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『東京バス案内』(とうきょうバスガイド)は、東京都都営バスを運転するドライビングシミュレーションゲームである。

東京バス案内(ガイド)
ジャンル レースゲームドライビングシミュレーション)、職ゲー
対応機種 ドリームキャスト
アーケード
開発元 フォーティーファイブ
発売元 フォーティーファイブ(DC)
セガ(後のセガ・インタラクティブ)(AC)
人数 1人
メディア DC:GD-ROM1枚
稼働時期 DC:1999年10月29日
AC:2000年
DC:2000年12月21日(美人バスガイド添乗パック)
筐体 コクピット筐体
システム基板 NAOMI
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発売元、開発元はフォーティーファイブ(45 XLV)。東京都交通局の全面協力のもとで開発された。ドリームキャストで発売された後、アーケードに逆移植され、更にPlayStation 2へ移植・続編がサクセスから発売された。

シナリオライターとしてコラムニスト泉麻人が参加。コンシューマー版のストーリーモードでは泉をモデルにした乗客がゲーム中に登場し、沿線や都バスにまつわる蘊蓄を述べる。

目次

特徴編集

身近でよく見かけるものの、一般には運転する機会がまずない路線バスの運転を楽しめるというコンセプトで作られたゲームである。運転だけでなく、停留所や時間帯によって乗客の客層が変わったり、東京の色々な地域の風景を楽しむことができる。交通ルールはほぼ日本の道路交通法に準じるもので、変速操作についてもマニュアルトランスミッションクラッチペダルによるシフトチェンジが無い、前進と後退のみのオートマ車未満の状態となっており、自動車運転免許未取得者でもプレイし易い作りとなっている。

プレイヤーはバスの運転手として、交通ルールを守り、安全且つ快適に乗客を輸送する必要があり、急発進をする、急ブレーキを使用する、速度制限を違反する、ダイヤから遅れる、ウインカーを出し忘れる、接触事故人身事故を起こすなどの行為があると、最初に100点あった持ち点数が徐々に減少し、それが0になるとリタイアになってしまう。つまり、TAiTO電車でGO!シリーズと同様である。そして、人身事故のペナルティがもっとも大きく、殆どの場合一発でリタイアになる。

単に交通ルールを遵守するだけではなく、時々交通ルールを無視して突っ込んでくる他車や、突然急ブレーキをかける他車、突如目の前に飛び出して来る歩行者などといったハプニングが多数存在し、これらの事前回避も重要となってくる。しかし、ゲーム中では1秒でも到着が遅れるとペナルティとなり、完全に交通ルールを遵守しているだけではかなりの率でダイヤから遅れてしまうルートなども存在し、「公共車両の安全運転」をある程度無視しないと「ゲームとしての難易度」を達成できないという矛盾も生じている。

パート1ではコンティニューが設けられず、持ち点数が無くなった時点で即ゲームオーバーとなるため、リトライは始発からやり直しとなる。持ち点数を減らさずに終点まで辿り着いた順にスコアへ換算される。

ドリームキャスト版編集

1999年12月23日発売。帯の煽りは「急募! 都バス運転手。素人歓迎。」であった。周辺機器はぶるぶるパック・レーシングコントローラー・VGAボックス(出力)が対応している。本編との連携は無いが、ビジュアルメモリに「交通標識クイズ」をダウンロードして遊ぶことが出来る。

日中・夕方・夜の3モードで

が運転できる。使用車種はいすゞ・キュービックで、「低公害バス」の行灯と側面表記があることから、田70では都営バス新宿支所(当時新宿営業所)のハイブリッド車(KC-LV280L改/CHASSE) 、虹01では都営バス深川営業所CNG車(NE-LV288L)を想定したと推測される。なお、実際には当時の新宿営業所に在籍していたいすゞCHASSEのC-B626がモデルになったとされているが、同車は後に港南支所に転属し、虹01でも実際に運行されている。

