鷺梁津駅
鷺梁津駅(ノリャンジンえき)は大韓民国ソウル特別市銅雀区鷺梁津洞にある、韓国鉄道公社(KORAIL)とソウル市メトロ9号線の駅である。
鷺梁津駅 | |
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2番 出入口 | |
노량진 ノリャンジン Noryangjin | |
所在地 | ソウル特別市銅雀区 |
所属事業者 |
韓国鉄道公社(KORAIL・駅詳細) ソウル市メトロ9号線(駅詳細) |
鷺梁津駅 | |
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各種表記 | |
ハングル: | 노량진역 |
漢字: | 鷺梁津驛 |
発音: | ノリャンジンニョク |
日本語読み: | ろりょうしんえき |
英語表記: | Noryangjin Station |
乗り入れ路線
編集韓国鉄道公社の京釜電鉄線(首都圏電鉄1号線)、ソウル市メトロ9号線㈱の9号線が乗り入れている。
韓国鉄道公社の駅に乗り入れている路線は、線路名称上は京釜線であるが、当駅には電車線を走る京釜電鉄線電車のみが停車する。
駅構造
編集韓国鉄道公社
編集韓国鉄道公社 鷺梁津駅 | |
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工事前の駅舎(2008年撮影) | |
노량진 ノリャンジン Noryangjin | |
◄135 龍山 (2.6 km) (1.5 km) 大方 137► | |
所在地 | ソウル特別市銅雀区鷺梁津路 151(鷺梁津1洞 112-1) |
駅番号 | 136 |
所属事業者 | 韓国鉄道公社(KORAIL) |
駅種別 | 普通駅 |
駅等級 | 2級 |
所属路線 | 京釜電鉄線 |
キロ程 |
14.1 km(ソウル*起点) 56.5 km(逍遥山**起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 5面7線 |
乗車人員 -統計年度- |
27,737人/日(降車客含まず) -2016年- |
乗降人員 -統計年度- |
55,302人/日 -2016年- |
開業年月日 | 1899年9月18日 |
備考 |
* 京釜線の起点として ** 首都圏電鉄1号線の起点として |
島式ホーム2面4線と、単式ホーム3面3線の計5面7線の地上駅。1-5番線を京釜電鉄線が使用している。6・7番線は京釜線(一般列車)用のホームだが、2005年1月20日以降は停車列車がなく閉鎖されている。また、3番線は同日の餅店-天安間電化・複々線化以降、定期列車では使用されていない。1番線は階段で上に上がらずに改札外に出られる。普通駅で、駅等級は2級である。
KORAILの出口は1番・2番の2か所ある。
のりば
編集ホーム | 路線 | 列車 | 行先 | 備考 |
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1 | 京釜電鉄線 | 天安・東仁川 急行 |
九老・富平・東仁川・水原・平沢・天安・大田方面 | |
2 | 京釜電鉄線 | 龍山 急行 | 当駅終着、龍山行き | |
3 | ●京釜電鉄線 | 未使用 | ||
4 | 京釜電鉄線 | 緩行 | 富平・仁川・餅店・西東灘・天安・新昌方面 | |
5 | 京釜電鉄線 | 緩行 | ソウル駅・清凉里・光云大・議政府・逍遥山方面 | |
6・7 | 京釜線 | 未使用(全列車通過) |
- 配線図
↑ 龍山 |
| | 7 | | | 65 | | 43 | | 2 | 1 |
大方 ↓ |
ソウル市メトロ9号線
編集ソウル市メトロ9号線 鷺梁津駅 | |
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ホーム(2009年撮影) | |
노량진 ノリャンジン Noryangjin | |
◄916 セッカン (1.2 km) (1.1 km) ノドゥル 918► | |
所在地 | ソウル特別市銅雀区鷺梁津路 地下 130 (鷺梁津洞 60-11) |
駅番号 | 917 |
所属事業者 | ソウル市メトロ9号線 |
所属路線 | 9号線 |
キロ程 | 18.9 km(開花起点) |
駅構造 | 地下駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
59,459人/日(降車客含まず) -2016年- |
乗降人員 -統計年度- |
120,166人/日 -2016年- |
開業年月日 | 2009年7月24日 |
相対式ホーム2面2線を有する地下駅で、フルスクリーンタイプのホームドアが設置されている。改札口に通じる階段とエレベータはホーム中程にある。
改札口はセッカン側とノドゥル側の2ヶ所ある。9号線の出口は3番から8番と3-1番の7か所あり、セッカン側の改札口は4 - 7番出口と繋がっており、ノドゥル側の改札口が3・3-1・8番出口と繋がっている。化粧室は両改札外に1ヶ所ずつある。[1]
のりば
編集案内上ののりば番号は設定されていない。
ホーム | 路線 | 列車 | 行先 |
---|---|---|---|
上り | 9号線 | 急行・一般 | 汝矣島・堂山・金浦空港・開花方面 |
下り | 9号線 | 急行・一般 | 銅雀・高速ターミナル・新論峴方面 |
乗り継ぎについて
編集本来はKORAILの民資駅舎事業と並行して連絡通路を開設する予定だったが[2]、KORAILと新駅舎の建設会社との混乱により中断された。[3]このため9号線開業当初、1号線と9号線は改札外乗り換えとなっており、T-money以外(1回用交通カード・定期券利用時)では運賃計算が打ち切られていた。また、案内放送でも連絡通路がない旨のアナウンスがあり、一部路線図においても1号線と9号線は別駅扱いで掲載されていた。
