青空アバンティ(あおぞらアバンティ)は、伊達唯と小川梨瑠沙からなる日本漫才コンビ2015年8月7日にコンビを結成し、2016年5月1日にニュースタッフプロダクションに所属[1]。主に東京都内を拠点として活動していた。2017年12月31日に解散を発表[2]

青空アバンティ
AOZORA AVANTI
メンバー ゆい(伊達 唯)
りるさ(小川 梨瑠沙)
別名 アバンティ
結成年 2015年
解散年 2017年
事務所 ニュースタッフプロダクション(2016年5月1日 - 2017年12月31日)
活動時期 2015年8月7日 - 2017年12月31日
出身 現事務所直入(2016年5月1日)
出会い Twitter
旧コンビ名 ぼのん・さんじのたまご(りるさ)
現在の活動状況 解散
芸種 漫才(両者)
ピンネタ(ゆい)など
ネタ作成者 ゆい(結成当初は両者)
過去の代表番組 JK Fridaynight ばきゅん!
同期 てるてる娘
受賞歴
2016年ハイスクールマンザイ2016」準決勝進出
2016年「高校生笑い日本一決定戦 第6回笑顔甲子園」出場
2017年「高校生笑い日本一決定戦 第7回笑顔甲子園」出場(ゆい)
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メンバー 編集

伊達 唯 編集

ゆいの概略は、「伊達唯」を参照のこと。

小川 梨瑠沙 編集

芸風 編集

伊達唯#芸風」を参照のこと。

エピソード 編集

  • りるさが漫才の相方を探していたところ[注釈 2]、お笑い芸人を目指していたゆいと、Twitterで知り合う[3]。これがコンビ結成のきっかけである。コンビ結成当時のゆいは15歳の高校一年生であり、異例の若さでのステージデビューを果たした[注釈 3]
  • 本人談、コンビ名の由来は特に定まっておらず、エゴサーチしやすい名前にした。女子高校生らしくポップな雰囲気の「青空」という単語と[注釈 4]、自分たちが前に進めるようにという念願から、前進という意味の「アバンティ」という単語を組み合わせて命名した。
  • コンビ仲が良く、二人で遊んだり食事をしたりすることも多い。コンビで仲良しなツーショット写真をSNSに投稿している。ゆい曰く、りるさは「色々あったけどなんだかんだ大切な相方」[5]
  • 同事務所所属の先輩芸人との交流を大切にしており、先輩と一緒に食事に行く様子を度々SNSに投稿していた。また、マネージャーとも仲がよい[6]

略歴・受賞歴 編集

以下、青空アバンティとしての略歴・受賞歴を記載。ゆいの個別の略歴・受賞歴は、「伊達唯#略歴・受賞歴」を参照のこと。

略歴 編集

  • 2015年8月7日、結成。
  • 2015年9月5日、初めて舞台に立ち、ネタを披露。以来、東京を拠点に活躍。多い月には10回近く舞台に立つ[3]
  • 2016年5月1日、ニュースタッフプロダクションに所属。
  • 2016年5月、インターネット番組「JK Fridaynight ばきゅん!」の2016年度のレギュラーメンバーになる[7]
  • 2016年8月15日、「ハイスクールマンザイ2016」で関東エリアにて準決勝出場[8]
  • 2016年8月27日・28日、愛媛県新居浜市で開催された「高校生笑い日本一決定戦 第6回笑顔甲子園」に出場。
  • 2016年11月6日、『朝日新聞』の特集「18歳をあるく」で、全国紙一面に掲載される。
  • 2017年3月11日、主演ライブ「青空アバンティと6人の大人」で初めてコント・ダンスネタ・ピンネタを披露[注釈 5]
  • 2017年3月24日、りるさが、『選挙ドットコム』の記事「千葉県知事選が地味すぎてヤバいので18歳女子と選挙事務所に電凸してみた」に掲載され、2017年千葉県知事選挙への関心を取り上げられる[9][注釈 6]
  • 2017年10月9日、同事務所所属のこぐれとともに「たまぴよみーてぃんぐ~玉城ティナ 20th Birthday Event~in東京&大阪」の東京公演に出演[10]
  • 2017年12月31日、解散。

