School Days
『School Days』(スクールデイズ)は、2005年4月28日にオーバーフローより発売された日本のアダルトゲーム。それを原作とした移植版、アニメ版、漫画版なども存在する。他表記は『SchoolDays』や『スクールデイズ』、略称は『スクイズ』や『スクデイ』。外伝に、『Summer Days』や『Cross Days』がある。
School Days | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ジャンル | 美少女ゲーム | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ゲーム:School Days(PC/DVD-PG) School Days L×H(PS2) School Days UMD-PG Edition(UMD-PG) School Days HQ(HQ/HQDL) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ゲームジャンル | フルアニメーションアドベンチャーゲーム | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
対応機種 | Windows 98SE/Me/XP/Vista(PC) DVDプレーヤー(DVD-PG) PlayStation 2(PS2) PSP(UMD-PG) Windows XP/Vista/7(HQ/HQDL) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
必要環境 | 以下のとおり | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ゲームエンジン | アージュ製 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
修正パッチ | #バグ修正を参照 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
開発元 | オーバーフロー(PC/HQ/HQDL) アイチェリー(DVD-PG) ガイズウェア、レジスタ(PS2) ixia(UMD-PG) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
発売元 | オーバーフロー(PC/HQ) アイチェリー(DVD-PG) ガンホー・ワークス(PS2) Palace(UMD-PG) JAST USA(HQ英語版) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
キャラクターデザイン | ごとうじゅんじ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
シナリオ | メイザーズぬまきち | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
音楽 | KIRIKO/HIKO sound | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
メディア | DVD-ROM:1枚(PC/PS2) DVD:4枚(DVD-PG) UMD:4枚(UMD-PG) DVD-ROM:2枚(HQ) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ディスクレス起動 | 不可(PC/DVD-PG/PS2/UMD-PG/HQ) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
プレイ人数 | 1人 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
発売日 | 2005年4月28日(PC) 2005年7月24日(PCパッケージリニューアル) 2007年9月28日(DVD-PG) 2008年1月17日(PS2) 2010年6月30日(UMD-PG) 2010年10月8日(HQ) 2012年1月6日[注釈 1](HQDL) 2012年6月27日(HQ英語版) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
レイティング | 18禁(PC/DVD-PG/UMD-PG/HQ/HQDL) CERO:15歳以上対象〔C〕(PS2) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
コンテンツアイコン | セクシャル、言葉・その他(PS2限定) 言葉・その他(PS2通常) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
キャラクター名設定 | 不可 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
エンディング数 | 20(PC/DVD-PG/UMD-PG) 24(PS2) 21(HQ/HQDL) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
