澄輝さやと
日本の女優
澄輝 さやと(すみき さやと、11月24日[1] - )は、日本の女優。元宝塚歌劇団宙組の男役スター[2]。
すみき さやと 澄輝 さやと | |
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生年月日 | 11月24日 |
出身地 | 日本 兵庫県神戸市 |
身長 | 173cm |
職業 | 女優 |
ジャンル | 舞台 |
活動期間 | 2005年 - |
活動内容 |
2005年:宝塚歌劇団入団、宙組配属 2019年:宝塚歌劇団退団、芸能活動再開 |
主な作品 | |
宝塚歌劇 『エリザベート』 『オーシャンズ11』 | |
備考 | |
宝塚歌劇団卒業生 |
来歴
編集2003年、宝塚音楽学校入学。
2005年、宝塚歌劇団に91期生として入団[4]。入団時の成績は17番[4]。花組公演「マラケシュ・紅の墓標/エンター・ザ・レビュー」で初舞台[4]。その後、宙組に配属[4][2]。
2011年の「クラシコ・イタリアーノ」で新人公演初主演[5][3]。新人公演最終学年となる入団7年目のラストチャンスでの抜擢となった[3]。
2015年の「New Wave!-宙-」でバウホール公演初主演[3][2]。
2019年7月21日、「オーシャンズ11」東京公演千秋楽をもって、宝塚歌劇団を退団[2]。
退団後は舞台出演の他、ヨガインストラクターとしても活動している。
宝塚歌劇団時代の主な舞台
編集初舞台
編集- 2005年3 - 5月、花組『マラケシュ・紅の墓標』『エンター・ザ・レビュー』(宝塚大劇場のみ)
宙組時代
編集- 2005年8 - 11月、『炎にくちづけを』『ネオ・ヴォヤージュ』
- 2006年3 - 7月、『NEVER SAY GOODBYE』 - 新人公演:エンリケ・ロメロ(本役:凪七瑠海)
- 2006年8 - 9月、『Young Bloods!!-COSMO∞(コスモ無限大)-』(バウホール) - アーチー
- 2006年11 - 2007年2月、『維新回天・竜馬伝!』『ザ・クラシック』
- 2007年4月、『NEVER SLEEP』(バウホール・日本青年館) - フィナード・ウィリアムス
- 2007年6 - 7月、『バレンシアの熱い花』 - ガルドス/代役:アロンソ(本役:凪七瑠海)[注釈 1]、新人公演:マルコス(本役:早霧せいな)『宙 FANTASISTA!』(宝塚大劇場)
- 2007年8 - 9月、『バレンシアの熱い花』 - ガルドス、新人公演:マルコス(本役:早霧せいな)『宙 FANTASISTA!!』(東京宝塚劇場)
- 2007年11月、『THE SECOND LIFE』(バウホール) - マウロ
- 2008年2 - 5月、『黎明(れいめい)の風』 - 新人公演:ブレストン大佐(本役:北翔海莉)『Passion 愛の旅』
- 2008年7月、『殉情(じゅんじょう)』(バウホール) - マモル[2]
- 2008年9 - 12月、『Paradise Prince(パラダイス プリンス)』 - リチャード、新人公演:トム(本役:凪七瑠海)『ダンシング・フォー・ユー』
- 2009年2月、『外伝 ベルサイユのばら-アンドレ編-』 - ドール・ブルゼ『ダンシング・フォー・ユー』(中日劇場)
- 2009年4 - 7月、『薔薇に降る雨』 - 新人公演:グザヴィエ(本役:悠未ひろ)『Amour それは…』
- 2009年8月、『大江山花伝』 - 碓井貞光『Apasionado!!II』(博多座)
- 2009年11 - 2010年2月、『カサブランカ』 - カッセル中尉、新人公演:サッシャ(本役:春風弥里)
- 2010年3月、『Je Chante(ジュ シャント)-終わりなき喝采-』(バウホール) - フィリップ・オスバルト
- 2010年5 - 8月、『TRAFALGAR(トラファルガー)』 - 新人公演:トマス・ハーディー(本役:悠未ひろ)『ファンキー・サンシャイン』[2]
- 2010年9月、蘭寿とむコンサート『“R”ising!!』(バウホール・昭和女子大学人見記念講堂)
- 2010年11 - 2011年1月、『誰がために鐘は鳴る』 - ホセ、新人公演:エル・ソルド(本役:風莉じん)
- 2011年3月、『記者と皇帝』(日本青年館・バウホール) - ヘルベルト・ノイマン
- 2011年5 - 8月、『美しき生涯』 - 新人公演:福島正則(本役:北翔海莉)『ルナロッサ』
- 2011年10 - 12月、『クラシコ・イタリアーノ』 - エットーレ・チャルディ、新人公演:サルヴァトーレ・フェリ(本役:大空祐飛)『NICE GUY!!』 新人公演初主演[5][3][2]
- 2012年2月、『仮面のロマネスク』 - ナヴァラン『Apasionado!!II』(中日劇場)
- 2012年4 - 7月、『華やかなりし日々』 - ジェームス・エリオット『クライマックス』
- 2012年8 - 11月、『銀河英雄伝説@TAKARAZUKA』 - ビッテンフェルト
- 2013年1月、『銀河英雄伝説@TAKARAZUKA』(博多座) - オスカー・フォン・ロイエンタール
- 2013年3 - 6月、『モンテ・クリスト伯』 - ボーシャン『Amour de 99!!-99年の愛-』
- 2013年7 - 8月、『the WILD Meets the WILD』(バウホール) - ネッド・バントライン
- 2013年9 - 12月、『風と共に去りぬ』 - スタンレー
