コルビー・コヴィントン

コルビー・コヴィントンColby Covington1988年2月22日 - )は、アメリカ合衆国男性総合格闘家カリフォルニア州クローヴィス出身。MMAマスターズ所属。元UFC世界ウェルター級暫定王者。UFC世界ウェルター級ランキング2位[1]コルビー・コビントンとも表記される。

コルビー・コヴィントン
2023年
本名コルビー・レイ・コヴィントン
(Colby Ray Covington)
生年月日 (1988-02-22) 1988年2月22日(35歳)
出身地アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
カリフォルニア州クローヴィス
通称カオス
(Chaos、混沌)
国籍アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
身長180 cm (5 ft 11 in)
体重77 kg (170 lb)
階級ウェルター級
リーチ183 cm (72 in)
スタイルレスリング
スタンスサウスポー
拠点アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
フロリダ州マイアミ
チームアメリカン・トップチーム (2011年 - 2020年)
MMAマスターズ (2020年 - )
ランクブラジリアン柔術 (黒帯)
レスリングNACCディビジョン1 (オールアメリカン)
現役期間2012年 -
総合格闘技記録
試合数20
勝利17
ノックアウト4
タップアウト4
判定9
敗戦3
ノックアウト1
タップアウト1
判定1
大学オレゴン州立大学
ウェブサイトhttps://www.prowrestlingtees.com/mma-fighter/colbycovmma.html
総合格闘技記録 - SHERDOG
獲得メダル
カレッジレスリング・フォークスタイル
パック10チャンピオンシップ
2010 デイビス 174lb級
2011 コーバリス 174lb級
男子 グラップリング
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
FILA世界グラップリング選手権
2013 ロンドン 77kg未満級

来歴 編集

サーストン高校時代からレスリングでオレゴン州王者になるなど活躍し、アイオワ・セントラル・コミュニティ・カレッジに進学。当時のルームメイトは、後のUFC世界ライトヘビー級王者ジョン・ジョーンズだった[2]。ジュニアカレッジでNJCAA王者になるなど実績を積んだ後、アイオワ大学に編入したが、飲酒運転で逮捕されるなど私生活の問題があり、母親の助言もあって地元のオレゴン州立大学に移った[3]。オレゴン州立大学ではNCAAディビジョン1のオールアメリカンに選出された。

その後アメリカン・トップチームのオーナー、ダン・ランバートにレスリングコーチとして招聘されたことをきっかけに総合格闘技のトレーニングを始め、2012年にプロデビュー。

UFC 編集

2014年8月23日、UFC初参戦となったUFC Fight Night: Bisping vs. Leでワン・アンインと対戦し、1R終了間際にパウンドでギブアップを奪いTKO勝ち[4]

2015年12月12日、UFC 194ワーレイ・アウヴェスと対戦し、タックルを仕掛けた際にギロチンチョークを極められ1R一本負け[5]。キャリア初黒星を喫した。コヴィントンは後のインタビューで試合前に肋骨を骨折していたと語り、レフェリーストップ直後に肋骨を抑える仕草を見せていた[6]

2017年6月17日、UFC Fight Night: Holm vs. Correiaでウェルター級ランキング7位のキム・ドンヒョンと対戦し、3-0の判定勝ち[7]

2017年10月28日、UFC Fight Night: Brunson vs. Machidaでウェルター級ランキング3位のデミアン・マイアと対戦し、マイアの13度に渡るタックルを全て防ぎ、スタンドで圧倒して3-0の判定勝ち[8]

UFC世界暫定王座獲得 編集

2018年6月9日、UFC 225のUFC世界ウェルター級暫定王座決定戦で元UFC世界ライト級王者でウェルター級ランキング1位のハファエル・ドス・アンジョスと対戦。プレッシャーを掛け続け、ペースを崩すことなくフルラウンドを戦い抜き3-0の5R判定勝ち。暫定王座獲得に成功した[9]

