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山崎 智也(やまざき ともや、1974年3月11日 - )は、群馬県邑楽郡邑楽町出身のボートレーサー

山崎智也
Yamazaki tomoya toda kyoutei 2.jpg
戸田競艇場2007年グランドチャンピオン決定戦準優勝戦11R・2マーク付近を競走中の山崎
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 群馬県邑楽郡邑楽町
生年月日 (1974-03-11) 1974年3月11日(45歳)
身長 166cm
体重 53kg
競艇選手情報
所属 群馬支部
登録番号 3622
登録期 71期
級別 A1級
特徴 自在
選手実績
デビュー日 1992年11月
主要獲得タイトル
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登録番号は3622、71期生。身長165cm、50kg。群馬支部所属。群馬県立館林高等学校中退。同期には川北浩貴天野晶夫深川真二海野ゆかりなどがいる[1]

選手としての特徴編集

2015年の賞金ランキング1位。ボートレース界を代表する選手の一人である。安定感のあるレース運びに定評があり、コース取りは基本的には枠なりであるが[2]、ピット離れがよいときには積極的に内に入ってくる。ボートレーサーの職業病ともいえる腰痛に苦しむ事があるものの[3]、常にSG競走で安定した成績を残している。

人物・エピソード編集

1997年10月の全日本選手権(唐津)でSG初制覇。SGは同年8月のモーターボート記念競走で初出場して以来2度目の出場で初優出だった。翌1998年5月には地元桐生で開催された笹川賞を制した[3]

2001年第16回賞金王決定戦の優勝戦では痛恨のフライングをしてしまい、規定により2002年のSG出場権を失った[3]。これにより97年からの賞金王決定戦連続出場は5年で途絶える。

2003年の全日本選手権でSG3勝目をあげた[3]。同年の賞金王決定戦でベスト12に復帰。

2006年には笹川賞で優勝、SG8戦のうち5戦で優出し、年間表彰で特別賞を受賞した[3]

2007年は賞金王決定戦出場を逃した(シリーズ戦優勝)。これ以降2012年までベスト12に進出できず、2010年12月10日の丸亀一般戦での優勝まで約3年間優勝から遠ざかる。2008年はSGでの優出は1度も果たせなかった[3]

2010年12月1日に、女子競艇選手の横西奏恵と結婚(これにより横西の前夫であった競艇選手の佐々木和伸との間に授かっていた1女も養子として引き取り山崎姓となった。この1女が後述する小葉音である)[4]

2011年5月の笹川賞では夫婦揃って初日ドリーム戦のメンバーに選ばれた。夫婦揃ってSGドリーム戦に参戦するのは史上初[5]、SGでの夫婦対決に枠を広げても1988年の笹川賞で鈴木幸夫・弓子夫婦が対決して以来となる[6]

2012年12月19日、妻・奏恵が2012年に新設された賞金女王決定戦を最後に現役を引退[2]。山崎は賞金王シリーズ戦(現・グランプリシリーズ)は過去2度制したものの賞金王決定戦(現・グランプリ)の出場は2006年を最後に長く遠ざかっていた。しかし、妻・奏恵が現役を退いた2012年は同年の賞金ランク12位という当落線上ギリギリのラインで6年ぶりに決定戦に駒を進めた[2]このレースは前述にあるように2001年の優勝戦ではチャンスと言われた中5号艇で出走し、まさかのFという憂き目があっただけに、人一倍このレースにかける思いがあったという(優勝は田中信一郎。またこのレースはトラブルによりナイター状態のレースであった。なお、当時の住之江競艇場はナイター照明がなかった)。

トライアル3戦での成績は4着・1着・4着で、全体では4番目の成績で優勝戦は4号艇で出走することとなった。

同年12月24日のクリスマスイブに開催された賞金王決定戦優勝戦、1号艇はトライアルでも圧倒的な実力を見せつけトライアルの得点トップでファイナルに進出・賞金王では史上最多のV4を狙う絶対王者の松井繁であった。枠なりの進入で2番手のスタートを決めるが、トップから最下位までの差は僅か0.04秒差の団子状態であった。しかし、ダッシュの4コースから舟足を伸ばし、1周目・1マークで捲り差しを敢行、逃げる1号艇の松井を捉えてバックストレッチで逆転。次の1周目・2マークを先に回りトップを航走、その後は一度も先頭を譲ることなくゴール、悲願の賞金王決定戦初優勝を果たした。ピットに帰って来ると妻で賞金王大会前に現役引退を発表した横西奏恵が待っていて妻・奏恵との熱い抱擁を行った。また、関東地区選手の賞金王決定戦優勝は、千葉在住の元祖艇王・彦坂郁雄(登録番号1515)が第1回大会を制して以来、26年ぶり2人目の快挙となった[7]

2013年は、賞金王決定戦ではベスト12進出を逃した。本人によれば1度取れれば良いと思っていた賞金王を取って満足し、ボケていたという[8]

