ケビン・リーKevin Lee1992年9月4日 - )は、アメリカ合衆国男性総合格闘家ミシガン州グランドラピッズ出身。ネバダ州ラスベガス在住。トリスター・ジム所属。

ケビン・リー
Kevin Lee.jpg
2018年
本名ケビン・ジェシー・リー・ジュニア
(Kevin Jesse Lee Jr.)
生年月日 (1992-09-04) 1992年9月4日(30歳)[1]
出身地アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
ミシガン州グランドラピッズ[1]
通称ザ・モータウン・フェノム
(The Motown Phenom)
居住アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
ネバダ州ラスベガス
国籍アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
身長175 cm (5 ft 9 in)
体重70 kg (154 lb)
階級ライト級
リーチ196 cm (77 in)
スタンスオーソドックス
拠点カナダの旗 カナダ
ケベック州モントリオール
チームエクストリーム・クートゥア
トリスター・ジム
トレーナーデューウィー・クーパー
フィラス・ザハビ
レスリングNCAAディビジョン2
現役期間2012年 -
総合格闘技記録
試合数26
勝利19
ノックアウト3
タップアウト8
判定8
敗戦7
ノックアウト1
タップアウト3
判定3
アマチュア総合格闘技記録
試合数5
勝利4
敗戦1
その他
著名な親族キース・リー (弟)
総合格闘技記録 - SHERDOG

来歴編集

グランドラピッズで生まれ、デトロイトで育つ。幼い頃からバスケットボールを経験し、サウスフィールド高校ではレスリングをはじめる。グランドバレー州立大学へ進学し、レスリングで37戦全勝を記録するも、2年時に総合格闘技に専念するため中退した。

2012年3月32日、プロデビュー戦で判定勝利を収める。翌年にはTWCライト級王座を獲得した[2]

UFC編集

2014年2月1日、UFC初参戦となったUFC 169アル・アイアキンタと対戦し、0-3の判定負け。キャリア初黒星を喫した。

2016年11月19日、UFC Fight Night: Mousasi vs. Hall 2でマゴメド・ムスタファエフと対戦し、リアネイキドチョークで絞め落として2R一本勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

2017年3月11日、UFC Fight Night: Belfort vs. Gastelumでライト級ランキング11位のフランシスコ・トリナウドと対戦し、リアネイキドチョークで2R一本勝ち。

2017年6月25日、UFC Fight Night: Chiesa vs. Leeで因縁浅からぬライト級ランキング6位のマイケル・キエーザと対戦し、リアネイキドチョークで1Rテクニカル一本勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。しかし、レフェリーのストップを巡って論争が起き、両者の因縁はさらに深まることとなった[3]

2017年10月7日、UFC 216のUFC世界ライト級暫定王座決定戦でライト級ランキング2位のトニー・ファーガソンと対戦。1R終盤にマウントポジションからのパウンドで追い詰めるも、その後のラウンドでスタミナ切れをおこし三角絞めで3R一本負け。王座獲得に失敗した。

2018年4月21日、UFC Fight Night: Barboza vs. Leeでライト級ランキング5位のエジソン・バルボーザと対戦。3Rにバックスピンキックを受けぐらつく場面があったものの、テイクダウンとパウンドで終始圧倒し、5RにドクターストップでTKO勝ち。この試合は、リーが1ポンド体重超過したため、157ポンド契約で試合が行われた。

2018年12月15日、UFC on FOX 31でライト級ランキング8位のアル・アイアキンタと再戦し、0-3の5R判定負け。

2019年5月18日、ウェルター級転向初戦となったUFC Fight Night: dos Anjos vs. Leeでウェルター級ランキング3位のハファエル・ドス・アンジョスと対戦し、肩固めで4R一本負け。

2019年11月2日、UFC 244でライト級ランキング11位のグレゴール・ガレスピーと対戦し、右ストレートからの左ハイキックで1R失神KO勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。なお、対戦相手のガレスピーはキャリア初黒星となった。

2020年3月14日、UFC Fight Night: Lee vs. Oliveiraでライト級ランキング13位のチャールズ・オリベイラと対戦し、ギロチンチョークで3R一本負け。この試合は、リーが2.5ポンド体重超過したため、158.5ポンド契約で試合が行われた。

2020年5月、損傷した左膝前十字靱帯の手術を受けた[4]

2021年8月28日、ウェルター級復帰戦となったUFC on ESPN: Barboza vs. Chikadzeダニエル・ロドリゲスと対戦し、0-3の判定負け。試合後、薬物検査で禁止薬物に指定されているアデロールの陽性反応が出たためネバダ州アスレチック・コミッション(NSAC)から、6カ月間の出場停止処分と19526ドルの罰金を科された。リーは2018年にADHDと診断されアデロールを服用していたが、そのことを米国アンチ・ドーピング機構(USADA)には伝えていたもののネバダ州アスレチック・コミッションに治療使用免除(TUE)を申請していなかったと謝罪した[5][6][7]