暫定王座剥奪 編集

2018年9月8日、UFC 228のUFC世界ウェルター級王座統一戦で正規王者のタイロン・ウッドリーと対戦する予定だったが、コヴィントンは鼻の手術を受けた影響で試合を行うことが出来ず、暫定王座を剥奪された[10]

2019年8月3日、約1年2か月ぶりの復帰戦となったUFC on ESPN: Covington vs. Lawlerで元UFC世界ウェルター級王者でウェルター級ランキング11位のロビー・ローラーと対戦し、ほぼ一方的にローラーを攻め続けて3-0の5R判定勝ち。試合後には、コメンテーターとして来場していたUFC世界ウェルター級王者カマル・ウスマンと舌戦を繰り広げた[11]

2019年12月14日、UFC 245のUFC世界ウェルター級タイトルマッチで互いに挑発行為を繰り返していた王者カマル・ウスマンに挑戦。序盤から激しい打撃戦を繰り広げるも、3Rにウスマンのパンチで顎を骨折し、5R終盤に右ストレートでダウンを奪われ、立ち上がったところに再び右ストレートでダウンを奪われて追撃のパウンドでTKO負け。王座獲得に失敗したものの、ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した[12]

2020年9月19日、UFC Fight Night: Covington vs. Woodleyでウェルター級ランキング5位のタイロン・ウッドリーと対戦し、5Rにグラウンドで下になったウッドリーが肋骨を負傷しタップアウト勝ち。試合後には、ドナルド・トランプ大統領から電話で祝勝を受けた[13][14]

2021年11月6日、UFC 268のUFC世界ウェルター級タイトルマッチで王者カマル・ウスマンと再戦。2Rに左フックで2度ダウンを奪われ、それ以降はパンチでウスマンをぐらつかせる場面を作ったものの、僅差で0-3の5R判定負け。王座獲得に失敗した。試合直後には、長年に渡って因縁のあったウスマンと握手を交わし敬意を表した[15]

2022年3月5日、UFC 272でウェルター級ランキング6位のホルヘ・マスヴィダルと対戦。4Rに右フックを効かされるものの、テイクダウンとグラウンドの攻防で終始優勢に立って3-0の5R判定勝ち。ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した[16]

