要町駅
要町駅(かなめちょうえき)は、東京都豊島区要町一丁目にある、東京地下鉄(東京メトロ)の駅である。
要町駅 | |
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3番出入口(2018年11月) | |
かなめちょう Kanamecho | |
所在地 | 東京都豊島区要町一丁目1-10 |
所属事業者 | 東京地下鉄(東京メトロ) |
電報略号 | カナ |
駅構造 | 地下駅 |
ホーム | 各1面2線(計2面4線) |
乗降人員 -統計年度- |
[メトロ 1]38,864人/日 -2023年- |
開業年月日 | 1983年(昭和58年)6月24日[1] |
乗入路線 2 路線 | |
所属路線 | ●有楽町線 |
駅番号 | Y08 |
キロ程 | 10.3 km(和光市起点) |
◄Y 07 千川 (1.0 km) (1.2 km) 池袋 Y 09► | |
所属路線 | ●副都心線 |
駅番号 | F08 |
キロ程 | 10.4 km(和光市起点) |
◄F 07 千川 (1.0 km) (0.9[* 1] km) 池袋 F 09► | |
備考 | 業務委託駅(メトロコマース) |
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要町駅 配線図 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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有楽町線・副都心線が乗り入れる。当駅を含む小竹向原駅 - 池袋駅間は、有楽町線が上層を、副都心線が下層を走る形で並走する。このため、当駅においても有楽町線ホームの直下に副都心線のホームがある。駅番号は、有楽町線がY 08、副都心線がF 08である。
歴史
編集- 1983年(昭和58年)6月24日:帝都高速度交通営団(営団地下鉄)有楽町線の営団成増(現・地下鉄成増) - 池袋間の開通により開業[1]。
- 2003年(平成15年)2月:業務委託駅となる。
- 2004年(平成16年)4月1日:営団地下鉄の民営化に伴い、当駅は東京地下鉄(東京メトロ)に継承される[2]。
- 2007年(平成19年)3月18日:ICカード「PASMO」の利用が可能となる[3]。
- 2008年(平成20年)6月14日:副都心線の駅が開業(線路は1994年に通過線として開通済み)[4][5]。
- 2011年(平成23年)
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リニューアル前の1番出入口(2008年5月)
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ホームドア設置前の有楽町線ホーム(2009年6月)
駅構造
編集要町通りの直下にあり、山手通り・首都高速中央環状線山手トンネルとも交わる。当駅は「環六ボックス(要町ボックス)」と呼ばれる、道路・地下鉄・ライフラインを一体化した巨大地下構造物の一つである。当駅のホームの方が山手トンネルよりも深い位置にあるが、それは環六ボックスの成立経緯に原因がある(首都高速中央環状線#要町付近の地下化も参照のこと)。なお、副都心線ホームの下には山手トンネルの換気パイプが4本あり、ボックス完成後に新たに敷設されている。
副都心線ホームは有楽町線建設時に既に構築済みであったが、1994年に小竹向原駅 - 池袋駅間が有楽町線新線として開業した時点では未供用(全列車通過)であり、2008年の副都心線開業時に内装整備の上、供用が開始された。副都心線開業までは、有楽町線ホームから副都心線ホームへの階段用スペースは蓋で覆われ、改札口 - ホーム間のエレベーターも有楽町線ホーム階止まりとして運用されていた。また、副都心線開業および有楽町線和光市駅 - 池袋駅間の準急(2010年3月に設定廃止)運転開始に伴い同線ホームの放送機器が更新され、編成両数を案内するようになった。
副都心線ホームは可動式ホーム柵が開業時より設置され、使用されている。その後有楽町線ホームにも設置され、2011年1月8日から供用を開始した[6]。
のりば
編集番線 | 路線 | 行先[8] |
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有楽町線ホーム(地下2階) | ||
1 | 有楽町線 | 新木場方面 |
2 | 和光市・森林公園・飯能方面 | |
副都心線ホーム(地下3階) | ||
3 | 副都心線 | 渋谷方面 |
4 | 和光市・森林公園・飯能方面 |
(出典:東京メトロ:構内図)
-
有楽町線ホーム(2021年12月)
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副都心線ホーム(2009年6月)
発車メロディ
編集全ホームでスイッチ制作の発車メロディ(発車サイン音)を使用している[9]。
番線 | 路線 | 曲名 | 作曲者 |
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1 | 有楽町線 | 休みながら | 谷本貴義 |
2 | 電車へステップ | 福嶋尚哉 | |
3 | 副都心線 | City Runner | |
4 | イーストパラダイス |
利用状況
編集年度別1日平均乗降人員
