2018 FIFAワールドカップ・ヨーロッパ予選プレーオフ

2018 FIFAワールドカップ・ヨーロッパ予選に於いて、各組2位チームによるプレーオフ(公式的には2次予選)の結果をまとめたものである。

プレーオフは、2017年11月9日-11月11日及び11月12日-11月14日に実施された。

選抜方式 編集

グループリーグ各組2位のチームのうち、成績上位の8チームを2チームずつ4組に分け、ホーム・アンド・アウェー方式で対戦を行う。各勝者が本大会出場権を得る。2戦合計得点が同じの場合はアウェイゴールが多い方を勝者とする。 なお、グループリーグ各組2位のチームの成績を比較する際、6チームが属するグループのチームについては、チーム数を合わせて比較するため、当該グループの最下位チームとの対戦戦績を除外する。

各組2位チーム同士の比較 編集

  1. 得失点差
  2. 得点数
チーム グループ最下位
(対戦成績,合計得点-合計失点)
B   スイス 8 7 0 1 18 6 +12 21   アンドラ(2勝,5-1)
G   イタリア 8 5 2 1 12 8 +4 17   リヒテンシュタイン(2勝,9-0)
E   デンマーク 8 4 2 2 13 6 +7 14   カザフスタン(2勝,7-2)
I   クロアチア 8 4 2 2 8 4 +4 14   コソボ(2勝,7-0)
A   スウェーデン 8 4 1 3 18 9 +9 13   ベラルーシ(2勝,8-0)
C   北アイルランド 8 4 1 3 10 6 +4 13   サンマリノ(2勝,7-0)
H   ギリシャ 8 3 4 1 9 5 +4 13   ジブラルタル(2勝,8-1)
D   アイルランド 8 3 4 1 7 5 +2 13   モルドバ(2勝,5-1)
F   スロバキア 8 4 0 4 11 6 +5 12   マルタ(2勝,6-1)

前述のとおり、今回は全てのグループが6チームだが、プレーオフ進出チームはグループ最下位との対戦成績を除外して決定した。

全グループの2位チームが最下位チーム相手に2勝 (勝ち点6)し、かつ勝ち点の差でスロバキアが敗退になったため、これによりプレーオフ進出チームが変わることはなかった。

シード順 編集

組み合わせ抽選会は、2017年10月17日にスイスチューリッヒにて行われた[1][2]。シード順は2017年10月発表のFIFAランキングを基に振り分けられた[1][3]

ポット1 ポット2

  スイス(11)
  イタリア(15)
  クロアチア(18)
  デンマーク(19)

  北アイルランド(23)
  スウェーデン(25)
  アイルランド(26)
  ギリシャ(47)

  • チーム名の後の数字は、2017年10月発表のFIFAランキングの順位[3]

試合結果 編集

2017年11月9日同11日に第1戦、同12日同14日に第2戦が開催された。

チーム #1 合計 チーム #2 第1戦 第2戦
北アイルランド   0 - 1   スイス 0 - 1 0 - 0
クロアチア   4 - 1   ギリシャ 4 - 1 0 - 0
デンマーク   5 - 1   アイルランド 0 - 0 5 - 1
スウェーデン   1 - 0   イタリア 1 - 0 0 - 0


試合時間は中央ヨーロッパ時間(CET) (括弧内は現地時間)。

北アイルランド 対 スイス 編集




二試合合計スコア 0 - 1でスイスがワールドカップ出場権を獲得



クロアチア 対 ギリシャ 編集




二試合合計スコア 4 - 1でクロアチアがワールドカップ出場権を獲得



デンマーク 対 アイルランド 編集




二試合合計スコア 5 - 1でデンマークがワールドカップ出場権を獲得



スウェーデン 対 イタリア 編集




二試合合計スコア 1 - 0でスウェーデンがワールドカップ出場権を獲得



脚注 編集

  1. ^ a b All you need to know about the European play-off draw” (英語). FIFA (2017年10月16日). 2017年10月16日閲覧。
  2. ^ Europe's play-off participants learn fate” (英語). FIFA (2017年10月17日). 2017年10月17日閲覧。
  3. ^ a b Men's Ranking 16 October 2017” (英語). FIFA (2017年10月16日). 2017年10月16日閲覧。

外部リンク 編集