人物・エピソード 編集

  • トラッシュ・トーカーとして有名で、これまで数々の物議を醸す発言やトラブルを起こしている。
    • ブラジル大会デミアン・マイア戦に勝利した後、自身にブーイングを浴びせるマイアの地元サンパウロの観客を「ブラジルはゴミ溜めだ」「お前ら全員汚い動物だ」等と罵った[17]。後のインタビューで、自身の性格とファイトスタイルを好まなかったUFC側から勝ち負けに関わらず契約延長をしないと試合前に告知を受けていたため、自身のプロモートのためにトラッシュ・トークをしたと語り、このトラッシュ・トークがキャリアのターニングポイントになったとも語ってる[18]
    • オーストラリア大会の会場近くで、すれ違ったファブリシオ・ヴェウドゥムに向かって「汚いブラジル人」と罵り、腹を立てたヴェウドゥムからお土産のブーメランを投げつけられる乱闘騒ぎを起こした[19]
    • UFC 245の記者会見で、対戦相手カマル・ウスマンがかつて所属していたブラックジリアンズの創設者で、2018年9月20日に心臓発作で逝去したグレン・ロビンソンを「心臓発作はお前(ウスマン)が俺から逃げ続けたから起こった」「地獄から試合を見守っているだろう」と罵った[20]
    • ロビー・ローラー戦後の勝利者インタビューで、ローラーの親友でトラックを運転中に列車と接触事故を起こし頭部に重傷を負った元UFC世界ウェルター級王者マット・ヒューズを「今夜俺たちが学んだ教訓を話そう。ロビーは親友のマット・ヒューズから学ぶべきだった。『コルビー・トレイン』や『トランプ・トレイン』であろうと、列車が通過するときは線路から離れろ」と罵った[21]
    • 2019年3月3日、コヴィントンがカジノビュッフェの列に並んでいたところ、カマル・ウスマンとウスマンのマネージャーであるアリ・アブデルアジズが突如来てコヴィントンに喧嘩をふっかけ一触即発の事態となった[22][23]
    • 2022年3月22日、マイアミステーキハウスで食事を終えレストランから出たところをホルヘ・マスヴィダルに襲撃され、顔面を2発殴打された。コヴィントンは歯を一本折られ手首に擦り傷を負い、着用していたロレックスの腕時計に15000ドル相当の損害を加えられるなどの被害に遭った。マスヴィダルは事件の2日後に逮捕され、加重暴行罪(1件)と器物損壊罪(1件)で起訴された。後にコヴィントンはこの一連の事件を告訴することを表明した[24]
  • ドナルド・トランプ大統領の支持者で、公の場に出る時にはトランプ大統領が掲げるスローガン「Make America Great Again」の赤い帽子を常にかぶりトレードマークにしている。
  • 2018年8月にはUFC世界ウェルター級暫定王座のベルトを持ってホワイトハウスを訪問し、トランプ大統領との面会を果たした[25]
  • UFC on ESPN: Covington vs. Lawlerでのロビー・ローラーとの一戦ではトランプ大統領から直々にSNSを通して激励の言葉を贈られ、試合後には電話で祝勝を受けた。また試合会場には息子のドナルド・トランプ・ジュニアエリック・トランプが応援に駆けつけ最前列で観戦した[26]
  • UFC 245の事前共同記者会見では、ドナルド・トランプ・ジュニアの著書を持参し、質問が他の選手へ向けられている間には、その本を取り出して読み出すパフォーマンスを行った[27]。ドナルド・トランプ・ジュニアもコヴィントンのことを親友だと語り、コヴィントンが試合をする際には入場を共にしたいとインタビューで答えている[28]
  • 元チームメイトのホルヘ・マスヴィダルとはお互いのセコンドに付き合う親友同士であったが、コヴィントンのトラッシュトークが原因で確執が生まれ、現在は対立している[29]。また、他のチームメイトともいざこざを起こしプロデビュー前から長年在籍していたアメリカン・トップチームを2020年5月に離脱した[30]
  • WWEスター選手であるカート・アングルのテーマ曲『Medal』を入場曲にしており、コヴィントンが入場する際にはカートと同じように「You Suck!!」と観客から掛け声が上がることが多い[31]
  • 右肩に漢字で「武士道」とタトゥーを入れている。