賞レース歴 編集

  • M-1グランプリ[11]
日程 会場 結果 エントリーナンバー
2016年大会 9月3日 1回戦 新宿シアターモリエール(東京) 通過 734
10月9日 2回戦 雷5656会館ときわホール(東京) 敗退
2017年大会 8月3日 1回戦 ハーモニックホール(東京) 敗退 549
  • 女芸人No.1決定戦 THE W
日程 会場 結果 エントリーナンバー
2017年大会 10月15日 1回戦 中目黒キンケロ・シアター(東京) 敗退[12] 202

解散発表 編集

  • 2017年12月31日、ゆいがTwitterにてコンビの解散を発表[2]。「女子高校生芸人」として脚光を浴び始めてから、2年4ヶ月の歴史に幕を閉じた。
  • 解散後は、りるさは事務所を離れ芸人を引退し、ゆいは相方を探しながらピンでの活動を存続することを表明[13]
  • 解散当日まで、解散に関しての予告も告知もなく、あまりにも突然の解散報告となり、多くのファンを驚かせた。解散理由については、詳細を明かされておらず、ファンの間で様々な憶測が飛び交ったが、いまだにその真相は不明である。
  • コンビとしての最後の舞台は、2017年12月16日の「LIVE NSP Young!Young!Young!第4回」。

ライブ 編集

以下、青空アバンティとしてのライブ出演を記載。ゆいの個別でのライブ出演は、「伊達唯#ライブ」を参照のこと。

主演ライブ 編集

日程 タイトル 会場
2017年3月11日 青空アバンティと6人の大人 下北沢シアターミネルヴァ

事務所ライブ 編集

  • LIVE NSP Junior(会場:中野Studio twl)
2016年
日程 6月1日 7月6日 8月3日 9月8日 10月5日 11月2日 12月7日
順位 14位[14] 16位[15] 18位[16] 21位[17] 14位[18] 8位[19] 7位[20]
2017年
日程 1月11日 2月1日 3月1日 4月5日 5月3日 6月7日 10月4日 11月1日 12月6日
順位 3位[21] 4位[22] 12位[23] 6位[24] 6位[25] 2位[26] 13位[27] 17位[28] 11位[29]
  • LIVE NSP(会場:下北沢シアターミネルヴァ)
    • 2017年7月6日:15位[30]

その他 編集

日程 タイトル 会場
2016年 9月17日 9事務所合同ライブ 松竹芸能 新宿角座
12月3日 温故知新[31][注釈 7] 下北沢シアターミネルヴァ
12月20日 プライムライブ年末スペシャル~VSニュースタッフプロダクション[32] 新宿バッシュ
2017年 2月26日 LIVE NSP Young!Young!Young! 下北沢シアターミネルヴァ
5月14日 大喜る(※りるさのみ)
6月10日 LIVE NSP Young!Young!Young!第2回
7月1日 温故知新[33][注釈 8]
12月16日 LIVE NSP Young!Young!Young!第4回

番組出演 編集

以下、青空アバンティとしての番組出演を記載。ゆいの個別での番組出演は、「伊達唯#番組出演」を参照のこと。

テレビ番組 編集

バラエティ 編集

ラジオ番組 編集

インターネット番組 編集

JK Fridaynight ばきゅん! 編集

(アキバ系BBチャンネル、2016年5月 - 2017年3月、2017年7月31日)[7]
  • 2016年度の出演回は、第2回 - 第15回、第17回 - 第40回。
    • ただし、第8回・第11回・第13回・第17回・第26回・第34回・第38回は、ゆいのみ出演。第3回・第25回・第32回は、りるさのみ出演。
  • 2017年度第14回は、前説・一部のコーナーのMCとして出演。

