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グレイシー・ゴールド

アメリカ合衆国のフィギュアスケート選手

グレース・エリザベス・"グレイシー"・ゴールド英語: Grace Elizabeth "Gracie" Gold, 1995年8月17日 - )は、アメリカ合衆国ニュートン出身のフィギュアスケート選手(女子シングル)。

グレイシー・ゴールド
Gracie Gold
Figure skating pictogram.svg
2018 Rostelecom Cup Gracie Gold 2018-11-16 20-25-27 (2).jpg
基本情報
代表国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
生年月日 (1995-08-17) 1995年8月17日(24歳)
出生地 マサチューセッツ州の旗 マサチューセッツ州ニュートン
身長 168 cm
体重 54 kg
選手情報
コーチ ヴァンサン・レステンクール
イリーナ・ヤコレワ
パーシャ・フィルチェンコフ
元コーチ マリナ・ズエワ
オレグ・エプスタイン
フランク・キャロル
スーザン・リス
エイミー・フォアハブン
マックス・リュウ
アレクサンドル・オーリアシェフ
オレグ・エプスタイン
トニー・ヒキー
振付師 ジェレミー・アボット
元振付師 シンディ・スチュアート
マリナ・ズエワ
オレグ・エプスタイン
パスカーレ・カメレンゴ
スコット・ブラウン
所属クラブ Wagon Wheel FSC
ISU パーソナルベストスコア
トータルスコア 211.29 2016 世界選手権
ショート 76.43 2016 世界選手権
フリー 137.41 2015 GPスケートアメリカ
 
獲得メダル
フィギュアスケート
オリンピック
Olympic rings with transparent rims.svg
2014 ソチ 団体戦
世界国別対抗戦
2012 東京 団体
2013 東京 団体
2015 東京 団体
世界ジュニア選手権
2012 ミンスク 女子シングル
■テンプレート ■選手一覧 ■ポータル ■プロジェクト

Goldはドイツ語で「ゴルト」と読み、ドイツでは「Goldman」「Goldberg」「Goldwich」などと並びかなり一般的な姓である。

2014年ソチオリンピック団体戦銅メダリスト。2014年、2016年全米選手権優勝。

人物編集

7歳でスケートを始めた。カーリーという名前の二卵性双生児の妹がおり、彼女もフィギュアスケート選手である[1]

キム・ヨナのファンであることをインスタグラムで公言している[要出典]。また、幼い頃からミシェル・クワンが永遠の憧れであると語っている[2]

2016年には、日本のテレビドラマ『せいせいするほど、愛してる』に本人役で出演した。

技術編集

5種類の3回転ジャンプを跳ぶことができる。

3回転-3回転のコンビネーションジャンプは3回転ルッツ-3回転トウループを跳ぶことができる。その一方で、フリップは比較的苦手で、エッジエラー判定を受けることが多い。

経歴編集

2011-2012シーズン、初参戦となったジュニアグランプリシリーズのJGPタリン杯で優勝。2012年に行われた全米選手権ジュニアクラスでも優勝する。世界ジュニア選手権では初出場で2位に入った。その成績から国別対抗戦のメンバーに選出され、初めてシニアクラスで試合に出場することとなった[3]

2012-2013シーズン、グランプリシリーズに参戦。スケートカナダでは7位に留まったが、ロステレコム杯では銀メダルを獲得した。全米選手権ではSP9位と出遅れるが、FSでは会心の演技を披露し1位、総合では2位に順位を上げ四大陸選手権世界選手権の代表に選出された。

2013-2014シーズン、アレクサンドル・オーリアシェフとの師弟関係を解消した。その後ミシガン州のカントンでマリナ・ズエワとオレグ・エプスタインの元で3週間の間練習した後、カリフォルニア州ロサンゼルスに移りフランク・キャロルとトライアウトを行った[4]USインターナショナルクラシックでは非公式練習時にスケート靴のかかとのネジが外れるトラブルに見舞われたが、前年と同じく2位になった[5]。その後正式に、フランク・キャロルをコーチに迎えた[6]。全米選手権では初優勝。ソチオリンピックの団体戦ではFSに進出し自己ベストを更新し2位。アメリカの銅メダル獲得に貢献した。個人戦のFSで3回転フリップを転倒しながらも自己ベストを更新し、4位入賞を果たした。世界選手権のSPでは初の70点台を出し5位につけるも、ジャンプの失敗により順位を上げることはできなかった。