戦績 編集

総合格闘技 戦績
20 試合 (T)KO 一本 判定 その他 引き分け 無効試合
17 4 4 9 0 0 0
3 1 1 1 0
勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
レオン・エドワーズ UFC 296: Edwards vs. Covington
【UFC世界ウェルター級タイトルマッチ】
2023年12月16日
ホルヘ・マスヴィダル 5分5R終了 判定3-0 UFC 272: Covington vs. Masvidal 2022年3月5日
× カマル・ウスマン 5分5R終了 判定0-3 UFC 268: Usman vs. Covington 2
【UFC世界ウェルター級タイトルマッチ】
2021年11月6日
タイロン・ウッドリー 5R 1:19 TKO(肋骨の負傷) UFC Fight Night: Covington vs. Woodley 2020年9月19日
× カマル・ウスマン 5R 4:10 TKO(右ストレート→パウンド) UFC 245: Usman vs. Covington
【UFC世界ウェルター級タイトルマッチ】
2019年12月14日
ロビー・ローラー 5分5R終了 判定3-0 UFC on ESPN 5: Covington vs. Lawler 2019年8月3日
ハファエル・ドス・アンジョス 5分5R終了 判定3-0 UFC 225: Whittaker vs. Romero 2
【UFC世界ウェルター級暫定王座決定戦】
2018年6月9日
デミアン・マイア 5分3R終了 判定3-0 UFC Fight Night: Brunson vs. Machida 2017年10月28日
キム・ドンヒョン 5分3R終了 判定3-0 UFC Fight Night: Holm vs. Correia 2017年6月17日
ブライアン・バーバリーナ 5分3R終了 判定3-0 UFC on FOX 22: VanZant vs. Waterson 2016年12月17日
マックス・グリフィン 3R 2:18 TKO(パウンド) UFC 202: Diaz vs. McGregor 2 2016年8月20日
ジョナサン・ムニエ 3R 0:54 リアネイキドチョーク UFC Fight Night: MacDonald vs. Thompson 2016年6月18日
× ワーレイ・アウヴェス 1R 1:26 ギロチンチョーク UFC 194: Aldo vs. McGregor 2015年12月12日
マイク・パイル 5分3R終了 判定3-0 UFC 187: Johnson vs. Cormier 2015年5月23日
ヴァグネル・シウバ 3R 3:26 リアネイキドチョーク UFC Fight Night: Shogun vs. St. Preux 2014年11月8日
ワン・アンイン 1R 4:50 TKO(パウンド) UFC Fight Night: Bisping vs. Le 2014年8月23日
ジェイ・エリス 1R 2:49 肩固め AFC 21: The Return 2014年5月16日
ホセ・カセレス 5分3R終了 判定3-0 CFA 12: Sampo vs. Thao 2013年10月12日
ジェイソン・ジャクソン 5分3R終了 判定3-0 Fight Time 10: It's Personal 2012年7月22日
デイビッド・ハイエス 2R 1:42 肩固め Fight Time 9: MMA Explosion 2012年4月27日
クリス・エンスリー 1R 1:21 ギブアップ(右膝の負傷) Midtown Throwdown 3 2012年2月11日

獲得タイトル 編集

表彰 編集

  • UFC ファイト・オブ・ザ・ナイト(2回)
  • レスリングNJCAA オールアメリカン(2007年)
  • レスリングNACC ディヴィジョン1 オールアメリカン(2011年)

ペイ・パー・ビュー販売件数 編集

開催年月日 イベント 販売件数 備考
2021年11/6_11月6日 UFC 268: カマル・ウスマン vs. コルビー・コヴィントン 2 070_70万件 ESPN+
米国内[32]

