みずほ台駅

日本の埼玉県富士見市東みずほ台にある東武鉄道の駅

みずほ台駅(みずほだいえき)は、埼玉県富士見市東みずほ台二丁目にある、東武鉄道東上本線である。駅番号TJ 16

みずほ台駅
東口(2012年9月)
みずほだい
Mizuhodai
TJ 15 柳瀬川 (1.3 km)
(1.4 km) 鶴瀬 TJ 17
地図
埼玉県富士見市東みずほ台二丁目29-1
北緯35度50分17.7秒 東経139度33分3秒 / 北緯35.838250度 東経139.55083度 / 35.838250; 139.55083 (みずほ台駅)座標: 北緯35度50分17.7秒 東経139度33分3秒 / 北緯35.838250度 東経139.55083度 / 35.838250; 139.55083 (みずほ台駅)
駅番号 TJ16
所属事業者 東武鉄道
所属路線 東上本線
キロ程 20.6 km(池袋起点)
電報略号 ミホ
駅構造 地上駅
ホーム 1面2線
乗降人員
-統計年度-
36,410人/日
-2022年-
開業年月日 1977年昭和52年)10月21日
備考 1927年(昭和2年) 当地に水谷信号所開設
テンプレートを表示
西口(2004年11月14日)
西口(2004年11月14日)
改札口(2009年2月12日)
改札口(2009年2月12日)

年表 編集

駅構造 編集

島式ホーム1面2線の地上駅で、橋上駅舎を有している。

出口は西口と東口の2か所がある。ホームと改札口との間はエレベーターエスカレーター(上りのみ)・階段で連絡している。西口から改札口までは上りエスカレーター、東口側にはエレベーターが設置されている。3基のエレベーターは直進2方向型出入口で車椅子にも対応しており、エレベーターと改札内の多機能トイレ設置費用の一部は国土交通省および富士見市・三芳町が負担している。エレベーター設置に際しては、支障となる発車標電線を吊るしている鉄塔が移設された。

2007年12月から2008年1月にかけて改修工事が行われた。

東口・西口とも東武ストアが入居する駅ビルとなっている。

のりば 編集

番線 路線 方向 行先[6]
1   東上線 下り 川越方面
2 上り 池袋方面
  • 2016年3月26日ダイヤ改正以降、日中時間帯に副都心線方面を発着する列車は当駅に停車しなくなっていたが、2023年3月20日ダイヤ改正により副都心線経由の東急新横浜線直通の普通列車が日中時間帯にも設定された。

利用状況 編集

2022年度の1日平均乗降人員36,410人である[7]

近年の1日平均乗降乗車人員は以下の通り。

年度別1日平均乗降・乗車人員[8]
年度 1日平均
乗降人員[9]
1日平均
乗車人員[10]
出典
1978年(昭和53年) 9,080
1987年(昭和62年) 33,701 17,124
1988年(昭和63年) 38,918 19,636
1989年(平成元年) 41,015 20,679
1990年(平成02年) 43,354 21,899
1991年(平成03年) 46,334 23,404
1992年(平成04年) 47,638 24,278
1993年(平成05年) 44,120 22,423
1994年(平成06年) 43,421 22,044
1995年(平成07年) 44,179 22,362
1996年(平成08年) 44,137 22,374
1997年(平成09年) 43,889 22,258
1998年(平成10年) 43,792 22,180
1999年(平成11年) 43,807 22,174 [* 1]
2000年(平成12年) 43,601 22,033 [* 2]
2001年(平成13年) 43,766 21,831 [* 3]
2002年(平成14年) 43,241 21,549 [* 4]
2003年(平成15年) 43,001 21,451 [* 5]
2004年(平成16年) 42,387 21,099 [* 6]
2005年(平成17年) 41,853 20,846 [* 7]
2006年(平成18年) 41,496 20,642 [* 8]
2007年(平成19年) 41,660 20,820 [* 9]
2008年(平成20年) 41,573 20,798 [* 10]
2009年(平成21年) 41,169 20,620 [* 11]
2010年(平成22年) 40,836 20,458 [* 12]
2011年(平成23年) 39,894 19,970 [* 13]
2012年(平成24年) 40,451 20,241 [* 14]
2013年(平成25年) 41,229 20,632 [* 15]
2014年(平成26年) 41,056 20,550 [* 16]
2015年(平成27年) 41,018 20,512 [* 17]
2016年(平成28年) 40,961 20,573 [* 18]
2017年(平成29年) 41,134 20,652 [* 19]
2018年(平成30年) 41,399 20,771 [* 20]
2019年(令和元年) 41,146 20,627 [* 21]
2020年(令和02年) 31,621 15,856 [* 22]
2021年(令和03年) 34,007
2022年(令和04年) 36,410