セーブファイル数 | 100(PC) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
画面サイズ | 640×480以上、フルカラー(PC) 800×600以上、フルカラー(HQ/HQDL) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
全画面表示モード | あり | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
音楽フォーマット | PCMオーディオ(PC/HQ/HQDL) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
キャラクターボイス | フルボイス
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その他 | ロットアップ済み(PC) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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テンプレート - ノート | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
プロジェクト | 美少女ゲーム系・ライトノベル・漫画 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ポータル | コンピュータゲーム・文学・漫画 |
概要
編集主人公とメインヒロイン2人を中心に据えた、TVアニメ70話分以上の膨大なアニメーションとともに、物語が進行するアドベンチャーゲームである。ある程度まで話を進めると表示される1つか2つの選択肢の選び方次第(どれも選ばないという方法もある)で、物語が分岐していく。なお、選択肢によるヒロインの好感度の上下は、視認できるゲージとして画面内に存在はしているものの、それが物語内で唐突に影響を及ぼすわけではない。実際、PC版からDVD-PG版への移植時には好感度ゲージが廃されたが、それでもPC版の物語はほぼ忠実に再現されていた。
略奪愛を主軸とするゲームゆえ、いわゆる「修羅場」と呼ばれるシーンが多く、バッドエンド時の陰惨な描写からも、プレイすると鬱な気分になる「鬱ゲー」に分類される。
時系列としては『MISS EACH OTHER』、『LOST M』の半年後となっている。
あらすじ
編集この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。 |
榊野学園へ通う少年・伊藤誠(いとう まこと)は、以前から登校時に時々同じ電車へ乗る隣のクラスの少女・桂言葉(かつら ことのは)のことを気に掛けていた。ある日、決意した誠は学園に伝わる「好きな相手を携帯電話の待ち受け画面にして、3週間隠し通したら想いが叶う」というおまじないを実行したが、同じクラスで隣の席の少女・西園寺世界(さいおんじ せかい)に、わずか初日で見つかってしまう。そのお詫びという名目で、世界が言葉と誠の間を取り持つところから物語は始まる。
この後、作中の分岐によって異なるストーリーが展開されるが、基本的には誠と世界と言葉の三角関係が描かれることとなる。また、作中では携帯電話が重要な小道具として用いられることが多い。
エンディング
編集PC版ではエンディングが20通り、後日談が1通り存在する。また、PS2版ではエンディングが6通りと後日談が1通り、HQ版ではエンディングが1通り追加されたが、その全てがバッドエンドである。
ハッピーエンドは西園寺世界に4、桂言葉に7[注釈 2]、清浦刹那に1、加藤乙女に1、黒田光に2の計15通り。PS2版では一部修正が施されているが、光の分については修正ではなく専用ルートそのものが削除されている。
バッドエンドは3通り。いずれも陰惨な描写の多い展開や結末で有名であり、主要人物の伊藤誠・世界・言葉の誰か1人が惨たらしい最期を遂げる。こちらもPS2版では修正が施されている。また、PC版以外には複数人が死亡する結末も存在するが、言葉が誠を直接殺害するパターンや、3人とも明確に死亡するパターンのエンディングは存在しない。
登場人物
編集声優がメディアによって異なる人物は、PC版・DVD-PG版・UMD-PG版・HQ版 / TVアニメ版、PS2版の順で記述。
製作
編集発売まで
編集企画の発案から、当初の構想を経て実際の開発へ至るまでに、構想段階で立ち消えてしまった要素も少なくない。
当初は野球をテーマにする予定であり、プロムが見せ場になる予定だったという[2]。また、惨劇については当初から構想されていたものの、人物については世界や言葉はヒロインですらなかった。主人公は眼鏡を掛けた知性的な男子生徒、世界は眼鏡を掛けた教育実習生で主人公のクラスを研修に訪れるプロポーション抜群の女性、言葉はヒロイン・黒田未来と対を成すもう1人のヒロイン・桂真白の妹で貧乳を気にする活発な少女とそれぞれ設定されていた[3]。
