オーノ キヨフミ(本名:大野 清文1978年9月29日 - )は日本の男性シンガーソングライター

オーノ キヨフミ
出生名 大野 清文
生誕 (1978-09-29) 1978年9月29日(45歳)
出身地 日本の旗 日本北海道北見市
ジャンル J-POP
職業 シンガーソングライター
活動期間 2001年 - 現在
レーベル
事務所 りぼん
共同作業者 The JINJA
公式サイト
桑田佳祐
ポール・サイモン

所属芸能事務所は「りぼん」。血液型A型。身長174cm。自身の作曲以外に、CM音楽/ゲームミュージック制作等、活動は多岐にわたる。

略歴 編集

北海道端野町2006年に合併して北見市)で生まれ育ち、高校2年生の頃に桑田佳祐に憧れてギターを弾き始める。北海道北見緑陵高等学校卒業後[1]札幌路上ライブを行う傍ら、宅録でデモテープを制作し、それが現在の事務所の目に留まる。2001年インディーズ・デビュー。2002年からは活動拠点を東京に移し、リリース・ライブを精力的に行う。

その後音楽プロデューサー佐久間正英を迎え、2004年4月21日SPEEDSTAR RECORDSからシングル『平凡』でメジャー・デビュー

2005年からセルフプロデュースに転向、ライヴ時のサポートメンバーである「The JINJA」と共に楽曲制作、レコーディングを行うようになった。に・よん・なな・みゅーじっくで曲を出した事がある。

現在は自身のアーティスト活動に加え、CM音楽制作も行っている(2010 消費者金融「プロミス」,2008 中部電力(歌唱のみ)、中部地区不動産会社ニッショー、ハウス生ローヤルゼリー1000ドリンクなど)。

2010年11月14日、母校である「北海道北見市端野中学校」の新校舎設立セレモニーにて歌唱。歌の他、生徒に向けて自身のトラウマや経験談を語り、全校生徒分のサイン入りピックを配る。

2011年発表4thアルバム「夢ばかりのミ・アモーレ」ではiTunes,Amazonなど配信中心に活動。同時期にTwitter、USTREAMによる生放送を開始。自身初の監督MV「つかめそうな光」制作。

2013年、USTREAMによる生放送ののべ視聴者数が3万人を超える。東海地区不動産「ニッショー」サガッシーのCMテーマソング2013を作/編曲。3月2日、5thアルバム「Yesterdays」発売。

2014年、リクルートライフスタイル 営業職募集編ラジオCM作曲。4月21日、自身初のベストアルバム「K O」発売。

2015年、東海地区不動産「ニッショー」サガッシーのCMテーマソング2015を作/編曲。DMMオンラインゲーム 九十九姫 ゲーム内音楽を作/編曲。

2018年、きのとや『北海道ミルククッキー 札幌農学校』WEB CM音楽制作。ダーツライブ 15周年記念ソング 「Awesome」作詞作曲 MV出演。NewDays「ギー・コーヒー」店内CM BGM作曲。

アーティスト名の由来 編集

本名の「大野清文」では堅苦しいと思ったこと、CORNELIUSのようなプロジェクト名に憧れていたこともあり、何かしらのアーティスト名を考えようとしたが、何も思い浮かばず、とりあえず最初の送付用デモテープに「オーノキヨフミ」と書き、現在の事務所(りぼん)に送った。その後も何種類かの名前でデモテープを制作、各所に郵送していたが、りぼんから声が掛かったことや、この名前をりぼんの社長が非常に気に入ったこともあり、アーティスト名として正式に決定した。

人物 編集

学生時代によく聴いていた歌手としてビートルズサイモン&ガーファンクルサザンオールスターズなどを挙げている。自称、「ラーメンカレー、日本史(特に幕末)をこよなく愛する男」で、桂小五郎のファンである。そのため、『ショッキングエクスプレス』のMVは本人の希望で、侍に扮した姿で登場している。

上京後に住み始めた練馬区への愛着も深く、tvksaku saku」で、MC白井ヴィンセントと『練馬のうた 第二章』を制作した。同曲はシングル『新宿西口摩天楼』にボーナス・トラックとして収録。

