浜頓別町

日本の北海道の町

浜頓別町(はまとんべつちょう)は、北海道最北の宗谷地方東部に位置する町である。町内にあるクッチャロ湖は、野鳥がたくさん集まりラムサール条約の保護区に指定されている。

はまとんべつちょう
浜頓別町
Lake Kuccharo.jpg
Emblem of Hamatonbetsu, Hokkaido.svg

浜頓別町章
1952年昭和27年)1月12日制定
日本の旗 日本
地方 北海道地方
都道府県 北海道宗谷総合振興局
枝幸郡
市町村コード 01512-1
法人番号 6000020015121 ウィキデータを編集
面積 401.64km2
(境界未定部分あり)
総人口 3,517[編集]
住民基本台帳人口、2020年4月30日)
人口密度 8.76人/km2
隣接自治体 宗谷総合振興局
枝幸郡:枝幸町中頓別町
宗谷郡猿払村
天塩郡幌延町
町の木 アカエゾマツ
町の花 エゾノリュウキンカ
町の鳥 コハクチョウ
浜頓別町役場
町長 菅原信男
所在地 098-5792
北海道枝幸郡浜頓別町中央南1番
Hamatonbetsu town hall.JPG
外部リンク 浜頓別町

日本地域区画地図補助 01510.svg

浜頓別町位置図

― 政令指定都市 / ― 市 / ― 町・村

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浜頓別町中心部周辺の空中写真。画像左はクッチャロ湖。1977年撮影の2枚を合成作成。
国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成。
浜頓別町市民風車「はまかぜちゃん」。浜頓別町頓別

町名の由来はアイヌ語「トー・ウン・ペッ」(湖から出る川)から。

地理編集

宗谷総合振興局の東部に位置する。 東岸はオホーツク海に面し、湿原が広がる。町西部・南部は山岳が広がる。

  • 山: 珠文岳(761m)
  • 河川: 頓別川、豊寒別川
  • 湖沼: クッチャロ湖(大沼、小沼)

隣接している自治体編集

気候編集

浜頓別町の気候は、毎年冬になると流氷が接岸するが、海洋性気候のため気温が-20℃を下回ることは珍しい。夏は概して涼しく、最高気温が25℃を超えることは少ない。風は年間を通じて東北東の風が多く、早春と秋には南西の風が多くなり、沿岸特有の季節風が他の地域と比べると強い。積雪は毎年11月下旬から始まり、市街地で最深1~1.5mの積雪となり、風が強く吹雪がしばしば発生する。融雪期は3月下旬である[1]

浜頓別のアメダスは1976年4月から統計を開始した。最高気温の極値は33.6℃(1989年7月27日)。最低気温の極値は-27.4℃(1984年1月30日)。平年値で冬日の年間日数は160.6日、真冬日85.3日、夏日21.1日、真夏日1.8日、熱帯夜0.1日。熱帯夜は過去に最低気温25.3℃を2回記録したことがある(2010年8月6日、1994年8月7日)。猛暑日を観測したことはない。

降水量は7月から11月にかけて多い。10月から2月にかけては雪または雨の降る日が多く、日照時間が11月から1月にかけて少ない。最大風速の極値は17.0m/s(風向:西南西、1979年4月19日)、最大瞬間風速の極値は30.7m/s(風向:南南西、2015年10月2日、2008年10月統計開始)。

浜頓別(1981年 - 2010年)の気候
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
最高気温記録 °C (°F) 8.2
(46.8)
9.3
(48.7)
15.9
(60.6)
23.6
(74.5)
29.7
(85.5)
30.6
(87.1)
33.6
(92.5)
33.4
(92.1)
30.9
(87.6)
24.7
(76.5)
19.0
(66.2)
10.2
(50.4)
33.6
(92.5)
平均最高気温 °C (°F) −3.7
(25.3)
−3.2
(26.2)
0.8
(33.4)
7.8
(46)
13.4
(56.1)
16.5
(61.7)
20.1
(68.2)
22.9
(73.2)
19.8
(67.6)
13.8
(56.8)
5.4
(41.7)
−0.9
(30.4)
9.4
(48.9)
日平均気温 °C (°F) −7.0
(19.4)
−7.1
(19.2)
−2.7
(27.1)
3.8
(38.8)
8.8
(47.8)
12.3
(54.1)
16.3
(61.3)
18.9
(66)
15.2
(59.4)
9.1
(48.4)
2.0
(35.6)
−3.9
(25)
5.5
(41.9)
平均最低気温 °C (°F) −11.3
(11.7)
−12.3
(9.9)
−7.1
(19.2)
−0.2
(31.6)
4.2
(39.6)
8.4
(47.1)
12.8
(55)
15.5
(59.9)
10.8
(51.4)
4.7
(40.5)
−1.6
(29.1)
−7.5
(18.5)
1.4
(34.5)
最低気温記録 °C (°F) −27.4
(−17.3)
−27.4
(−17.3)
−24.6
(−12.3)
−10.2
(13.6)
−4.2
(24.4)
−2.0
(28.4)
1.0
(33.8)
4.0
(39.2)
1.9
(35.4)
−4.1
(24.6)
−16.8
(1.8)
−19.5
(−3.1)
−27.4
(−17.3)
降水量 mm (inch) 73.4
(2.89)
52.3
(2.059)
54.7
(2.154)
54.8
(2.157)
67.5
(2.657)
62.6
(2.465)
112.1
(4.413)
128.2
(5.047)
135.7
(5.343)
120.3
(4.736)
113.5
(4.469)
95.1
(3.744)
1,077.5
(42.421)
平均降水日数 (≥ 1.0 mm) 20.4 16.9 15.7 12.1 11.5 10.0 11.8 11.8 13.6 15.9 19.2 22.0 181.1
平均月間日照時間 57.6 95.5 137.4 169.7 190.3 167.3 142.9 149.1 166.5 130.1 67.0 54.1 1,531.4
出典 1: Japan Meteorological Agency
出典 2: 気象庁[2]