その後、2003年に発表された誌面記事では、世界も言葉もヒロインと設定されて製品版へ近付いていたものの、声優については世界を桜田えり、言葉を上野みつきがそれぞれ演じる上、主題歌「鏡の中のLiar」も彼女達によるユニット・unity(ユニティ)が担当すると報じられており[4]、発表されたデモムービーでも実際に彼女達が演じていたが、2004年にunityが活動を休止したため、製品版の仕様へ改められた。また、当時は小渕みなみ役の声優の栗林みな実をちよれんが支援していたこともあって、ごく少数ながらみなみのテレホンカードが制作・発売された。2004年冬のコミックマーケット67のアージュ企業ブースでは、このテレホンカードを購入者の先着50人へ栗林みな実から手渡す配布イベントも行われている[5]。
発売延期を経て発売の目処が付いた2005年には、日本全国で体験版の配布イベントが行われた[6]が、その際には加藤乙女役の声優を神村ひなから松永雪希へ変更することも発表された。これは、神村ひなが体験版の音声収録後に交通事故に遭って入院し、一時休業に入ったことによるもの。
なお、本作の『School Days』(学生時代)というシンプルな題名は、「わかりやすくオーソドックスな三角関係の物語にしたい」という意向に従ったものである[7]。
背景美術には獏プロダクションが参加しており、一部の素材は同社の公式サイトで公開されている[8]。
バグ修正
編集発売当初はバグがあり、即座に修正パッチが公開されたものの一度では解決できず、毎日のように修正パッチが更新されていた。その後、計11回に渡る更新(後述の「おっぱい修正プログラム」も含む)を経て2005年7月21日に配布されたVer1.11のファイルサイズは約274MBで、2005年当時のアダルトゲーム用修正パッチとしては大容量であった。
後のDVDプレイヤーズゲーム版(DVD-PG版)、PlayStation 2版(PS2版)、UMDプレイヤーズゲーム版(UMD-PG版)は、このVer1.11を元に制作されている。
DVD-PG版
編集2007年9月28日にアイチェリーよりDVD-PG版が発売された。DVD4枚組。
好感度ゲージや選択肢の時間制限は削除されたものの、PC版Ver1.11の内容がほぼ忠実に再現されている。また、PC版に搭載されなかった回想モード[注釈 4]や攻略ルートのマップが搭載されている。字幕は常に表示されており、男性ボイス消去機能は無い。ハードの性質から、セーブ機能の代わりとして各話終了時に表示される4桁の数字のパスワードで進行状況の保存が可能だが、話が進むたびにディスクを差し替える必要がある。
PS2版
編集『School Days L×H』(スクールデイズ エルアンドエイチ、スクールデイズ ラブアンドヘイト)のタイトルで、2008年1月17日にガンホー・ワークス[注釈 5]よりPS2への移植版が発売された。オーバーフロー作品初のコンシューマ向けである。
売りだったアニメーションについては、PC版からの流用分へ新規に制作した分を追加した形となっているが、パッケージリニューアル版での修正箇所が活かされていない部分もある。選択肢も既存分に関してはPC版の分岐を引き継いでいるが、一部のセリフが変更された他、PC版の過激な演出が抑えられたために一部ルートとバッドエンドの1つ「鮮血の結末」での大量出血描写が削られている。また、光が攻略不可となっている。
UMD-PG版
編集この節の加筆が望まれています。 |
『School Days UMD-PG Edition』(スクールデイズ ユーエムディーピージー エディション)のタイトルで、2010年6月30日にPalaceよりUMD-PG版が発売された。UMD4枚組。PS2版に次ぐコンシューマ向けである。
HQ版
編集PC版にイベントやエンディングを追加したリメイク版が『School Days HQ』[注釈 6](スクールデイズ ハイクオリティ)のタイトルで、2010年10月8日にオーバーフローから発売された[注釈 7]。ゲームエンジンや背景画が『Cross Days』のものへ換装された他、登場人物達の一部[注釈 8]は原画から描き直されている。
2010年5月21日にTECH GIAN誌上で第一報が発表された後、同年8月7日に公式サイトで体験版が公開された。これを『Cross Days』をインストール済みのPCへインストールすると開く「女バス4人組の秘密の視聴覚室」は、HQ版第1話を『Cross Days』の登場人物達(喜連川路夏、畠山麦、細川那津希、今川留夏)によるオーディオコメンタリーを聴きながらプレイできるようになっている。
製品版については上記の変更点の他、2周目以降のタイトル画面が、その直前に迎えたエンディングの内容を反映したものへ変更されるようになった[注釈 9]。また、PC版と同じイベントには展開や演出を変更されているものがある。
2011年1月25日には、オーバーフロー公式サイトのリニューアルと通常版の通信販売再開を記念し、通常版か『Cross Days』の通販申し込み者先着50名へタイトルロゴ入りの世界の縞パンが特典として添付された[10]。
2011年3月1日には、英語版を開発中であることがオーバーフロー公式サイトとアメリカのアダルトゲーム販売会社JAST USA公式サイトで発表された[11]。当初、発売時期は同年中と発表されていたが、延期を経て2012年6月27日に北アメリカで発売された[12]。
HQ版の発売に伴い、オリジナルのPC版は2011年4月21日をもってロットアップとなった。
