あさなぎりん
あさなぎ りん(1964年11月9日 - 本名・木村素子)は、タレント、元宝塚歌劇団・月組娘役スター。
大阪府大阪市、帝塚山学院中学校出身。身長158cm、血液型AB型。宝塚在団時の芸名は、朝凪 鈴(あさなぎ りん)。愛称はりんりん。
来歴・人物
編集1982年、第68期生として宝塚歌劇団入団。入団時の成績は15番。『春の踊り』で初舞台。その後、月組に配属(当時のトップスターは大地真央)。同期には一路真輝(元雪組トップスター。俳優・内野聖陽元夫人)、大峯麻友(元宙組組長)、英真なおき(元星組組長)などがいる。
1983年、阪急電鉄の初詣ポスターのモデルに起用される[1][2]。同年、『ムーンライト・ロマンス』の新人公演で初ヒロインに抜擢される。
1986年、『夢の彼方に』でバウホール公演初ヒロインに抜擢される。以降、数々の新人公演のヒロインや、バウホール公演のヒロインを務め、本公演でもこだま愛に次ぐ2番手娘役クラスとして活躍。
1991年の『ベルサイユのばら -オスカル編-』の東京千秋楽をもって宝塚歌劇団を退団する。
退団後は、あさなぎ りんと改名して、タレントとして活動している。
宝塚歌劇団時代の主な舞台
編集- 1983年3月、『春の踊り -南蛮花更紗-/ムーンライト・ロマンス』新人公演:イブ・モルナー(本役:黒木瞳)*新人公演初ヒロイン
- 1984年5月、『沈丁花の細道/ザ・レビューII -TAKARAZUKA FOREVER-』新人公演:埴谷笙子(本役:黒木瞳)*新人公演ヒロイン
- 1984年11月、『ガイズ&ドールズ』新人公演:サラ・ブラウン(本役:黒木瞳)*新人公演ヒロイン
- 1985年1月、『ハッピー・エンジェル』(バウ)リーリ
- 1985年5月、『二都物語/ヒート・ウェーブ』新人公演:バネッサ(本役:こだま愛)
- 1985年9月、『スウィート・リトル・ロックンロール』(バウ)メアリー
- 1985年11月、『ときめきの花の伝説/ザ・スィング』ビアンカ、新人公演:アンジェラ・バローネ(本役:こだま愛)*新人公演ヒロイン
- 1986年1月、『夢の彼方に』(バウ)ラウラ・タナー・ルン *バウホール公演初ヒロイン
- 1986年5月、『百花扇 -夏の抒情詩-/哀愁 -愛の追想-』東京公演:グレイス、新人公演:キティ(本役:春風ひとみ)
- 1986年11月、『パリ、それは悲しみのソナタ/ラ・ノスタルジー』ローザ・ジョバンニ、新人公演:エバ(本役:こだま愛)*新人公演ヒロイン
- 1987年1月、『スウォード・フラッシュ!』(バウ・東京特別・名古屋特別)
- 1987年5月、『ミー・アンド・マイガール』ソフィア、新人公演:サリー(本役:こだま愛)*新人公演ヒロイン
- 1988年1月、『リラの壁の囚人たち』(バウ・東京特別)ポーラ・モラン *バウホール公演ヒロイン
- 1988年5月、『南の哀愁/ビバ!シバ!』マヌ
- 1988年11月、『恋と霧笛と銀時計/レインボー・シャワー』美津
- 1989年2月、『赤と黒』(バウ・東京特別)ルイーズ・レナール*バウホール公演ヒロイン
- 1989年5月、『新源氏物語/ザ・ドリーマー』紫の上
- 1989年9月、『ウォーターフロント・ララバイ』(バウ)NAGISA(渚)
- 1990年2月、『大いなる遺産/ザ・モダーン』ビディ
- 1990年4月、『天使の微笑・悪魔の涙/レッド・ホット・ラブ』(全国ツアー)マルタ
- 1990年8月、『川霧の橋/ル・ポアゾン 愛の媚薬』お組
- 1991年1月、『カウントダウン・1991』(バウ)リンダ
- 1991年3月、『ベルサイユのばら -オスカル編-』ロザリー *退団公演
宝塚歌劇団退団後の主な活動
編集テレビ番組
編集- クイズ日本人の質問(NHK)
- ひるどき日本列島(NHK)
- あなたが選んだ宝塚(NHK-BS)
- 峰竜太のホンの昼メシ前(日本テレビ)
- ジャスト(TBSテレビ)
- 郁恵の今日何にする?(フジテレビ)
- 夕食ばんざい
- ごきげんよう
- キンキンのとことん好奇心(テレビ朝日)
- ウッチャンナンチャンの炎のチャレンジャー
- 徹子の部屋
- ビデオあなたが主役SP
- クイズところ変われば(テレビ東京)
- 追跡!テレビの主役
- たかじんnoばぁ〜(読売テレビ)
- ザ・ワイド
- 大阪ほんわかテレビ
- ときめきタイムリー
- 近畿は美しく おスミつき新発見伝(MBSテレビ)
- 街かどチャチャチャ(ABCテレビ)
- おはよう朝日です
- ホリデーワイド関西珍発見
- ナイトinナイト
- わいわいサタデー
- 文化バザール世界紀行(パーフェクTV!)
- 絶対行きたい!プロも納得の温泉宿(テレビ大阪)
- ハロー神戸(サンテレビ)
- めざせパーゴルフ
テレビドラマ
編集映画
編集CM
編集出版物
編集- 宝塚 禁断の園は蜜の味 (日本文芸社、1997年、ISBN 4537025786)
- 朝凪鈴の好奇心がいっぱい(連載)(Soirée)
脚注
編集- ^ 『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(人物編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日、77頁。ISBN 978-4-484-14601-0。
- ^ “50年のあゆみ - 年の初めを飾るTOKK年始号 表紙特集”. 阪急阪神マーケティングソリューションズ. 2022年3月25日閲覧。