ユニバーサル・パークス&リゾーツ

ユニバーサル・パークス&リゾーツ(ユニバーサル・パークス・アンド・リゾーツ、Universal Parks & Resorts)は、アメリカのメディア・エンターテインメント会社「NBCユニバーサル」が手がけ、傘下のユニバーサル・スタジオをはじめとするハリウッド映画を中心としたテーマパーク

ユニバーサル・パークス&リゾーツ
Universal Parks & Resorts
企業形態 事業部門
業種 テーマパーク
設立 1964年7月15日
本社 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国フロリダ州オーランド
拠点数 4
事業地域 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
日本の旗 日本
シンガポールの旗 シンガポール
主要人物 トーマス・ウィリアムス(社長・CEO)
ブランド ハリウッド
所有者 NBCユニバーサル
従業員数 2,500人
親会社 コムキャスト(100%)
部門 ユニバーサル・スタジオ・ハリウッド
ユニバーサル・オーランド・リゾート
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン
ユニバーサル・スタジオ・シンガポール
子会社 ユニバーサル・クリエイティブ
ウェブサイト 公式ウェブサイト(英語)
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ユニバーサル・スタジオ・テーマパーク」、「ユニバーサル・テーマパーク」とも呼ばれる。

概要編集

ユニバーサル映画のみならず、他社の映画作品などのグッズやアトラクションもある。

テーマ編集

テーマパーク展開初期の頃は映画会社「ユニバーサル・スタジオ」が実際の映画の撮影スタジオで使われている技術を知ってもらうためにも一般公開しようということからできたテーマパークである。

1915年には映画スタジオ、1964年からテーマパークとして展開したユニバーサル・スタジオ・ハリウッドにはその名残としてアトラクション「スタジオ・ツアー」がある。

全ユニバーサル・テーマパークの方向転換編集

ユニバーサル・テーマパークの本来のコンセプトは「映画のセットをゲストが身近に観るテーマパーク」というものであったが、日本の場合は2001年にユニバーサル・スタジオ・ジャパンが開業。しかし東京ディズニーリゾート東京ディズニーランドのように大成功を納めることが出来なかった。理由はハリウッド映画のテーマパークというのが特に日本人に根付かなかったということもあり、東京ディズニーランド又は東京ディズニーシーの単体テーマパークにも及ばないため、映画スタジオのテーマパークからファミリー層向けのテーマパークへと方向転換し、経営破綻[1]からV字回復を納めている[2][3][4]

また、海外ユニバーサル・パークも映画スタジオのテーマパークから「ミニオン」や「シュレック」「ハリー・ポッター」などのファミリー層、ファンタジー向けのディズニーランドのようなテーマパークへと方向転換している。

主な他社とのキャラクター契約編集

ユニバーサル・スタジオやユニバーサル・スタジオ傘下のアンブリン・パートナーズイルミネーション・エンターテインメントなどのアトラクションを展開している反面、テーマパークの競合をしている会社の所有作品も過去の契約などにより、ユニバーサル・パークに一部登場させることが出来る[5]

ウォルト・ディズニー・カンパニー編集

マーベル・エンターテインメント

2009年にウォルト・ディズニー・カンパニースパイダーマンアイアンマンアベンジャーズなどのマーベル・エンターテインメントを買収した[6]。それにより、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(以下、USJ)の「アメイジング・アドベンチャー・オブ・スパイダーマン」やユニバーサル・オーランド・リゾート(以下、UOR)の「マーベル・スーパー・ヒーロー・アイランド」はマーベルとユニバーサルとの契約により現在も展開されている。そのため、今後出来るユニバーサル・パークでのマーベル作品展開やUSJの場合はスパイダーマン以外のキャラクターを使用する事を禁じられている[7]

20世紀スタジオ

2019年にウォルト・ディズニー・カンパニーは20世紀スタジオ(21世紀フォックス)を買収[8]。ユニバーサル・スタジオ・ハリウッド(以下、USH)で展開されている「ザ・シンプソンズ」なども契約により、展開されている。

任天堂編集

ユニバーサル・パークス・アンド・リゾーツは日本の任天堂と連携して、USJ、UOR、USHに「スーパーマリオ」の世界観を題材としたエリアを展開する事に両社共に同意した[9][10]

