サンライズ英雄譚

サンライズ英雄譚』(サンライズえいゆうたん)は、サンライズインタラクティブより発売されたゲームソフトのシリーズ。サンライズロボットアニメーション作品を中心とする、キャラクターが多数登場するクロスオーバー作品である。

本シリーズは、『SUNRISE WORLD WAR』までは『機甲世紀Gブレイカー』のキャラクターや世界を中心に物語が進行する設定になっており、『英雄譚3』ではオリジナルキャラクター中心に物語が進行する。

目次

シリーズ編集

対戦ロールプレイング
シミュレーションRPG
  • SUNRISE WORLD WAR Fromサンライズ英雄譚:PlayStation 2(2003年9月25日:7,140円)
RPG/アニメ

作品解説編集

『サンライズ英雄譚』及び『サンライズ英雄譚R』編集

クラウドストリームという物質を塵にしてしまう強大な雲海に包まれる惑星サンライズ。主人公であるカンジ・アカツキの生まれた大陸クラウディアでは雲海を越え旅する船、クラウドシップが建造。ある夜、他の大陸からも確認できるほど巨大な光の柱が出現。それは異なる次元を結ぶゲートであり戦乱の元凶であった。その光の柱が出現した大陸からクラウディア大陸に命懸けで助けを求めやってきた少女ルン・フォレストに出会う。

  • DC版(『サンライズ英雄譚』)ではキャラクターボイスは収録されていないが、移植作品であるPS2版(『サンライズ英雄譚R』)では機体・キャラクターボイスなどが追加されストーリーモードでも新たにアレンジされている。また、DC版に登場しなかった作品が追加されている。

『サンライズ英雄譚2』編集

元凶が去りお互いの大陸間の記憶や時間などがあいまいになった惑星サンライズ。魔手が消えクラウディア大陸では数ヶ月経過していたある日、演習中にクラウドシップとその船に乗っていたルンがオメガ・フォークロスによってさらわれた。カンジ達は雲海の彼方へと消え去っていったクラウドシップを追いルンを取り戻すために再びクラウドストリーム吹き荒れる雲海の彼方にある大陸へ旅立つ。

『SUNRISE WORLD WAR』編集

勇者達によって光の柱の元凶が去った後の惑星サンライズ。クラウディア大陸でもようやく平穏な日々が戻りつつあった。しかしそれも長くは続かなかった。ある日、ビンズヴァンカー率いるレドロス軍がクーデターを起こし政府に宣戦布告する。カンジ達が所属するクラウディア統合軍は鎮圧を図るが奇襲を受け苦戦。レドロス軍は再び戦乱をもたらそうと新技術で雲海に別次元のゲートを開けてしまう。ビンズヴァンカーの野望を止めようとカンジも交戦するがオメガにゲートの中に機体ごと撃墜されてしまうのであった。

  • 本作のストーリーモードは中途半端なところで終わっており、発売以前より告知されていた登場作品のうち半分近くはストーリーモードで登場しない。ストーリーモード未登場作品のロボットとキャラクターはクリア後の戦闘シミュレーションであるミッションモードのみで使用可能。

『サンライズ英雄譚3』編集

英雄達の活躍によって戦争も終わり厄介な雲海クラウドストリームにも負けず大陸間の航路「トレーダーライン」を築き上げた惑星サンライズ、雲海の航路の確立によってすでに戦争から産業へと世が移っていたかにみえた。しかし運搬中の交易品を狙う雲海の盗賊「クラウドメナス」は新たな脅威となっていた。東部集合大陸で雲海の運搬を手がける「キャリースミス」関連企業「フューチャーセイル社」ではこれに対抗すべく新たにFTを搭載した最新型クラウドシップを試験導入する。そんな事とは関係なく危険を承知でまだ見ぬ英雄達にあう為に主人公ショーンは冒険家としての道の第一歩を踏み出そうとしていた。

主題歌編集

サンライズ英雄譚・サンライズ英雄譚R
サンライズ英雄譚2
  • OP「LADY FIGHTER!!」(作詞・作曲:影山ヒロノブ 編曲:須藤賢一 歌:JAM Project featuring 松本梨香)
  • ED「運命の糸」(作詞:松本梨香 作曲:影山ヒロノブ 編曲:須藤賢一 歌:JAM Project featuring 松本梨香)
SUNRISE WORLD WAR Fromサンライズ英雄譚
  • OP「Destination」(歌:JAM Project featuring 松本梨香)
  • ED「Promise〜未来への誓い〜」(歌:JAM Project featuring 松本梨香)