2012年1月6日には、DMMでダウンロード販売が開始された。同年1月17日には、それ以外の他社サイトでもダウンロード販売が開始されている。
2020年5月5日には、中国語版の発売が開始された[13]。
同年9月25日には、「SCHOOLDAYS SERIES COMPLETE BOX」に収録されている。
スタッフ
編集PC版スタッフ
編集- 企画、脚本、製作総指揮 - メイザーズぬまきち
- アニメーション演出、絵コンテ - ほしかわたかふみ
- システムパートコンテ - まりん、まるだし、杉原由紀
- プログラム - GON、向日葵正
- キャラクターデザイン、総作画監督 - ごとうじゅんじ
- 作画監督 - 大河原晴男、刻雨、桔梗屋、窪敏、上條修、吉本拓二、シェツトリ、野口孝行、松下清志、今井武志、倉嶋丈康、柳伸亮
- 彩色設計、色指定 - 鈴木元務
- 美術監督 - 宮前光春
- 音響監督 - 榎本覚
- サウンドプロデューサー - ヨシダという生き物
- 音楽 - KIRIKO/HIKO sound
- 撮影、編集 - 岩崎公彦、広船大介、浅野宏影、そんくん、raruhu、小森稲穂
- アニメーション制作 - STACK、ゴールデンベル
- 制作 - オーバーフロー
- 製作、著作 - STACK
PS2版スタッフ
編集- チーフプロデューサー - 伊藤友行
- トータルプロデューサー - 横山正純
- アシスタントプロデューサー - 関根保成
- 制作プロデューサー - 亀谷恒治
- ディレクター - 恵比寿仁志
- プログラム - 山田晃久
- 音響監督 - 蝦名恭範
- 音響制作 - 株式会社アシッド
- 絵コンテ、演出 - きみやしげる
- 総作画監督 - ごとうじゅんじ
- 作画監督 - 南紳一郎
- 原画 - 神田岳、藤井辰巳、片岡千春、尾崎綾子
- アニメ制作プロデューサー - 吉田勇樹
- アニメーション制作 - TNK
- サポートカンパニー - レジスタ
- スペシャルサンクス - 中村奈緒、神吉弘毅(ソニー・コンピュータエンタテインメント・ジャパン)、School Days 制作委員会
- エグゼクティブプロデューサー - 大場規勝
- 制作 - ガイズウェア
- 製作 - 株式会社インターチャネル・ホロン
TVアニメ
編集本作を原作にしたTVアニメが、2007年7月から同年9月まで独立UHF局などで放送された。全12話。スタッフには、PC版スタッフも多く携わっている。
最終話(第12話)の内容から、放送前日に発生した京田辺警察官殺害事件の影響を考慮して放送休止となったことでも話題となった[14][15][16][17]。なお、物語の主な舞台である榊野学園の設定や表記については、「榊野学園高等学校」となっている。
TVアニメの放送に先立ち、インターネットラジオも2007年6月26日から『Radio School Days』のタイトルで音泉にて配信された。パーソナリティは、世界役の河原木志穂と言葉役の岡嶋妙。
使用楽曲
編集- Still I Love You 〜みつめるよりは幸せ〜
- 作詞 - KIRIKO / 作曲・編曲 - HIKO / 歌 - KIRIKO(PC版・PS2版)、河原木志穂&岡嶋妙(表記はひとり、実は二人のデュエットソング。HQ版)、山本華(HQ版)
- ゲーム版オープニングテーマ
- あなたが…いない
- 作詞 - 江幡育子 / 作曲・編曲 - 飯塚昌明 / 歌 - 栗林みな実
- PC版・PS2版エンディングテーマ
- BYE-BYE TEARS
- 作詞 - KIRIKO / 作曲・編曲 - HIKO / 歌 - yozuca*
- PC版世界・刹那エンドのエンディングテーマ
- hello, my happiness
- 作詞 - Rita / 作曲 - KIRIKO / 編曲 - HIKO / 歌 - 橋本みゆき
- PC版言葉エンドのエンディングテーマ
- シークレット・ザウルス
- 作詞 - KIRIKO / 作曲・編曲 - 林克洋 / 歌 - YURIA
- PC版・PS2版光・乙女エンドのエンディングテーマ
- Let me Love you
- 作詞・歌 - 桃井はるこ / 作曲 - 太田雅友 / 編曲 - 大久保薫
- 後夜祭のフォークダンスのテーマ
- 二人のクリスマス
- 作詞 - WHITE-LIPS / 作曲 - Manack / 歌 - rino
- ゲーム版言葉ハッピーエンド「クリスマス・イブ」のエンディングテーマ
- 悲しみの向こうへ
- 作詞・作曲 - KIRIKO / 編曲 - HIKO / 歌 - いとうかなこ
- バッドエンドのエンディングテーマ
評価・売上
編集この節の加筆が望まれています。 |
各種作品群の原典であるPC版は発売週にPC NEWSの全国美少女ソフト売り上げランキングで第1位を獲得し[18]、2005年の年間売り上げランキングで第7位を獲得した。また、Getchu.comの2005年上半期のアダルトゲームセールスランキングで第1位を獲得した[19]他、Amazon.co.jpの2005年の年間ベストセラーで第5位を獲得した[20]。
内容ではバッドエンド時の陰惨な描写から、15通りのハッピーエンドより、3通りのバッドエンドの方が有名となった。番外編及び一部の小説版を除き、TVアニメ版や漫画版など選択肢の存在しないメディアではいずれもバッドエンドとなっている。
