株式会社マルハン英称:Maruhan Corporation)は、京都府京都市(京都本社)と東京都千代田区(東京本社)に本社を持つ、パチンコホール「マルハン」を中心にボウリング場、アミューズメント、映画館も運営する総合エンターテイメント企業である。

株式会社マルハン
Maruhan Corporation
本社
本社
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本
602-0822
京都府京都市上京区出町今出川上る青龍町231
本店所在地 100-6228
東京都千代田区丸の内一丁目11-1パシフィックセンチュリープレイス丸の内 28階[1]
設立 1972年(49年前) (1972
業種 サービス業
法人番号 3130001003894 ウィキデータを編集
事業内容 パチンコホール経営 他
代表者 韓昌祐代表取締役会長
韓祥子(代表取締役副会長
韓裕(代表取締役社長
韓俊(代表取締役)
韓浩(代表取締役)
韓健(代表取締役)
資本金 100億円
売上高 1兆4632億7000万円(2020年03月31日時点)[2]
営業利益 243億8500万円(2020年03月31日時点)[2]
経常利益 256億2800万円(2020年03月31日時点)[2]
純利益 84億3300万円(2020年03月31日時点)[2]
純資産 2735億8100万円(2020年03月31日時点)[2]
総資産 3965億3200万円(2020年03月31日時点)[2]
従業員数 12,648名(2020年3月時点)
決算期 3月末日
主要子会社 関連会社の項目を参照
外部リンク http://www.maruhan.co.jp/
特記事項:創業は1957年5月。本社は、京都と東京の2本社制。1988年10月に「株式会社マルハンコーポレーション」へ、1999年10月に現商号へ商号変更。
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概要編集

韓昌祐1972年に設立し(創業は1957年)、2015年12月30日現在、徳島県島根県沖縄県を除く全国317店舗を展開するパチンコホール最大手企業で、創業者一族の同族企業でもある。2009年3月期に売上高が2兆円を突破し、業界2位のダイナム(2009年3月期・約9,706億円)を倍以上上回った。企業ブランドメッセージは、「人生にヨロコビを」。

株式公開(上場)を目指し東京証券取引所と協議をした過去があるが、別のパチンコホール企業がジャスダックに上場申請した際に、「パチンコホールの営業形態には完全に合法とは言い切れない側面があり、厳密な意味で投資家の保護を保証できない」という理由で上場申請を却下された事例[注 1] があることから、日本国内での株式公開は今のところ極めて厳しいとされている。

各種レジャー産業にとどまらず金融業への進出もはかっており、2008年5月22日にはカンボジアでマルハンジャパン銀行(現・サタパナ銀行)を開業している。 同行はカンボジアで初めて日本企業の出資により開業する商業銀行である。また、同行はカンボジア国内でシェア2位[注 2]を獲得している。

社名の由来編集

マルハンのマルはパチンコの玉を意味しているのはもちろんの事、事業展開をしているボウリング・ゴルフの玉も意味している。また将来世界に飛躍する目標にイメージが重なったことから「地球」の形を意味する球体である丸、「円満」を連想させる図形を意味する丸からとっている。また、ハンは創業者である、韓昌祐の民族名からハン(韓)を取りマルハンとした[3]

