丘陵の影響により温暖で、降水量も比較的多い。
隣接している自治体
編集地名
編集町内には2つの大字がある。
大字 | 面積/km2 | 世帯[* 1] | 人口[* 1] | 旧町村 | 位置 | 行政区 |
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大町 | 7.29 | 1063 | 3139 | 大町村 | 東 | 旭町、上大町、小通り、下大町、新町、神山、 寺口、道金町、畑ケ田、不動寺、本町、浦川内 |
福母 | 4.18 | 1608 | 4230 | 福母村 | 西 | 泉町、磯路町、恵比須町、大谷口、寿町、栄町、 下潟、昭和通り、高砂町、大黒町、中島、中通り、 花宮町、本通り、港町、宮浦町 |
計 | 11.46 | 2671 | 7369 |
人口
編集大町町と全国の年齢別人口分布(2005年) | 大町町の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 大町町
■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
大町町(に相当する地域)の人口の推移
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総務省統計局 国勢調査より |
歴史
編集沿革
編集行政
編集町長・議会
編集2007年11月13日に隣接する武雄市に合併協議を申し入れた。武雄市側も事前協議に応じる姿勢を見せていたが、2010年7月に同町は町民の意向が変わったとして合併協議申し入れを撤回した。
姉妹都市・提携都市
編集国政
編集県政
編集大町町は、杵島郡選挙区(大町町・江北町・白石町)に属し、選出される佐賀県議会議員の定数は2議席である。
警察
編集消防
編集- 杵藤地区広域市町村圏組合消防本部
- 大町分署
産業
編集主な産業は農業(米、麦、キュウリ、イチゴなど)および畜産(養鶏)。
かつては町内に杵島炭鉱があり産炭地として栄えたが、1960年代のエネルギー事情の変化により閉山した。
大町町に本社を置く主な企業
編集大町町に工場・事業所を置く主な企業
編集市外局番
編集郵便局
編集- 郵便番号
- 〒849-2101(大町)
- 〒849-2102(福母)
金融機関
編集テレビ
編集健康
編集- 平均年齢:50.47歳
- 年少人口割合:11.75 %
- 生産年齢人口割合:57.02 %
- 老年人口割合:31.23 %
病院
編集- 巨樹の会 大町病院
- 医療法人順天堂順天堂病院
教育
編集高等学校
編集義務教育学校
編集保育所
編集- 大町保育園(町立)
- ヤクルト保育園ミルミルテラスおおまち(私立)
学校教育以外の施設
編集なお小学校・中学校は小中一貫校化ののち2016年度に義務教育学校に再編されたため、幼稚園は町内唯一の幼稚園であった大町幼稚園(私立)が閉園したため消滅した。
交通
編集空港
編集- 佐賀空港が最も近い。
鉄道路線
編集路線バス
編集- 祐徳バス - 大町町内の国道34号を経由し佐賀市と武雄市を結ぶ路線を運行する。小城市(旧芦刈町・牛津町域)および江北町を経由する。
- まちバス - コミュニティバス。国道34号以外を通る。火・水・金曜日と月・木曜日でルートが異なる。
道路
編集- 高速道路:なし(最寄りインターチェンジは長崎自動車道武雄北方インターチェンジ・多久インターチェンジ)
- 一般国道:国道34号
- 県道:佐賀県道214号白石大町線、佐賀県道351号久間大町線
文化施設
編集- 総合福祉保健センター(美郷)
スポーツ施設
編集- オリオンプラザ
- 大町町スポーツセンター
特産品
編集たろめん
編集細めのうどんを、ショウガを加えた牛骨出汁スープに入れ、豚肉や野菜の具をのせた麺料理。第二次世界大戦後、炭鉱員が中華料理店でよく食べていた。常連客の一人が「たろめん食堂」を開いて提供したが、2000年に閉店。懐かしむ有志が2010年に8店で復活させ、ご当地グルメとしてまちおこしに活用している[3]。2022年時点で4店が提供している[4]。
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
編集名所・旧跡・観光スポット
編集- 土井家住宅
- 横辺田代官所跡
- 回転経蔵
- 聖岳展望所
- 楠の群生林
- 長寿の滝
- 大町町ふれあい広場
- 浦田自然公園
- ボタ山わんぱく公園
- 大町煉瓦館 - 1927年(昭和2年)建設の旧杵島炭鉱変電所。イベント会場として活用されている。
催事・祭事
編集脚注
編集- ^ 内閣府 (2019年8月30日). “令和元年8月の前線に伴う大雨に係る被害状況等について” (PDF). 防災情報のページ. 内閣府. 2019年8月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年8月31日閲覧。
- ^ “大町町議会、告示1カ月前に2減 定数8、混戦模様に”. 『佐賀新聞』 (2019年3月16日). 2020年12月12日閲覧。
- ^ 【招き人】大町たろめん運営協議会代表 鈴山謙介さん/佐賀のソウルフード麺 全国に『日経MJ』2020年12月7日(観光・インバウンド面)
- ^ 【継ぐメシ!つなぎたい郷土食】たろめん(佐賀県大町町)素材際立つ昭和の味『日本農業新聞』2022年1月8-9面
- ^ さが祭時記まつりびと 大町のおくんち(大町町)