桜井順

日本の作曲家、作詞家

桜井 順(さくらい じゅん、1934年 - )は、日本の作曲家作詞家東京都麻布[1]出身。本名は櫻井 峯夫。作詞の際のペンネームに「水木 ひろし」「能吉利人」(のー きりひと)。櫻井 順と表記される場合もある。

来歴編集

慶應義塾大学経済学部卒業。就職先が決まった頃には朝日放送主催の『ABCミュージカルスポット・コンクール』[1]に応募し、2位に入賞していた(1位は越部信義[2]。商社に勤める傍ら、夜は三木鶏郎主宰の「冗談工房」に音楽スタッフとして参加。希望していた海外勤務の夢が叶わないことを知ったこともあり、音楽に専念する道を選び、1年後に商社を退社した[1]

1964年、同じ三木鶏郎のもとで働いていた音楽プロデューサー大森昭男と個人事務所「ブレーンJACK」を設立。資生堂のコマーシャルを多く手がける。そのほか、和田誠「またまた・マザー・グース」の作曲、冗談工房の同門にあたる野坂昭如のための楽曲、童謡「とんでったバナナ」など、作品ジャンルは多岐にわたる。

2007年には、CM用の楽曲を中心に、これまでの作品を収録したCD『桜井順 CM WORKS』(ソリッドレコード)を発売している。

主な作品編集

CMソング編集

童謡編集

  • とんでったバナナ
  • ツッピンとびうお
  • 南のなかま
  • 「またまた・マザー・グース」諸作品
  • ヘンなABCみんなのうた
  • ぼくのバレンタインデー(みんなのうた)作詞は水木ひろし名義
  • ドキドキドン1年生

歌謡曲編集

  • 黒の舟唄(作詞は「能吉利人」名義)
  • マリリン・モンロー・ノー・リターン(作詞は「能吉利人」名義)
  • バージンブルース(作詞は「能吉利人」名義)

テレビ番組編集

著作編集

  • 能吉利人「CM詩集 毒」(思潮社、1969)
  • 「オノマトピア 擬音語大国にっぽん考」(電通、1986)のち岩波現代文庫

脚注編集

  1. ^ a b c 田家秀樹『みんなCM音楽を歌っていた』(2007年、徳間書店)p.31
  2. ^ 今井和也『テレビCMの青春時代』(中公新書、1995年)p.47

関連人物編集

外部リンク編集