沿革編集

  • 1957年 - 京都府峰山町(現・京丹後市)に名曲喫茶「るーちぇ」をオープン。
  • 1958年 ⁻ 京都府峰山町(現・京丹後市)に創業者の韓昌祐が義兄から譲り受けたパチンコ店を「峰山カジノ店」としてオープン。
  • 1964年 ‐ 名曲喫茶「るーちぇ」を、地下1階・地上3階建てのモダンなビルに建て替え、レストラン「ルーチェ」として営業を開始。
  • 1967年 - ボウリング場「豊岡ボウル」を兵庫県豊岡市にオープンし、ボウリング場経営を開始。
  • 1968年 - 京都府峰山町で「峰山フレンドボウル」オープン
  • 1970年 - 京都府峰山町でゴルフ練習場「峰山ゴルフ倶楽部」オープン
  • 1970年 - 兵庫県柏原町に「柏原フレンドボウル」オープン
  • 1972年 - 「西原産業株式会社」設立。
  • 1972年 - 静岡市に120レーンの巨大ボウリング場「ボウルアピア」をオープン。
  • 1975年 - 京都府にマルハンの名前を使った第1号店舗「マルハン野田川店」オープン
  • 1975年 - マルハン初の本格的な郊外型パチンコ店「マルハン姫路店・神戸店」オープン 
  • 1980年 - ローラースケート場「チャーリーワンアピア」オープン
  • 1988年 - 社名を「株式会社マルハンコーポレーション」に変更し、本社を京都市に移転。
  • 1990年 - 韓国文化研究振興財団(現 韓哲文化財団)を設立
  • 1992年 - パチンコホールに接客の概念を取り入れたサービスマナーモデル店「マルハン草薙アピア店」をオープン。
  • 1995年 - 「マルハン パチンコタワー」を渋谷区にオープン。日経経済新聞社1995年優秀先端事業賞を受賞。
  • 1996年 - 景品卸売り会社「株式会社エムエムインターナショナル」を設立
  • 1999年 - 「株式会社マルハン」へ商号変更。
  • 2000年 - 東京・池袋に映画館「新文芸坐」オープン
  • 2001年 - パチンコ店100店舗を達成。
  • 2002年 - パシフィックセンチュリープレイス丸の内に東京本社設立。東日本地区の事業拡大を進めるとともに京都本社との2本社体制を確立。
  • 2003年 - 飲食事業を独立分社化し、株式会社エムフーズ(現 株式会社マルハンダイニング)を設立
  • 2004年 - 「株式会社ダイエー」および「東洋テクノ株式会社」と株式売買契約を締結し、東証1部上場の株式会社イチケンを子会社化。
  • 2005年 - パチンコ店として初の売上高1兆円企業となる。
  • 2005年 - 大分トリニータとオフィシャルスポンサー契約を締結[注 3]
  • 2005年 - 資本金を100億円に増資。
  • 2006年 - パチンコ店200店舗達成。
  • 2007年 - 創業50周年。
  • 2008年 - カンボジアでマルハンジャパン銀行 (現・サタパナ銀行) を開業。
  • 2009年 - 大阪市浪速区フェスティバルゲートを落札。「マルハン新世界店」として2014年にオープン。施設2階にMEGAドン・キホーテ新世界店を併設。
  • 2013年 - ゴルフ場大手の太平洋クラブ(2012年に民事再生法の適用を申請し経営再建中)とスポンサー契約を締結、2014年、経営権を取得[注 4]
  • 2014年 - パチンコ店300店舗達成。
  • 2016年 ー 投資事業会社マルハンベンチャーパートナーズを設立。
  • 2019年 ‐ 人事制度、福利厚生のコンサルティング事業会社、株式会社ステラパートナーを設立。

社会貢献活動編集

スポーツ支援・協賛編集

・マルハンカップ「峰山少年野球大会」協賛(2005年~)

・J1リーグ 「大分トリニータ」ユニフォームスポンサー(2005年~2009年)

・「NOMOベースボールクラブ」オフィシャルスポンサー(2005年~2013年)

・「マルハン少年野球教室」開催(2007年~)

・「世界スケート連盟(ISU)」オフィシャルスポンサー(2008年~)

・「日本電動車椅子サッカー協会」グランドパートナー(2011年~2015年)

・「2020年東京招致」オフィシャルパートナー(2013年)

教育・芸術・文化・環境・地域支援活動編集

・「公益社団法人韓昌祐・哲文化財団」設立および寄付(1990年~)

・「大道芸ワールドカップin静岡」協賛(1992年~)

・「日韓親善協会中央会」への支援(1993年~)

・「東京フィルハーモニー交響楽団」オフィシャルサプライヤー(2005年~)

・「プルタブ収集活動」を通じた車いすの寄付(2006年~)

・全国店舗で「献血活動」をスタート(2007年~)

・「世界の子どもにワクチンを」への寄付活動(2007年~)

・「韓昌祐・祥子広育文化財団」設立および寄付(2010年~)

・福祉施設へ「遊技台」の寄贈(2010年~)

・「特定非営利活動法人 日本障害者協議会」への寄付(2015年~2019年)

・「pp奨学金(パチンコパチスロ奨学金)」への寄付(2017年~)

災害寄付編集

・「北海道南西沖地震」 被災地への義援金寄託(1993年)

・「阪神大震災」 被災地への義援金寄託(1995年)

・「新潟県中越地震」 被災地への義援金寄託(2004年)

・「中国四川省地震」 被災地への義援金寄託(2005年)

・「スマトラ島沖地震」 被災地への義援金寄託(2005年・2009年)

・「能登半島地震」 被災地への義援金寄託(2007年)

・「ハイチ大地震」 被災地への義援金寄託(2010年)

・「東日本大震災」 被災地への義援金寄託(2011年)

・「熊本地震」 被災地への義援金寄託(2016年)