美人バスガイド添乗パック編集

「アーケード版大ヒット謝恩記念 限定版 『東京バス案内(ガイド)〜美人バスガイド添乗パック〜』」として2000年12月21日発売。ゲームディスク(上記と同一)に加え、バスガイドの解説による模範プレイ(運転)の動画が収録された「おまけディスク」との2枚組となっている。

アーケード版編集

2000年にDC版から逆移植の形でリリースされた。路線バスを模したリアルな二人乗り大型筐体セガ18WHEELERと同一)が採用されている。大型のステアリング・ホイールには、方向指示器(ウインカー)の操作レバーやクラクションも装備されている。ハンドルのギミックやウーファーの重低音により車両の振動も再現している。

ゲーム画面やコースは基本的にDC版を踏襲しているが、ストーリーモードと【梅76】系統および夜間コースの削除、初心者向けの【虹01】昼コースでは始発から次の停留所間までは「仮免許区間」として時間以外の減点が免除、画面中のいすゞキュービックの後部窓付近に『ドリームキャスト』のロゴマークが掲げられているといった細かな差違がある。筐体の後部には「みんくる」のイラストが掲げられているほか、プレイできる路線図や操作方法などのステッカーが座席側に貼られている。

アーケードのゲームバランスに合わせるため、持ち点数などがコンシューマー版に比べ厳しくなっている。反面、速度制限オーバーに対するペナルティが緩かったり、信号無視等の明らかな違反行為に対するポイント減点が低く設定されている。

東京バス案内(ガイド) 今日からキミも運転手編集

東京バス案内(ガイド)
今日からキミも運転手
ジャンル レースゲームドライビングシミュレーション)、職ゲー
対応機種 PlayStation 2
開発元 フォーティーファイブ
発売元 サクセス
人数 1人
発売日 2001年5月10日
2003年8月7日(廉価版)
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2001年5月10日発売。ドリームキャスト版の移植であるが、追加要素がある。「チャレンジモード」は教習所コースをバスで制限時間内に周回するというものであり、このコースでのみ都営バスの他に、小型ボンネットバス、二階建バスも使用出来る。

また、ドリームキャスト版のビジュアルメモリに代わってPocketStationに「交通標識クイズ」をダウンロードして遊ぶことが出来る。PS2に移植される際、なぜか『梅76』夕方コースのBGMと同夜コースのBGMが入れ替わっている。

2003年8月7日に、SuperLite2000として廉価版が販売された。SuperLite2000発売当時のCEROレーディングはA(全年齢)相当となっている。

PS2移植版で唯一デジキューブ提携のコンビニ併売タイトルであった。

東京バス案内(ガイド)2編集

東京バス案内(ガイド)2
ジャンル レースゲームドライビングシミュレーション)、職ゲー
対応機種 PlayStation 2
開発元 フォーティーファイブ
発売元 サクセス
人数 1人
発売日 2005年9月8日
2006年9月4日(廉価版)
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2005年9月8日にPlayStation 2用にサクセスから発売。早期購入特典としてオージが制作協力した降車ボタンのアクセサリー(ボタンと押下すると「次止まります」のアナウンスが流れる)が同梱された。

