起きないあいつ

FAN TAN feat. The Uncolouredのコラボレーションシングル
FAN TANから転送)

起きないあいつ』(おきないあいつ)は、FAN TAN feat. The Uncolouredのコラボレーションシングル北海道テレビ放送(HTB)の『おにぎりあたためますか』の企画で作られた。ここでは、大泉洋戸次重幸による、ユニット「FAN TAN」についても記す。

起きないあいつ
FAN TAN feat. The Uncolouredシングル
B面 起きないあいつ-TUC Starlight Mix-
リリース
規格 CCCD
ジャンル J-POP
時間
レーベル The Music Council
作詞・作曲 作詞:大泉洋 & 佐藤重幸
作曲:The Uncoloured
プロデュース The Uncoloured
チャート最高順位
FAN TAN feat. The Uncoloured シングル 年表
本日のスープ(全国盤)
(大泉のみ)

2004年
起きないあいつ
(2004年)
ナックスハリケーン/捻挫した君
TEAM★NACS ※大泉・戸次(佐藤)参加)
(2004年)
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概要編集

この曲を作るきっかけとなったのが、釜山で行われた釜山国際映画祭で、映画『river』及びバラエティ番組おにぎりあたためますか』の出演者である、TEAM NACS大泉洋戸次重幸[注釈 1]、及び『river』の監督であり、『おにぎりあたためますか』の番組構成である、鈴井貴之が舞台挨拶に立った時、出演者がサイン攻めにあったことから、韓国でもいけると思った大泉が、「クリスマスまでにシゲ(戸次)と2人でハングル語で1つ曲を作りたい」と言ったことである(本人はホラを吹いたつもりだったと思われる)。

『おにぎりあたためますか』の番組プロデューサーが各方面と調整した結果、ソニー・ミュージックエンタテインメントのThe Music Councilからメジャーデビューすることが決定。作詞を大泉と戸次、作曲・編曲は、当時、『おにぎりあたためますか』のエンディングテーマを歌っていたThe Uncolouredが担当することとなった。また、当初は、日本語中国語北京語)、韓国語の3か国語をする予定であった。

The Uncolouredからデモ音源が届いてから1週間後に岩見沢モーテルで作詞を行った。The Uncolouredのイメージは「卒業」であったが、作詞の2人が描いたコンセプトは「結婚式」であった。そして「起きないあいつ(仮)」が完成する。この時、題名はまだ仮名であり、『おにぎりあたためますか』の出演者である佐藤麻美(当時HTBアナウンサー)が題名を考えることとなった。

そして、大泉と戸次の2人のユニット名は当初、佐藤麻美が考える予定であったが、「センセーショナルズ」や「イートパワー」などあまりにもセンスがなかったため公募した結果、中国語で「おにぎり」を表す握団(ファンタン)から「FAN TAN」に決まった[注釈 2]。FANが大泉(FAN兄さん)、TANが戸次(TAN兄さん)である。曲の題名も結局「起きないあいつ」となった。

そして、レコーディング準備を行うこととなったが、デモ音源は短く歌詞が足りないことが判明。急遽、歌詞を足すこととなった。レコーディングは戸次、大泉ともに6時間にも及び、深夜まで作業を行って完成した。ジャケット写真プロモーションビデオの2人のヴィジュアルイメージは、大泉がレニー・クラヴィッツ、戸次はその対象形というものだった。そして両者とも全身白で固めた。

2004年6月23日にCDリリース。この日に「FAN TAN電波ジャック」を決行。朝5時に集合し、HTB『朝情報 おはよう!遠藤商店』の生放送から、HTB『夢チカ18』、HBCラジオ大泉洋のサンサンサンデー』、HTB『イチオシ!』、AIR-G'R』と出演した。そして、オリコンの順位が発表され、オリコン初登場で第7位を記録し、北海道エリアでは第1位となった[1]。また、台湾のケーブルテレビ番組「北海道アワー」(HTB制作)のエンディングテーマとなった。

FAN TANのイベントデビューは、8月26日 - 29日にZEEP SAPPOROで行われた『CUE DREAM JAM-BOREE 2004』。初日では大泉が歌詞を間違えるという大ミスを犯す。

また、大泉は上海国際映画祭に行ったため、単独で上海のCDショップでプロモーションを行った。また、HTBが出資するJET TVの協力で、台湾デビューを迎え[1]、台湾では外国人アーティストとしてデビュー、プロモーションを行った。CDショップでのプロモーションは20名であったが、当初の目標であったアジアデビューを達成した。

2004年9月26日、札幌教育会館で「私達、大泉洋と佐藤重幸は、これでFAN TAN 卒業します!」と活動停止を表明[2]。そして、2005年1月19日に、FAN TANのこれまでの活動の軌跡と「起きないあいつ」のアコースティックバージョンを収録したDVD「ありがとうFAN TAN、さようならFAN TAN」をリリースし、FAN TANは活動を停止。

以降、FAN TANは、活動していないが、2014年に開催された『CUE DREAM JAM-BOREE 2014』にて10年ぶりの新曲である「出ていったあいつ」を披露している。

大泉と戸次の2人が所属する、演劇ユニット「TEAM NACS」の番組『ハナタレナックス』にて、森崎博之音尾琢真によるパロディユニット、「おむすび」が結成されたこともあった。『ハナタレナックス』の番組企画で「起きないあいつ」の替え歌「何していたい」のプロモーションビデオを全篇オーストラリアロケで制作。こちらは正式なリリースはされず番組のプレゼントとなった。

収録曲編集

  1. 起きないあいつ(4:48)
  2. 起きないあいつ -TUC Starlight Mix-(4:55)
  3. 起きないあいつ -Instrumental-(4:55)

参加ミュージシャン編集

脚注編集

[脚注の使い方]

出典編集

  1. ^ a b ユメミル、チカラHTBの50年北海道テレビ放送、2019年、46頁。
  2. ^ ありがとう FAN TAN さよなら FAN TAN” (日本語). FAN TAN feat. The Uncoloured | ソニーミュージックオフィシャルサイト. 2021年5月18日閲覧。
  3. ^ 起きないあいつ” (日本語). FAN TAN feat. The Uncoloured | ソニーミュージックオフィシャルサイト. 2021年5月18日閲覧。

注釈編集

  1. ^ 当時は、佐藤重幸。
  2. ^ 漢字表記は誤りであり、正しくは「飯団(饭团)」である。

外部リンク編集