駅周辺 編集

 
みずほ台駅付近空中写真(1974年撮影 国土画像情報オルソ化空中写真(国土交通省)より) 駅開業3年前

駅周辺地域には住宅や団地が広がり、ベッドタウンの様相を見せているのに加え、多数の店舗が集積している。周辺踏切の幅員は狭く、自動車を利用するには不便だったが、何度か拡幅工事が施工された。

学習塾も多数進出している。駅周辺に計15校以上に及ぶ。

東口 編集

西口 編集

バス 編集

東口

かつては東武バスウエストが志木駅行のバスを運行していたが、2012年6月24日をもって廃止された。

西口

駅名の由来 編集

開設当時の駅所在地が「富士見市大字水子」であったため[11]「水子駅」としようとした。しかし、水子流産した胎児を指すことから印象が芳しくないため、語感の似た「みずほ」に台地を意味する「台」を冠して瑞祥地名の「みずほ台」となった。「みずほ」にはイネを意味する瑞穂、水穂の意があり、特に前者は日本の美称ともされる。

現行行政地名は「東みずほ台」「西みずほ台

「水子」 編集

「水子」という地名の由来の説は二つある。

  • 古代には武蔵野台地の東端で、すぐそばまで海が迫っていた当地周辺の台地の至る所に湧き水や井戸があり、水処(みずこ)と名づけられ、それが「水子」となった[12]
  • 「水子伝説」 - 旅の僧を泊めたところその家の娘が妊娠し、再び現れた僧をなじると僧は祈祷を行い、腹の子が水となって流れて行ったというもの。

その他 編集

  • 駅開業後しばらくの間、駅舎は志木寄りのホーム端部にあり、ホーム上屋も端から2両分だけであった。後に旧駅舎は撤去されたが、駅ホームから踏切の間に出入口の基礎を確認することができる(残っているのは西口側のみ)。
  • 新駅舎は1981年の東口駅ビルの完成に伴い使用を開始した。西口駅ビルは駅開業後まもなくして建設されたが、駅とは連絡しておらず、厳密には駅ビルではなかった。新駅舎建設の際、東武ストアの三井銀行(当時。現在のファミリーマート、FASTGYM24)寄り部分を連絡口として改修、転用したことで駅ビルの形となった。このため、同店の店舗面積はビル開業当初よりも縮小されている。

隣の駅 編集

東武鉄道
  東上本線
TJライナー・川越特急・快速急行・急行
通過
準急・普通
柳瀬川駅 (TJ 15) - みずほ台駅 (TJ 16) - 鶴瀬駅 (TJ 17)

脚注 編集

記事本文 編集

注釈 編集

  1. ^ 1・2番線(下り・上り):「走れ! -ZZ ver.-[3][4][5]

出典 編集

  1. ^ 官報では1月1日水谷停留場を設置し貨物運輸営業を開始「地方鉄道駅設置」『官報』1927年1月27日(国立国会図書館デジタル化資料)
  2. ^ 富士見市広報「広報ふじみ」1992年4月号
  3. ^ a b 富士見市★市制施行50周年記念事業 4月8日(金)より、富士見市内にある東武東上線3駅の 発車メロディーをももいろクローバーZの曲に変更します 〜同日より、ももクロメンバーのヘッドマーク掲出列車も運行します〜』(PDF)(プレスリリース)富士見市/東武鉄道、2022年4月4日。 オリジナルの2022年4月9日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20220409041343/https://www.tobu.co.jp/cms-pdf/releases/20220404103145FcXBO2NaByP08gAQWTZkbw.pdf2022年4月10日閲覧 
  4. ^ a b 【市制施行50周年記念】富士見市内3駅で、ももいろクローバーZ発車メロディーを放送中!”. 富士見市. 2022年4月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年4月10日閲覧。
  5. ^ a b <ももいろクローバーZ×富士見市市制施行50周年記念>ももクロの楽曲が富士見市内にある東武東上線3駅の発車メロディーとして放送されることが決定!”. 週末ヒロイン ももいろクローバーZ オフィシャルサイト. STARDUST PROMOTION (2022年4月8日). 2022年4月8日閲覧。
  6. ^ みずほ台駅 構内マップ”. 東武鉄道. 2023年6月4日閲覧。
  7. ^ 駅情報(乗降人員) - 東武鉄道
  8. ^ 統計ふじみ - 富士見市
  9. ^ レポート - 関東交通広告協議会
  10. ^ 埼玉県統計年鑑 - 埼玉県
  11. ^ 「角川日本地名大辞典」編纂委員会『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』角川書店、1980年7月8日、1141頁。ISBN 4040011104 
  12. ^ ふじみ・発見! No,31・・・市内の地名 水子・針ケ谷地区”. 富士見市役所. 2017年12月6日閲覧。

利用状況 編集

埼玉県統計年鑑

関連項目 編集

外部リンク 編集