以下の路線(区間は発売時点のもの)を運転することが出来る。

2006年9月14日にはSuperLite2000として廉価版が発売された。CEROレーディングはB(12歳以上・コンテンツアイコンは犯罪)相当となっている。

前作からの主な変更点は以下のとおり。

  • グラフィックの向上。
  • ロジクール発売のステアリングコントローラであるGT ForceGT Force Proに完全対応しており、前作に比べ、より一層リアルな運転感覚を楽しむことが出来る。GT Force Proでは900度モードで動作する。
  • 往路のみではなく、復路の運転も出来る。
  • リタイアになっても、コンティニューをして一つ前のバス停からやり直すことが出来る。
  • 車両がいすゞ・キュービックから日野・ブルーリボン ハイブリッド車(A457・U-HT2MLAH/HIMR)または日野・ブルーリボン ノンステップ(E40X・KC-HU2PMCE) に変更される。
  • 大型車特有のエアブレーキシミュレーションが向上している。
  • 操作アクションの増加。前作のドアを閉める操作だけではなく、開ける操作もプレイヤーがする必要がある。ミラー確認・目視が適時可能になっている。
  • 乗客リアクションの追加。運転中には乗客の雑談が聞けるほか、運転ミス・事故を起こしたりすると、悲鳴を上げる。
  • 道路の勾配が、自車の挙動に影響するようになった。上り勾配では加速力が低下し、下り勾配ではスピードが上がりやすくなる。坂道で停車する場合、ブレーキを踏んでいないと転動する。
  • いっしょモード(二人プレイ)ができる。二人で運転操作を分担したり、一人が客として応援したり、文句を言ったり、ブザーを鳴らしたりすることが可能。
  • ゲームの進行役やロード画面にみんくるが登場。
  • 手紙のコレクションモードを追加。

キャスト編集

備考編集

  • 『1』『2』共にコース数は3つのみ。『2』は復路もあり。
  • 扱っている車種が限定されており、実際の運行車両を完全網羅しているわけではない。また、実際にはその営業所ないし支所に存在しないバスを運転する場合がある。『1』では青梅支所にいすゞキュービックがない、『2』では日野ブルーリボンの配置は品川・渋谷・江戸川・深川の4営業所と杉並・青梅・港南の3支所のみで、小滝橋営業所と青戸支所には配置がない(発売当時)。
  • 現実的に起こり難い状況で、わざわざ事故を誘発する様な危険な動きをする他車、歩行者などが存在する。特に『2』では、一時停止違反や、右折違反をする一般車もあり、それによって起きた事故も減点対象となり、ほとんどの場合でゲームオーバーとなってしまう等の半分理不尽な状況が発生する。
  • 『1』の梅76系統の東青梅駅前〜青梅市役所前の区間で前方に山が見えるが、東の方角で東京都心方向になるため、実際には山は無い。また、坂下〜成木市民センター前の区間の下り坂も存在せず、実際は平坦な道である。
  • 『1』の発売後、ゲームに登場する路線に変化があった。
    • 虹01系統は『癌研有明病院前』『東京湾合同庁舎前』『日本未来科学館前』の3つの停留所が新設され、『青海駅前』は『パレットタウン前』に名称が変更された。2013年3月31日をもって都営バスでの運行が終了し、翌4月1日からケイエム観光バスのkmフラワーバス(km01系統)が運行を引き継いだ。この際にルートが大江戸温泉物語の駐車場に乗り入れるように変更された。
    • 田70系統は2000年12月12日都営地下鉄大江戸線全線開業に伴う都バスの系統再編によって廃止されたが、青山一丁目駅前 - 新宿駅西口間は「品97」系統として現在も運行されている。ただし、休日の新宿三丁目 - 新宿駅西口間は靖国通り経由となる。なお、コース中の「一ノ橋」は「麻布十番駅前」、「六本木」は「六本木駅前」にそれぞれ名称が変更されている。
  • 『1』『2』共に、サイドミラーに映る風景が、大幅にずれて表示される問題があり、バスより遥かに前の空中にサイドミラーを設置している様な映像になってしまう。
  • 『2』では「上23 上野松坂屋前行き」の路線にコース情報の表示バグが存在する。東墨田会館前から2つ目の信号を渡る時に、左折すべき箇所で「次は直進」と表示される。この点については取扱説明書の末尾に訂正文が記載されている。
  • 『2』の反96系統は現在、五反田駅〜六本木ヒルズの運行に変更されているうえ、「品川駅前」も「品川駅高輪口」に名称が変更されている。早81系統についても所管が小滝橋営業所から新宿支所に変更となっている。また、上23系統は押上周辺・墨田区役所周辺で経路変更が行われたため現在とは経路が異なる。

参考文献編集

  • 東京バス案内(ガイド)及び『2』のPlayStation 2版取扱い説明書

関連項目編集

外部リンク編集