編集各年度の1日平均乗降人員数は下表の通り。
年度 | 営団 / 東京メトロ | |
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1日平均 乗降人員 |
増加率 | |
2002年(平成14年) | [10]29,030 | |
2003年(平成15年) | [10]29,161 | 0.5% |
2004年(平成16年) | 28,869 | −1.0% |
2005年(平成17年) | 28,977 | 0.4% |
2006年(平成18年) | 29,776 | 2.8% |
2007年(平成19年) | 30,750 | 3.3% |
2008年(平成20年) | 34,915 | 13.5% |
2009年(平成21年) | 33,588 | −3.8% |
2010年(平成22年) | 34,082 | 1.5% |
2011年(平成23年) | 33,401 | −2.0% |
2012年(平成24年) | 35,332 | 5.8% |
2013年(平成25年) | 36,907 | 4.5% |
2014年(平成26年) | 36,955 | 0.1% |
2015年(平成27年) | 38,475 | 4.1% |
2016年(平成28年) | 39,204 | 1.9% |
2017年(平成29年) | 40,095 | 2.3% |
2018年(平成30年) | 41,430 | 3.3% |
2019年(令和元年) | 41,969 | 1.3% |
2020年(令和 | 2年)[メトロ 2]31,084 | −25.9% |
2021年(令和 | 3年)[メトロ 3]32,835 | 5.6% |
2022年(令和 | 4年)[メトロ 4]36,047 | 9.8% |
2023年(令和 | 5年)[メトロ 1]38,864 | 7.8% |
年度別1日平均乗車人員(1983年 - 2000年)
編集各年度の1日平均乗車人員数は下表の通り。
年度 | 有楽町線 | 出典 |
---|---|---|
1983年(昭和58年) | [備考 1]10,683 | [東京都統計 1] |
1984年(昭和59年) | 10,005 | [東京都統計 2] |
1985年(昭和60年) | 11,033 | [東京都統計 3] |
1986年(昭和61年) | 11,918 | [東京都統計 4] |
1987年(昭和62年) | 12,762 | [東京都統計 5] |
1988年(昭和63年) | 13,860 | [東京都統計 6] |
1989年(平成元年) | 14,540 | [東京都統計 7] |
1990年(平成 | 2年)14,945 | [東京都統計 8] |
1991年(平成 | 3年)15,041 | [東京都統計 9] |
1992年(平成 | 4年)15,518 | [東京都統計 10] |
1993年(平成 | 5年)15,504 | [東京都統計 11] |
1994年(平成 | 6年)15,474 | [東京都統計 12] |
1995年(平成 | 7年)15,333 | [東京都統計 13] |
1996年(平成 | 8年)15,296 | [東京都統計 14] |
1997年(平成 | 9年)15,197 | [東京都統計 15] |
1998年(平成10年) | 15,140 | [東京都統計 16] |
1999年(平成11年) | 14,713 | [東京都統計 17] |
2000年(平成12年) | 14,726 | [東京都統計 18] |
年度別1日平均乗車人員(2001年以降)
編集年度 | 有楽町線 | 副都心線 | 出典 |
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2001年(平成13年) | 14,751 | 未開業 | [東京都統計 19] |
2002年(平成14年) | 14,638 | [東京都統計 20] | |
2003年(平成15年) | 14,751 | [東京都統計 21] | |
2004年(平成16年) | 14,825 | [東京都統計 22] | |
2005年(平成17年) | 14,948 | [東京都統計 23] | |
2006年(平成18年) | 15,364 | [東京都統計 24] | |
2007年(平成19年) | 15,893 | [東京都統計 25] | |
2008年(平成20年) | 12,044 | [備考 2]5,962 | [東京都統計 26] |
2009年(平成21年) | 10,507 | 6,748 | [東京都統計 27] |
2010年(平成22年) | 10,432 | 6,945 | [東京都統計 28] |
2011年(平成23年) | 10,041 | 7,032 | [東京都統計 29] |
2012年(平成24年) | 10,352 | 7,598 | [東京都統計 30] |
2013年(平成25年) | 10,584 | 8,225 | [東京都統計 31] |
2014年(平成26年) | 10,805 | 8,159 | [東京都統計 32] |
2015年(平成27年) | 11,240 | 8,478 | [東京都統計 33] |
2016年(平成28年) | 11,249 | 8,622 | [東京都統計 34] |
2017年(平成29年) | 11,649 | 8,847 | [東京都統計 35] |