北海道に住んでいたころはSTVラジオアタックヤング」をよく聴いていたようであり、2004年度に「アタヤンPUSH!」木曜日(オーノキヨフミのアタヤンPUSH!)を担当し、最終回のタイトルコールで「オーノキヨフミのアタックヤング」と言った。本人は大満足だったようである。

現在はレコード会社の売り出し方だったポップなフォトイメージではなく、より等身大の方向に変わってきている。それにともない歌詞、歌も人間味溢れる方向になっている。ライブのMCから、まだ練馬区在住のようである。現在ではユーストリームで生放送をすることが多く、そこで最近の本人を見ることができる。

中学時代は身長も小さく、いじめられた過去がある。USTREAMの放送でトラウマについて話すこともあった。それらの理由からか、故郷の端野町(現:北見市)は嫌いな街だったが、2007年に母校の端野中学校で歌って以来好きになったとのこと。中学時代の経験が音楽を始めるきっかけになったともUSTREAMの生放送で語っている。

2010年11月14日、母校である「北海道北見市端野中学校」の新校舎設立セレモニーにて歌唱。MCではその年自殺した友人のことに触れ、「あいつの春」はそこで歌われて初めて完成した曲とHP上で言及。故郷には複雑な思いがあったようで、その影響からか田舎と都会について歌う歌が多い。

玉ねぎ嫌いで、STV番組内で玉ねぎふりかけを食べさせられた。玉ねぎは故郷北見市名産物。

ディスコグラフィー 編集

シングル 編集

  1. 平凡(2004年4月21日
  2. ショッキングエクスプレス(2004年8月4日
  3. 新宿西口摩天楼(2005年8月24日
  4. 100マイル(2006年1月25日

アルバム 編集

  1. 君に太陽を!(2004年9月22日
  2. Country Map(2006年3月8日
  3. ラディカル(2007年4月25日
  4. センチメンタル道案内(2008年6月25日
  5. 東京卒業(2009年4月21日)ライブ・アルバム
  6. 夢ばかりのミ・アモーレ(2011年1月4日
  7. Yesterdays(2013年3月2日
  8. 「K O」(2014年4月21日)ベスト・アルバム
  9. 天秤(2019年4月11日

インディーズ 編集

  • アルバム 『世界0(せかいゼロ)』(2001年12月7日
  • シングル 『ピンクのライオン』(2002年4月26日
  • デモシリーズ - 宅録した音源を1曲ずつ収録したシリーズ。
  1. 赤色の帰り道(2002年9月)
  2. 平凡(2002年9月)
  3. シュテラ(2002年11月)
  4. 僕と鉄人(2002年12月)
  5. ツバメグサ(2003年2月)

その他 編集

  • saku saku - 『平凡』、『ショッキングエクスプレス』、『新宿西口摩天楼』の3作品が続けてエンディングテーマに使用された。ゲストとしての出演回数はさほど多くはないが、MCの白井ヴィンセントと打ち解けているためか、番組内では準レギュラー的な扱いをされている。一般視聴者同様、「練馬区のオーノキヨフミさん」という形でメールを読まれたこともある。
  • インドが好きで単身インドに旅行に行ったことがある。その際、ツアーを組まず無計画でガンジス川に行ったため危険な目にあったとユーストリーム放送上で語っていた。
  • MCはよくかむ。
  • 東海地区で放映されているニッショーのCMにて、キャラクター「サガッシー」をテーマにしたCMソング(自身が作詞・作曲)を歌っている。

脚注 編集

出典 編集

  1. ^ Facebook”. www.facebook.com. 2023年9月19日閲覧。

外部リンク 編集

2004年アタヤンPUSH!パーソナリティ
曜日 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
月曜 福永俊介
火曜 内山佳子
水曜 流(三角堂) 岡崎和久
木曜 中嶋繁樹 オーノキヨフミ
金曜 音尾琢真
2005年アタヤンPUSH!パーソナリティ
曜日 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
月曜 福永俊介
火曜 内山佳子
水曜 岡崎和久
木曜 オーノキヨフミ 成田喜秋(LADYBUG)
金曜 音尾琢真