マツムシソウ目 (マツムシソウもく、Dipsacales) は双子葉植物の1つ。46属に約1000種を含む。所属する科は分類体系による異同が少なく、明確な分類群といえる。ただし近年のAPG植物分類体系により、従来のスイカズラ科が分割されるなど、科の再編が行われた。APG IIIでは、レンプクソウ科以外を広義スイカズラ科としてまとめる。

マツムシソウ目
Scabiosa ochroleuca
分類APG III
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 eudicots
階級なし : キク類 asterids
階級なし : キキョウ類 campanulids
: マツムシソウ目 Dipsacales
学名
Dipsacales
Dumort.

分類(APG植物分類体系)

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マツムシソウ目

レンプクソウ科

タニウツギ科

スイカズラ科

リンネソウ科

モリナ科

オミナエシ科

マツムシソウ科

系統[1]

過去の分類体系

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クロンキスト体系

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クロンキスト体系ではキク亜綱の中にあり、4科を含む。

新エングラー体系

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新エングラー体系では双子葉植物綱の古生花被植物亜綱にある。クロンキストと所属する科は同一で、認識の容易な分類群であることを示している。

  • 双子葉植物綱 class Dicotyledoneae
    • 合弁花植物亜綱 subclass Sympetalae
      • マツムシソウ目 order Dipsacales
        • スイカズラ科 family Caprifoliaceae
        • レンプクソウ科 family Adoxaceae
        • オミナエシ科 family Valerianaceae
        • マツムシソウ科 family Dipsacaceae

脚注

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  1. ^ Dipsacales in Stevens, P. F. (2001 onwards).

外部リンク

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