立山連峰

飛騨山脈の一部

立山連峰(たてやまれんぽう)は、飛騨山脈(北アルプス)のうち、黒部川の西側に連なる山域の総称。

立山連峰
Tateyamarenpoh.JPG
白馬岳付近から望む立山連峰
所在地 富山県岐阜県
位置
上位山系 飛騨山脈(北アルプス)
最高峰 立山(3,015m
Project.svg プロジェクト 山
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概要編集

南は、富山県岐阜県との県境の北ノ俣岳黒部五郎岳を経て、三俣蓮華岳で、北アルプスの主稜線と合流する。黒部川を隔てて後立山連峰と対峙している。富山平野から望むことのできる北アルプスは大部分が立山連峰である。

立山および剱岳には小規模な氷河が現存するほか、立山山崎圏谷薬師岳圏谷群など、過去の氷期に存在したより大規模な氷河によって形成された地形も多くみられる。

立山火山という火山体があり、地獄谷の火山ガス噴出口や立山カルデラ弥陀ヶ原大日平五色ヶ原といった溶岩台地、室堂ミクリガ池などに見られる爆裂火口(マール)など多様な火山地形が見られる[1]

立山・別山浄土山の3座を併せて立山三山(たてやまさんざん)と呼び、狭義には立山三山およびその周辺の山々のみを指して立山連峰ということもある。

自然編集

立山連峰は溶岩台地に由来する湿原や、永久凍土・周氷河地形などの多様な生態系を持つことから高山植物の宝庫となっている。高山限界は2400m程度だが、季節風の影響でさらに低い標高でも草原が広く見られる。特に薬師岳以南においては山体がなだらかであることから広い山頂草原が発達している。

その風土から室堂平では本州で最も早い紅葉を見ることができる。9月下旬からチングルマなどの紅葉を見られる。

立山連峰の主な山編集

画像 名称 標高 (m) 三角点等級 立山からの
距離 (km)
備考
  僧ヶ岳 1,855 二等 21.2
  毛勝山 2,414 二等 14.1 日本二百名山
  釜谷山 2,415 13 毛勝三山の最高峰
  猫又山 2,378 三等 12
  剱岳 2,999 5.3 日本百名山
氷河が現存
2,997 m(三等三角点)
  大日岳 2,501 6.8 2,498 m(二等三角点)
  奥大日岳 2,611 4.3 日本二百名山
2,606 m(三等三角点)
  別山 2,880 2.4
  立山 3,015   0 日本百名山
氷河が現存
2,992 m(一等三角点・雄山)
  浄土山 2,831 1.7
  鳶山 2,616 5.5 五色ヶ原
  越中沢岳 2,591 二等 7.5
  薬師岳 2,926 二等 13.7 日本百名山
  太郎山 2,373 三等 17.2
  北ノ俣岳 2,662 19.7 2,661 m(三等三角点)
  黒部五郎岳 2,840 三等 21.6 日本百名山
支稜線の山
  鍬崎山 2,090 二等 13.3 日本三百名山
  大品山 1,404 三等 14.8
  東笠山 1,687 二等 17.0 広い山頂草原
  • 飛騨山脈(北アルプス)の主な山は、飛騨山脈を参照。

立山連峰の風景編集

ギャラリー編集

 
白馬岳付近から望む立山連峰(山名は各項目へリンク)
画像ファイル(環境により文字がずれることもあります)
 
呉羽丘陵から望む立山連峰と富山市街。 中央が剣岳、右に立山三山、右端に弥陀ヶ原が見える。
画像ファイル(環境により文字がずれることもあります)

デザイン編集

 
富山県収入証紙

立山連峰の図柄が描かれている。

脚注編集

関連図書編集

関連項目編集