脚注 編集

  1. ^ [1] UFC公式サイト
  2. ^ Jesse Scheckner (2014年5月14日). “Top MMA Prospect Colby Covington: “I’m Beyond Ready to be in the UFC””. MMA OWL. 2018年2月19日閲覧。(英語)
  3. ^ Norm Maves Jr. (2010年3月17日). “NCAA wrestling championships: Oregon State's Colby Covington takes long road to Omaha”. OregonLive.com. 2018年2月19日閲覧。(英語)
  4. ^ UFC Fight Night 48 results: Colby Covington pounds out Wang Anying MMA Junkie 2014年8月23日
  5. ^ 【UFC194】ギロチン・キックボクサー、ヴァルリー・アウベスが86秒でコビントンからタップを奪う”. MMAPLANET (2015年12月13日). 2018年2月19日閲覧。
  6. ^ (日本語) Colby Covington fought with a broken rib against Alves, wants Dong Hyun Kim | UFC 202 Post Fight, https://www.youtube.com/watch?v=JqJrbG46Qsg 2021年10月20日閲覧。 
  7. ^ UFC Fight Night 111 results: Colby Covington shuts out Dong Hyun Kim, calls for title shot MMA Junkie 2017年6月17日
  8. ^ UFC Sao Paulo results: Colby Covington prevails against bloodied, exhausted Demian Maia Bloody Elbow 2017年10月29日
  9. ^ コビントンがウエルター暫定王者「夢見ていた瞬間」”. 日刊スポーツ (2018年6月11日). 2018年6月14日閲覧。
  10. ^ Steven Marrocco (2018年7月24日). “Tyron Woodley vs. Darren Till title fight headlines UFC 228; Colby Covington to be stripped (updated)”. MMAjunkie. 2018年12月8日閲覧。(英語)
  11. ^ Colby Covington, Kamaru Usman get into heated exchange after UFC on ESPN 5 MMA Fighting 2019年8月3日
  12. ^ JAW BLIMEY! Loud-mouthed Colby Covington shows off X-ray of brutally broken jaw after being smashed by Kamaru Usman at UFC 245 THE Sun 2019年12月18日
  13. ^ Colby Covington receives call from Donald Trump following UFC win over Tyron WoodleyBJPENN 2020年9月19日
  14. ^ President Donald Trump calls Colby Covington following UFC Vegas 11 win: ‘I’m proud of you’MMA Fighting 2020年9月20日
  15. ^ UFC 268 results, highlights: Kamaru Usman retains welterweight crown in brutal battle with Colby Covington CBS MMA 2021年11月7日
  16. ^ COLBY COVINGTON USES WRESTLING TO TAKE UNANIMOUS DECISION OVER JORGE MASVIDAL DAZN 2022年3月6日
  17. ^ Colby Covington calls Brazilian fans ‘filthy animals’ after defeating Demian Maia”. MMA Fighting (2017年10月29日). 2018年2月19日閲覧。(英語)
  18. ^ Colby Covington says UFC was going to cut him if not for ‘filfthy animals’ promo SBNATION 2019年12月9日
  19. ^ Marc Raimondi (2017年11月16日). “Fabricio Werdum receives assault summons after throwing boomerang at Colby Covington in Australia”. MMA Fighting. 2018年2月19日閲覧。(英語)
  20. ^ Glenn Robinson's daughters to Colby Covington: Don't use our father's death to promote UFC 245 MMA Junkie 2019年12月3日
  21. ^ Colby Covington has no regrets about Matt Hughes ‘train’ comments, Hughes, Robbie Lawler respond MMA Fighting 2019年8月4日
  22. ^ KAMARU USMAN & ALI ABDELAZIZ CONFRONT COLBY COVINGTON... New Buffet Fight VideoTMZ Sports 2019年4月3日
  23. ^ Video: UFC’s Kamaru Usman and Colby Covington nearly brawl in casino SBNATION 2019年3月3日
  24. ^ Jorge Masvidal arrested, faces two charges after alleged Colby Covington altercation in Miami MMA Junkie 2022年3月23日
  25. ^ Simon Samano (2018年8月2日). “UFC interim champ Colby Covington, Dana White visit Donald Trump at White House”. MMAjunkie. 2018年12月8日閲覧。(英語)
  26. ^ Donald Trump’s sons attend UFC Newark to watch Colby Covington, President congratulates himBloody Elbow 2019年8月3日
  27. ^ UFC 245: Usman vs Covington Press ConferenceUFC公式YOUTUBEチャンネル 2019年11月1日
  28. ^ DONALD TRUMP JR. COLBY COVINGTON IS A REAL FRIEND I'd Walk Him Out For Fight!!TMZ 2019年11月5日
  29. ^ Jorge Masvidal claims Colby Covington feud started after he ‘ripped off’ one of his coaches SBNATION 2019年9月12日
  30. ^ Colby Covington confirms split from American Top Team after being removed from team websiteMMA Fighting 2020年5月27日
  31. ^ Colby Covington used Kurt Angle’s entrance music at UFC on ESPN 5 SBNATION 2019年8月3日
  32. ^ UFC 268 sells 700,000 pay-per-views in the US alone SBNATION 2021年11月22日

関連項目 編集

外部リンク 編集

前王者
王座新設
UFC世界ウェルター級暫定王者

2018年6月9日 - 2018年9月8日

次王者
王座廃止