- 2014年2 - 3月、『翼ある人びと-ブラームスとクララ・シューマン-』(ドラマシティ・日本青年館) - ヨーゼフ・ヨアヒム[2]
- 2014年5 - 7月、『ベルサイユのばら-オスカル編-』 - ロベスピエール[2]
- 2014年8 - 9月、『ベルサイユのばら-フェルゼンとマリー・アントワネット編-』(全国ツアー) - ジェローデル[2]
- 2014年11 - 2015年2月、『白夜の誓い -グスタフIII世、誇り高き王の戦い-』 - アルムフェルト『PHOENIX 宝塚!!-蘇る愛-』
- 2015年4月、『New Wave!-宙-』(バウホール) バウ初主演[3][2]
- 2015年6 - 8月、『王家に捧ぐ歌』 - カマンテ
- 2015年10 - 11月、『メランコリック・ジゴロ』 - ベルチェ『シトラスの風III』(全国ツアー)
- 2016年1 - 3月、『Shakespeare〜空に満つるは、尽きせぬ言の葉〜』 - トマス・ポープ『HOT EYES!!』
- 2016年5月、『王家に捧ぐ歌』(博多座) - ケペル
- 2016年7 - 10月、『エリザベート-愛と死の輪舞(ロンド)-』 - ルドルフ[注釈 2]/シュテファン・カロリィ[注釈 2]/エルマー・バチャニー[注釈 2][2]
- 2016年11 - 12月、『バレンシアの熱い花』 - ロドリーゴ・グラナドス『HOT EYES!!』(全国ツアー)
- 2017年2 - 4月、『王妃の館-Château de la Reine-』 - 近藤誠『VIVA! FESTA!』
- 2017年6月、『A Motion(エース モーション)』(梅田芸術劇場・文京シビックホール)
- 2017年8 - 11月、『神々の土地』 - コンスタンチン・スモレンスキー『クラシカル ビジュー』
- 2018年1月、『不滅の棘(とげ)』(ドラマシティ・日本青年館) - アルベルト
- 2018年3 - 6月、『天(そら)は赤い河のほとり』 - ネフェルティティ『シトラスの風-Sunrise-』[2]
- 2018年7 - 8月、『WEST SIDE STORY』(梅田芸術劇場) - リフ
- 2018年10 - 12月、『白鷺(しらさぎ)の城(しろ)』 - 殿上人『異人たちのルネサンス』 - ペルジーノ
- 2019年2月、『黒い瞳』 - ベロボロードフ『VIVA! FESTA! in HAKATA』(博多座)
- 2019年4 - 7月、『オーシャンズ11』 - フランク・カットン 退団公演[2]
出演イベント
編集- 2005年12月、『花の道 夢の道 永遠の道』
- 2009年9月、轟悠ディナーショー『Yū,il mondo!』[6]
- 2012年12月、タカラヅカスペシャル2012『ザ・スターズ!〜プレ・プレ・センテニアル〜』
- 2013年11月、悠未ひろディナーショー『Heroe』[7]
- 2014年12月、タカラヅカスペシャル2014『Thank you for 100 years』
- 2015年5月、『王家に捧ぐ歌』前夜祭
- 2015年12月、タカラヅカスペシャル2015『New Century,Next Dream』
- 2016年12月、タカラヅカスペシャル2016『Music Succession to Next』
- 2017年12月、タカラヅカスペシャル2017『ジュテーム・レビュー-モン・パリ誕生90周年-』
- 2018年2月、『宙組誕生20周年記念イベント』
宝塚歌劇団退団後の主な活動
編集舞台
編集- 2021年4月、『エリザベート TAKARAZUKA25周年スペシャル・ガラ・コンサート』(梅田芸術劇場・東急シアターオーブ) - ルドルフ[8]
- 2023年2月、『『刀剣乱舞』禺伝 矛盾源氏物語』(TOKYO DOME CITY HALL・オリックス劇場) - 姫鶴一文字[9]
TV出演
編集脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ a b c d 『宝塚おとめ 2019年度版』 宝塚クリエイティブアーツ、2019年、129頁。ISBN 978-4-86649-089-2。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n Memories of 澄輝さやと タカラヅカ・スカイ・ステージ。
- ^ a b c d e f “男役11年目バウ初主演「転機になれば」/澄輝さやと”. 日刊スポーツ. 2015年4月2日閲覧。
- ^ a b c d 100年史(人物) 2014, p. 117.
- ^ a b 100年史(舞台) 2014, p. 319.
- ^ 轟悠ディナーショー「Yu、il mondo!」('09年・ホテル阪急インターナショナル) タカラヅカ・スカイ・ステージ。
- ^ 悠未ひろディナーショー「Heroe」('13年・宝塚ホテル) タカラヅカ・スカイ・ステージ。
- ^ 宝塚版「エリザベート」25周年記念コンサートの出演者発表、歴代出演メンバーがずらり ステージナタリー。
- ^ 七海ひろき扮する歌仙兼定ら刀剣男士が集結、刀ステ新作「禺伝」メインビジュアル ステージナタリー。
参考文献
編集- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3。
- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(人物編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14601-0。