桐さと実
桐 さと実(きり さとみ、10月25日生)は、元宝塚歌劇団・月組の男役で、現在は歌手。大阪府大阪市、東京都立神代高等学校出身。愛称は「カタちゃん」。娘はOSK日本歌劇団第99期生の奏叶はる。
略歴
編集宝塚時代の主な舞台出演
編集雪組時代
編集- 1977年7月、『あかねさす紫の花』新人公演:佐伯連子麻呂(本役:萬あきら)/『ザ・レビュー』
- 1978年4月、『風と共に去りぬ』新人公演:北軍の少尉(本役:真咲佳子)(東宝)
- 1978年6月、『丘の上のジョニー』新人公演:息子トミー(本役:尚すみれ)/『センセーション!』
- 1979年1月、『春風の招待』新人公演:ジェラール(本役:萬あきら)/『ハロー!ホリデー』
- 1979年6月、『アップル・ツリー』(バウ)吟遊詩人
- 1977年7月、『朝霧に消えた人』新人公演:藩主三浦左馬介(本役:麻実れい)/『オールマン・リバー』
- 1979年10月、『愛の飛翔』(バウ)
- 1980年2月、『去りゆきし君がため』新人公演:エンリコ(本役:尚すみれ)
- 1980年4月、『Star the Sunshine!』(バウ)踊る若者
- 1980年10月、『花の舞拍子』/『青き薔薇の軍神』新人公演:フィリップ・デュ・プレシ・ベリエール侯爵(本役:麻実れい) *新人公演初主演
- 1981年5月、『彷徨のレクイエム』セレーニン、新人公演:オリオン/フェリックス(本役:麻実れい)*新人公演主演
- 1981年9月、『暁のロンバルディア』(バウ)クレマン
- 1981年11月、『かもめ翔ぶ海』島田鉱二郎、新人公演:島田悠太郎(本役:麻実れい)*新人公演主演/『サン・オリエント・サン』
- 1982年5月、『ジャワの踊り子』サレー
- 1982年9月、『愛の飛翔Ⅱ』(バウ)
- 1982年12月、『ザ・タカラヅカ』(東南アジア公演)
- 1983年3月、『パリ変奏曲』パック軍曹/『ゴールデン・ドリーム』(東宝)
月組時代
編集- 1983年6月、『恋と十手と千両箱』(バウ)池野源十郎
- 1983年11月、『翔んでアラビアンナイト』アラベスク・ガイ①/『ハート・ジャック』
- 1984年1月、『夜霧のモンパルナス』(バウ)ズボロフスキー
- 1984年5月、『沈丁花の花道』没頭弥九郎/『ザ・レビューⅡ』
- 1984年9月、『I am What I am』(東京特別・中日)
- 1984年11月、『ガイズ&ドールズ』ハリー・ザ・ホー
- 1985年1月、『ハッピー・エンジェル』(バウ)カータ *バウホール初主演
- 1985年5月、『二都物語』ストライバー/『ヒート・ウエーブ』
- 1985年9月、『スウィート・リトル・ロックンロール』(バウ)ロバート *バウホール主演
- 1985年11月、『ときめきの花の伝説』クローディオ・ジロッティ侯爵/『ザ・スィング』
- 1986年5月、『百花扇』/『哀愁』ジョン・ヘイズ大佐
- 1986年11月、『パリ、それは悲しみのソナタ』ロベール・エンリコ/『ラ・ノスタルジー』
- 1987年1月、『スウォード・フラッシュ!』(バウ・東京特別・中日)
- 1987年5月、『ME AND MY GIRL』ジェラルド・ボリングブローク
- 1988年1月、『リラの壁の囚人たち』(バウ・東京特別・名古屋特別)レーモン・ルビック
- 1988年5月、『南の哀愁』ジョデファ/『ビバ!シバ!』
- 1988年7月、『永遠物語』(バウ)敏雄(壮年期)
- 1988年11月、『恋と霧笛と銀時計』秋庭道隆/『レインボー・シャワー』
- 1989年1月、『心中・恋の大和路』(バウ)丹波屋八右衛門
- 1989年5月、『新源氏物語』頭中将/『ザ・ドリーマー』 *退団公演
宝塚歌劇団退団後の主な出演
編集舞台
編集- 『西遊記』三蔵法師 (2009年)
- 『バラに願いを』 エーディト・フランク (2011年)
脚注
編集- ^ a b c d 監修:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡り続けて(人物編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日、87頁。ISBN 9784484146010