2018年(平成30年) | 11,992 | 9,186 | [東京都統計 36] |
2019年(令和元年) | 11,822 | 9,527 | [東京都統計 37] |
- 備考
駅周辺
編集- 豊島区西部保健福祉センター・豊島区西部高齢者総合相談センター
- 池袋消防署高松出張所
- 西池袋すくすくルーム
- 立教大学池袋キャンパス
- 立教池袋中学校・高等学校
- 立教小学校
- 城西大学附属城西中学校・高等学校
- 豊島区立千川中学校
- 豊島区立要小学校
- 豊島区立熊谷守一美術館
- 豊島要町一郵便局
- 豊島千早郵便局
- 豊島高松郵便局
- 要町ツインビル
- 国際興業バス池袋営業所
- 東都自動車本社
- 東京都道441号池袋谷原線(要町通り)
- 東京都道317号環状六号線(山手通り)
- 首都高速中央環状線高松入口
- 首都高速中央環状線西池袋出入口
- 祥雲寺
- ライフ池袋三丁目店
- コモディイイダ池袋立教通り店
- マルエツ板橋南町店
バス路線
編集最寄り停留所は、山手通りと要町通りの交差点である要町一丁目交差点付近にある要町駅停留所である。国際興業と関東バスにより運行される以下の路線が発着する。
- 1番乗り場
- 2番乗り場
- 3番乗り場
- 4番乗り場
- 池02・池04・池05・池82・池84:池袋駅西口行(国際)
- 池07:サンシャインシティ南行(国際)
- 池82・池84・池85:池袋車庫行(国際)
- 5番乗り場
隣の駅
編集脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ a b “有楽町線 24日に延長開業”. 交通新聞 (交通協力会): p. 2. (1983年6月19日)
- ^ 『「営団地下鉄」から「東京メトロ」へ』(プレスリリース)営団地下鉄、2004年1月27日。オリジナルの2006年7月8日時点におけるアーカイブ 。2020年3月25日閲覧。
- ^ 『PASMOは3月18日(日)サービスを開始します ー鉄道23事業者、バス31事業者が導入し、順次拡大してまいりますー』(PDF)(プレスリリース)PASMO協議会/パスモ、2006年12月21日。オリジナルの2020年5月1日時点におけるアーカイブ 。2020年5月5日閲覧。
- ^ 『首都圏の地下鉄ネットワークがますます便利に! 東京メトロ副都心線(和光市~渋谷間)平成20年6月14日(土)開業(予定)ホームドア・エスカレーター・エレベーターなどの施設も充実』(プレスリリース)東京地下鉄、2008年1月31日。オリジナルの2012年5月16日時点におけるアーカイブ 。2020年5月2日閲覧。
- ^ 『平成20年6月14日(土)副都心線開業! 東武東上線、西武有楽町線・池袋線との相互直通運転を開始』(プレスリリース)東京地下鉄、2008年5月14日。オリジナルの2020年2月17日時点におけるアーカイブ 。2020年5月2日閲覧。
- ^ a b 『千川駅、豊洲駅、辰巳駅に設置し、有楽町線全駅にホームドアの設置が完了します! 全179駅中84駅にホームドアの設置が完了しホーム上の安全性が向上』(PDF)(プレスリリース)東京地下鉄、2013年8月9日。オリジナルの2019年7月19日時点におけるアーカイブ 。2020年3月7日閲覧。
- ^ “有楽町線の発車メロディを制作しました”. スイッチ (2011年4月6日). 2014年7月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年8月15日閲覧。
- ^ “要町駅 時刻表”. 東京メトロ. 2024年4月23日閲覧。
- ^ “音源リスト|東京メトロ”. 株式会社スイッチオフィシャルサイト. 株式会社スイッチ. 2019年9月28日閲覧。
- ^ a b 瀬ノ上清二(東京地下鉄鉄道本部運輸営業部運転課)「輸送と運転 近年の動向」『鉄道ピクトリアル』第55巻第3号(通巻759号)、電気車研究会、2005年3月10日、31頁、ISSN 0040-4047。
利用状況に関する資料
編集- 東京地下鉄の1日平均利用客数
- ^ a b c “各駅の乗降人員ランキング”. 東京地下鉄. 2024年6月24日閲覧。
- ^ “各駅の乗降人員ランキング(2020年度)”. 東京地下鉄. 2023年6月27日閲覧。
- ^ “各駅の乗降人員ランキング(2021年度)”. 東京地下鉄. 2023年6月27日閲覧。
- ^ “各駅の乗降人員ランキング(2022年度)”. 東京地下鉄. 2024年6月24日閲覧。
- 地下鉄の統計データ
- 東京都統計年鑑
- ^ 昭和58年
- ^ 昭和59年
- ^ 昭和60年
- ^ 昭和61年
- ^ 昭和62年
- ^ 昭和63年
- ^ 平成元年
- ^ 平成2年
- ^ 平成3年
- ^ 平成4年
- ^ 平成5年
- ^ 平成6年
- ^ 平成7年
- ^ 平成8年
- ^ 平成9年
- ^ 平成10年 (PDF)
- ^ 平成11年 (PDF)
- ^ 平成12年
- ^ 平成13年
- ^ 平成14年
- ^ 平成15年
- ^ 平成16年
- ^ 平成17年
- ^ 平成18年
- ^ 平成19年
- ^ 平成20年
- ^ 平成21年
- ^ 平成22年
- ^ 平成23年
- ^ 平成24年
- ^ 平成25年
- ^ 平成26年
- ^ 平成27年
- ^ 平成28年
- ^ 平成29年
- ^ 平成30年
- ^ 平成31年・令和元年