主要登場人物編集

機甲世紀Gブレイカー(1・R・2・SWW)編集

  • カンジ・アカツキ(声:石田彰) - 『英雄譚』及び『英雄譚R』から『SWW』までの主人公。
  • ルン・フォレスト(声:『R』『2』多田葵、『SWW』小森まなみ) - 『英雄譚』及び『英雄譚R』から『SWW』までのヒロイン。
  • リエ・アカツキ(声:小島幸子
  • キョウ・アカツキ(声:大塚明夫
  • ネルフェア・ノースロック(声:増田ゆき
  • テール・キヌイ(声:かかずゆみ
  • ウインド・シガ(声:福山潤
  • ハクト・ロンド(声:大川透
  • レイク・ツラギ(声:納谷六朗
  • リョウ・シーゲル(声:津村まこと
  • オメガ・フォークロス(声:岸祐二
  • アリア・アルザス
  • バルツ・シュタイン
  • ダルク・フォルテン
  • レドロス・ビンズヴァンカー(声:安宅誠(現・あたか誠))
  • UNKNOWN(声:横尾博之

英雄譚3オリジナルキャラ編集

ショーン・ランブル
声:佐藤雄大
『3』の主人公。冒険家を目指すために旅立とうとしていた少年。しかしある騒動に巻き込まれて新型の試験艦「エアロクリッパー」に迷い込んでしまう。その直後ショーンが迷い込んだ試験艦に雲海の盗賊クラウドメナスが襲撃、巻き込まれ艦に搭載されていた最新型FT(フライングトルーパー)「スタントガゼル」で迎撃。この事件で腕が買われてテストパイロットと雲海の運び屋「キャリースミス」の一団になる。
メアリ
声:世戸さおり
エアロクリッパーのフィギュアヘッドとして一体化していた優れた頭脳を持つ女性型のアンドロイド。フィギュアヘッドからの分離が可能で胸の部分に通信モニターを搭載している。ある事件をきっかけにショーンがエアロクリッパーの艦長兼スタントガゼルのテストパイロットになってから共に行動することになる。ショーンのカラビナのような存在である。
ジニー・ブロード
声:松浦チエ
ナロゥの一人娘で天才的な腕を持つパイロット。ショーンよりも先に「エアロクリッパー」の同系艦をすでに託されている。ショーンの先輩にあたるが無愛想ながらもいろいろとアドバイスをしてくれている。ナロゥと一緒にいるときは社長令嬢として普段とは見られない一面を見られる。父親をこよなく愛しているようでロドルからはよくファザコン呼ばわりされている。ちなみにナロゥから「ジェニ」と愛称で呼ばれている。
ロドル
声:山戸恵
ジニーとサポートしてくれる外見は人間と変わらない少年の姿をした陽気な性格の並列思考型アンドロイド。いつもジニーに一言余計なことを言うのでジニーからは折檻名目でサンドバッグみたいに蹴りを受けている。
ナロゥ・ブロード
声:黒田崇矢
ショーンやジニーが関わっている雲海の運び屋「キャリースミス」の関連企業フューチャーセイル社の社長。ショーンやジニー(仕事中のみ)からは「オーナー」と呼ばれている。甘いココアが好きでたびたび一息入れることがある。社内には彼のやり方に対立している者いることが悩みの為秘書などは人ではなくアンドロイドに任せている。
イドル
声:山戸恵
ナロゥの秘書の並列思考型アンドロイド。姿はロドルと同じだが性格が異なり常に冷静。ナロゥからは一目の信頼は受けている。
ハドル
声:山戸恵
フューチャーセイル社の戦略、戦術分析を担当している並列思考型アンドロイド。姿はロドルやイドル同じだが性格はロドルやイドルとは異なり怖い知らずな面が強い。
ニドル
声:山戸恵
フューチャーセイル社の情報処理を担当している並列思考型アンドロイド。姿はロドルやイドル、ハドルと同じ性格はロドル、イドル、ハドルとは異なりオドオドした喋り方をする。
ローレライ・ブロード
声:なし
ナロゥの回想のみ登場、雲海の航路「トレーダーライン」とメアリを設計した科学者でジニーの母親。ジニーを産んでからまもなく他界している。

登場作品編集

『サンライズ英雄譚』からの登場作品編集

『サンライズ英雄譚R』からの登場作品編集

『サンライズ英雄譚2』からの登場作品編集

『SUNRISE WORLD WAR』からの登場作品編集

『サンライズ英雄譚3』からの登場作品編集

CM編集

サンライズ英雄譚2
『2』のCMのナレーションは『機動戦士Ζガンダム』のカミーユ・ビダン飛田展男)が担当。冒頭はカミーユがTV版でかつて使った台詞その後作品の紹介となっている(ちなみにBGMは『LADY FIGHTER!!』)。
SUNRISE WORLD WAR
『SWW』のCMのナレーションは2バージョンあり発売前のCMは『蒼き流星SPTレイズナー』のアルバトロ・ナル・エイジ・アスカ(井上和彦)が、また発売後のCMは『THEビッグオー』のロジャー・スミス(宮本充)が担当している。2の時と同じく冒頭はそれぞれTV版でかつて使った台詞にその後作品紹介という形になっているがしめの台詞が追加されている(エイジverでは「V-MAX発動!!」で、ロジャーverでは「Show time!!」、なおBGMは「Destination」)。