ワーナー・ブラザース編集

AT&T傘下のワーナー・ブラザース(ワーナーメディア)と業務連携をし、USJ、UOR、USHにある大人気エリア「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」を展開した[11][12]

サンリオ編集

日本のサンリオとユニバーサル・パークス・アンド・リゾーツと連携し、「ハローキティ」といったキャラクターをユニバーサル・パーク内に登場させている。日本のUSJ以外でもアメリカのパークでも登場するようになった。また、日本にあるサンリオピューロランドとの差別化も図っている[13][14]

カプコン編集

日本のカプコンとユニバーサル・パークス・アンド・リゾーツは業務連携し、「バイオハザード」のアトラクションやUSJで開催されているユニバーサル・クールジャパンにて、モンスターハンターのイベントも開催している[15]

歴史編集

売上編集

ユニバーサル・パークス・アンド・リゾーツはディズニーパークを展開しているディズニー・パークス・エクスペリエンス・プロダクツレゴランドを展開しているマーリン・エンターテイメンツに次ぐ、世界3位の売上を出している[16]

テーマパーク一覧編集

中止になったパーク編集

脚注編集

  1. ^ 2004年に事実上の経営破綻!復活をとげた「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」の戦略まとめ(後編)” (日本語). www.stockclip.net. 2020年2月8日閲覧。
  2. ^ 不振からV字回復の「USJ」 社員のこだわり一蹴した立役者の破格戦略 - SankeiBiz(サンケイビズ)”. www.sankeibiz.jp. 2020年2月8日閲覧。
  3. ^ なぜUSJはターゲットを広げたのか【ターゲティングの成功事例】 | ブランディング ナレッジベースSINCE.” (日本語). since2018.jp (2018年11月5日). 2020年2月8日閲覧。
  4. ^ 日本経済新聞社・日経BP社. “USJのV字回復、勝因は映画専門パークからの脱却|エンタメ!|NIKKEI STYLE” (日本語). NIKKEI STYLE. 2020年2月8日閲覧。
  5. ^ ユニバーサル・パークス・アンド・リゾーツと他社との業務連携”. 2020年2月5日閲覧。
  6. ^ ディズニー 米国最大のコミックス会社マーベル買収発表” (日本語). アニメ!アニメ!. 2020年2月5日閲覧。
  7. ^ Glenn, Brian. “That Darn Marvel Contract - What Rights Does Universal and Disney Own” (英語). Inside Universal. 2020年2月5日閲覧。
  8. ^ ディズニーによる21世紀フォックスの買収が完了” (日本語). IGN Japan (2019年3月20日). 2020年2月5日閲覧。
  9. ^ 任天堂とユニバーサル・パークス&リゾーツ、任天堂のゲームの世界観を再現したテーマパークを大阪、米国オーランド、ハリウッドの3か所で展開へ (Social Game Info)”. NewsPicks (2016年11月30日). 2020年2月5日閲覧。
  10. ^ USJにマリオ登場も? 任天堂と「ユニバーサル・パークス&リゾーツ」提携” (日本語). ライブドアニュース. 2020年2月5日閲覧。
  11. ^ ニュース:合同会社ユー・エス・ジェイ”. www.usj.co.jp. 2020年2月5日閲覧。
  12. ^ ニュース:合同会社ユー・エス・ジェイ”. www.usj.co.jp. 2020年2月5日閲覧。
  13. ^ サンリオ、米ユニバーサル施設に出店” (日本語). 日本経済新聞 (2015年6月9日). 2020年2月5日閲覧。
  14. ^ ユニバでハローキティのバースデーをお祝い!限定フード&貸切新幹線も運行” (日本語). アニメ!アニメ!. 2020年2月5日閲覧。
  15. ^ 『ユニバーサル・クールジャパン 2020』にて開催予定の、「モンスターハンター」シリーズ初のVRアトラクション『モンスターハンターワールド:アイスボーン XR WALK』最新情報!(2020.1.20更新)”. CAPCOM:モンスターハンターシリーズ 公式サイト (2020年1月20日). 2020年2月5日閲覧。
  16. ^ 中島恵『ユニバーサル・スタジオの国際展開戦略』秀和システム、2014年(日本語)。ISBN 978-4-86487-226-3

外部リンク編集