歴史編集

行政編集

行政機関編集

財政編集

平成29年度決算による財政状況編集

[4]

  • 住基人口 3,727人(平成30年初時点)
  • 標準財政規模 29億5,990万7千円
  • 財政力指数 0.18 (類似団体平均0.24)- 類似団体を下回っている
  • 経常収支比率 81.9% (類似団体平均83.4%)- 類似団体平均とほぼ同じ状況となっている。
  • 実質収支比率 8.7%(類似団体平均9.8%[平成28年度][5]
  • 実質単年度収支 -1,604万4千円 - 標準財政規模の-0.54%の赤字額
  • 地方債現在高 49億2,234万1千円 (人口1人当たり132万725円)
  • 普通会計歳入合計 49億6,428万4千円
    • 地方税 4億74,01万6千円(構成比 9.5%)
    • 地方交付税 24億4,259万7千円(構成比 49.2%)- 歳入の50%近くを交付税に依存
    • 地方債 4億86,50万円(構成比 9.8%)
  • 普通会計歳出合計 46億7,662万2千円
    • 人件費 7億66万4千円(構成比 15.0%)
      • うち職員給 4億6,020万1千円(構成比 9.8%)
    • 扶助費 1億8,663万1千円(構成比 4.0%)
    • 公債費 5億6,919万9千円 (構成比 12.2%)

基金の状況

  • 1財政調整基金 12億4,849万5千円
  • 2減債基金 3億1,104万5千円
  • 3その他特定目的基金 12億5,636万円
    合計 28億1,590万円(人口1人当たり75万5,541円)

定員管理の適正度(平成29年度)

  • 人口1,000人当たり職員数 24.15人(類似団体平均18.74人)- 平均以上の職員数の定員である。:類似団体平均を約1.29倍上回っている。
  • 一般職員90人 (うち技能系労務職0人)、教育公務員4人、消防職員0人、臨時職員3人 一般職員等合計 83人
  • ラスパイレス指数 96.6 (類似団体平均94.6)- 類似団体平均及び全国町村平均を上回っています。
  • 参考
    • 一般職員等(83人)一人当たり平均給料月額 27万5,600円(職員手当を含まない)
    • 職員給(給料+手当)÷一般職員等(83人)=554万5千円 - 給料月額の20.1か月分

健全化判断比率・資金不足比率(平成29年度決算 - 確報値)編集

[4]

健全化判断比率

資金不足比率

  • (全公営企業会計で資金不足額がなく、比率が算定されず)

※ 平成21年度に実質公債費比率が24.5%となり、財政健全化団体となった。[6]

経済編集

産業編集

酪農漁業が盛ん。

金融機関編集

立地企業編集

農協・漁協編集

  • 東宗谷農業協同組合(JA東宗谷)
  • 頓別漁業協同組合

郵便局編集

  • 浜頓別郵便局(集配局)
  • 頓別郵便局
  • 下頓別郵便局

宅配便編集

公共機関編集

警察編集

地域編集

人口編集

 
浜頓別町と全国の年齢別人口分布(2005年) 浜頓別町の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 浜頓別町
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性

浜頓別町(に相当する地域)の人口の推移
総務省統計局 国勢調査より

教育編集

  • 高等学校
  • 中学校
    • 浜頓別町立浜頓別中学校
  • 小学校
    • 浜頓別町立頓別小学校
    • 浜頓別町立浜頓別小学校
  • かつて存在した学校
    • 中学校
      • 浜頓別町立下頓別中学校(2011年浜頓別町立浜頓別中学校へ統合)
    • 小学校
      • 浜頓別町立下頓別小学校上茂宇津内分校(1961年廃校)
      • 浜頓別町立山軽小学校(1966年廃校)
      • 浜頓別町立仁達内小学校(1971年廃校)
      • 浜頓別町立清和小学校(清和小から改称、1972年廃校)
      • 浜頓別町立宇津内小学校(1973年廃校)
      • 浜頓別町立開明小学校(1980年廃校)
      • 浜頓別町立富丘小学校(1980年廃校)
      • 浜頓別町立豊寒別小学校(2010年浜頓別町立浜頓別小学校へ統合)
      • 浜頓別町立斜内小学校(同上)
      • 浜頓別町立宇曽丹小学校(2011年浜頓別町立浜頓別小学校へ統合)
      • 浜頓別町立下頓別小学校(2014年浜頓別町立浜頓別小学校へ統合)

交通編集

空港編集

鉄道編集

町内を鉄道路線は通っていない。鉄道を利用する場合の最寄り駅は、JR北海道宗谷本線南稚内駅あるいは音威子府駅

廃止された鉄道路線編集

バス編集

道路編集

高速道路バイパス編集

  • なし

一般国道編集

主要地方道編集

一般道道編集

道の駅編集

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事編集

文化財編集

  • ピㇼカノカ
  • 浜頓別クッチャロ湖畔竪穴群 - 道指定史跡
  • 山軽台地遺跡出土の遺物「細石刃核と細石刃」 - 町の文化財
  • ポン仁達内遺跡の石刃核 - 町の文化財
  • ウソタンナイ砂金遺跡 - 町の文化財
  • コモチカナヘビ - 町の文化財、ベニヤ原生花園およびクッチャロ湖一帯

観光編集

出身有名人編集

脚注編集

[脚注の使い方]

関連項目編集

外部リンク編集