備考編集

  • この作品のオリジナル機体FTの一部はガンダムやスコープドッグなどの原作の主役機をモデルにしたものが多数あり英雄譚・英雄譚Rでは原作のエースの専用機体扱いになっている。
  • スーパーロボット大戦GC』の主人公前期BGMは英雄譚2の戦闘BGMのアレンジ、スーパーロボット大戦XOで追加された恋人キャラのBGMはSWWの戦闘BGMのアレンジになっている。またスーパーロボット大戦GC・XOのオリジナル機体の一部の名前とデザインは味方敵共に英雄譚シリーズに出てきたFTが元となっている。
  • 『新機動戦記ガンダムW』のヒイロ・ユイデュオ・マックスウェルトロワ・バートンカトル・ラバーバ・ウィナー張五飛のガンダムはOVA及び劇場作品で、続編の『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz』に登場したガンダムになっているが登場作品としてはSWW以外公式には表記されていない。また、英雄譚及び英雄譚RではEndless Waltzの機体でTV版の話を再現したイベントが多数存在する。
  • 機動武闘伝Gガンダム』はキャラクターが登場するが、機体はゴッドガンダムのみ。なお、レイン・ミカムラ役の天野由梨は声優を一旦引退していた為(2003年8月に復帰)、ならはしみきが代役としてレインを務めている。
  • 英雄譚及び英雄譚Rに登場する『蒼き流星SPTレイズナー』のキャラはエイジのみ原作前半の記憶と性格を持っておりグラドス帝国所属のキャラたちは原作後半の記憶と性格を持っている。そのためエイジがゴステロの体がサイボーグ化していたり使いこなせたばかりでゴステロには見せていないV-MAXを知っていることに驚く反面ゴステロの方はエイジが昔の性格に戻っていることを疑問に思うイベントなどがある。なお、ル・カイン役の塩沢兼人は亡くなっている為、加瀬康之が代役としてル・カインを務めている。
  • 『聖戦士ダンバイン』の後日談である『New Story of Aura Battler DUNBINE』はズワウスのみ登場。ラバーン・ザラマンドの転生前であるバーン・バニングス(黒騎士)の搭乗機として登場している。
  • 『銀河漂流バイファム』の主人公であるロディ・シャッフル役の難波克弘は声優を引退している為、OVA『銀河漂流バイファム13』でのロディを演じた保志総一朗がロディ役を務めている。
  • 『勇者指令ダグオン』のダグオン達のダグテクターは続編の『勇者指令ダグオン 水晶の瞳の少年』の物となっており、シリーズを通してダグオン達のメカは登場しない。
  • 2の『カウボーイビバップ』と『THEビッグオー』の登場人物は自分の戦闘機や船や機体が登場しないためバトルで使うことができない。代わりにその他の作品で登場する量産型の機体を操作する設定となっている。しかしビッグオーのみある特定のイベントで背景として1度だけ登場する。
  • 『勇者王ガオガイガーFINAL』のキャラや機体は登場するが、ジェネシックガオガイガーは未登場。また、獅子王凱の搭乗機はガオファイガーとなっておりガオガイガーには(本物の)天海守が搭乗する(但し、Rではガオファイガーは登場していない)。2では『FINAL』のガオファイガーVSレプリガオガイガーを再現したイベントがあるがこの時のギャレオンと守はレプリかどうか言及されていない上に死亡せずイベント終了直後に本物の守とガオガイガー扱いとして仲間になる。
  • 『ママは小学4年生』のみらい役の吉田理保子は声優を引退している為、各シリーズによる声は付いてしない。
  • 『カウボーイビバップ』のエドワード・ウォン・ハウ・ペペル・チブルスキー4世は1(R)と2は声が付いていたが、SWWではエド役の多田葵によるボイスは付いていない。
  • 『機甲戦記ドラグナー』のダイアン・ランスは、SWWで『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』、『機動戦士Ζガンダム』、『機動戦士ガンダムΖΖ』に登場するラビアンローズの艦長代理を務めている。
  • 『機動戦士ガンダムSEED』は、没データにより実際でのSWWの登場作品には含まれていない。
  • 『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』は、SWWで唯一非映像作品で登場を果たした。機体はΞガンダムのみであるが、没データとしてライバル機体のペーネロペーも登場している。なお、ハサウェイ・ノアは『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』時の姿のままであり(なお、Ξガンダム搭乗時の黒いノーマルスーツ(マフティーのノーマルスーツ)は登場している)、『閃光のハサウェイ』からのキャラクターはケネス・スレッグのみである。

関連書籍編集

関連項目編集

外部リンク編集