2014-2015シーズン、スケートアメリカで3位、NHKではグランプリシリーズ初優勝を果たす。しかし、 左足の疲労骨折によりグランプリファイナルへの出場は見送った[7]。全米選手権では2位。世界選手権ではSPでコンビネーションジャンプを跳ぶことができず8位と出遅れた。FSでは2位で総合では自己最高の4位へと順位を上げた。

2015-2016シーズン、スケートアメリカで2位、エリック・ボンパール杯でSP1位(当大会はFSが中止となったため、SPのみの大会となった)となりグランプリファイナルに進出するも5位に留まった。全米選手権ではSPで3回転ルッツが1回転になるミスを犯し、1位のポリーナ・エドモンズに7.69の差をつけられた。最終滑走のFSでは1つのマイナス評価もない完璧な演技で逆転し、2年ぶり2度目の優勝を果たした。世界選手権では、SPで自己ベストを更新し首位に立った。しかし、FSでは3回転ルッツの失敗が響き4位に順位を落とした。

2016-2017シーズン、スケートアメリカで5位、フランス杯で8位。全米選手権では6位となり、初めて表彰台を逃した。大会後、フランク・キャロルとの師弟関係を解消した。2月にはマリナ・ズエワとオレグ・エプスタインに師事し、ミシガン州カントンで練習することを発表した[8]

2017-2018シーズン、鬱病不安障害摂食障害のため全試合を欠場した[9]

2018年の春からはフランス人のヴァンサン・レステンクールと練習を始めた[10]

2018-2019シーズン、ロステレコム杯で試合復帰したがFSは棄権。「調子は30%程だが、これからの4年間に向け調子を上げていきたい」と語った[11][12]。全米選手権も棄権し、1月25日のニューヨーク・タイムズのインタビューで、鬱病から自殺願望と闘っていたことを告白。全米フィギュアスケート協会が支援する形で摂食障害の入院治療プログラムを受けた[13]

主な戦績編集

大会/年 2009-10 2011-12 2012-13 2013-14 2014-15 2015-16 2016-17 2018-19 2019-20
冬季オリンピック 4
世界選手権 6 5 4 4
四大陸選手権 6 4 5
世界国別対抗戦 5 3
全米選手権 4 N 1 J 2 1 2 1 6 TBD
GPファイナル 5
GPスケートアメリカ 3 2 5
GPフランス杯 1[14] 8
GP NHK杯 4 1
GPスケートカナダ 7 3
GPロステレコム杯 2 棄権
CSゴールデンスピン 6
CSネーベルホルン杯 3
USクラシック 2 2
世界Jr.選手権 2
JGPタリン杯 1

