スピーシーズ2
『スピーシーズ2』(原題:Species II)は、1998年に公開されたアメリカのSFホラー映画。
スピーシーズ2 | |
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Species II | |
監督 | ピーター・メダック |
脚本 | クリス・ブランカトー |
製作 | フランク・マンキューソ・ジュニア |
製作総指揮 | デニス・フェルドマン |
音楽 | エドワード・シェアマー |
撮影 | マシュー・F・レオネッティ |
編集 | リチャード・ノード |
配給 | MGM/UIP |
公開 |
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上映時間 | 93分 |
製作国 |
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言語 | 英語 |
興行収入 | $19,221,939[1] |
前作 | スピーシーズ 種の起源 |
次作 | スピーシーズ3 禁断の種 |
概要編集
前作『スピーシーズ 種の起源』で生き残った3人のうち、プレスとローラが新たなエイリアンとの戦いを繰り広げている。同じく前作で生き残ったダンは後述のイヴのテレパシー能力がダン自身の霊能力の役目を果たしているため、本作には登場しない。また、イヴ役であるナターシャ・ヘンストリッジは、シル役として出演した前作に引き続いて出演している。
ストーリー編集
あの惨劇から3年……。宇宙飛行士のパトリック・ロス、アン・サンパス、デニス・ギャンブルの3人は火星探査からの帰還中、地球との通信が7分間だけ途絶える事態に見舞われるが、無事に地球へ帰還した。一方、軍の施設のベイカー研究所では“シル”のクローンである“イヴ”が誕生し、異性との接触を徹底的に禁じた環境下で、エイリアン対策の実験を行っていた。
ある日、パトリックと関係を持った女性が謎の変死をとげる。実は火星で採取した土に謎の生命体がまぎれ込んでおり、帰還中の3分間の空白に3人ともエイリアンに寄生されていた。火星調査の責任者であるオリンスキーの変死を知った軍は、この事態に警備会社社長である元問題解決屋のプレスを呼び出した。しかし、3人の捜索中、アンは恋人との性交後に同様の変死をとげてしまう。
エイリアンとしての記憶がまだ曖昧なパトリックは、別荘で愛人と性交した後の翌朝に惨状を目の当たりにし、自身の頭をショットガンで打ち抜いて自害する。しかし、パトリックは瞬く間に再生をとげると、人格も完全にエイリアンのものと化してしまう。
プレスは、イヴの生みの親であるローラや謎の生命体に寄生されても唯一エイリアン化しなかったデニスとともに、イヴのテレパシー能力を頼りとしてパトリックを追跡する。
出演者編集
役名 | 俳優 | 日本語吹き替え | ||
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ソフト版 | フジテレビ版 | |||
プレス・レノックス(元問題解決屋の警備会社社長) | マイケル・マドセン | 大塚明夫 | 菅生隆之 | |
イヴ(前作の敵であるシルのクローン) | ナターシャ・ヘンストリッジ | 湯屋敦子 | 堀越真己 | |
ローラ・ベイカー(生物学者を務めるベイカー研究所所長) | マージ・ヘルゲンバーガー | 佐藤しのぶ | 塩田朋子 | |
デニス・ギャンブル(宇宙飛行士) | ミケルティ・ウィリアムソン | 後藤哲夫 | 江原正士 | |
バージェス(アメリカ軍大佐) | ジョージ・ズンザ | 辻親八 | 秋元羊介 | |
パトリック・ロス(本作の敵エイリアンである元人間の宇宙飛行士) | ジャスティン・ラザード | 森田順平 | 家中宏 | |
ロス上院議員(パトリックの父親) | ジェームズ・クロムウェル | 岩田安生 |
- フジテレビ版:初回放送2002年4月27日『ゴールデンシアター』
スタッフ編集
- 製作 - フランク・マンキューソ・ジュニア
- 監督 - ピーター・メダック
- 脚本 - クリス・ブランカトー
- 撮影 - マシュー・F・レオネッティ
- 音楽 - エドワード・シェアマー
- 配給 - メトロ・ゴールドウィン・メイヤー
- 美術 - ミルジャン・クレカ・クルジャコヴィッチ
- SFX - ジョセフ・クロスバーグ
参考文献編集
- ^ “Species II (1998)”. Box Office Mojo. Amazon.com. 2010年1月27日閲覧。
外部リンク編集
- スピーシーズ2 - allcinema
- スピーシーズ2 - KINENOTE
- Species II - オールムービー(英語)
- Species II - インターネット・ムービー・データベース(英語)