・「大阪北部地震」 被災地への義援金寄託(2018年)

・「平成30年7月豪雨」 被災地への義援金寄託(2018年)

・「北海道胆信東部地震」被災地への義援金寄託(2018年)

・「令和元年台風第19号」 被災地への義援金寄託(2019年)

・「令和2年7月豪雨」 被災地への義援金寄託(2020年)

受章・認定編集

・1972年 - 内閣総理大臣より「紺綬褒章」を受章(韓昌祐)

・1999年 - 日本政府より勲三等「瑞宝賞」を受章(韓昌祐)

・2000年 - 内閣総理大臣より「紺綬褒章」を受章

・2009年 - 「(財)省エネルギーセンター会長賞」を受章

・2010年 - 「地球温暖化防止活動環境大臣賞」を受章

・2013年 - 「くるみんマーク」を取得

・2015年 - 環境省主催「環境人づくり企業大賞2015」奨励賞を受章

・2016年 - 「くるみんマーク」二度目の取得

・2018年 - 経済産業省・日本健康会議主催「健康経営優良法人2018(ホワイト500)」に認定

・2019年 - 内閣総理大臣より「紺綬褒章」を受章

・2019年 - 「くるみんマーク」三度目の取得

・2020年 - ホワイト財団主催「ホワイト企業認定GOLD」を取得

事業所編集

登記上の本店は東京側である。

グループ会社編集

【国内】

   総合建物管理のオペレーター企業を目指し、不動産の賃貸・売買・管理から、清掃・設備保守管理などのビルメンテナンス事業までを行っています。

   マルハン併設の飲食店をはじめ、TOKYO発のスペシャルティコーヒー専門店「Scrop COFFEE ROASTERS」など、さまざまな飲食サービスを提供しています。

   「Our Club,Our Course.」(私たちのクラブ、私たちのコース)というポリシーのもと、幅広い分野でゴルフ界に貢献するリーディングカンパニーです。

  • 株式会社マルハンベンチャーパートナーズ

   成長が期待できる若い企業の支援・新規事業開拓やM&Aなどのノウハウの蓄積・次世代の人材育成を目的に運営しています。

   企業オリジナルの通貨、カフェポイントを作り、報酬(給与やボーナス)に新しい付加価値を提供する事業を行っています。


【海外】   

   アセアン地域で行っている商業銀行とマイクロファイナンス事業の金融持株会社になります。

   カンボジア王国の発展に寄与すべく、2008年にカンボジア初の日系商業銀行としてマルハンジャパン銀行を開業。

   2016年にサタパナ社は合併し、新生サタパナ銀行として営業を開始。現在サタパナ銀行はカンボジアの上位大手商業銀行として、全国に171支店を保有しています。

   ミャンマー連邦共和国の発展に寄与すべく、2015年にミャンマー初の日系総合マイクロファイナンス機関としてサタパナ・リミテッドを開業、

   現在は全国に50支店を保有、ミャンマー第2位のマイクロファイナンス機関までに成長しています。

   ラオス人民民主共和国の発展に寄与すべく、2013年にラオス初の日系商業銀行としてマルハンジャパン銀行ラオスを開業。

   現在はリテール向け自動車ファイナンスを牽引する他、中小企業を対象としたSMEローンを強化しており、全国に本店含め4拠点を保有しています。

  • マルハンカンボジアコーポレーション(カンボジア)
  • マルハンコーポレーショングアム(グアム)
  • チャーリーワンベトナム(ベトナム)  

脚注編集

注釈編集

[脚注の使い方]
  1. ^ ■ パチンコ店業界、株式上場不発 - 月刊グリーンべると・2006年4月30日
  2. ^ マルハングループ サタパナ銀行がカンボジア第2位の商業銀行へ
  3. ^ 2009年をもって撤退。[4]
  4. ^ ■ マルハンが太平洋クラブの再建支援企業に - 月刊グリーンべると・2013年5月14日

出典編集

  1. ^ 京都府本社「転入転出企業」の実態調査 (PDF)”. (株)帝国データバンク. p. 4 (2012年4月10日). 2013年11月16日閲覧。
  2. ^ a b c d e f 株式会社マルハン 第48期決算公告
  3. ^ 「マルハン」の由来 玉の「丸い」に民族名の「ハン(韓)」”. 2019年5月4日閲覧。
  4. ^ 大分スポンサーのマルハン今季限りで撤退 - 日刊スポーツ、2009年9月14日

関連項目編集

スポンサーTV番組編集

外部リンク編集