2015年の賞金王決定戦優勝戦では1号艇で1コースから逃げ切り、2度目の優勝を果たした[9]。この年、オールスター、グランドチャンピオンも制してSG3冠を獲得した彼は、最優秀選手に選ばれた[10]。なお、同一年にSG3冠を達成したのは、史上5人目の快挙であった[11]

関東地区のボートレーサーの中では、毒島誠(群馬支部)、桐生順平(埼玉支部)および濱野谷憲吾(東京支部)らと並びファンの注目を集める選手である。人柄もよく、群馬支部の後輩でもある毒島らに慕われている。端正な顔立ちから「艇界の貴公子」の異名を持つ[12]。このため特に女性ファンが多く、優勝戦出場選手や開会式における選手紹介インタビューのときにはたくさんのファンがサインを求め、声援を送っている。温厚な性格で、トークショーではゆったりとした口調で語り、集まったファンを和ませる。 なお、漫画・アニメの『モンキーターン』に登場する「潮崎」は山崎がモデルとされている[13]。そのキャラが登場する以前に、作者の河合は取材中に山崎と面会しており、山崎が「帯をギュッとね!」のファンであり、「モンキーターン」も愛読していることを知って、作者自身も彼のファンになったと公言している[14]

同期の川北浩貴(滋賀支部)や76期の原田幸哉(愛知支部→長崎支部)とは大の仲良し。現在のキャッチフレーズは「ライジングスター」である。

実弟は現・ロバートの山本博とお笑いコンビ「山本山崎」を結成していたが、2ヶ月でNSCを中退してしまう。

2018年、妻の前夫との間にできた養子である山崎小葉音がボートレーサーとしてデビューした。

経歴編集

  • 1992年 - 桐生競艇場でデビュー
  • 1994年 - 10月にデビュー初優勝(平和島競艇場)
  • 1997年 - SG全日本選手権(ダービー)優勝(唐津競艇場)[2]、賞金王決定戦初出場を果たす。
  • 1998年 - SG笹川賞優勝(桐生競艇場)[2]
  • 2000年 - 賞金王決定戦初優出
  • 2001年 - 賞金王決定戦の優勝戦でフライング。1年間のSG選出除外処分を受ける[3]
  • 2003年 - SG全日本選手権(ダービー)優勝(戸田競艇場)[2]
  • 2006年 - SG笹川賞優勝(戸田競艇場)[2]・ファン投票第1位の選手としての優勝は、野中和夫以来30年ぶり史上2人目の快挙)
  • 2007年 - SG賞金王シリーズ戦優勝(福岡競艇場)[2]
  • 2010年 - SG賞金王シリーズ戦優勝(BOAT RACE住之江)[2]
  • 2012年 - SG賞金王決定戦優勝(BOAT RACE住之江)[2]
  • 2015年 - SG笹川賞(BOAT RACE大村)、SGグランドチャンピオン決定戦(BOAT RACE宮島)、SGグランプリ(BOAT RACE住之江)優勝。
  • 2016年 - SGグランドチャンピオン決定戦(BOAT RACE蒲郡)優勝。

脚注編集

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  1. ^ 山崎うれしい地元優勝「狙って取った」”. 日刊スポーツ. 2016年1月9日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i j 黒須田守 (2013年2月15日). “究極のストーリーを演出したスーパースター 山崎智也(後編)”. BOATBoy. 2016年1月9日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g 黒須田守 (2009年7月15日). “艇界のアイドル 山崎智也(後編)”. BOATBoy. 2016年1月9日閲覧。
  4. ^ 【賞金王決定戦】“帰ってきた貴公子”山崎 引退の妻へ激走ささぐ”. スポーツニッポン (2012年12月24日). 2016年1月9日閲覧。
  5. ^ 史上初!SGのドリーム戦で山崎智也選手と横西奏恵選手が夫婦対決 - BOAT RACE振興会・2011年5月18日
  6. ^ 東京スポーツ・2011年5月24日付 7面
  7. ^ SG第25回賞金王決定戦 住之江ボート12R”. デイリースポーツ (2010年12月23日). 2016年1月9日閲覧。
  8. ^ 関東のエース山崎智也が返り咲く/平和島”. 日刊スポーツ (2014年12月12日). 2016年1月9日閲覧。
  9. ^ 【グランプリ】山崎智也が2度目のGP制覇!”. サンケイスポーツ (2015年12月23日). 2016年1月9日閲覧。
  10. ^ MVPは山崎智 ボート15年優秀選手”. 西日本新聞 (2016年1月8日). 2016年1月9日閲覧。
  11. ^ 【グランプリ】今年最後も“トモヤスマイル”で締め”. サンケイスポーツ (2015年12月23日). 2016年1月9日閲覧。
  12. ^ 【縁もたけなわ】艇界の最強夫婦が登場!”. 東京スポーツ (2013年8月19日). 2016年1月9日閲覧。
  13. ^ モンキーターン”. VAP. 2016年1月9日閲覧。
  14. ^ 『モンキーターン』第5巻

関連項目編集

外部リンク編集