詳細編集

2018-2019 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2018年11月16日-18日 ISUグランプリシリーズ ロステレコム杯モスクワ 10
37.51
- 棄権
2016-2017 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2017年1月14日-22日 全米フィギュアスケート選手権カンザスシティ 5
64.85
9
114.77
6
179.62
2016年12月7日-10日 ISUチャレンジャーシリーズ ゴールデンスピンザグレブ 7
54.04
5
104.98
6
159.02
2016年11月11日-13日 ISUグランプリシリーズ フランス杯パリ 10
54.87
8
111.02
8
165.89
2016年10月21日-23日 ISUグランプリシリーズ スケートアメリカシカゴ 3
64.87
5
119.35
5
184.22
2015-2016 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2016年4月22日-24日 2016年コーセー・チームチャレンジカップスポケーン 4
71.34
4
142.00
[15]
2016年3月26日-4月3日 2016年世界フィギュアスケート選手権ボストン 1
76.43
6
134.86
4
211.29
2016年2月16日-21日 2016年四大陸フィギュアスケート選手権台北 9
57.26
3
121.13
5
178.39
2016年1月15日-24日 全米フィギュアスケート選手権セントポール 2
62.50
1
147.96
1
210.46
2015年12月9日-13日 2015/2016 ISUグランプリファイナルバルセロナ 5
66.52
5
128.27
5
194.79
2015年11月13日-15日 ISUグランプリシリーズ エリック・ボンパール杯ボルドー 1
73.32
中止 1
2015年10月23日-25日 ISUグランプリシリーズ スケートアメリカミルウォーキー 2
65.39
1
137.41
2
202.80
2015年10月3日-日 2015年ジャパンオープンさいたま - 6
114.53
2
団体
2014-2015 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2015年4月16日-19日 2015年世界フィギュアスケート国別対抗戦東京 1
71.26
5
124.29
1
団体
2015年3月23日-29日 2015年世界フィギュアスケート選手権上海 8
60.73
2
128.23
4
188.96
2015年2月9日-15日 2015年四大陸フィギュアスケート選手権ソウル 2
62.67
5
113.91
4
176.58
2015年1月17日-25日 全米フィギュアスケート選手権グリーンズボロ 2
67.02
2
138.52
2
205.54
2014年11月28日-30日 ISUグランプリシリーズ NHK杯門真 1
68.16
1
123.00
1
191.16
2014年10月24日-26日 ISUグランプリシリーズ スケートアメリカシカゴ 3
60.81
3
118.57
3
179.38
2014年9月24日-27日 ISUチャレンジャーシリーズ ネーベルホルン杯オーベルストドルフ 3
61.82
2
120.49
3
182.31
2013-2014 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2014年3月24日-30日 2014年世界フィギュアスケート選手権さいたま 5
70.31
7
124.27
5
194.58
2014年2月6日-22日 ソチオリンピックソチ 4
68.63
5
136.90
4
205.53
2014年2月6日-22日 ソチオリンピック 団体戦(ソチ - 2
129.38
3
団体
2014年1月5日-12日 全米フィギュアスケート選手権ボストン 1
72.12
1
139.57
1
211.69
2013年11月8日-10日 ISUグランプリシリーズ NHK杯東京 4
62.83
3
114.98
4
177.81
2013年10月25日-27日 ISUグランプリシリーズ スケートカナダセントジョン 1
69.45
3
117.20
3
186.65
2013年9月11日-15日 2013年USインターナショナルクラシックソルトレイクシティ 1
58.49
3
106.19
2
164.68
2012-2013 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2013年4月11日-14日 2013年世界フィギュアスケート国別対抗戦東京 3
60.98
3
127.05
3
188.03
2013年3月10日-17日 2013年世界フィギュアスケート選手権ロンドン 9
58.85
5
125.40
6
184.25
2013年2月6日-11日 2013年四大陸フィギュアスケート選手権大阪 5
60.36
6
106.30
6
166.66
2013年1月20日-27日 全米フィギュアスケート選手権オマハ 9
54.08
1
132.49
2
186.57
2012年11月9日-11日 ISUグランプリシリーズ ロステレコム杯モスクワ 1
62.16
2
112.87
2
175.03
2012年10月26日-28日 ISUグランプリシリーズ スケートカナダウィンザー 9
52.19
6
99.38
7
151.57
2012年9月12日-16日 2012年USインターナショナルクラシックソルトレイクシティ 2
59.37
1
111.78
2
171.15
2011-2012 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2012年4月19日-22日 2012年世界フィギュアスケート国別対抗戦東京 4
59.07
5
110.58
5
169.65
2012年2月27日-3月4日 2012年世界ジュニアフィギュアスケート選手権ミンスク 2
58.00
2
113.85
2
171.85
2012年1月22日-29日 全米フィギュアスケート選手権 ジュニアクラス(サンノゼ 1
60.21
1
118.71
1
178.92
2011年10月12日-16日 ISUジュニアグランプリ タリン杯タリン 1
60.18
1
112.51
1
172.69
2009-2010 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2010年1月14日-24日 全米フィギュアスケート選手権 ノービスクラス(スポケーン 6
38.59
4
85.02
4
123.61