その他 編集

脚注 編集

出典 編集

  1. ^ ゆいのツイート 2016年5月10日の発言
  2. ^ a b ゆいのツイート 2017年12月31日の発言
  3. ^ a b c d e “無謀?でも進路は「お笑い」 高校生芸人りるさ”. 朝日新聞. (2016年11月6日). http://www.asahi.com/articles/ASJC43W7GJC4UTFL007.html 2017年7月8日閲覧。 
  4. ^ 「高校生笑い日本一決定戦 第6回笑顔甲子園」公式ホームページ”. 出場者紹介. 新居浜市. 2017年7月8日閲覧。
  5. ^ ゆいのツイート 2017年6月17日の発言
  6. ^ ゆいのツイート 2017年6月22日の発言
  7. ^ a b 「アキバ系BBチャンネル」公式ホームページ”. JK Fridaynight ばきゅん!. アキバ系BBチャンネル. 2017年7月8日閲覧。
  8. ^ 「ハイスクールマンザイ2016」公式ホームページ”. 結果速報. HIGH SCHOOL MANZAI 2016. 2017年7月8日閲覧。
  9. ^ 千葉県知事選が地味すぎてヤバいので18歳女子と選挙事務所に電凸してみた”. ひがし みすず (2017年3月24日). 2017年7月8日閲覧。
  10. ^ ゆいのツイート 2017年10月3日の発言
  11. ^ 青空アバンティ”. コンビ情報. M-1グランプリ. 2017年7月8日閲覧。
  12. ^ ゆいのツイート 2017年10月15日の発言
  13. ^ ゆいのツイート 2018年1月5日の発言
  14. ^ 「LIVE NSP junior」の結果(2016年6月)
  15. ^ 「LIVE NSP junior」の結果(2016年7月)
  16. ^ 「LIVE NSP junior」の結果(2016年8月)
  17. ^ 「LIVE NSP junior」の結果(2016年9月)
  18. ^ 「LIVE NSP junior」の結果(2016年10月)
  19. ^ 「LIVE NSP junior」の結果(2016年11月)
  20. ^ 「LIVE NSP junior」の結果(2016年12月)
  21. ^ 「LIVE NSP junior」の結果(2017年1月)
  22. ^ 「LIVE NSP junior」の結果(2017年2月)
  23. ^ 「LIVE NSP junior」の結果(2017年3月)
  24. ^ 「LIVE NSP junior」の結果(2017年4月)
  25. ^ 「LIVE NSP junior」の結果(2017年5月)
  26. ^ 「LIVE NSP junior」の結果(2017年6月)
  27. ^ 「LIVE NSP junior」の結果(2017年10月)
  28. ^ 「LIVE NSP junior」の結果(2017年11月)
  29. ^ 「LIVE NSP junior」の結果(2017年12月)
  30. ^ 「LIVE NSP」の結果(2017年7月)
  31. ^ ゆいのツイート 2016年12月3日の発言
  32. ^ ゆいのツイート 2016年12月20日の発言
  33. ^ ゆいのツイート 2016年7月1日の発言
  34. ^ ゆいのツイート 2017年4月13日の発言

注釈 編集

  1. ^ 本人曰く、『それいけ!アンパンマン』の中で最も好きなキャラクターは「おかゆちゃん」。
  2. ^ りるさは、もともと別の相方とコンビ「ぼのん」で漫才をしていたが、相方が芸人を辞めたことで解散となり、新たな相方を探していた。
  3. ^ りるさも、旧コンビ「ぼのん」で漫才などの活動を開始したのは、高校一年生のときである。
  4. ^ 青空」以外の候補としては「空色」などがあったという。
  5. ^ 青空アバンティのために同事務所所属の6人の先輩芸人(大人たち)が書き下ろしたネタを披露。
  6. ^ 選挙での候補者の情報収集の困難さを訴えかけた。
  7. ^ 小石田純一とのトークを披露。
  8. ^ ジョリー惑星とのトークを披露。
  9. ^ ゆい・りるさの両者とも、初めてのテレビ出演である。

関連項目 編集

外部リンク 編集