ソウル特別市では民資駅舎事業とは別に連絡通路の建設工事を2011年10月5日に着工し、2013年6月の完成を目標としていた[4]。しかし2014年2月に延期され[5]、その後再延期となった後、2015年10月31日に乗り換え通路が完成・供用開始となり、改札外乗り換えは解消された。
乗り換え通路の完成に伴いKORAILと9号線の出入口番号が通しとなったほか、9号線2番出入口(現・8番出入口)付近とKORAIL改札口前を結ぶ歩行者用の陸橋は、老朽化により撤去されることになった。
利用状況
編集近年の一日平均利用人員推移は下記のとおり。なお、9号線の2009年は開業日の7月24日から12月31日までの161日間の平均である。
路線 | 2000年 | 2001年 | 2002年 | 2003年 | 2004年 | 2005年 | 2006年 | 2007年 | 2008年 | 2009年 | 出典 | |
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京釜電鉄線 | 乗車人員 | 37,993 | 34,959 | 35,883 | 41,360 | 33,082 | 35,619 | 36,352 | 34,582 | 32,550 | 32,823 | [6] |
降車人員 | 33,359 | 33,915 | 38,709 | 39,428 | 33,697 | 36,679 | 37,270 | 35,142 | 33,161 | 32,843 | ||
乗降人員 | 71,352 | 68,874 | 74,592 | 80,788 | 66,779 | 72,298 | 73,622 | 69,724 | 65,711 | 65,666 | ||
9号線 | 乗車人員 | 未開通 | 14,737 | [7] | ||||||||
降車人員 | 16,848 | |||||||||||
乗降人員 | 16,848 | |||||||||||
路線 | 2010年 | 2011年 | 2012年 | 2013年 | 2014年 | 2015年 | 2016年 | 出典 | ||||
京釜電鉄線 | 乗車人員 | 37,489 | 38,563 | 38,841 | 39,375 | 40,659 | 39,411 | 27,737 | [6] | |||
降車人員 | 36,978 | 37,843 | 38,230 | 38,513 | 39,884 | 38,984 | 27,565 | |||||
乗降人員 | 74,467 | 76,406 | 77,071 | 77,888 | 80,543 | 78,395 | 55,302 | |||||
9号線 | 乗車人員 | 20,970 | 24,129 | 27,499 | 29,637 | 30,674 | 35,115 | 59,459 | [7] | |||
降車人員 | 23,270 | 26,256 | 29,417 | 31,512 | 32,692 | 36,839 | 60,707 | |||||
乗降人員 | 44,240 | 50,385 | 56,916 | 61,149 | 63,366 | 71,954 | 120,166 |
駅周辺
編集駅周辺は、公務員試験予備校(朝鮮語では「学院」)や、受験生のための宿泊施設(考試院)等が集まり、予備校街を形成している。
歴史
編集- 1899年9月18日 - 京仁線開業と共に開業。
- 1967年7月1日 - 貨物取り扱い中止。[8]
- 1968年9月11日 - 貨物取り扱い開始。[9]
- 1971年5月15日 - 現在の駅舎が竣工。
- 1974年8月15日 - 京釜電鉄線が開業。
- 2005年1月20日 - 当駅における一般列車の客扱いを中止。電鉄のみの停車となる。
- 2008年12月23日 - 新駅舎着工式。
- 2009年7月24日 - 9号線が開業し、改札外乗り換え駅となる。
- 2010年5月 - 京釜電鉄線の1番線と直結する改札口の横のエレベーターを更新[10]。
- 2011年10月5日 - 乗り換え通路着工。[11]
- 2015年10月31日 - 乗り換え通路開通。改札外乗り換え解消。
- 2017年 5月1日 : ITX-青春の運行を開始。電鉄線ホーム発着ながら、一般列車の客扱いが復活。
- 2017年 7月7日 : 京仁線特急の運行を開始。
- 2018年 3月23日:ITX-青春の運行を廃止。
隣の駅
編集脚注
編集- ^ http://www.metro9.co.kr/station/view.do?stationCode=917
- ^ 지하철 승객 편의 높여주는 '소프트 환승' オーマイニュース, 2009年8月16日
- ^ '노량진 민자역 시공사 매출 과장' 회계사 기소 뉴시트 2010-07-08
- ^ 동작구, 노량진역 환승통로 건설 - 한강타임즈
- ^ 정회훈기자 노량진역 환승통로, 착공 32개월에 공정률은 겨우 7% 앞선 신문 건설경제 2012. 7. 13 작성
- ^ a b 코레일 > 사업분야 > 광역철도사업 > 수송통계 > 자료실
- ^ a b 서울메트로9호선 > 알림/소식 > 자료실
- ^ 철도청 고시 제338호(1967.06.22)
- ^ 철도청 고시 제57호(1968.09.09)
- ^ 노량진역, 사고후 수직형리프트 교체 설치 에이블뉴스, 2010년 5월 31일
- ^ 노량진역 1ㆍ9호선간 환승 편해진다
関連項目
編集外部リンク
編集- 韓国鉄道公社 鷺梁津駅
- Metro9 鷺梁津駅
- ウィキメディア・コモンズには、鷺梁津駅に関するカテゴリがあります。