関連商品
編集書籍
編集ムック
編集- School Days ビジュアルガイドブック
- 編集 - ピーズサイテック / 発売元 - ジャイブ / ISBN 978-4-86176-222-2
- 2005年9月16日発売。PC版の設定画や、メイザーズぬまきちによるシーン解説などを掲載。
- School Days 公式ビジュアル・アートワークス
- 編集 - ピーズサイテック / 発売元 - ジャイブ / ISBN 978-4-86176-263-5
- 2005年12月16日発売。上記の第2弾。フルカラー原画などを掲載。
- School Days L×H ビジュアルガイドブック
- 編集 - ランアンドガン / 発売元 - ジャイブ / ISBN 978-4-86176-504-9
- 2008年3月28日発売。PS2版を解説。
小説版
編集全て18禁。
- School Days 世界編
- 著 - 岡田留奈 / 挿画 - みずきえいむ / 発売元 - ハーヴェスト出版 / ISBN 978-4-434-06828-7
- 2005年12月発売。2011年2月14日にはダウンロード販売も開始された。
- School Days 言葉編
- 著 - 岡田留奈 / 挿画 - みずきえいむ / 発売元 - ハーヴェスト出版 / ISBN 978-4-434-07104-1
- 2006年1月発売。上記の続編。2011年2月14日にはダウンロード販売も開始された。
- School Days 君といる、空
- 著 - 馬場卓也 / 発売元 - ジャイブ / ISBN 978-4-86176-245-1
- 2005年12月16日発売。上記2冊とは別内容のライトノベル版。
- 小説スクールデイズ
- 著 - 関町台風 / 挿絵 - ごとうじゅんじ
- 『BugBug』2005年9月号から2006年1月号まで連載。2005年冬のコミケ69オーバーフロー企業ブースにて、総集編の小冊子が無料配布された。
漫画版
編集- School Days
- 作画 - 酒月ほまれ
- 『月刊コンプエース』にて、2007年11月号まで連載。少年誌への掲載のために表現には相当の配慮が払われており、過激な描写を極力避けながら持ち味を生かすべく、打ち合わせの様子が単行本巻末にも掲載されている。物語は誠・世界・言葉の三角関係に力点が置かれており、その他の人物のエピソードは極力排除されている。単行本は、角川コミックス・エースより全2巻で発売。
- 第1巻 - 2007年7月26日 / ISBN 978-4-04-713946-6
- 第2巻 - 2007年11月26日 / ISBN 978-4-04-713965-7
アンソロジーコミック
編集一迅社版以外は18禁。
- School Days P-mate Comics
- 発売元 - 宙出版 / ISBN 978-4-7767-9234-5
- 2005年10月18日発売。
- School Days 言葉編 アンソロジーコミックEX
- 発売元 - オークス / ISBN 978-4-86105-477-8
- 2007年9月25日発売。
- School Days 言葉コミックアンソロジー IDコミックス
- 発売元 - 一迅社 / ISBN 978-4-7580-0428-2
- 2008年2月25日発売。
その他の書籍
編集- Akiba Days -秋葉原120%活用ガイド-
- 発売元 - ジャイブ / ISBN 978-4-86176-546-9
- 『School Days』の登場人物達が秋葉原を紹介するガイドブック。
- School Days 朗読少女・桂言葉 -日本文学×妄想編-
- 発売元 - ジャイブ
- 著名な日本文学作品の数々から抜粋した16編に解説を併載した80ページの書籍と、その内容を言葉が朗読するアルバムが1つになったCDブック。2010年冬のコミケ79音泉企業ブースにて、発売された。
CD
編集- School Days VOCAL ALBUM
- 発売元 - ランティス
- PC版のアルバム。本作の特色の1つである、女性ボーカリスト陣によるオープニング・エンディング・グランドエンディングテーマと、『Still I love you 〜みつめるよりは幸せ〜』のアレンジバージョンが収録されている。
- School Days オリジナルサウンドトラック
- 発売元 - ランティス
- PC版とTVアニメ版のサウンドトラック盤。各々が同名のタイトルで1枚ずつ発売された。
- School Days Drama CD Little Promise
- 発売元 - ホビレコード
- PC版のドラマCD。幼少時の世界と刹那に関する外伝。世界の母の名前が踊子(ようこ)、刹那の母の名前が舞(まい)と明かされている。
- School Days VOCAL COMPLETE ALBUM
- 発売元 - ランティス
- HQ版の発売に合わせ、PC版やTVアニメ版、『Summer Days』や『Cross Days』といったシリーズ作品のボーカル曲を収録したコンプリートアルバム。声優によるカバー曲を、ボーナス・トラックとして収録。
備考
編集- タイトルロゴに付いている英文