2021年11月30日、UFCからリリースされた[8]

Eagle FC編集

2021年12月15日、ハビブ・ヌルマゴメドフがプロモーターを務めるEagle FCと複数試合契約を結び、2022年3月11日に165ポンドでデビュー戦を行うことが発表された[9]

2022年3月11日、Eagle FCデビュー戦となったEagle FC 46でディエゴ・サンチェスと対戦し、3-0の判定勝ち。

ファイトスタイル編集

レスリングで培ったテイクダウンスキルと、強烈なグラウンド&パウンドを中心としたグラップリング主体の選手。また、グラウンドでのサブミッションにも長けており、長いリーチを生かしたチョークを得意とする。

人物・エピソード編集

戦績編集

プロ総合格闘技編集

総合格闘技 戦績
26 試合 (T)KO 一本 判定 その他 引き分け 無効試合
19 3 8 8 0 0 0
7 1 3 3 0
勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
ディエゴ・サンチェス 5分3R終了 判定3-0 Eagle FC 46: Lee vs. Sanchez 2022年3月11日
× ダニエル・ロドリゲス 5分3R終了 判定0-3 UFC on ESPN 30: Barboza vs. Chikadze 2021年8月28日
× チャールズ・オリベイラ 3R 0:28 ギロチンチョーク UFC Fight Night: Lee vs. Oliveira 2020年3月14日
グレゴール・ガレスピー 1R 2:47 KO(左ハイキック) UFC 244: Masvidal vs. Diaz 2019年11月2日
× ハファエル・ドス・アンジョス 4R 3:47 肩固め UFC Fight Night: dos Anjos vs. Lee 2019年5月18日
× アル・アイアキンタ 5分5R終了 判定0-3 UFC on FOX 31: Lee vs. Iaquinta 2 2018年12月15日
エジソン・バルボーザ 5R 2:18 TKO(ドクターストップ) UFC Fight Night: Barboza vs. Lee 2018年4月21日
× トニー・ファーガソン 3R 4:02 三角絞め UFC 216: Ferguson vs. Lee
【UFC世界ライト級暫定王座決定戦】
2017年10月7日
マイケル・キエーザ 1R 4:37 リアネイキドチョーク UFC Fight Night: Chiesa vs. Lee 2017年6月25日
フランシスコ・トリナウド 2R 3:12 リアネイキドチョーク UFC Fight Night: Belfort vs. Gastelum 2017年3月11日
マゴメド・ムスタファエフ 2R 4:31 リアネイキドチョーク UFC Fight Night: Mousasi vs. Hall 2 2016年11月19日
ジェイク・マシューズ 1R 4:06 TKO(パウンド) The Ultimate Fighter 23 Finale 2016年7月8日
エフレイン・エスクデロ 5分3R終了 判定3-0 UFC 197: Jones vs. St. Preux 2016年4月23日
× レオナルド・サントス 1R 3:26 TKO(右ストレート→パウンド) UFC 194: Aldo vs. McGregor 2015年12月12日
ジェームス・ムーンタスリ 1R 2:56 リアネイキドチョーク UFC Fight Night: Mir vs. Duffee 2015年7月15日
ミシェウ・プラゼレス 5分3R終了 判定3-0 UFC Fight Night: Henderson vs. Thatch 2015年2月14日
ジョン・タック 5分3R終了 判定3-0 UFC 178: Johnson vs. Cariaso 2014年9月27日
ジェシー・ロンソン 5分3R終了 判定2-1 The Ultimate Fighter 19 Finale 2014年7月6日
× アル・アイアキンタ 5分3R終了 判定0-3 UFC 169: Barao vs. Faber 2014年2月1日
エリック・ムーン 1R 1:24 ギロチンチョーク TWC 20: Final Cut
【TWCライト級タイトルマッチ】
2013年11月16日
トラビス・ジャービス 1R 0:46 腕ひしぎ十字固め Canadian Fighting Championship 8 2013年9月13日
ジョセフ・リル 3R 1:29 リアネイキドチョーク Midwest Fight Series 5 2013年7月19日
カイル・プリポレック 2R 2:17 ギロチンチョーク Michiana Fight League 2013年4月13日
JP・リース 5分3R終了 判定3-0 IFL 51: No Guts, No Glory 2012年11月17日
マンスール・バーナウイ 5分3R終了 判定3-0 Instinct MMA: Instinct Fighting 4 2012年6月29日
リーバイス・ラブリエ 5分3R終了 判定3-0 Instinct MMA: Instinct Fighting 3 2012年3月31日

獲得タイトル編集

表彰編集

  • UFC パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト(3回)

脚注編集

関連項目編集

外部リンク編集