プログラム使用曲編集

シーズン SP FS EX
2016-2017[16] Assassin's Tango 映画『Mr.&Mrs. スミス』より
作曲:ジョン・パウエル
振付:ローリー・ニコル
バレエ『ダフニスとクロエ』より
作曲:モーリス・ラヴェル
振付:ローリー・ニコル
ベスト・ミステイク
曲:アリアナ・グランデ
バン・バン
曲:ジェシー・J、アリアナ・グランデ、ニッキー・ミナージュ
振付:ミーシャ・ジー
2015-2016[17] エル・チョクロ
作曲:アンヘル・ビジョルド
振付:ローリー・ニコル
バレエ『火の鳥』より
作曲:イーゴリ・ストラヴィンスキー
振付:ローリー・ニコル
I Was Here
ボーカル:ビヨンセ
Maybe This Time
ボーカル:クリスティン・チェノウェスリア・ミシェル
2014-2015[18] ピアノ協奏曲
作曲:エドヴァルド・グリーグ
振付:ローリー・ニコル
ミュージカル『オペラ座の怪人』より
ファンタジア
Wishing You Were Somehow Here Again
作曲:アンドルー・ロイド・ウェバー
ボーカル:サラ・ブライトマン
振付:ローリー・ニコル
シェイク・イット・オフ
ボーカル:テイラー・スウィフト
レット・イット・ゴー
ボーカル:イディナ・メンゼル
I Was Here
ボーカル:ビヨンセ
2013-2014[19][20][21] 3つの前奏曲
作曲:ジョージ・ガーシュウィン
振付:マリナ・ズエワ

ピアノ協奏曲
作曲:エドヴァルド・グリーグ
振付:ローリー・ニコル
バレエ『眠れる森の美女』より
作曲:ピョートル・チャイコフスキー
振付:マリナ・ズエワ、オレグ・エスプタイン
All That Jazz 映画『シカゴ』より
作曲:ジョン・カンダー
振付:シンディ・スチュアート

レット・イット・ゴー
ボーカル:イディナ・メンゼル
2012-2013 ヘルナンドの隠れ家
作曲:ジェリー・ロス、リチャード・アドラー
振付:スコット・ブラウン
映画『ライフ・イズ・ビューティフル』より
作曲:ニコラ・ピオヴァーニ
振付:スコット・ブラウン
The Show
ボーカル:レンカ
Girl On Fire
ボーカル:アリシア・キーズ
2011-2012 金平糖の精の踊り バレエ『くるみ割り人形』より
作曲:ピョートル・チャイコフスキー
演奏:ディーヴァエーションズ・プロジェクト
映画『ミッション』より
映画『アンタッチャブル』より
作曲:エンニオ・モリコーネ
The Show
ボーカル:レンカ

主な出演編集

テレビドラマ編集

CM編集

出典編集

  1. ^ アメリカフィギュアスケート協会によるプロファイル”. 2012年4月7日閲覧。
  2. ^ 憧れのスケーターはいますか?
  3. ^ icenetwork.com”. Gold among eight tabbed for World Team Trophy (2012年4月5日). 2012年4月7日閲覧。
  4. ^ Gracie Gold without a coach five months before Olympics
  5. ^ Salt shakers: Gold finds, fixes some loose screws
  6. ^ GOLD ON COACHING MOVE
  7. ^ GOLD WITHDRAWS FROM GRAND PRIX FINAL
  8. ^ Gold commences training under Zoueva, Epstein
  9. ^ [1]
  10. ^ A Nathan Chen Three-peat? Will Alysa Liu Compete Internationally? 10 Figure Skating Storylines For Next Season
  11. ^ 元全米女王ゴールド、笑顔で2季ぶり復帰戦へ― 「自分の家に帰ってきたみたい」”. THE ANSWER. 2018年11月17日閲覧。
  12. ^ Gracie Gold wants to be new skater in comeback event”. NBC Sports. 2018年11月17日閲覧。
  13. ^ 元全米女王ゴールド、うつ病で自殺願望と闘った暗黒の時期を告白”. AFP. 2019年1月27日閲覧。
  14. ^ パリ同時多発テロ事件によるフリー種目の中止でSPの順位が最終結果となった。
  15. ^ 男女シングルSP団体2位、総合団体1位
  16. ^ Wagner, Gold hit Champs Camp in different places
  17. ^ Gold debuts stunning 'Firebird' free at Glacier Falls
  18. ^ Gold looks forward to less pressure-packed season
  19. ^ The Inside Edge: AAC gala brings out glamour
  20. ^ The Season Begins... (7/16/13)
  21. ^ Program swap catapults Gold into ladies lead
  22. ^ “ソチ銅メダルのグレイシー・ゴールド、武井咲主演ドラマにゲスト出演”. ORICON STYLE. (2016年7月10日). http://www.oricon.co.jp/news/2074827/full/ 2016年7月15日閲覧。 
  23. ^ “浅田舞、全米フィギュア女王にメロメロ「直視できない」”. ORICON STYLE. (2016年9月29日). http://www.oricon.co.jp/news/2079178/full/ 2016年9月29日閲覧。 

外部リンク編集