- "In the school, the three guys met. Their relation had been changed in the season, and turned into three love stories." と "In school life, three persons were always together. Our relation was broken on that day. The past never recover no longer." の2種類があり、PC版以外では前者がよく用いられている。訳すと、前者は「学校で3人は出会った。彼らの関係は季節によって移り変わり、3本のラヴ・ストーリーへと変化した。」、後者は「学校生活の中で、3人はいつも一緒だった。しかし私たちの関係はあの日壊されてしまった。もはや、もう二度と昔のようには戻れない。」といった形になる。
- 無料配布Days(むりょうはいふデイズ)
- 2007年冬のコミケ73オーバーフロー企業ブースにて、商品購入者に先着順で無料配布された18禁同人誌。2008年初頭にはオーバーフロー公式サイトの通販ページにて、期間限定の「お年玉プレゼント」と題し、通販利用者のみを対象とした商品貼付の形で特別配布が行われた[21]。
- ごとうじゅんじによって描かれた、PC版ハッピーエンドの1つ「クリスマス・イブ」とTVアニメ版第11話「みんなの誠」の一部内容を補完した漫画や、『School Days』と『Summer Days』の登場人物についてのコラムが掲載されている。なお、メイザーズぬまきちは2010年初頭の『ニコニコ生放送』へ出演した際に、この同人誌の内容を公式設定として認める旨の発言をしている。
脚注
編集注釈
編集- ^ DMMのみ。それ以外の他社サイトでは同年1月17日。
- ^ ただし、内容の似通っているものをまとめると、実質的な数は4。その中で何の問題も残さないものは1。
- ^ ただし、ヒロインと結ばれることを前提とするなら1。
- ^ セックスシーンのみ。
- ^ 旧インターチャネル・ホロン。製品のリリース発表及び発売元は旧社名義。
- ^ タイトルロゴ上での表記は、『SCHOOL DAYS HQ』。
- ^ 発表当初は同年8月27日発売予定だったが、9月24日発売予定を経て更に延期された。
- ^ 『Cross Days』で容姿を改めて設定された喜連川路夏などは、それに準じた容姿へ変わった。
- ^ 例を挙げると、「鮮血の結末」後は世界の鮮血にまみれた歩道橋、「二人の恋人」後は誠と混浴中の世界と言葉の下着が積まれた伊藤家の脱衣所、など。
出典
編集- ^ ドラマCD『ヒ・ミ・ツの花園』より。
- ^ ぶろぐDays2008年5月22日付「スーパー系っていいですよね?」より。
- ^ 旧ぶろぐDays2008年2月4日付「プロトタイプ・スクールデイズ」より。
- ^ TECH GIAN2003年10月号より。
- ^ 「栗林みな実さん『スクールデイズテレホンカード』商品お渡し会」のInternet Archiveキャッシュより。
- ^ 「スクールデイズ プレゼントイベント」のInternet Archiveキャッシュより。
- ^ チアソル『Cross Days まるごと 桂言葉グラフィティー』ジャイブ、2010年、p.95より。 ISBN 978-4-86176-773-9
- ^ 画廊(2008年2月1日時点のアーカイブ) - 獏プロダクション
- ^ 公式サイトのダウンロードページのInternet Archiveキャッシュより。
- ^ Overflow OFFICIAL WEBSITE :: 通信販売再開のお知らせより。
- ^ School Days is coming in English!(インターネットアーカイブ2011年3月5日分キャッシュ)より。
- ^ School Days HQ Shipping Now(インターネットアーカイブ2012年7月1日分キャッシュ)より。
- ^ 『SCHOOL DAYS HQ』中国語版紹介ページより。
- ^ 「School Days」12話放送休止に関して - アニメ公式サイト(2012年9月4日時点のアーカイブ)
- ^ School Days:京都の父殺害事件で最終回の放送見送る 女子高生の暴力シーンを考慮 - 2007年9月19日 まんたんウェブのInternet Archiveキャッシュより。
- ^ 事件の影響、アニメの放送中止 - 2007年10月26日朝日新聞より。
- ^ アニメ「スクールデイズ」 偏見助長する過剰反応うんざり - 2007年9月26日読売新聞より。
- ^ 全国美少女ソフト売り上げランキング TOP50 PC NEWS No.170(4/16〜4/30)より。
- ^ Getchu.com 2005年上半期PCゲーム館セールスランキングより。
- ^ アダルトPCゲーム 2005年のベストセラーを発表!(2009年9月1日時点のアーカイブ) - Amazon.co.jp
- ^ コミックマーケット73グッズ通販情報のInternet Archiveキャッシュより。
外部リンク
編集- PC版公式サイト - ウェイバックマシン(2009年3月29日アーカイブ分)
- HQ版公式サイト
- アイチェリー
- HQ英語版公式サイト
- PlayStation 2版公式サイト